銃社会を、吸血鬼は生きる   作:MIKAZUKIN2525

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ユウとルナにあってヒガンに無かったので新シリーズ。よろしくお願いします。



ヒガンの学校生活
生活1:私の学校生活


 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふわぁ〜……」

 

今日も学校の準備をする。たまに学校が憂鬱と言っている人を見るけれど、私はそう感じたことはない。

 

ミレニアムの制服に袖を通し、身だしなみを整える。

 

「おはよう、ヒガン。」

 

「あっ、おはようお姉ちゃん。」

 

シャーレの共用スペースに降りると、既に起きていたルナお姉ちゃんが声を掛けてくる。

 

お姉ちゃん、私より起きるのほんとに速いんだよなぁ……

 

「今日も学校?」

 

「うん。」

 

「……そう、偉いわね。」

 

いつも通り、少し淡白な会話を交わしてお姉ちゃんは仕事の準備に入った。

 

その後もちゃちゃっと準備を進め、出る時間となった。

 

「いってきまーす!!」

 

「うん、いってらっしゃい。」

 

お見送りにはいつもパパが来てくれる。お姉ちゃんは仕事の準備で、先生はだいたいまだ寝てるから。

 

パパに見送られて学校への道を歩き始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[次は〜、ミレニアム前〜、ミレニアム前〜。お出口は右側です〜。]

 

電車に揺られること数十分。あっという間にミレニアムに着いた。

 

大体の生徒は寮暮らしだったりするので、この時間にミレニアム生はあまり見かけない。というか、私が早すぎるだけかもしれないけど……

 

「……少し早いけど、教室で復習でもしてようかな。」

 

校舎へと歩き始めた。と言っても、広すぎるからすぐモノレールに乗るけれど。

 

 

 

 

「ふ〜、到着っと。」

 

教室について、自分の席に座る。当然だけど、周りにはまだ生徒はいない。

 

だから、この時間だけは少しさみしい。

 

「ま、しょうがないよね。」

 

 

 

 

 

数分もしたら、登校した生徒たちが続々と教室に入ってくる。

 

「おはよー。」

 

「おはよう。」

 

「ヒガンちゃんは相変わらず早いね〜。」

 

「住んでるところがちょっと遠いから。」

 

「あー、そっか。」

 

 

 

他愛もない会話を楽しんで、授業をして、時間が過ぎていく。

 

 

 

「ヒガン、お昼いっしょに食べよ〜。」

 

お昼の時間、話しかけてくれたのはモモイだ。

 

「いいよ。」

 

そうして外のベンチでお昼を食べることに。

 

「モモイ、またそれ?よく飽きないね……」

 

モモイが食べているのはコンビニで売っているサンドイッチ。

 

少し前、私が勧めてからハマってしまい、ここ最近はずっとそれを食べている。

 

「いいでしょ別に〜。美味しいんだもん!」

 

「まあ、モモイがいいなら別にいいけどさ……。あ、これ美味しい。」

 

ちなみに私が食べているのはお弁当。パパが作ってくれたものだ。

 

「あ!それユウが作ったお弁当?いいな〜。」

 

「……あげないからね?」

 

「ちぇっ。」

 

おかずは全部手作りで、栄養バランスもちゃんと考えられている最高のお弁当。他人には渡したくはないかな。

 

昼食を済ませ、雑談をすることに。

 

「今日の放課後さ、ゲーム開発部の手伝いに来てくれない?」

 

「やだ。」

 

「えー!なんでさ!」

 

モモイは私の体をゆすりながらなんでなんでと言ってくる。

 

「理由は2つ。」

 

「む。」

 

「1つ、今日はセミナーのお手伝いに行くので物理的に無理。」

 

「え、それ以上の理由ある……?」

 

「そして2つ目。お手伝いに行っても結局ゲーム大会になるのでいやです。」

 

ま、理由としては1つ目が9割なんだけどね。

 

「いやいやっ、いつもヒガンも楽しそうに遊んでるじゃん!!」

 

「そうだけど。そこに至るまでの経緯が問題なの!いつも手伝い頼まれて行ったうえでそうなっちゃうんだもん。」

 

「うっ……今日は、今日こそは真面目に開発する予定だから!」

 

「そう言われても無理。そもそもセミナーに呼ばれてるって言ったじゃん。」

 

「わかったよ〜……」

 

ちょうどでチャイムが鳴り、昼休みの終了が告げられた。

 

「じゃ、またね。」

 

「うん……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして放課後、私は予定通りセミナーへと足を運んでいた。

 

「ヒガンちゃん、来てくれてありがとうね。」

 

「ユウカさん。今日もあれですか?」

 

「うん。お願いできる?」

 

あれというのは簡単な事務作業のことだ。今は忙しい時期とのことで、いつもより量が多く、こうして私にお手伝いを依頼したらしい。

 

「いいですよ。いつも通りに片付ければいいですよね?」

 

「ありがとう、助かるわ。」

 

いつも通りなのですぐに作業に取り掛かった。

 

 

 

「……数は多いけど、一つ一つは簡単。」

 

「ヒガンさん、いつもありがとうございます。」

 

仕事を進めていると、ノアさんが話しかけてくる。

 

「いえ。こうしてお願いしてくれて嬉しいです。」

 

「ふふっ、いつも通りですね。」

 

軽い会話を交わして仕事に戻る。

 

 

 

そして、数分もしないうちに書類がすべて片付いた。

 

「ユウカさん、終わりましたよ。」

 

「も、もう終わったのね………ありがとう。」

 

なんか、ちょっと驚いてる感じがするけど……

 

「はい。何かあればまたいつでも呼んでくださいね。」

 

「うん。またはないといいのだけれどね……」

 

「ヒガンさん、いつでも遊びに来てくださいね。では。」

 

「ふふっ、善処しますね。」

 

そうして、私はセミナーを去った。

 

 

 

セミナーを出た頃には既に日暮れ前で、もうやることも特にないので帰路へとついた。

 

「……今日も楽しかった。」

 

「おーい、ヒガン!」

 

すると、遠くからパパの声が聞こえてきた。

 

「パパ!わざわざ来てくれたの?」

 

「うん。たまたま近くに用事があってさ。その帰り。」

 

パパが迎えに来てくれたようだった。

 

「そっか。ありがとう。」

 

 

 

今日も、楽しかった。

 

 




ここまで読んで読んでいただきありがとうございます。

このシリーズは基本的にはヒガン×ミレニアム生とかになると思います。

これからもよろしくお願いします。


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