戦闘描写は相変わらず下手です。よろしくお願いします。
「モモイさんっ!!」
「っ、このっ!」
バババババッ!
「もーっ!きりがないよ!」
僕達はG.Bibleを探しに廃墟に来ていた。だが、ロボットの量がなかなかに多く、大変な思いをしている。
「お姉ちゃん!ユウ君!こっち!」
「……よし。アリスちゃん!やっちゃって!」
ミドリさんの方にロボットを固めて引き寄せる。そして…
「殲滅します。……光よ!!」
ドカアアアァァァン!!!
アリスさんの光の剣が、ロボットを貫く。
「よしっ、成功!」
「アリスちゃん、すごい!」
「さすがはレールガンですね……」
「ま、まだ!敵の第二陣が接近中!」
奥からぞろぞろとロボットが出てくる。
「うっ、立て続けにはちょっと厳しいかも……一旦撤退して、もう一度作戦を立て直したほうが…」
「……ううん。…ここで退くわけには行かない、突破しよう。」
「…分かりました。行きましょうか。」
「それに、今がチャンスの可能性だってあります。」
「う、うん。…わたしも、頑張るから。」
「で、でも先生は?」
「大丈夫、ミドリ。私だってそんなやわじゃないから。」
「先生のことは、アリスが守ります!…信じてくれますか?」
「ふぅ…わかった、私も覚悟を決める!」
「よかった。…指揮は私がする、みんな、行くよ!」
第二陣との戦闘が始まる。
「ちょっ、ユウ!前ですぎじゃない!?」
「っ、ミドリ!ユウに援護を!」
「はい!」
銃がないため、僕は接近戦を挑んでいた。
だが、最近はこっちのほうが慣れているため戦いやすい。
ザシュッ!ザシュッ!ザシュッ!
「皆さん!こっちです!」
敵をまとめて斬り伏せ、道を開く。
「うんっ!」
「殿はこのまま僕が。先に中へ!」
パパパパパパッ!!
「分かった!!…って、そんなことできるようになったの!?」
血の弾を生成し射出する新技。他人に見せるのは初めてなので皆驚いていた。
全員が中に入ったことを確認し、僕も滑り込む。
「ふぅ……皆さん、怪我はないですか?」
「うん、大丈夫。そういうユウは大丈夫?」
「えぇ、僕も大丈夫です。」
「う〜ん、怪我は大丈夫だけど、残弾が……」
「バッテリーがチカチカしています……」
「じゃあ、戦闘はなるべく避けていこっか。」
そうして僕達は動き始めたが……
「…アリスさん……?」
「…こっちです。」
まるですべてが分かっているかのようにアリスさんがスタスタと歩き始めた。
「アリスの記憶にはありませんが……まるで”セーブデータ”を持っているみたいです。…この体が、反応しています。」
アリスさんについて行き角を曲がると、
「あっ、あそこにコンピューターが一台……あれ?」
「あのコンピューター、電源がついてる……?」
廃墟のこんな奥深くに、電源がついているコンピューターがある。おかしな話だ。
[ピピピッ。…DiVi:Sion Systemへ、ようこそお越しくださいました。お探しの項目を入力してください。]
「喋った…!?」
「う〜ん、とりあえずG.Bibleについて検索してみよっか?」
「いや、ちょっと怪しくない…?」
急に喋り始めたその機械は、ディビジョンシステムと名乗った。流石に怪しさ満点だったが、アリスさんが近づき、キーボードに入力をする。
「あっ、なにか出ましたよ。」
[……#@$#@@###@$$(&]
「こ、壊れた!?アリス、一体何を入力したの!?」
「い、いえ、まだエンターキーは押していないはずですが…」
[あなたはAL-1Sですか?]
「「!?」」
「いえ、アリスはアリスで……」
「ま、まって!なにかおかしい。アリスちゃん、今はとりあえず入力しないほうが…」
[音声を認識、資格が確認できました。おかえりなさいませ、AL-1S。]
…どうやらこの機械、なかなかに高性能のようだ。
「…待ってください、AL-1Sというのはアリスさんのことなのですか?」
「私も同じことを思ったけど…」
「あ、ごめん。二人には言ってなかったかも。」
「……アリスの、本当の名前……本当の、私……」
「あなたは、AL-1Sについて知っているのですか?」
機械の反応が遅い。……熱持ってない?
[そうで………#$$$##@@@#$`!!!]
「また壊れちゃいましたか…!?」
[……緊急事態発生。電力限界に達しました、電源が落ちると同時に消失します。残り時間51秒。]
「ええっ!?だ、ダメ!せめてG.Bibleのことを教えてからにして!」
[あなたが求めているのは、G.Bibleですか?<YES/NO>]
「っ、YES!」
「G.Bible……確認完了、コード:遊戯…人間、理解、リファレンス、ライブラリナンバー193、廃棄対象データ第一号。…残り35秒。」
「待って待って!捨てちゃダメだよ!!」
この機械は、G.Bibleを持っているのではないか?…ならば。
「っ、データを移すことは可能ですか!?」
[…可能です。保存媒体を接続してください。]
「えっ!?どういうこと…?」
「モモイさん!なにかメモリーカード的なの持ってませんか!?」
「…あっ。”ゲームガールズアドバンス”のメモリーカードでも大丈夫?」
[……まぁ、可能、ではあります。]
…なんかめっちゃ嫌そうにしてる…
「データケーブル…連結完了!」
[転送開始……保存領域の不足を確認。既存データを削除します。]
「うそ!?もしかして私のセーブデータ消してない!?ねぇ!?」
[容量の確保を行います。]
「ダメ!!セーブデータは残して!まっ―」
[残念、削除。]
「ちょっとおおぉぉおお!!!!」
「(今、残念って言ってなかった…?)」
[…………]
「あっ、電源、落ちちゃいましたね…」
「ああぁぁぁ!私のセーブデータが!」
…ちょっとかわいそうだな。
「あ…!み、皆、これ!」
[新しいデータを転送しました。<G.Bible.exe>]
画面に映し出されるテキスト。どうやら、転送は無事間に合ったようだ。
「うーん…パスワードが必要みたいだね……」
「…普通のパスワードなら、ヴェリタスが解除できるはず…!」
「うん…!これで…TSC2を…!!待っててねミレニアムプライス!!」
モモイさんは元気よく叫んだ。
「も、モモイさん…声!声大きいです!」
すると、ガチャガチャと音を立てながらロボットが集まってきた…
「あちゃ〜……」
「……とりあえず、無事に帰りましょう。」
「え…ユウ、怒ってる…?」
「…いえ。」
「ひっ。」
「…みんな、戦闘準備!」
色々と言いたいことはあったが、今は黙って武器を構える。
「さっきと同じで、ユウが前。モモイとミドリがそれの援護!ユズとアリスは申し訳ないけど、私のことを守りなが皆の援護!」
『了解!!』
「んっ!!はっ!!」
敵集団のど真ん中で翻弄する。そして…
「アリスさんっ!!」
「はい!!っ、光よ!!!」
ドカアアアァァァン!!!
相変わらずすごい威力だ。
「よっし!あと少し!!」
敵を倒し、出口へと向かっていく。
その時、大きく地面を揺らしながら、なかなかに大きなロボットが出てきた。
「うわっ!でかいの出てきた!」
「……任せてください!」
僕は大きく飛び上がり、手に大剣を作り出す。
「一発で仕留めます!!!」
作り出した大剣を、地面に叩きつけるように振り下ろす。
ズガアアアァァァァン!!
「す、すごい…!」
「ユウ!すごいです!!」
「さぁ!行きましょう!」
そうして、なんとか廃墟を脱出することができた。
■
廃墟から戻り、ヴェリタスに向かったゲーム開発部を見送り、僕と先生は部室で待つことになったのだが…
「…先生、お願いします…」
「うん。あれだけ使ったもんね。」
先生は首元をあらわにする。そう、血を吸わせてもらうために。
かぷりと噛みつき、血を吸う。
「…やっぱり、何回吸われても慣れないものだね…」
先生は血を吸っている最中、優しく背中を撫でてくれるので好きだ。
だが、僕はまたやらかしてしまった。
『(ジー……)』
ゲーム開発部のみなさんが、ドアを少しだけ開け、覗いていた。
「うわ〜…見ちゃいけないもの見てる気分…」
「……先生だけずるいです…」
「アリス知ってます、禁断の関係というやつですね!」
「あ、アリスちゃん…なんでそんなこと知って…」
僕は急いで吸うのを止める。
「み、皆さん!一体いつから…!!」
「大丈夫だよ、ユウ。このことは誰にも言わないから!!」
モモイさんはサムズアップして答える。
「そういう問題じゃ……」
「ごめんなさい、ユウ君。覗くつもりはなかったんだけど……お姉ちゃんが強行して…」
「ミドリ!?」
「……モモイさん…?」
「ひっ。」
「廃墟の事も含めてお話があります。」
「ユウ、程々にね…?」
その後、モモイさんに説教をしながら、これからは本当に気をつけようと僕は心の中で誓うのであった。
ここまで読んで読んでいただきありがとうございます。
戦闘描写が難しすぎて頭を抱えています。
次回、鏡争奪戦……?