銃社会を、吸血鬼は生きる   作:MIKAZUKIN2525

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あの曲って耳に残るよね。よろしくお願いします。



日記7:ユウの3分?クッキング!!

 

 

 

「よしっ。ご飯にしますか。」

 

今日も今日とて先生のお昼ご飯を作る。最近はヒガンの分も作っているから、少しだけ大変だ。

 

「やった。今日は何作るの?」

 

「うーん……どうしましょうか。」

 

とはいっても、最近はネタ切れ気味だ。

 

そんな時、先生が口を開く。

 

「最近暑いし、簡単に冷やし中華で良いんじゃない?」

 

「冷やし中華ですか……」

 

先生は簡単にというが、冷やし中華は具材の準備が結構面倒なのだ。

 

でも……

 

「いいですね。すぐに作るので二人は待っていてください。」

 

「「はーい。」」

 

そうして僕はキッチンへと向かう。

 

 

「さて……作りますか。」

 

 

まずは麺を茹でる。少し多めに4玉分の麺を茹で始める。

 

その間に具材の準備。

 

一番面倒な卵から。

 

卵2つを器に出し、適当に味付けをする。

 

「……これくらいかな。」

 

料理もかなり慣れてきたもので、最近味付けは目分量だ。

 

そして、サラダ油を引いたフライパンに卵を流し入れる。ゆっくりとフライパンの全面に薄く広げて弱火で焼く。

 

そうして焼き上がるのを待つ間に、きゅうりとハムの準備をする。

 

といっても、この2つは千切りにするだけなのでとても簡単だ。

 

トトトトトトトトトト……

 

10秒もかからずに千切りを終える。

 

そうこうしているうちに卵が焼き上がったので火からおろして冷めるのを待つ。

 

「おっと。麺もそろそろかな。」

 

麺を熱湯から取り出しザルに入れる。手早く揉んでから水気を切る。これで麺の用意も完了。

 

そして冷めた卵を細切りにする。

 

「うーん……ちょっと少なかったかも…」

 

最後はつゆの準備だ。これは作り方を調べてそのとおりにする。

 

穀物酢を大さじ3、しょうゆも大さじ3、砂糖は大さじ2で、水を大さじ4。最後にごま油を大さじ1入れて完成だ。

 

「後は盛り付けだけ……」

 

僕はちらっと時計を見る。なんと、作り始めてから5分も経っていなかった。

 

 

お皿に麺と具材を盛り付けていく。

 

「うん。上出来ですね。」

 

結構シンプルな冷やし中華が出来上がった。ちなみに、多く茹でた分はおかわりとして残してある。

 

 

 

「はい。できましたよ。」

 

僕は完成した冷やし中華を二人へと運ぶ。

 

「おっ、早いね〜。それに、美味しそう!」

 

「やっぱり、パパは料理が上手だね。すっごく美味しそうだもん。」

 

食べる前からこうして美味しそうと言ってくれるのはとても嬉しい。

 

「じゃあ、いただきまーす!」

 

「いただきます。」

 

「どうぞ、召し上がれ。」

 

そうして僕たちは冷やし中華を食べ始める。

 

「(うん。悪くない。)」

 

二人の反応を見ても、かなり満足してくれているようだ。

 

食べ進めていると……

 

 

ピンポーン。

 

 

オフィスのチャイムが鳴った。

 

「僕が出てきますね。」

 

そう言って扉に近づき、ドアモニターを確認する。

 

そこには、連邦生徒会長代行、七神リンさんが立っていた。

 

それを確認し、どうぞ。と声をかけると、リンさんは礼儀よく中へ入ってくる。

 

「失礼します………おや、食事中でしたか。」

 

「いえいえ。お気になさらず。」

 

リンさんがシャーレに来たのは、書類の回収と確認だった。普段ならメールなどでどうにかなる用件だが、今回のはそうは行かないものだったそうだ。

 

そして、ササッと用件を済ませたリンさんは、連邦生徒会へ帰ろうとするが……

 

 

ぐぅ〜〜……

 

 

可愛らしい音がオフィスに響いた。

 

「あ、リンちゃん、またご飯食べるの忘れてるでしょ!」

 

「誰がリンちゃんですか……。はぁ…恥ずかしながら、最近は忙しくて昼食を取る時間が取れず……」

 

連邦生徒会が激務というのは聞いたことがある。そこの首席行政官、今は会長代行も務めているともなればなおさら忙しいことだろう。

 

「……でしたら、余っている冷やし中華があるので、食べて行きますか?」

 

僕はそう提案する。本来はおかわりとして残しておいたのだが、こうして渡すのも悪くはない。

 

「お気持ちはありがたいのですが……この後も、仕事が残っていますので……」

 

リンさんはそう言って断り、帰ろうとするが……

 

「だーめ。ちゃんとご飯を食べないと、午後の仕事で倒れちゃうよ。」

 

先生が真面目な口調でそう言った。

 

流石にそれには逆らえないのか、渋々食べて行くことになった。

 

 

「はい。どうぞ。」

 

素早く準備をして、リンさんに冷やし中華を提供する。

 

「……いただきます。」

 

リンさんはゆっくり食べ始める。

 

「! 美味しいですね……これは、ユウさんがお作りになられたのですか?」

 

「はい。」

 

「すごいですね……」

 

リンさんは、その後も美味しそうに食べてくれた。

 

「ごちそうさまでした。…では、私はこれで。」

 

リンさんは食べ終えると、すぐさま立ち上がり、帰ろうとする。

 

「えーっ、もうちょっとゆっくりしていけばいいのに。」

 

そう先生は名残惜しそうに言った。

 

「先生、あまりリンさんを困らせないであげてください。」

 

「ふふっ。また会いに来ますので、その時まで待っていてくださいね?それに、連絡が取れないというわけでもないんですから。」

 

「そっか。それもそうだね。」

 

そうして僕たちはリンさんを見送った。

 

 

 

今日の冷やし中華の味は、思い出の味になった気がする。

 

 




ここまで読んで読んでいただきありがとうございます。

3日連続で食べ物食べてるってマジすか。書いていて気づいた。

日記シリーズは二千字を目安に書いています。よろしくお願いします。
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