戦闘描写が下手すぎるかも。よろしくお願いします。
それぞれのタワーで攻略が始まっていく。そして、ヒガン達担当の第3サンクトゥムも攻略が開始されようとしていた。
「ヒナさん、他のところはもう始まっているようです。」
「分かった。私たちも始めよう。準備はいい?」
「はい!みなさん、ボスの前で会いましょう!!」
第3サンクトゥムの攻略の作戦としてはこうだ。
ヒガン、アリス、ヒナ、そして後方にいるユズの部隊とRABBIT小隊、アリス、ユズを除く2人のゲーム開発部の2つの部隊に別れて攻撃ルートの確保。それから守護者への攻撃となっている。
「う、うん……気をつけてね、アリスちゃん……」
「あの3人で本当に大丈夫なのか……?」
「……はい、問題ないと思います。」
4人の部隊と7人の部隊。だが戦力差はほとんどない。それもそのはず……
『そ、それじゃ……アバンギャルド君……出動!』
通信越しに聞こえるユズの声と共に、あの奇妙な見た目をしたロボット……アバンギャルド君が現れた。
奇妙な見た目をしているが、戦闘力はとてつもなく高いのだ。
「あれは何だ!?」
「この前私が破壊したロボット……アバンギャルド君って言うんだ……」
「ええ……」
アバンギャルド君を詳しく知らない生徒たちは、その奇妙な見た目に少し困惑している。
『おおっ!ここでアバンギャルド君Mk.3の出番ですか!』
通信で話を聞いていたコトリがテンション高めに話し始める。
「Mk.3……?」
『ちなみに、Mk.1はリオ会長オリジナル、Mk.2はヴェリタスが改良、そしてこのMk.3はなんと!ユズ専用の機体なんです!アバンギャルド君Mk.3の特徴はですね!フレーム単位で入力ができるユズの動体視力に合わせて特注されたコントローラーで操作ができるんです!』
コトリの解説が始まる。こうなってしまっては、彼女を止めるのは難しい。
「そうです!最強のゲーマー”UZQueen”の専用機なのです!」
「えっと……」
『しかもですね!このコントローラーの形は――』
「コトリちゃん!すごいのはわかったから、そのへんで大丈夫だよ!」
『コトリ!説明はその辺で……こっちのデータ解析を頼む!』
ヒガンと通信の奥からのウタハの声が掛かり、コトリの解説はなんとか止められた。
『あっ、分かりました!それでは、これで!健闘を祈りますよ、UZQueen!』
「……では、始めようか。」
改めてヒナが声をかける。
「は、はい……!」
ユズは緊張しながらも合図を出す。
「第3サンクトゥムの攻略……始めます……!」
「よっし!行こう!」
「モモイ!そっちも頑張って!!」
「任せて!」
ヒガンたちとモモイたちは別れ、行動を開始した。
司令室にて
「第3サンクトゥムの攻略、始まったようです。」
「おっけー、見えてるよ。」
「……先生、これは僕の推測……いえ、直感でしかありませんが、あそこには……なにか来る気がします。」
「! 分かった。イレギュラーにもきちんと対応できるようにしようか。」
■
「光よ!!」
「逃げることはできない。」
ヒガン達の部隊の方では、アリスとヒナ、2人の武器が敵を粉砕していた。
「2人とも、やっぱ強い……。それに……」
また、ヒガンが視線を向けた先には、ユズの操作するアバンギャルド君が敵を蹂躙している。
「あのロボット、欠点が見た目だけだよね……。……っと、こっちも終わりかな。」
そう言いつつも、ヒガンは大量のロボットの残骸の上に立っており、他の3人と変わらない活躍をしていた。
「よし、ほとんど片付けた。」
「はい、モモイ達の方も終わっているそうです。」
「そう、なら作戦担当、お願い。」
『は、はい!』
ユズが通信を入れる。
『だ……第3サンクトゥムの攻略準備、完了……!守護者への攻撃……いつでも始められます……!』
数分して、モモイ達の部隊が合流する。
「では、今から”守護者”との戦闘を開始する。」
「はい!レイドバトルを始めます!」
『皆さん、聞こえますか?敵の情報、解析完了したので共有します。』
司令室からユウから情報共有が入る。
『守護者の名前はシロ&クロ。シロの方は爆弾に注意を。クロの方は、負傷者を狙って攻撃するそうです。お互いのカバーを怠らないようにしてください。』
「分かった。」
「了解しました。」
第3サンクトゥム、守護者との戦闘が始まった。
「戦闘突入。行くよ。」
「あ、2人一緒ではないんですね。」
目の前にいたのはシロのみ。クロの方はその先の門の奥に見えた。
「まあ、楽だからいいな。」
「おしゃべりはそこまで、来るよ。」
[どっかぁーん!!]
シロはユウの情報通り、大玉に乗りながら爆弾を投げて攻撃してくる。
「前線は私がっ!!」
ヒガンは爆弾を蹴り飛ばしながら前へ進んでいく。そしてシロの体を使って飛び上がる。シロの視線がヒガンに集中する。
「……今です!一斉射撃!」
「ええ、行くよ。」
掛け声と同時にその場にいる全員からの弾丸がシロに命中する。
大量に被弾したシロはバランスを崩し、大玉から落下。その隙を逃すまいと、ヒガンが落下しながら追撃を入れに行く。
「これで終わりっ!!」
ヒガンの追撃を受け、シロは動かなくなった。
「よし。次に行きましょう。」
「つ、強いな……」
「はい。……SRTにほしいくらいですね。」
一行はクロの元へと進み始めた。
そして、クロの目の前にたどり着く。
「いましたね。」
「倒すことに変わりはありません。始めましょう。」
全員が戦闘態勢に入る。クロもティーカップやメリーゴーランドを召喚して攻撃の準備をしている。
「来るよ。」
[突進だぁ!!]
クロは召喚物を飛ばしてくる。
「うわっ!」
「っ!」
何人かはその攻撃で被弾してしまうが、攻撃の対象となっていない生徒の何人かは一方的に射撃を続けていた。
「被弾したら遠慮せずに後ろに下がって回復して!パパから貰った丸薬があるはず!」
「っ、分かった!」
クロが次の召喚物を用意している。
[突進だぁ!!!]
そして、またそれを発射してくる。
「(ここ!!)」
だが次は、ヒガンがそれの目の前に立ちふさがり……弾いた。
[ぎゃっ!?]
弾かれた召喚物はクロに直撃し、転倒させた。
「よくやったわ、ヒガン。」
「チャージ完了、行きます!!」
そこに向けて、ヒナとアリスが銃を向ける。
「終幕。イシュ・ボシェテ。」
「っ!光よ!!」
強烈な攻撃がクロを襲う。
そして、クロは沈黙した。
『守護者、撃破……!』
「タワーが壊れていきます!!」
『よくやったね、みんな。』
先生から労いの言葉がかかる。
だが、ヒガンはまだ引っかかる何かがあった。
「(……守護者は倒した。倒したけど……なんだろう、まだ、何かが……)」
『待ってください!第3サンクトゥム跡地、上空から巨大なエネルギーを確認!何か来ます!!』
「っ!!」
そうユウからの通信が入った瞬間。沈黙したクロの上に、赤い影が降り立った。
[また会ったわね。ヒガン。]
「お姉……ちゃん。」
そこにいたのは、全身が真っ赤なルナだった。
ここまで読んで読んでいただきありがとうございます。
ルナ、再登場……?
続きも頑張っていきます。