『デュエマ青春物語』─青春のロストメモリー    作:グリザイユの牢獄

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アビドス…に行く前に勝太くんだって馬鹿やりたいやろ?

という話です。


改めて漫画のデュエマで勝太を見た後に某卑劣様のブルアカクロス見てると…なんか勝太もやりそうだなってなる行為がいくつかあるの少年漫画の主人公か?ってなるあのカレーパン


何をしてるんだ!?切札勝太!仕事前に入院生活ぅ!?

本来のシャーレの先生ならば…真面目な人なのだから今頃しっかりとアビドスからの依頼を行ってるだろう。

 

 

 

 

そのような中で我らが主人公!切札勝太は今!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何故か……上空10000メートルの空に居た!!

 

 

ヘリコプターに乗ってるのは我らが勝太とハムカツ団!そして操縦士となった我らがセミナーオオフトモモのユウカちゃん!!

 

「誰がセミナーオオフトモモですか!?……ていうか大丈夫なんですか先生!」

 

 

「行くぜ!俺は主人公だ!」

 

 

「見てろよ!これが本当の馬鹿な真面目な動画だ!ダーイビーンーグ!!!」

 

「ちょ先生!?」

 

 

『悲報』シャーレの切札勝太先生。動画配信のため…良い歳した大人なのに上空1万メートルからパラシュートなしで飛び降りる。

 

 

その結果…………

 

 

 

 

 

無事に全治1日の入院…良い子は真似しないでね?

 

「いやおかしいです!?ヘリコプターから1万メートルを飛び降りてなんで全治1日の怪我なのですか!?そもそも全治1日って何!?」

「もぅ…ユウカちゃん?そんな事で気にしちゃだめよ?」

「フフフ…ユウカちゃんたら!」

「ちょっとノア!?それに先生のお母様もなんで怪我して入院してるのにそんな冷静なのですか!?」

 

入院してる勝太の隣でリンゴの皮を剥いてるのは勝太の奥さんの切札るる!

 

えー………忘れがちですけど勝太編のヒロインです。カードゲームは男同士の激重感情のぶつけ合いばかりでなんか忘れがちですけど……それはそれとしてできちゃった婚はやばいなぁ!!!

 

ただ…とんでもねぇ問題児である勝太から明らかに突然変異レベルに良い子のジョーが産まれたのは間違いなくるるちゃんが日頃から愛情を注いでたというのが分かるレベルでずっと家に居たのが大きいだろう!

 

 

………てかいつのまにかキヴォトスに来てたのか。

 

 

 

その隣でニコニコしてるのが同じくセミナーの生塩ノアちゃん。

 

シャーレの先生となってからは、シャーレ所属の初期メンバーの生徒として活動してるユウカを見て同じくシャーレに通っており、基本的にはユウカと一緒に世紀末化、ジャングル大帝化にハリウッド化に時には総理大臣化して大暴れする勝舞を止める役割、書類作業が嫌すぎて逃げ出す勝太を捕まえる事もあるぞ!

 

 

「先生?入院してる間にも書類仕事は溜まっているのですよ?」

「やだやだ!研究者生活の時も書類仕事やるの死ぬほど嫌だったんだぜ!?ただでさえ教師生活になってからも書類仕事やれって冗談じゃねぇよ!!なぁデコちゃん!」

「フフフ…かっちゃんたら、経費でカレーパンの買いすぎで出禁になってるでしょ。ねぇユウカちゃん?」

「そうですよ!見てくださいお母様!先生たらっ…カレーパンのプラモデルにカレーパンの枕!それどころかカレーパンだけで100万も使ってるんですよ!先生どんだけカレーパン買い溜めしてるんですか!?」

「まぁ…先生ったら」

 

ユウカですら真面目に怒るを超えてドン引きしてしまうのがこの男。カレーパンだけで経費を100万使うというのがどれだけ頭がおかしいなのかが分かる……勝太はさぁ。

 

 

 

 

そのような中でユウカとるるちゃんは気になったように話す。

 

 

 

「そういえばかっちゃん、そんなタブレット持ってたの?」

「そうです!最近も先生がヘイ!アロナって独り言を!」

「Siriみたいですね…」

「え?お前らアロナが見えてないのか?なぁハムカツ!お前らはどうなんだよ!」

 

『ワイも見えてへんで?』

『俺もだ』

『ヤムヤム…拙者も勝太殿が独り言を話してるようにしか…』

 

「えぇ…嘘だろぉ?どうすんだこれ、風評被害でちまうだろ。画面叩き割って無理やり見せるようにしてやろうか?」

 

「なら…私に任せてかっちゃん!」

「え?デコちゃん?」

 

勝太の言葉に答えたるるちゃんは自慢のおでこの光をシッテムの箱に照らす。

 

そうすると……シッテムの箱がわずかな光と共に…

 

『むにゃむにゃ……イチゴミルク……ふぇ!?なんで私が見えてるんですか!?』

「アロナ!?」

「「え!?」」

「ね?出来たでしょ?このおでこの光に当てれば僅かな時間の間だけこのAIの姿を見せる事に成功したわ!」

 

『『『おでこって……すげぇ』』』

 

 

「ハゲしく熱かりしスパークよ!」

「一時期のCMじゃねぇかそれ!!」

 

思わずつっこんだが僅かな時間の間でもアロナが見えるようになったのは良い事だ。

 

 

『えっと…初めまして!基本的には管理者権限を持ってる先生しか感知できませんが見えてしまったので自己紹介します!私はアロナです!』

「あっ可愛い…ふふっ、よろしくねアロナちゃん!」

『はいよろしくお願いします!』

 

ユウカやノアとるるが勝太からタブレットを貰ってアロナと話をしていると何やらもぞもぞとベッドの下から音がする。

 

「………ん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なるほど……そのタブレットには幼女…いや可愛らしい子が居たのですね?先生たら隅におけませんわ」

「なっ!この人は!」

「七囚人の『厄災の狐』が何故ここに!!」

「先生が病院に居ると小耳に挟んで侵入しました♡」

「不審者すぎるわよ……」

 

ユウカの反応そっちのけでワカモは仮面を外してニコニコで勝太先生ー!!とハイダイブで飛び上がり抱きつこうとする。思わず絶叫する勝太とハムカツ団のメンバーだったが、ワカモの首をグシャ!と掴む。

 

 

 

「あらぁ?女狐ちゃんが何かいるわね?どうしましょう〜」

「おやおや、奥さんもいらっしゃって?申し訳ありませんがどいてくださっても?」

「あらあら〜そういえば貴方キヴォトスの生徒よね?ウフフ〜思い出したわ。普通の人より硬いって…入院してるここの病院の階層20階だけど」

 

「「「ヒッ!」」」

 

ユウカとノアは思わず嫌な予感を察して、ハムカツ団は震え上がる。ニコニコしたまま…るるちゃんは窓の方へ向かい。

 

「とんでいけー」

 

笑ってない笑顔のままワカモを外へ投げ飛ばした。

 

 

 

 

「はぁ〜ウフフフ!」

「!?」

「ねぇかっちゃん、私は大丈夫だけど他の嫉妬深い女から見たらそれ、浮気って言われちゃうわよ?」

「あ…あの、でこちゃんも嫉妬ぶか━」

 

「なにかしら?????」

「……ごめんなさい」

「まぁまぁ、落ち着きやるるちゃん。勝太も今回の事は全く持って想定外やと…」

「あら?ハムカツ…どっちの味方なの?」

「…………るるちゃんです」

「おい!?」

 

哀れなり勝太…ここに味方は居ないのだ。この後笑顔のるるちゃんからみっちりお説教を食らいました。

 

 

 

 

 

………………………………………

 

「うぅ…ちくしょう」

 

カレーパンを食べたら、骨折してたのに何事もなかったように動いてた結果速攻で退院することになった勝太。

 

ノアはミレニアムに呼ばれて先に戻ってしまったため、るると勝太とハムカツ団とユウカで仲良く書類の仕事をする事になった。

 

「最終的にはシャーレに連れ戻されて仕事かよ…」

「もう!先生手を止めないでください!」

「そんな事言われたってなぁ!キヴォトスきたばかりのせいで他校の事なんて全く分からないんだよ!それにほら!さっき見たらアビドスってとこから手紙が来てるんだけどアビドスなんてよくわかんないし!!」

「なるほど…そういえばそこらを詳しく教えていませんでしたね。端折りながらですが有名どころだけ紹介しましょう!」

 

 

ユウカはせっせとホワイトボードを持ってきた後に解説をするため話をした。

 

「それでは先生のために一部の学園の事について話します!我々キヴォトスは学園都市という事で、多くの学園があり基本的にはそこの学生のまとめ役の人たちが運営しています!」

「……冷静に見ても歪だろこれ」

「確かに外の人から見るとそうかもですね。まだ見ぬ深淵を伺う叡智の使徒——ミレニアムから!」

(かっこついたな?)

 

 

「科学技術に力を入れている新興の学園ですが…みんなの努力もあり!三大校もとい四大校の枠組みにいるマンモス校です。キヴォトスにおいて「最先端」「最新鋭」と呼称されるものの多くはここミレニアムで開発されたものが多いんですよ!」

「なるほど…工業高校みたいなものか。そういやクリーチャーとの関係性はどうなんだ?」

 

 

「私達も最初クリーチャーが現れた時、自前の武器などを使いなんとか抵抗するなど距離感の難しさもあり少々手間取っていましたが…ミレニアムに来訪したDr.牛次郎教授やバサラ先生にNo.2先生の指導や協力もあり、立て直しだけでなく、どの学園よりも早くに発展するだけでなくクリーチャーと連携して学園を動かす方向性に事が出来ました!」

 

「え…バサラどころかNo.2と牛次郎いんの!?しかもドクター!?」

「知ってるんですか?」

「知ってるも何もこいつら腐れ縁だよ!」てか…そもそもバサラがキヴォトスでも上位になるレベルで影響力持ってるって時点で耳を疑うからな」

 

「………どういう事です?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイツ…初見じゃ堅気に見えねえだろ普通

 

 

 

 

 

思わず近くのるるちゃんも吹き出す爆弾発言にユウカも少し遠目になる。

 

「ていうか…クリーチャーと連携できるってすげぇな。たいへんだったろ?」

 

「えぇ…確かにクリーチャーへの被害があったせいで怯える子も多かったですが、バサラ先生のレッドゾーンを筆頭に多数のクリーチャー達がミレニアムから外敵を守ってくれたからこそで、特にレッドゾーンなんてみんなのヒーローって呼ばれてますからね。バサラ先生が相談役として政治に関わる事になった時は万が一の事もあってセミナーの会長による情報独占の事だけはバサラ先生と牛次郎教授とNo.2先生その情報を手にする事になりましたし」

「レッドゾーンかぁ……まぁ見た目はヒーローなんだよな。尺だけどかっこいいし」

「嫉妬してるのかっちゃん?」

「う、うるせぇ」

 

 

 

 

「次は混沌を纏いし自由の翼——ゲヘナ学園です」

「地獄みたいな名前だな」

 

「ゲヘナ学園は一二を争うマンモス校であり、自由と混沌を愛する学校です。ですが…自由すぎて粗暴な生徒が多く、それに銃撃戦が日常茶飯事というキヴォトスの価値観も加わっている為、領内の治安は非常に悪いんです」

「なんだそりゃ世紀末かよ!」

 

「えぇ……ですがある人物、いや…ある子と言えばいいでしょうか?彼の登場でゲヘナは大きく動き出しました」

「ある…人物?」

「斬札ウィンくんと白鳳さんの登場でゲヘナはとんでもない変貌をしました」

「バカ兄貴のライバルと…それにきりふだって!?」

 

勝太とるるは漢字が違えど同じ『きりふだ』の名を冠する少年の登場に思わず耳を傾けざるを得なかった。

 

 

「特にウィンくんの影響が強いです。彼は来訪してからまずブラックマーケットを掌握し、現在進行形でブラックマーケットのボスとしての地位に立ちながらも、クリーチャーと共存の形にする方向へ舵を切った上でそれらの体制を彼が主導で作り上げた事だけでなく中学生という私達より年下でありながらゲヘナ生徒をまとめ上げる手腕。全ての他校も認めるゲヘナの首領という明確に影響力の高い存在なんです」

「中学生だと!?俺の息子とほぼ同年代じゃねぇか!!」

 

 

「ウィン君がゲヘナで頭角を表してからはある日『鎖国令』が出されて一時期、ゲヘナの情報が他校に完全に遮断されてた以外にもあのやんちゃなゲヘナ生徒が誰も他校に入ってくる事がなく、本当に鎖国してゲヘナ生徒が要因で起きたやらかしが0だった時期がありました。まぁ詳しいことはまたおいおいですね」

「…………いやマジで何があってたんだよ」

「あのゲヘナ生を従わせるカリスマ性があるという事です。正直私も後輩の子なのに末恐ろしく感じます」

 

 

「正直今のゲヘナの事は、その時期もあってか把握出来てない頃が多すぎて不明な点もあります。次は百鬼夜行連合学院の話です」

「なんか日本名来たな????」

 

 

 

 

 

 

 

 

「百鬼夜行連合学院はグルメや温泉、お祭りといった観光業が盛んな学園です」

「へぇ……こっちでいう九州とか沖縄みたいなもんか」

「え?かっちゃんって九州の事知ってたの!?」

「そこぉ!?」

 

「百鬼夜行は主に4大校という枠組みの場合にゲヘナ、ミレニアム、トリニティの3大校と同等の発展をしたからこそ百鬼夜行を入れて4大校と言われるだけでなく、トリニティを省いて三大校の枠組みに百鬼夜行が入ってるだろうと言う人もいるくらいなので。特に百鬼夜行といえばになるのですが…」

 

 

「キヴォトスでミレニアムと同等…もしくはそれ以上クリーチャーと連携して運営している学区なのです!」

 

「マジでか?どうなってるんだ?」

「百鬼夜行は主に鬼札アバクさんとクリーチャー世界からサファイア・バンキッシュさんが…」

 

 

「おいおいおいおいおいなんかさっきから知ってる名前とやばいクリーチャーが出てきてるんだけど!?」

 

 

今度はジョーとの戦いの末に友達となったアバクどころか、クリーチャーワールドに向かったときに出会っては居ないが話には聞いていた上位存在の息子だというのを察して頭が痛くなった。

 

 

「彼らの努力やジャオウガさんの努力もあってクリーチャーとどこよりも早く連携する基盤を作り出し、百鬼夜行連合学院は悪い大人が完全に居なくなりクリーチャーが率先して屋台を行うだとか、そういえばグランメゾン・ドゥ・メイ様という料理店も一度バサラ先生やノアと歓迎されて行ったのですが凄く美味しかったのですよ!」

「メイ様…って事はドリームメイトもいるのか…とんでもねぇな」

 

「少なくとも百鬼夜行はキヴォトス随一の城塞国家であり、防衛戦を行えばどの学園よりもずば抜けた場所です」

「もしも…もしもの話ですよ!私達ミレニアムの一同が百鬼夜行と戦争をする事になり、総戦力で百鬼夜行を攻めたとしても絶対落とせないでしょうね」

「マジでか……」

 

「鬼札アバクさんやバサラ先生、ウィン君は勝舞長官直々にキヴォトスの混乱を抑えてリーダーとして自治体を発展へ導いた功績や彼らのクリーチャーと彼らの強さの度合いなどもあり、『勝舞長官直々に選ばれた特記戦力』のメンバーとして活躍してます!」

 

「トリニティの事についてですが…あそこは混乱が多くありすぎて先生は絶対こんがらがるのでいつかの機会にします」

「なんか…ナチュラルに馬鹿って言われた気がする」

 

 

 

 

「最後に…先生に依頼を出してきた学園。アビドス高校もといアビドス高等学校です」

「…またカタカナになったな」

 

「かつてはキヴォトスで最も長い歴史を誇り多数の生徒が通いキヴォトス最大の学園として生徒会長が70人いたと言うほどに」

「待て待て待て待て!!2次創作でもやらねぇ馬鹿みたいな設定が出てきてんぞ!?」

 

 

 

「何言ってるんですか!?生徒会長70人は全盛期の話です!」

「そこが1番頭おかしいんだよ!!」

 

 

冷静になっても生徒会長70人ってなんなんだろうな?みんなに聞きたいけどこんな数の生徒会長がいる学校なんてあるの???

 

 

「コホン。ですがとある事件がありました」

「事件?」

 

 

 

「まずアビドスを起点に起きた大地震です」

「大地震?」

 

「クリーチャーの被害が尋常ではなく、デュエルマスターズが始まり、連邦生徒会長もまだ行方不明になってない頃…アビドスどころかキヴォトスも酷い被害を受けた大地震が起きました」

「なんだと?」

「この地震の影響でただてさえクリーチャー被害が酷かった学園は大打撃を…アビドスはこの頃に追い討ちをかけるように砂嵐も発生していたのです!」

「お…おい、冗談だろ?」

 

「進む砂漠化対策と大地震の影響による被害と地盤の変化…クリーチャーが現れた情勢への適応が出来なかったのために多額の資金を投入するも事態は好転せず、膨らみ続ける借金のせいで学園の経営は悪化し、好転の見込み無しと絶望した生徒の9割が転校・退学するなど、人口の流出にも歯止めがかからず地区全体がかなり衰退してしまったのです」

 

「あんまりじゃねぇか…死体蹴りだろこんなの!!」

 

 

アビドスのあんまりな状態に勝太は握り拳を作り机を強く叩いてしまう。アビドスの生徒達がいったいなんでここまでめったうちにされなきゃ行けないのだ。

 

ユウカの指示でどのような依頼が届いてるのか見せてくださいと言われたので寝てしまったアロナをよそに3人で情報共有することにした。

 

 

「アビドス高等学校の奥空アヤネってやつからの依頼だな?」

「申し訳ありません。私もアビドスの事はあまり把握出来ておらずアヤネさんの事も分からなくて…」

「まぁ仕方ねぇさ。地域の暴力組織によって学校が襲われているという情報。単純に考えれば、単なる支援要請だろこれ」

「でも変よ?」

 

 

るるちゃんは依頼の内容とユウカから聞いたアビドスの事についての話から違和感を感じたようだ。

 

 

「アビドスって…ユウカちゃんはさっき9割の生徒はいなくなって砂嵐や地震があったのも含めて衰退したって言ったのよね?なんで暴力組織なんかに狙われるのかしら?」

「確かに……」

「狙う物が何かあるって事よね?荒れ果てた地に狙う物なんて何が…」

「そもそも街を見ないと行けねぇな。なんで暴力組織に襲われてるかが分かるかもしれねぇ」

 

 

そう言って勝太は立ち上がり、荷物を整える。明日…アビドスに依頼を解決しに行くぜと笑顔で言って大量のカレーパンやハムカツ達用のカレーパン味のひまわりの種を用意する。

 

 

「って……カレーパン関係ばっかり!!」

『『うぉぉぉぉ!!カレーパン味のひまわりの種がたんまりや!!やったるでぇ!!(やってやろうぜ!!)依頼を解決してひまわりたんまりだぁ!!』』

 

『ボス殿!?ハムカツ!まさか浅ましい恩赦狙いで行く気なのでござるか!?』

「もう…先生もハムカツちゃん達も元気で羨ましいわ。ねえカツえもんちゃん」

『うむ……立派と言うべきか…また単的と言うべきなのか』

 

 

遠足感覚で準備する大人とハムスター2匹をユウカとカツえもんとるるちゃんは楽しそうに見守っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「どこだよぉ…助けてぇ…」」」」

 

 

 

『悲報』主人公とハムスター3匹が砂漠で仲良く道に迷う。いや……あの大丈夫なの!?ここで死んで物語終わるの!?ねぇ勝太!頑張りなさいよ!!

 




やめて!アビドスの砂漠で、道に迷ってしまったら、ハムカツ団と勝太の精神まで燃え尽きちゃう!

お願い!死なないで勝太!!

あんたが今ここで倒れたら、アヤネちゃんの依頼と笑顔で見送ってくれたユウカとるるちゃんはどうなっちゃうの?

ライフはまだ残ってる。ここを耐えれば、目的地につくんだから!


次回!

『ハムカツ団と勝太死す!!』デュエルスタンバイ!(嘘です)
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