『デュエマ青春物語』─青春のロストメモリー    作:グリザイユの牢獄

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新たなる風!切札ジョー登ジョー!!

次の日だった。

 

セリカは学校に来なかった。その次の日も…学校に来なかった。

 

そして勝太が来て2日後……

 

 

「わぁ!!なんだなんだ!?」

「やめ!やめろぉ!!」

「さーて…思う存分やっちまうぜ?」

 

「だ…大丈夫なのでしょうか…」

『そやそや!ノノミちゃん!アヤネちゃんも派手にやったれ!!』

『略奪だぜぇ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何を思ったのか現在勝太達は…カタカタヘルメット団達を襲っていた。

 

何故か。これを提案したのは勝太であり…アニメや漫画を知ってるなら分かると思うがイイ性格をしてるのは知ってるだろう?

 

「俺はコイツらから正当防衛して色々取り上げてるだけなんだぜ?俺たちの行為は治安維持をしてるんだからなーんにもわるいことはしてねぇんだ!」

『そやそや!勝太の言う通りにアヤネちゃんから話を受けてワイらの頼みとしてアビドスにいる暴力行為を行う組織を止めてくれって合法的な依頼を出してるだけやで!』

『暴力団から巻き上げた物は勝太直々にアビドスの学園の生徒さんに任せますって言ってるんだぜ?』

『言葉遊びというのは小賢しいでござるなぁ…』

 

「『ふふふ…俺たちは邪道で生きている』」

『ボス〜〜かっけぇ!!』

「ハムカツちゃん!?カッコよくないですよ!?」

 

勝太とボスカツはケラケラと言いながら気絶したヘルメット団一同の武器や賃金を全てまとめて奪い取り、あらかじめ書き記した書類をアヤネに渡しておく。

 

「これさえあれば依頼を正当に行ってる契約をしたという証拠になるからな!」

「は……はぁ」

「大丈夫だよアヤネ。これが…大人の力!」

「シロコ先輩も先生とハムカツ団の皆さんの悪ノリに乗らないでください!」

 

思わず慌てながら言うアヤネと少しだけあはは…と笑ってしまうノノミに順応してるシロコ。

 

だが…この場に2人だけ居なかった。

 

「なぁアヤネ。ホシノとセリカは?いやぁ…セリカはあの空気感だったししゃあないけどホシノはどこなんだ?」

「セリカちゃんはともかく…ホシノ先輩はふとした時に居なくなったり学校に来ない時があるんです」

 

「……なに?」

『学校に来ないでござるか?どう見てもアビドスに対してもはや執着があるようにしか見えないあの女子が?』

 

勝太とカツえもんはアヤネの発言に疑問を持つ。勝太の疑問に今度はシロコとノノミも答え出した。

 

 

「どういう事だ?」

「分からない…だけど、ある日から突然来たり来なかったりを繰り返してる」

「学園内で昼寝をしてたと思ったら突然居なくなったりしてるんです。まるで何かを気にしてるように…あっ!思い出しました!」

「どうしたんだ?」

 

「実は…ある日小鳥遊ホシノさんに用がありますって連邦生徒会の人や色んな方がこの学園に来る時があるんですけど…そういう時に限って先輩が居ないんです」

「そういう時に限っていない?」

「はい…」

 

謎が謎を呼ぶ…まるで狙ってホシノが居なくなってるような…

 

 

「いや、考えても仕方ないか」

「先生……」

 

アヤネが心配しながらも腕を組んだ勝太の様子は一瞬で変わった。

 

 

「もうラーメン食いに行こうぜ!!」

「「……………えぇ!?」」

 

 

この男……何考えてるのかやはり分からない。

 

 

………………………………………………………

 

 

 

 

「紫関ラーメン?」

「そう言えば…少し前にここのラーメン屋の話をした時にセリカ少し慌ててた」

「先生はなんでここに?」

 

「それはなぁ?」

 

 

勝太が見せたスマホ画面には『カレーパンラーメン新登場!?』なんていうPRがある。

 

「カレーパンラーメン???」

「な?食ってみたい?食ってみてぇだろ!!!」

(これが目的…)

(それを食べるなら普通に醤油ラーメン食べたいけど…)

「ん、先生カレーパン大好きだね」

「うっしゃー!お前らいくぞぉ!!」

『『おぉ!!』』

「あっ、行っちゃった」

『ハムカツもボス殿もめちゃくちゃでござるなぁ』

 

 

「親父!!カレーパンラーメン一丁くれぇ!!」

「凄い勢いだねぇ…あいよぉ!」

「いらっしゃいませ!何名さまでぇ……」

「ん?」

『『え?』』

「ん…?」

「「あっ!!」」

 

 

 

目の前にはセリカがいた…何故か紫関ラーメンの服装を着ている。という事はあの様子から見て間違いなく…アルバイトの姿。

 

それに………

 

 

「なんでお前もいんだホシノ!?」

「うへえ〜見たかっちゃったねぇ」

「先輩、なんでここに?」

「えへへ、昼寝した後にここに来たらたまたまセリカちゃんを見つけちゃってねぇ〜」

「昼寝?」

 

シロコはホシノの昼寝発言に思わずえ?と言わんばかりの反応をするが大将はニコニコと笑って勝太達に告げる。

 

「セリカちゃんの友達と噂の破天荒なシャーレの先生ならば!こっちもサービスしないとだな!」

「よっしゃー!!カレーパンラーメン楽しみだぜ!」

「先生めちゃくちゃ涎出てます!!」

『ワイもやぁ〜』

 

「お?その子らも喋るんか!なら…盛大にやらないとだな!」

 

大将はハムカツ団のメンバーが喋れるのもすぐさま順応してラーメンを作っている。

 

「見てくれ先生これが!カレーパンラーメンだぁ!!」

 

大将が出したカレーパンラーメンはカレーはもちろん、チャーシューの代わりに4つのカレーパンが乗っている。

 

なんだこの贅沢ラーメンは???

 

「うまそぉ〜〜〜いただきまーす!!」

 

 

結果……勝太は替え玉どころかラーメン自体を4杯もおかわりしたという。

 

 

……………………………………………

 

 

勝太達が帰った後………

 

「いらっしゃい!……って旦那!元気にしてたか!」

「親父!ラーメンお願い!!」

「任せときなジョーの旦那!」

「ジョーくん!?」

「あっセリカちゃん久しぶり!」

 

ジョーと呼ばれた少年がニコニコとした顔でカウンターに座るとニコニコとした顔でスマホを見ていた。そして壁にはジョーが描いた風景画が額縁と共に大きく飾られている。

 

「お?どうしたんだい旦那。珍しくスマホを見てるじゃないか」

「うん!面白いのを見つけたんだよね!」

 

ジョーが見ていた画面には…SNSでシャーレの先生たる勝太がカレーパンラーメンを美味しそうに食べてる様子がバズってるのを見て面白そうに笑っていた。

 

 

…………………………………………………

 

 

『翌日』

 

「ふぁ〜おはよーさん」

「おはよー先生」

 

寝ぼけながら来た勝太と欠伸をしてるホシノが挨拶を交わしてたらアヤネが慌てた様子で教室のドアを開けた。

 

 

「先生!セリカちゃんが帰ってきません!!」

「何ぃ!?」

 

すぐさま勝太は勝舞に連絡するが、忙しいため不在ということでシャーレに居たるるちゃんとユウカにすぐさま繋げて連絡を取ると共にアロナから聞いた連邦生徒会のセントラルネットワークにアクセスできるという権限を使うこともユウカ達に連絡を入れてホシノを使ってセリカの情報網や足取りをすぐさま掴み上げる。

 

「早っ!?」

「シャーレってそんな権限があるんだ…」

「こんな時に色々な手段を使うのが…俺ってな!まぁ、ヘルメット団のアジトはカツえもんの協力もあって見つけてたし…逆算もして…とりあえずこの場所に行くぞ!ドギラゴン頼んだ!」

 

 

勝太がそう答えるとポケットが光り輝き、窓に『王道の革命ドギラゴン』が登場すると乗れと言わんばかりに叫ぶ。

 

『頼むで団長!』

「行くぞお前らぁ!」

『●●●●●●●●!!』

 

 

……………………………………………

 

 

 

「ここは…………」

 

セリカが起き上がるもどこにいるのかわからない。セリカはおそらく戦車か重曹車の中に居る…誘拐されたことを察知した。

 

 

「…ここ砂漠?…線路ってことは。…郊外!?…ダメ、ここじゃ通信も繋がらない…!脱出出来たとしても、アビドス校舎は遠いし、食べ物も飲み物も無い……」

 

絶体絶命の危機だ…縛られた上で複数人のヘルメット団が乗ってる上に逃げようとするなら取り押さえる気満々の構成員もいる。

 

「アイツら……派手に色々奪いやがってぇ…」

「金もねぇ!銃弾もねぇ!食料すら奪いやがった!あのカレーパン野郎絶対許さねえ!!」

(先生いったい何したのよ!?)

 

 

ヘルメット団が盛大にブチ切れてる様子にセリカも何があったのか?と本気で思いながら今後の事を考える。

 

(どうしよう…どうすれば)

 

 

「ここでこいつを誘拐して行方をくらませ!そこから金をたんまり奪い取るんだ!住む場所も金もないんだからな!」

「コイツを使ってやらねぇと気がすまねぇ!」

 

 

ヘルメット団達は自分に対して恨みつらみをぶつける気満々だ。まるであの時…クリーチャーに襲われた時も1人だった。

 

味方は誰もいない…自分が非力だと言わんばかり。

 

 

「結局私は…何もできない。誰にも気づかれず…このまま…みんな……先生…誰か…助けて」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『行くでぇ!団長!!』

 

 

謎の声と共に巨大な斬撃が重曹車を襲った。その斬撃は車を爆破させぬように切り捨てて無理矢理にでもこじ開けると空から何かが飛び出した。

 

「よし!セリカは無事だぜみんな!」

『ワイらが切り開く!アビドスのみんなはコイツらの無力化とセリカちゃんを保護してくれぇ!』

 

勝太とハムカツ、そしてシロコが突入し、ホシノやノノミがボスカツとカツえもんとともに逃げ出そうとするヘルメット団一同を一瞬で無力化させていく。

 

「先生……なんで」

「ハッ!俺は仕事どころか元々色んな奴らから腐るほど恨まれてる経験があっから慣れっこさ!」

『せや!勝太は主人公という理由だけで仲間からリンチにあっとうたしなぁ!』

 

勝太がすぐさまセリカをヒョイと抱えて脱出したと同時にハムカツが手刀でヘルメット団を気絶させまくると一枚のカードを懐から取り出した

 

「んじゃ終わりだな〜呪文!『超爆デュエル・ファイアー』を発動させちゃお」

 

ゲス顔のまま一枚のカードを発動すると緑の獄炎の炎が一瞬で重曹車を覆った瞬間大爆破する。

 

「んじゃこれで終わりだな」

「まだだ……コイツで終わりだ!もう囲まれてんだよ!!応援要請応援要請!!」

 

 

ヘルメット団の1人が応援を呼んだ瞬間…勝太の周りに10台の戦車が囲まれる。

 

「アレは…違法改造されてるね。しかも全部」

(俺ならこんなの簡単に蹴散られるが…そもそもこんなに戦車を用意できる資金源を聞きたいし無力化させなきゃいけねぇし…)

 

 

内心勝太は死ぬほどめんどくさそうな顔をした。ぶっちゃけ全員で一気にボコるのは簡単だ。

 

だがコイツらには聞きたいことが山ほどある。だからこそ数名くらいは逃さず意識を保たせたまま事情聴取させないといけない。

 

「数名くらいは引きずり出さねえと…」

 

 

 

 

 

その時だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほなバイナラ〜!!」

 

 

2台の戦車が突然に何かに吸い込まれていく。そして戦車とそれに乗ってたヘルメット団を分離させるように別々に吐き出したためにセリカはあっけに取られながらもすぐさま気絶したヘルメット団のメンバーを確保する。

 

 

「「え?」」

「な……なんだよ!何が起きたんだよ!」

「バイナラって……それにあのクリーチャーどこかで」

 

勝太の目の先にはどこかで見たことあるクリーチャーと共に…隣にいたのは機械の馬に乗ったガンマンと謎の少年。

 

「ジョー、お前の親父に会いに行こうって事だったのに、相変わらず物騒な事が起きるな」

「へへっ!キヴォトスじゃ割とよくあるって言ってたじゃん!」

「ジョー様!私達がキヴォトスに来た後に色々と合ったのですよ!?」

「そうだぜジョニー!俺が配信してワルキューレに何度補導されたと思ってるんだ!」

「ジョラゴン…お前の場合は大人しく捕まりすぎて相手が怖がってんだろうが」

 

そんな事をいう2人と1匹に1つの喋るデッキケースには勝太は心辺りがあった。

 

 

「ジョー…ジョーなのか!?」

「え?…父ちゃん何してるの!?」

 

「「「「父ちゃん!?」」」」

 

「父ちゃん??」

「もしかして…あの子」

「先生の子供ですか!?」

 

 

突然だが解説しよう!

 

 

ジョーと呼ばれた少年の本名は切札ジョー!

 

 

できちゃった婚の末に誕生したとんでもない快男児!

 

「切札ジョーです!3歳です!」

 

あの時のパワーワードを覚えてる大人は多いだろう(詳しくはVSRFを見ててくれ!)

→ちなみにだがあの回のせいでデキ婚鬼畜カレーパンと言われるわついでにヨーデルが視聴者の怒りを買う事になるぞ!

 

 

そんなジョーは王来MAX!!の後に漫画版ではデュエルマスターを辞退してジョーカーズと別れて絵描きの旅に出ることになり、アニメ版ではデッキーの消滅後にジョーカーズと別れて王来学園に入学したぞ!!

 

そしてジョーの隣にいるのはデッキケースのデッキーとガンマン『ジョリー・ザ・ジョニー』とジョーが産み出したドラゴン!『ジョットガン・ジョラゴン』という最強の相棒達!

 

そしてもう1人相棒が居るのだが現在は百鬼夜行に居るのだ!

 

 

 

そんなとんでもない男の子も無事にキヴォトスに来た!!

 

 

「ジョー……なんで……」

「いやぁ、なんでって言われてもこっちもスマホ見てたら父ちゃんが先生やるって言われて正直言って別人かって思ったし。デコちゃんから聞いたけどサボってカレーパン食べに行ってたらしいじゃん!」

「うっ!?なぜバレた!」

 

ユウカに泣きつき叱られ、ハスミには呆れられ、ノアにもお説教をくらってしまう情けない男。これがシャーレの先生である。

 

 

「てか…どうしたんだよジョー。アビドスに来るなんて」

「えへへ、デコちゃんからの話や新聞でアビドスにいる事は把握してたから遊びに来たんだ!それにここには俺もよく通ってるラーメン屋も……ってセリカちゃん居る!?」

「え!?セリカちゃんもしかして…」

「知ってるも何も…この子はラーメン屋の常連よ。みんなが帰って数十分後に来たのよ」

「そうなんだ……」

「もう少し遅く来たらジョーくんと会っていたという事なんですね」

「いやぁ凄いねぇ、父ちゃんどころかセリカちゃんすらこんな形で会うなんて!俺驚いたもん!」

 

 

 

「驚くのはこっちよ!ジョーくんが先生の子供って……てかアンタその指輪見ててまさかって思ったけどほんとに既婚者だったの!?」

 

「ワハハ!!俺は既婚者なんだぜ!」

「偉そうに言うなーー!!」

 

そんな事を言い合ってるがヘルメット団達がカットなって容赦なく戦車の大砲をブッパする中でジョラゴンがガードしながら受け止める。

 

「それで、どうなってる?」

「あぁ、悪あがきをされてんだ。俺もあの戦車の行方だとか誰の差し金か聞きたくて無傷のまま情報を吐かせようとしたんだが…」

 

 

「ジョーくんが来て…戦車と2名を無傷で捕らえた」

「って事は?」

 

「「「「「……………」」」」

 

 

 

「ジョー!残り全部やっちゃってくれ!」

「父ちゃん適当すぎ!まぁいいけど」

 

思わずホシノも本当に大丈夫なの?となってしまうも勝太は大丈夫だと一向を下がらせる。

 

ジョーは不適な笑みのままガンマンの名前を叫ぶ。

 

 

「行くよジョニー!」

「フッ!任せろ!!」

 

ジョニーはその身を光輝かせると新たな姿へと変わった!

 

 

「父ちゃんにも見せてあげる!俺の元に帰ってきたジョニーが修行をして手にした新しい力の1つ!これが!ハイパーでドリームな力!!」

 

 

 

「ハイパー・ザ・ジョニー!!」

 

 

ジョニーとシルバーの姿が変貌する。

 

相棒たるシルバーがバイクへと変わり1丁の銃がカッコ良すぎる銃剣へとなり、マフラーも長くたなびかせる。

 

 

アビドス一行も理解した…目の前のガンマンもクリーチャーの1人だと。

 

 

「嘘、ジョニーさん…クリーチャーだったの!?」

「この人……強い!」

「うへぇ…流石におじさんからしてもあのクリーチャーは本当にやばいねぇ…」

 

「ジョー!ジョニー!久しぶりに派手に頼むぜ!」

 

 

ジョニーは単独で立ち、ヘルメット団の悪あがきに対して不適な笑みと共に一発の銃を構える。

 

 

「引き金は2度引かねぇ…」

 

「「一発が…」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「Dreamな一発が全てだ!」」

 

「マスター・T・ブレイクだぁ!!!」

 

 

ジョニーの一発が放たれるも、ヘルメット団の戦車の一撃が何度も何度も放たれる。

 

 

「ハッ!馬鹿が!!たかが一発なんざ!!」

「フッ…言ったよ?一発が全てだって」

 

 

漫画版のジョニーをご存知だろうか?

 

漫画版でのシャチョーとの戦いのジョニーは至る所で跳弾して回避不能の弾丸を叩き込んでいたのを見た少年や大人達が居るだろう。

 

 

「………は?」

 

まるでジョニーの弾丸はお前達の戦車の一撃を通さないと言わんばかりにあらゆるところから跳弾し、戦車の弾丸と一緒に戦車を破壊しながら突き進む。

 

 

「なんだ……なんだよアレ!?」

 

 

ヘルメット団のメンバーも驚く以外ない。一撃がアイツらに全くというほど届いてないと……その暴れっぷりはまさに自由のガンマンだ。

 

 

そして…全ての戦車を破壊して、ヘルメット団一同を完全に無力化させようとする。だが…戦車が破壊されたとしてもヘルメット団一行の一部は無理矢理にでも立ち上がる。

 

 

「フッ……最後は鼻を持たせないとな…ジョラゴン!」

「任せろぉぉぉぉぉ!!!」

 

 

クリーチャーの姿として…ジョットガンジョラゴンが飛翔すると背中の銃弾をヘルメット団一同に当てないようにぶっ放すとヘルメット団の一部も衝撃によりぶっとぶ。

 

「おぼえてろー!!!」

 

ギャグ漫画のように空の彼方に数名は吹っ飛んでいった。

 

「俺たち勝ったぜ!」

「「「「ジョーデッキー!!!」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……………………………………

 

デュエルマスターズ!!

 

 

その日の夜の事。

 

「はぁ……はぁ……」

 

たった1人…周りが倒れる中で立ち続けていた。

 

「お前……お前は」

 

 

 

 

 

 

「終わったか?便利屋」

 

「君は相変わらずせっかちだねぇ〜」

「あっちもあっちでやる事が多いのに」

「えっと……ウィンさん、アル様、大丈夫ですか?」

 

「大丈夫よ。さて…これで良いんでしょう?新たな依頼主さん?」

「あぁ…それでいい」

 

アウトローさがある少女の目の先の赤レンガの倉庫で巨大なレンガから見下ろすように見ているウィンの表情は首領に相応しいほどに真面目であり、熱心であるが…あまりにもピリピリしている。

 

ウィンの目の先には残党であるヘルメット団の一部から神秘やエネルギーを無邪気に回収して吸い取っている存在がいた。

 

「ゼーロ。そんな事をしてる暇はないぜ」

「ふぁ〜〜はいはい」

 

 

ゼーロは眠そうな顔をしながらも逃げ出すたった1人のヘルメット団のメンバーをギロッと睨みあげる。

 

「おい…」

「お前……」

 

 

 

 

 

 

 

「俺から逃げられない」

 

 

ウィンの左手から作られた漆黒の渦に絶叫しながら吸い込まれるとすぐさま胸ぐらを掴まれ数十メートル先の壁に投げ飛ばされ勢いよく叩きつけられる

 

「っ!?!?ガバァ!?…….痛い!痛い痛い痛い!!」

 

ヘルメット団の少女は本気で驚きひたすら声にならない悲鳴をあげる。

 

(なんだ!?なんで痛みを感じる!投げ飛ばされて叩きつけられただけだぞ!?なんでだ…なんで……)

 

 

「この程度で……なんで血が」

 

ヘルメット団の少女が見たのは壁に叩きつけられただけで己の頭や口から大量に血が出るだけではない…まるで体が弱体化したように全身に重すぎる痛みや倦怠感が…こんな事はありえない。

 

「どんなに弱くてもこんな事ならないぞ…」

 

銃弾に撃たれるのと同じくらいよくある攻撃を受けただけでまるで…『今の自分が外の世界の人間レベルの耐久力』じゃないかと。

 

 

便利屋68の一同も依頼主となったウィンと何度も行動してるにも関わらず…その光景を何度も見ても分からなかった。どんな原理で起きてるのか…なんで相手が勝手にボロボロになっていくのか。

 

だがそれを無視してウィンは少女を睨み、ゼーロに指示を出して囲むようにする。

 

「ジャシンくん」

『なんのようだ…ウィン』

 

「邪神タイムにかけるか決めるから…尋問を行うし、様子を見てて。嘘か本当かなんて覚醒した俺でも分かるが念のために…ね?お願い!」

『ふん!タコさんウィンナーを分けろよ?』

 

一瞬にしてオンとオフが入れ替わった様子に便利屋の社長のアルは思わず身震いする。

 

「よ…良かったわ…彼が味方なのね…もし私がカイザーと契約してたらみんな敵として処分されてたし…」

「今は彼が味方である事に安心を持とう。だけど社長…あっちもあっちで目的のためにかなりピリついてる」

「私達も…アル様達も裏社会で名前が上がりましたけど…ウィンさんが探してるのは裏社会どころか表の見えない所も支配してるとんでもない人なのですよね……」

「私達も詳しく知らないけど。とりあえず…ゼーロに彼を任せて様子見とかないとねアルちゃん」

 

 

「……彼って身内認定した人や仲間には誰よりも優しいけど、興味のない他人や敵対者には誰よりも容赦も温情もない事で有名。彼の機嫌を損ね、仁義を欠いた事により破滅した組織なんて腐るほどあるよ。つい最近もキヴォトスを牛耳ろうとした巨大な裏組織が斬札ウィンの逆鱗に触れて怒らせた事で…末端や下請け含めて全員鏖殺された」

 

「お……鏖殺!?な、なんで!?」

「確か……彼が収めてる地域やブラックマーケットで無差別に人攫いをしたから…ですよね」

「妥当じゃない?仲間を誰よりも大切にする人に対して誘拐して何かしようだなんて地雷じゃん。正直言っていずれ消されてたと思うよー?クフフ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おいお前。俺の質問だけ答えろ。嘘ついたらどうなるか分かってるだろうな?」

「は……はい」

「この2人の名前を知ってるなら答えろ」

 

 

 

 

 

「ジェンドル…そして小鳥遊ホシノ」

「……え?」

「答えろ。お前は知ってるか?」

「し………知らない」

「…………」

 

ウィンは睨み、左手をどす黒く輝かせるもジャシンとゼーロの目配せによりため息を吐く。

 

「合ってるか。所詮…ジェントルの傀儡に成り果てた奴らの使い捨てか」

 

 

ウィンは冷めたように無視するとゼーロな対してご自由にとジェスチャーを取ると、ゼーロは無邪気な子供のような笑みを浮かべ少女の力を吸い取り出す。

 

 

 

「もーいいや。明日でもいい。アイツらに直に会いに行って」

「あいつらって…アビドス高校のメンバーに?」

「こっちは別件で呼ばれたからそっち行く事になったし、そっちの方が重要だ。後はお前達で頼んだよ」

 

ウィンはそのまま立ち去ろうとしたところ、便利屋の1人カヨコが冷や汗を掻きながらも彼を止めた。

 

 

「なに?」

「依頼主に対して色々聞くのも便利屋の仕事よ」

「…何を聞く?」

 

「私達は貴方が探してるジェンドルと小鳥遊ホシノの顔写真は見せられたから知ってる。だけどどういった存在なのか、どのような事をしたのか…その2人がどんな関係なのかこっちも聞く権利はある。こちら側が知らない事が多すぎる」

 

「………………」 

 

ウィンは自分のスマホをログインし、そのままカヨコに投げ飛ばすととあるサイトを見せた。

 

 

だが便利屋68は衝撃的な物を目にしたのである。

 




『次回予告』

次々と色んな案を出すもなかなか決まらず、勝太のSNSにアビドス一行が協力していた!

「うーっし!またラーメン食べようぜ!」

またラーメンかい!?そんな事を思い柴関ラーメンに行くとお客さんが!


「すみません!すみません!お金がなくてすいません!」

えぇ!?ただ飯!?嘘でしょ!?

そしてなんやかんやで物語が大きくうごきだす!

「…………ゼーロ」

次回! デュエルマスターズ!

『謎の組織便利屋68と暗黒の存在…その名はゼーロ!」

俺たち最強!ファイなろうぜ!

「いや混ざってる!!」
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