退廃的な主人公はプロジェクトセカイの夢を見るか?   作:針が11を指している

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(≧▽≦)


ゴールデンウイーク五日目Ⅱ

 

視点変更…杉原小春

14時00分

 

小春「ふっふふん~」

 

私は自分の自室にて、花里様の自作グッズを作っていた

 

小春「さ~てと、後はあれとこれを~」

 

そうして、パソコンを触ると

 

小春「ん?なにこれ...『Untitled』?」

 

『Untitled』と書かれたものがデスクトップにあった

 

小春「・・・開いてみようかな」

 

『Untitled』にカーソルを合わせて、クリックする

そして、パソコンから、円状に光で出てくる

 

小春「え?」

 

そのまま、光に飲まれていき...

気づけば、そこにいた

 

ミク「はぁ~、やっっっと来たわね、景...」

 

レイ「もう~、ミクちゃん 景さんにも、事情があるんだから...」

 

MAYU「フフ、相変わらずだね みんな...」

 

小春「・・・」

 

ミク「誰?」

 

レイ「誰?」

 

MAYU「誰?」

 

小春「ミク!? レイ!? MAYU!?」

 

小春「一体全体、どういうことなの!?」

 

ミク「少し静かにしてくれないかしら」

 

小春「う、うん...それで、あなた達は一体...」

 

小春「それに景って...」

 

ミク「ここは、足立景の思いで形作られた“深海のセカイ”」

 

小春「し、深海のセカイ? 景さんの思いで作られた?」

 

小春「???????」

 

レイ「ミクちゃん、説明雑過ぎですよ 彼女、混乱しているじゃないですか」

 

MAYU「フフ、相変わらずだね、ミクちゃん」

 

ミク「・・・まぁ、それはいいわ」

 

ミク「それで、あんたは何者なの?」

 

ミク「どうして、セカイに入れているの?」

 

小春「どうしてって...そんなの分からないよ」

 

小春「そもそも『Untitled』って何?セカイって何?」

 

ミク「・・・本当に何も知らない?しかし...」

 

レイ「セカイに入れたってことは、景さんと何か関わりが...」

 

MAYU「あなた、景のストーカー?」

 

小春「ち、違いますよ!」

 

小春「私は景さんのお父さんの再婚相手の娘で、今一緒に住んでいて...」

 

ミク「景と同居、ねぇ...」

 

レイ「景さんと家族になるということなんですか?」

 

MAYU「へぇ~...」

 

ミク「景からそんなこと、一切聞いていないんだけど?」

 

レイ「えぇ、そうですね」

 

MAYU「と、言っても景さんが最後に来たのは」

 

MAYU「一週間以上前のことだけどね」

 

MAYU「それで、どうなの 不審者」

 

小春「私は不審者じゃありません!」

 

レイ「MAYUちゃん? なんか、言葉強くない?」

 

MAYU「そう?」

 

ミク「そんなのは、どうだっていいでしょ?」

 

ミク「今問題なのは、こいつをどうするかだよ」

 

小春「こ、こいつって...」

 

レイ「悪い人には見えませんが...」

 

MAYU「・・・そうね サッサと処遇を決めましょう」

 

小春「処遇って...」

 

ミク「ここで、言い争っても埒が明かないわね」

 

ミク「・・・ちょっと、景に聞いてくる」

 

小春「聞けに行けるんですか?」

 

ミク「何を言っているの?ここは、セカイよ 可能よ」

 

小春「説明になっていないです」

 

MAYU「私も景に会いに行きます」

 

レイ「足立はここにいるね」

 

そうして、ミクとMAYUはここを後にする

 

小春「・・・えっと...レイでいいんだよね」

 

レイ「うん!足立は足立レイだよ」

 

小春「そっか それで、ここは一体どこなの」

 

レイ「セカイはセカイだよ」

 

小春「・・・そっか(諦め)」

 

 

 

視点変更…足立景

 

景「・・・」

 

宵崎奏と望月穂波と別れた後、スケッチブックで絵を描いていた

 

ミク「景、いる?」

 

景「・・・画面から飛び出せたんですね、初音ミクさん」

 

ミク「えぇ、そうね それよりも...」

 

MAYU「景のストーカーがセカイにいるよ」

 

景「・・・ストーカーですか?」

 

MAYU「えぇ、そうよ」

 

ミク「ストーカーかどうかは、分からないけど」

 

ミク「景以外の人がセカイにいるの」

 

景「そうなんですか」

 

ミク「・・・なんか、反応薄くない?」

 

MAYU「そう?」

 

景「・・・それで、その人がどうかしたんですか?」

 

ミク「別に、どうもしていないけど...」

 

景「そうですか それで、その人は何と?」

 

 

ミク「えぇっと、確かねぇ」

 

MAYU「景の父親の再婚相手の女で、今一緒に住んでいる...とほざいていたわ」

 

景「・・・杉原小春さんですね 問題はないです」

 

そう言って、絵描きを再開する

 

ミク「ちょっと、景! セカイに来なさいよ!!」

 

景「・・・どうして」

 

MAYU「本当に杉原小春って分からないでしょ」

 

景「・・・分かりました」

 

『Untitled』に合わせて、タップする

 

そして、スマホから、円状に光で出てくる

 

景「・・・」

 

そのまま、光に飲まれていき...

気づけば、深海のセカイにいた

 

景「・・・それで、杉原小春さんは何処にいるんですか」

 

ミク「こっちよ」

 

MAYU「まだ、その女って決まったわけではないけどね」

 

そうして、初音ミクとMAYUに連れられ、杉原小春の元へ赴く

 

レイ「あ、景さん お久しぶりですね」

 

小春「景さん...」

 

杉原小春は、ストンと頭を胸辺りに押し付ける

 

小春「・・・景さん...」

 

景「?どうしたんですか」

 

ミク「・・・何を見せられているの?」

 

レイ「フフ、景さんと仲が良かったのね」

 

MAYU「・・・・・・」

 

景「えっと、大丈夫ですか 杉原小春さん」

 

小春「・・・小春って呼んで」

 

景「え?」

 

小春「小春って呼んで」

 

景「はい、分かりました 小春」

 

小春「うん...」

 

ミク「・・・どうやら、あの話は本当のようね」

 

レイ「えぇ、そうですね」

 

MAYU「・・・・・・・・・」

 

景「えぇっと、小春 この状況は一体...」

 

小春「私にも、よく分からない」

 

景「帰れる?」

 

小春「帰り方が分からない」

 

景「『Untitled』を停止すれば、戻れますよ やってみてください」

 

小春「う、うん 分かった」

 

そして、杉原小春から、円状に光で出てくる

そのまま、光に飲まれていき...

気づけば、杉原小春はいなくなっていた

 

ミク「帰ったわね」

 

レイ「えぇ、帰りましたね」

 

MAYU「・・・」

 

景「無事に帰れましたね」

 

景「では、用事も済みましたし、これで...」

 

ミク「待ちなさい、景」

 

レイ「待って下さい、景さん」

 

MAYU「待って、景」

 

景「?なんですか、初音ミクさん、足立レイさん、MAYUさん」

 

MAYU「私も、呼んで」

 

景「?」

 

MAYU「私も『MAYU』って呼んで」

 

景「えっと?」

 

MAYU「い い か ら」

 

景「は、はい MAYU」

 

MAYU「うん...」

 

ミク「・・・」

 

レイ「フフ、良かったですね MAYUちゃん」

 

MAYU「うん」

 

ミク「・・・景」

 

景「なんですか、初音ミクさん」

 

ミク「それ、やめて」

 

景「?」

 

ミク「『初音ミクさん』って呼ぶのやめて」

 

景「えっと、なぜ?」

 

ミク「理由なんでなんでもいいでしょ」

 

ミク「代わりに『ミク』って呼んで」

 

景「まぁ、はい 分かりました、ミク」

 

ミク「うん、それならいい」

 

レイ「・・・ねぇ、景さん」

 

景「?足立レイさん、どうかしたんですか」

 

レイ「足立のことを、『レイさん』って呼んでくれますか?」

 

景「えっと?レイさん?」

 

レイ「フフ、ありがとうございます 景さん」

 

MAYU「・・・」

 

手に持っているぬいぐるみを抱き締めている

 

ミク「・・・」

 

髪の毛を指でクルクルと巻いている

 

レイ「(≧▽≦)」

 

物凄くニコニコしていた

 

景「・・・もう、戻っていいですか?」

 

ミク「え、えぇ、いいわよ うん」

 

レイ「また、ですね 景さん」

 

MAYU「ちゃんと、来てくれる?景」

 

景「えぇ、また来ますよ」

 

MAYU「本当に?」

 

景「本当ですよ、MAYU では、また」

 

そして、円状に光で出てくる

そのまま、光に飲まれていき...

気づけば、乃々木公園にいた

 




恋愛モノに突き進んでいるような...
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