退廃的な主人公はプロジェクトセカイ的な夢を見るのか? 作:針が11を指している
・・・そういえば、言っていませんでしたが、私はプロセカのストーリーを追えていません
ですので、ストーリーと矛盾する可能性があります
ご了承くださいm(_ _"m)
数日後
ミルのふみふみで、6時前に目が醒めた
景「・・・ん...」
両手でミルを持ち上げる
ミル「カ―」
四肢をビーンと伸ばして欠伸をする
景「ふわぁ~」
それにつられて、欠伸する
景「・・・学校、か...」
まだハッキリしていない頭で、静寂に考える
ミルの方を見る
ミル「みぃ?」
景「・・・」
ギュッとミルを抱き寄せる
ミル「うぅんん?グルルルル」
ミルは全身を使って体に擦り付ける
景「・・・うん、大丈夫 大丈夫...」
そうして、ベッドから起き上がり洗面所へと向かった
顔を洗い、歯を磨き、朝食(カロリーメイト)を食べ、制服に着替える
景「・・・それじゃあ、ミル 学校に行って来るから」
ミル「みぃー」
尻尾を左右に揺らしてながら、返事を返す
そうして、ドアを開けて外に出る
高校二年生として、初めての登校だ
景「・・・」
ピュチュンピュチュンと、信号機から鳴っている音を聞き流しながら
スクランブル交差点で車の往来を見届ける
そうして、数十分 神山高等学校にて
わやわやガヤガヤと、騒がしくしている人々の合間を縫って
下駄箱の目の前に張り出されたクラス表を確認する
2-B
⒈青柳冬弥 ⒉暁山瑞希 ⒊足立景
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
景「・・・2B03か...」
人混みをかき分けながら、2Bの教室へと向かう
男子生徒Ⅾ「けっ、暁山と同じクラスかよ」
男子生徒A「別にいいじゃん “ガワ”はかわいいんだから」
男子生徒D「まぁ、そうだな ハハハ」
そんな会話を、聞かせられながらも2Bクラスに着く
景「・・・」
黒板に貼られた座席表の指示通りに座席に座って
持ってきていた小説(高い城の男)を開く
栞を挟んでいる頁を開く
・・・いま、老境に達した彼は、のどかな世界、古代人たちが切望したものの
けっして理解できなかっただろう領土をながめた
クリミア半島からマドリッドにまで行きかう船
そして全帝国がおなじ通貨、おなじ言語、おなじ国旗を使っている
偉大なユニオン・ジャックが日の出から日の入りまでひるがえりつづけている
ついに宿願は果たされたのだ 太陽と国旗に関するそれが...
担任「おーい、ホームルーム始めるぞ」
いつの間にか、教卓にいた担任の先生が気だるそうにいった
それから、いくつかの紙をもらい、いくつかの注意事項を聞き
その日は解散となった
数十分の時間を掛け、自宅に戻ってきた
扉を開け、玄関に入り、扉を閉める
その足で、自室へと向かう
半開きになっているドアを開いて、自室に入る
ミル「zzz...」
ミルが椅子の上で饅頭になって寝ていた
景「・・・ただいま、ミル」
ミルをそっと撫でて、制服を脱ぎ、私服に着替える
ミル「クルルルルル、カ―」
帰ってきたのを察してか、大きくノビーーをして、欠伸をする
そして、椅子から飛び降り、足元でクリクリと回り始めた
景「・・・ウン...ト」
ミルを持ち上げ、椅子に座り、ミルを膝に乗せる
景「・・・ん...」
パソコンを立ち上げると
『Untitled』の文字が目に入る
ミル「みぃー」
景「あ、ミル...」
ミルは『Untitled』にカーソルが指している状態でエンターキーを押す
そして、パソコンから、円状に光で出てくる
景「・・・へ?」
そのまま、光に飲まれていき...
気づけば、立っていた
ミク「あー!や~っよ来たよ」
レイ「まぁまぁ、ミクちゃん」
背後から、話し声が聞こえた
ミル「みぃ?」
腕に抱いていたミルが反応する
ミク「ん?猫?」
レイ「あれ?ここって動物って入れたっけ?」
そぉっと、振り返ると、そこには
ミク「あ! こっち向いた」
レイ「ほら、挨拶するよ せーのっ!」
ミク&レイ「ようこそ!セカイへ!!」
初音ミクと足立レイがいた
景「セ、セカイ?」
困惑した声を出すしかなかった
レイ「あ~、やっぱり知らない?」
景「・・・知らないも何も...何が何だか...」
景「それに、ここは一体...」
ゆっくりと周りを見渡す
砂浜の地面に、オーシャンブルーのような色をした空間
そして、まるで水中にいるかのような、光のきらめき
ミク「深海のセカイよ」
景「深、海?」
ミク「そう、深海」
景「・・・分からない...」
景「ミル、どうしたらいいと思う?」
ミル「みぃー」
ミルは尻尾を揺らして、笑顔を見せる
ミク「おーい、猫に聞くんじゃなくて、私達に聞けよ~」
レイ「ミクちゃん、その前に自己紹介しないと」
レイ「誰だかわからないよ 景さんは」
景「・・・何で、名前知っているの?」
レイ「えっと...それは...」
人差し指を口元に当てながら、足立レイは考え込む
ミク「そんなの、貴方のセカイなんだから、当たり前でしょ?」
景「えぇ...」
そうやって、困惑していると
フォーンと低重音が響いた
それと同時に、空間の過半を影が覆う
咄嗟に上を向く
景「・・・鯨?」
鯨が泳いでいた
ミク「ほら、あの子も挨拶に来たわよ」
景「挨拶...なんですか?」
レイ「驚いちゃうのも、無理はないよ」
呆然としているのを察してか、足立レイは苦笑いを浮かべながら、そう言う
レイ「そう言えば、自己紹介はまだだったよね」
レイ「足立は足立レイだよ」
ミク「私は初音ミクよ」
景「知ってはいます、有名なので...」
レイ「そうなんだ!嬉しいなぁ~」
ミク「まぁ、流石にねぇ~」
にぱぁと笑う足立レイと、口元が少し緩んでいる初音ミクの姿があった
ミル「みぁあ~」
ミルは懇願するように、お腹をふみふみする
景「お腹が空いたか、ミル?」
ミル「みー!」
察してもらえたのが嬉しいのか、尻尾をフリフリする
景「あ、あの...元の世界に戻してもらえると...」
ミク「まだ、セカイの説明が終わっていないんだけど」
レイ「だけど、景さんの都合もあるし...あ、そうだ!」
両手を叩いて、ニコニコで喋りだす
レイ「景さん、またセカイに来てください」
レイ「景さんの都合でいいので」
景「えっと...まぁ、はい...分か、りました」
レイ「約束ですよ」
そうして、円状に光に包まれ
気が付いたら、自室にいた
景「・・・とりあえず、ご飯食べるか」
ミルを抱いたまま、リビングに到達するとキッチンへと向かい
戸棚から、キャットフードを取り出す
ミルを床に降ろして、皿にキャットフードを入れる
ミルが勢い良く食べ始めたのを確認すると
再びキッチンへと向かい、冷蔵庫からゼリー飲料を取り出す
景「・・・」
それを、一気に身体へと流し込み、空っぽになった袋を捨てる
これって小説の題名を書くのって大丈夫ですよね?
・・・大丈夫だと思いましょう(ダメだったら、その部分だけを消せばいいので)