退廃的な主人公はプロジェクトセカイの夢を見るか? 作:針が11を指している
視点変更…足立小春
17時00分、深海のセカイにて
小春「よっと...」
ミク「あら、来たの」
小春「えぇ、まぁ...」
レイ「あ、小春ちゃん 来たんですね!」
MAYU「・・・来たの」
テト「あ~!来たんだね、小春ちゃん!!」
小春「うん、お邪魔してます...」
周りを見渡す
小春「・・・景さんはいないか...」
レイ「小春さん、景さんを探しているんですか?」
小春「うん、まぁね」
MAYU「何が目的かしら」
小春「目的もなにも、MAYUちゃんには関係ないよ」
テト「なになに~、マスターの話~?」
MAYU「・・・」
小春「・・・」
テト「どうして黙るの?」
ミク「・・・あんた達ねぇ」
レイ「あはは...小春ちゃん、MAYUちゃん、仲良くしてくださいね」
MAYU「しているわよ」
小春「しているよ」
テト「ええ~っ!どこがー?あたしにはバチバチの火花が見えるんだけどな~?」
ミク「・・・まぁ口を揃えて言い返すあたり、息はぴったりなんじゃないかしら?」
レイ「フフ、そうですね ミクちゃん」
MAYU「はぁ...まぁいいわ それで、あんたは景を探しにきたの」
小春「うん、そうだよ ここにはいなさそうだけどね」
MAYU「えぇ、ここにはいないわね」
テト「どこにいるんだろうね~、マスターは」
ミク「どうせ、自室で絵を描いているか、本を読んでいるかでしょ」
レイ「もう、ミクちゃん」
小春「そっか...次の土曜日、予定が空いているか聞きたかったけどなぁ」
MAYU「予定の有無を聞いてどうする気なの」
小春「シブヤを案内してほしくて」
MAYU「あんた...友人はいないの」
小春「まだ転校したばかりでいないだけで...」
小春「これから出来るの!」
テト「あはは!“これから出来るの!”だって、小春ちゃん可愛いー!」
小春「ちょっと、テト バカにしないで!」
レイ「ふふ、大丈夫ですよ」
レイ「小春さんなら、すぐに素敵なご友人がたくさんできます」
小春「レイちゃん...慰めてくれてありがとう」
テト「別に、バカにしていないんだけどな~」
ミク「・・・はぁ...」
ミク「気になるなら、ここでくっちゃべってないで景を探しに行きなさいよ」
小春「・・・探しに行くって言っても、景さんがどこにいるか分からないし...」
小春「それに...」
MAYU「それに、何かしら」
小春「景さんが心配だから」
レイ「どういうことですか、小春ちゃん?」
小春「景さんって私達が来るまでは、ゼリー飲料やカロリーメイトとかで」
小春「食事を済ませていたって言ってたから...」
小春「今は母さんが作り置きをしてくれているし、」
小春「景さんもちゃんと食べているようだけど...」
小春「なんだか、一人で抱え込んでいるように見えて...」
レイ「そう、だったんですね...知らなかったです」
ミク「無理もないわ 景は秘密主義のところがいるから」
ミク「・・・私達は、景のことを何も知らない」
MAYU「・・・そうね、悔しいことに」
テト「否定出来ないなぁ」
小春「・・・なんか意外だな」
レイ「意外、ですか?」
小春「うん...みんなはずっと景さんと一緒にいて」
小春「私とは違って、景さんのことを何でも知っているって思っていたから」
ミク「買い被り過ぎよ 景が深海のセカイに来たのって、つい一ヶ月前のことよ?」
小春「一ヶ月前って...最近じゃあないですか!」
レイ「えぇ、実はそうなんですよ」
レイ「ですから、足立達も景さんのことよく知らないんですよ」
MAYU「私なんで、たかが二週間前よ?」
テト「あたしは数日前~!」
小春「そうだったんだ...」
小春「私だけじゃあなかったんだ」
ミク「・・・そうよ、あなただけじゃあないのよ」
ミク「景のことを何も知らないのは」
レイ「そうですよ、小春ちゃん」
MAYU「えぇ、腹立たしいことにね」
テト「(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン」
小春「そっか...何も違わないんだ」
ミク「ねぇ、貴方」
小春「なに、ミク」
ミク「・・・ちゃんと、景にシブヤを案内してもらいなさい」
レイ「景さんなら、案内してもらえますよ」
MAYU「えぇ、そうね」
テト「そうだよ!」
小春「うん...そうだね」
小春「ハハ、景さんを探しにセカイに来たら、みんなに励まされたな」
小春「じゃあ、私は景さんを探しに行くね」
ミク「そう、行ってきなさい」
レイ「行ってらっしゃい」
MAYU「サッサと行きなさい」
テト「バイバ~イ、小春ちゃん~」
そうして、円状に光に包まれ
気が付いたら、自室にいた
視点変更…初音ミク
ミク「・・・行ったわね」
レイ「えぇ、そうですね ミクちゃん」
MAYU「・・・そうね」
テト「そうだね~」
寂しいような、喜ばしいような、そんな空気に溢れる
ミク「・・・」
レイ「・・・」
MAYU「・・・」
テト「・・・」
可不「なに、しんみりしているの?」
ミク「あら」
レイ「可不ちゃん!?」
MAYU「・・・いたの」
テト「わ~、可不ちゃんだ~」
全員が可不の方を見る
MAYU「可不、貴方いつからいたの」
可不「えっと...ついさっき?」
ミク「じゃあ、さっきの話は聞いていないのね」
可不「何か話していたんですか?」
テト「・・・どうやら聞いていないみたいだね~」
レイ「そうですね」
その意見で一致すると
可不「えぇっと...?」
可不が何が何だか分からず、ウロウロとしていた
ミク「・・・まぁ、取り敢えず...」
レイ「可不ちゃんとおしゃべりをしましょう」
MAYU「えぇ、そうね」
テト「さんせーい!」
可不「おしゃべり?」
そうして、可不と色々なことを話し合った
視点変更…足立景
18時00分
部活動を終え、数十分の時間を掛けて自宅に戻ってきた
扉を開け、玄関に入り、扉を閉める
小春「あ!景さん、お帰りなさい」
景「・・・ただいま、小春」
小春にそう言って、リビングへと入る
小春「あ、あの!」
自室に直行しようとすると小春に引き留められた
景「何か?」
小春「ほ、ほら、私ってさ、シブヤに来たばかりだからさ」
小春「だからぁ、えぇっと...」
景「はい」
タジタジしている小春を見ながら、受け答えを行う
小春「わ、私に...シブヤを案内してください...」
景「・・・えぇ、いいですよ いつがいいですか?」
小春「え、えっと...次の土曜日、とか」
景「分かりました では、自室に戻ります」
小春「う、うん 分かった」
そうして、自室に向かう
半開きになっているドアを開いて、自室に入る
ミル「zzz...」
ミルが椅子の上で饅頭になって寝ていた
景「・・・ただいま、ミル」
ミルをそっと撫でて、制服を脱ぎ、私服に着替える
そしてその後に
凜さんが作った晩飯を食べ、お風呂に入り
その日を終えた
少し、話がそれますが...
81年前の8月9日11:02、長崎県長崎市にファットマン(長崎型原子爆弾)が投下され
実に約7万4千人が犠牲になりました
そのような痛ましい日に、今投稿をするのをお許しください
そして、二度とこのような凄惨なことが起こらないことを
強く願いと共に、一日でも早く世界に【ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有する】ことを、日本国憲法前文から抜粋し、願います
と申しましたが、現実問題としてそう簡単には行きませんよね
話は変わりますが学生の皆様は、夏休みは半分程度まで来ましたでしょうか
まぁ兎に角、皆様には充実した日々が送れることを、願います
あと、感想を下さい