退廃的な主人公はプロジェクトセカイ的な夢を見るのか?   作:針が11を指している

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海月って、好きですか?
私は、好きかどうかと聞かれたら
まぁ、好きではいると答えますね


海月(クラゲ)の絵

 

数日後、神山高校にて

 

瑞希「ふわぁ~」

 

前の席の人が眠そうに欠伸をする

 

冬弥「なんだ暁山、随分と眠そうだな」

 

瑞希「実はその通りなんだよねぇ~」

 

瑞希「えななんとKで一生同じカップラーメンの味しか食べれないとしたら」

 

瑞希「カップラーメンの味は何がいいか、言い合っていたんだよ~」

 

冬弥「それは、随分と楽しそうだな」

 

1番と2番の人が会話を始めた

その会話を聞き流しながら、購買で買った焼きそばパンを頬ぼる

時刻は13時、教室にいる人々の殆どが食事に専念する時間

焼きそばパンを食し、バックの中からカロリーメイトを取り出し

袋を開け、ほんのりと焼きそばパンの味が残る口に運ぶ

 

瑞希「・・・」

 

景「・・・ん?」

 

前の人がこちらを見ているような気がした

 

冬弥「どうかしたか、暁山」

 

瑞希「うんん、何でもないよ 冬弥君」

 

気のせい、そう思うことにした

そうして、カロリーメイトを食べ終わった後、バックから本(西洋の敗北)と取る

 

景「・・・」

 

キーンコーンカーンコーンと予鈴が鳴る

それを聞いて、次の授業に備えて準備する

 

 

 

数時間後、自室にて

 

景「・・・」

 

パソコンに映っている『Untitled』の文字が目に入る

左手にスケッチブックが入った袋をぶら下げる

『Untitled』にカーソルを合わせて、クリックする

そして、パソコンから、円状に光で出てくる

そのまま、光に飲まれていき...

気づけば、深海のセカイにいた

 

レイ「あ!来てくれたんですね!景さん!」

 

レイ「足立、信じていました!!」

 

目を背けたくなる程の笑顔を足立レイはする

 

景「そりゃまぁ、約束したので...」

 

レイ「そういえば、景さん その袋は何ですか?」

 

景「あぁ、これは...」

 

スケッチブックを取り出す

 

レイ「スケッチブック?何か描くの?」

 

景「えぇ、まぁ...そうですね...」

 

そうやって、言葉を濁していると

頬に撫でられるような感触が走った

 

景「・・・風?」

 

レイ「波だよ」

 

レイ「ここは、深海のセカイだからね」

 

そして、その波に乗って

半透明の存在が流れてきた

 

景「海月?」

 

ふよふよと数十匹の海月が漂っていた

 

レイ「たまに、こうやって流れてくるんですよね この子たち」

 

景「そうですね...」

 

周囲を見渡す

座れそうな、岩を見付けて、そこに座る

スケッチブックを開いて、宙に浮く海月を書き始める

足立レイは隣に座って、微笑を浮かべながら絵を描く様子を見る

 

景「・・・」

 

レイ「・・・」

 

シュシュと、紙とペンが擦れる音が繰り返し響く

 

景「・・・出来た...」

 

相も変わらず、その絵は上手くも下手でもない出来のものだった

 

レイ「出来たの?」

 

景「えぇ...まぁ...」

 

海月の絵を足立レイに見える

 

レイ「・・・綺麗だね」

 

景「綺麗...ですか...」

 

レイ「そう、なんて言うかさ...優しいんだよね」

 

景「優しい...」

 

そうして、考えてこんでいると

 

ミク「あら、来ているじゃない」

 

レイ「あ、ミクちゃん」

 

初音ミクが歩いてきた

 

ミク「・・・何をしているの?」

 

レイ「景さんが絵を描いていたんですよ」

 

レイ「景さん、ミクちゃんに絵を見せてもいい?」

 

景「えぇ、まぁ...」

 

レイ「ありがと、景さん♪」

 

そして、足立レイは初音ミクにを見せる

 

ミク「・・・なんて言うか、静かわね」

 

景「静か...?」

 

ミク「そう、静か 何というか...」

 

ミク「明るくないが、暗くはない 澄んでいないが、澱んでいない」

 

ミク「・・・みたいな?」

 

景「はぁ...?」

 

ミク「まぁとにかく、私は貴方が描く絵、好きよ」

 

レイ「足立も好きです!」

 

景「ありがとう、ございます...」

 

景「・・・そろそろ、帰りますね」

 

レイ「分かったわ 景さん」

 

ミク「じゃあ、また」

 

景「えぇ、また...セカイで」

 

そうして、円状に光に包まれ

気が付いたら、自室にいた

 




青柳冬弥のキャラ造形って、これであっていますかね?
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