おはようございます、私魔王城に使えている執事のシンと申します。
魔王サタン様の子である、サラ様にお使えしており、私の仕事はお嬢様のお世話係と護衛を担当しております。
では、朝になりましたのでお嬢様を起こしに行って参ります。
「お嬢様朝ですよ、起きてください。」
ノックもせずに扉を開けて入った私は本来ならお叱りを受ける所ですが
お嬢様はこの程度の声では、起きる事はありません。
さて・・・・・私はお嬢様の頬に手を添え
大きく振りかぶってビンタします。
「いったあぁぁっ!?」
「お嬢様おはようございます」(ニコッ)
私は起きたお嬢様に向け、最上級の微笑みを致します。
「......おはよシン」
「朝食な用意が出来ておりますお嬢様」
「シン・・・・・もう少し優しく起こせないかしら?」
「お嬢様が起きませんので、それに魔王様にもそうしろと仰せつかっております。」
「まぁ・・・・・いいわ」
お嬢様はこの後朝食をとり学校へ向かわれます。
私も護衛でついて行きます。
お嬢様は魔王の子でありますが、人間を知るためとかで人間の学校に通っておられます。
「シン」
「はいお嬢様」
お嬢様が戻られたので制服をお渡しし、いざ学園へ。
お嬢様の教室はSクラスで、優秀な生徒や上位貴族などが集まるクラスです。
生徒も護衛もなかなかの人達がおります。
まぁ、お嬢様お一人で全滅出来るでしょう。
なにせチートですからね、お嬢様の能力は。
「あはようサラちゃん!」
「おはようミスズ」
教室で最初に挨拶されてこられたのがご学友のミスズ様です。
ミスズ様は六大貴族の中の蒼の貴族でございますね。
「おはようシンさん」
「おはようございますミスズ様」
執事である私にも挨拶して下さる優しいお方です。
「今日は楽しみだねサラちゃん!」
「そうね、ようやく使い魔召喚ね。」
お嬢様も内心ワクワクしておられるご様子ですが、あまり表に出しません。
使い魔とは一生を共にするパートナーの事でございますから、ワクワクするのも仕方ありません。
「ねぇ、サラちゃんはどんな使い魔が欲しいの?」
「う〜ん・・・・・死神?とか?」
「なんで死神!?死神なんてだめだよ!禁忌召喚だよ!」
はい、使い魔召喚で禁忌を犯すと現れるのが死神でございます。
お嬢様・・・・・「馬鹿ですね」
「シン、今なんて言った?」(ニコニコ)
うわぁ〜お嬢様の笑顔がとても、どす黒いです。
泣きそうです、間違って声に出してしまいました。
「ミスですお嬢様!気にせずに!」
「さぁ〜て、どうやって殺ろうかな〜?」(ニコニコ)
「お〜いお前ら座れー」
「ウダせんせーシンさんの命が危ないです!」
「いつもの事だ、ほっとけ」
助けて下さいよいつもの事って・・・・・まぁお嬢様も席に向かわれたのでもう大丈夫でしょうね。
「んじゃ今日は使い魔召喚するから体育館集合なー」
本日の予定を告げ、教室から出て行かれました。
「ミスズ行きましょ」
「うん!」
私達も移動を始めます。
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