お嬢様の執事   作:なりなり

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トラップですよお嬢様。

「シンまたなの?めんどくさいわ」

 

「ですがお嬢様、魔王様からの命令ですので仕方ないかと。」

 

お嬢様と私は今、魔王城の前に居ます。

 

何をしているかと言うと、先程魔王様からテレパシーを貰い、ある任務を行っている最中でございます。

 

《勇者用のトラップ強化したから、試しながら帰ってきてね〜》

 

と、言うことがあり、お嬢様は勇者用トラップに挑んでございますが・・・・・

 

「お嬢様、それをされると私がお怒りを受けるのですが・・・・・辞めて頂けないでしょうか?」

 

「無理ね、早く部屋でケーキが食べたいの、こうするしか無いのよ」

 

「・・・・・」

 

お嬢様が何をされているかと言うと、すんごい魔力溜めてます、魔王城消し飛ばすくらいすんごい溜めてます。

 

「お嬢様もう一度聞きますが、ほんとに消し飛ばすんですか?」

 

「そうよ、そのほうが速いでしょ?」

 

「魔王様になんと報告すれば宜しいのですか?」

 

「そんなの簡単よ、お父様の作ったトラップは娘1人に消し飛ばされるほど弱かったです、と言えばいいわ」

 

「・・・・・」

 

そう、お嬢様はトラップがある道を、道ごと消し飛ばす気でおられます。

 

お嬢様・・・・・そんな事例え勇者が来てもやりませんよ?もっと冒険を楽しんで下さいよ!

 

「はい、ドーン」

 

・・・・・道が消えましね、お嬢様一応ここ魔王城の中ですよ?家破壊しましたよ?

 

「ほらいい感じになった、これで換気する必要が無くなったわね、うんいい事した!」

 

「お嬢様、そりゃ一階部分消し飛ばしたら換気どころじゃないですよ!」

 

「うるさいわよ、どうせお父様だったら一瞬で元にもどせるじゃないの」

 

「そうですが、魔王様泣きますよ?」

 

「いいんじゃない?」

 

お嬢様はそう言って御自分の部屋へ転移で帰られました、・・・・・これどうするんですか?

 

その後、私は魔王様に今回の事を報告しに行きました。

 

「ですので魔王様一階の修復お願いします。」

 

「ふむ、娘には困ったものだ、次からは魔法弾き返すようにセットしておこうかの〜」

 

「吸収されて終わるかと。」

 

「まぁ勇者なら大丈夫であろう?」

 

「はい、勇者程度ではあのトラップからは逃れられないかと。」

 

「ではそのまま勇者の観察を頼む。」

 

「かしこまりました。」

 

さてお嬢様は何をしているでしょうか?まだケーキですかね?

 

「お嬢様これからの予定はどうなされますか?」

 

私はお嬢様のお部屋に行き、次の予定を伺います。

 

「そうね、自分でトラップでも作ってみようかしら。」

 

「それは良い考えですね、魔王様にも連絡入れておきます。」

 

私は魔王様に念話で事を伝え、お嬢様と一階に転移します。

 

「まず何を作ればいいかしら?」

 

「落とし穴など作ってみてはどうでしょう?」

 

「そうね、でも穴を掘るのが面倒ね・・・・・分かったわ!」

 

「何かいい案でも思いつかれましたか?」

 

「掘るのが面倒なら掘らせれば良いのよ!」

 

「確かに楽ですね、出来れば私以外に掘らせて頂きたいですね。」

 

「??掘るのは貴方達じゃないわよ?入ってきた人間が自分で掘るのよ?」

 

「はい?どうやって自分で自分がはまる穴を作るんですか?」

 

「簡単よ、ここに重量魔法を掛ければ良いのよ」

 

「・・・・・??」

 

「つまり、ここを通った者に一万倍の重量でも掛ける魔法仕掛けたら重さで勝手に沈んで行くと言う寸法よ!ペッシャンコよ!」

 

「それはお嬢様にしか考えられない手段ですね。」

 

「なんでよ?」

 

「一万倍の重量魔法を使えるのは恐らくお嬢様だけです、魔王様でも無理かと。」

 

「そうなんだ、まぁこれでいいんじゃないの?」

 

「はいそうですね、これで全ての人間が息絶える事でしょう。」

 

「これぐらい越して来る奴がいるかもよ?」

 

「このトラップを越せるとしたら、魔王様も殺せる様な奴だけでしょうね。」

 

「まぁなんとかなるでしょ。」

 

凄く適当ですねお嬢様。

 

「それより疲れたわ、今日は結構色々あったからそろそろ休む事にするわ。」

 

「分かりました、お疲れ様ですお嬢様、このトラップ以外はどうなされますか?」

 

「もう飽きたから好きにしていいわよ。」

 

「了解しました。」

 

世界最強のトラップを1つセットしましたのでこれ以上は不要ですね。

 

しかも一階に仕掛けると言いつつ玄関に仕掛けましたね、勇気を出しつつここに攻めて来る人間が玄関開けただけで埋まって死ぬって、残酷ですね流石お嬢様!

 

「お嬢様明日は魔武器の召喚ですよ、楽しみですね。」

 

「そうね、わたし的には死神の鎌とかが欲しいものね。」

 

「お嬢様どんだけ死神好きなんですか。」

 

「こんぐらいよ!」

 

両手一杯に開けても可愛いだけですよお嬢様。

 

 




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