魔防隊と刑事   作:atacs

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小説って書いてると頭が恐ろしく疲れる。
追記;小説のタイトルを変更しました。


第2話

「屈服の時間だ!」

 

謎の怪物に乗った白髪の女は大量の醜鬼を謎の怪物とともに倒していった。

 

 

            バキッ! ドゴッ! 

 

女は剣を振るい、怪物は獰猛に殴り蹴り、醜鬼をあっという間に倒していった。

 

 

「大丈夫ですか?」

 

「あ、ああ。助かった」

 

あまりの出来事に普段様々な事件を捜査していた和田でも驚きのあまり固まってしまった。

 

「私の名前は羽前京香だ。あなたの名前は?」

 

「俺は和田頼人と言います。」

 

頼人は自分の名前を言うと、

 

「あれ、頼兄さん?」

 

どこかで聞いた声が怪物の方から聞こえた。

 

「い、今の声って…優希か!?何で、そんな怪物になってんだよ!?魔防隊に体でも魔改造されたのか!?」

 

「これは訳があって…」

 

優希は苦笑いしながら女の方を向いた。

 

「まさか、あなたが優希をこんな姿に…?」

 

後輩から魔防隊には元人間の人型醜鬼を隔離してると聞いたが優希も?いや、桃には男に力を授けないはずなのでは?

そう考えていると…

 

「実は…」

 

 

 

 

安全な場所に移動中、京香は頼人にことのいきさつを話した。

 

優希は数か月前に魔都に迷い込み、京香に助けられた。しかし、優希と一緒にいる状態では醜鬼を対処するのが難しく、やむなく京香の能力である無窮の鎖(スレイブ)の力であんな怪物の姿になり、窮地を脱した。

 

 

「な~るほど。だから優希はあんな姿になってたたかってたのか」

 

「そうなんだ。驚かしちゃってごめん」

 

「何で優希が謝るんだよ。俺のほうが助けられたのに。本当お前、強くなったな」

 

「そうかなぁ。頼兄さんだって能力なしで警視庁の刑事になってるんだからすごいよ」

 

「和田さん、刑事だったんですか。しかもあの警視庁の刑事だったとは」

 

「そんな。あなたほどじゃないですよ。あの強さから見て、魔防隊でもかなり強いほうですよね?戦い方を見るに組長クラスだったりして」

 

「さすが刑事さん。鋭い洞察力がありますね。正解です」

 

「やったぜ」

 

雑談をしながら東京に帰れる門まで優希の背中に乗って移動した。

優希から降りると優希は人の姿に戻った。

 

「頼兄さん、ちょっと俺トイレ行ってくるからここで待ってて」

 

「すいません。私も手続きがあるのでここで待っていてください」

 

2人は何故か顔を赤らめながらこの場を離れていった。

 

 

                     ブルッ

 

安全な場所に着いたからなのか頼人もトイレに行きたくなってしまった。

トイレを探すためにフロア内をうろついているとある部屋から聞き覚えのある声が聞こえてきた。

 

(あの声は優希の声だな。トイレに行ったんじゃないのか)

 

刑事の癖なのか少しでも矛盾したことがあると確認したくなる性分な頼人は声が聞こえてきた部屋をこっそり覗いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            チュッ チュッ、ムチュッ 

 

 

 

「全く、お前はいつもこんな褒美ばかり欲しがるんだな。しかも今回はお前の従兄弟もいる場所で。この変態め…!」

 

「す、すいません」

 

2人はまるで恋人のように寝転がりながら足を絡めて、深~いキスをしていた。

 

 

(こ、こいつら、仮にも仕事場でありながらキ、キスをしているだとぉ!?魔防隊は公務員みたいなもんだから硬い職場だと思っていたが違うのか!?)

 

頼人は勘違いしてしまった。

 

 

 

 

頼人がトイレから戻って数分後に2人は顔を赤らめて戻ってきた。

頼人は理由を聞こうかと思ったが優希がかわいそうなので何も聞かないことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここが門なのか」

 

頼人は魔都と現世を突発的に結ぶ門のことは知っていたが、永続的に結び続けるタイプがあることは知らなかった。

 

「この門は魔都と東京を結ぶ門です」

 

「他にも山形県とかの他県に繋がってる門もあるんだよ」

 

「まるでドラえ…」

 

「ウォホン!和田さん、私たちは門をくぐった先まで送ります」

 

「ありがとう。助けてもらった上に現世まで送り届けてくれるなんて」

 

そう言いながら門をくぐると.......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

               数名の隊員が倒れていた。

 

「大丈夫か!?何があった!?」

 

京香たちは急いで隊員に近づいた。

 

「う、羽前組長…」

 

隊員は廊下の先を指差した。京香たちはその方向を向くと.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全身黒ずくめの黒いヘルメットをかぶった人間が立っていた。

 

「貴様、そこで何をしている!」

 

京香は剣を構えてその人間に凄いスピードで向かった.......その瞬間黒ずくめの人間は胸の辺りから

 

 

 

 

     

 

 

                  パァン!

 

 

 

拳銃を取り出して京香に向けて発砲した。

 

 

「チッ!」

 

すんでのところで京香は銃弾を剣で真っ二つにし回避した。

 

「.......」

 

黒ずくめの人間はすぐさま頼人と優希に銃口を向け、引き金に手をかけた。

 

「打たせてたまるか!」

 

京香は剣を使って銃を振るい落とした。

 

「っ....!」

 

黒ずくめの人間はひるんだ。のも束の間、京香を相手にするのは不利と感じたのか狙いを頼人たちに変え、物凄いスピードで頼人たちに近づき始めた。

 

「狙いは何だか知らんが、お前の相手は私だ!」

 

京香は黒ずくめの人間の進路をふさいだ....のも束の間、今度は隠し持っていた催涙スプレーを京香に向けて噴射した。

 

「ガァッ!」

 

一瞬ひるんでしまったすきを狙い、黒ずくめの人間は京香を飛び越え、頼人たちに急接近してきた。

 

「京香さん!どうしよう!?頼兄さん!?」

 

優希は普段かなり強いはずの京香がひるんでしまったからなのかかなり焦っていた。

頼人は必死に思考を巡らせた。

だがその間にも急接近してくる。京香も急いで追いかけるも間に合いそうにない。

 

どうするこのままだと殺されてしまう!焦りながら周りを見た頼人は倒れているある隊員の持ち物に目をつけた。

 

 

「優希!」

 

頼人たちに襲い掛かるその瞬間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                      ダン!

 

 

 

「っ....!!」

 

「男だってなめんじゃねぇ!」

 

 

頼人は間一髪のところで拳銃を拾い、左肩に銃を打ち込んだ。

 




和田頼人....実は銃の腕前はピカイチ

和倉優希....兄さんすっごい。

羽前京香....催涙スプレーでひるんでしまった。鍛錬をしなくては。
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