澪「お前まさか、私で抜いてないだろうな?」
吉乃「ご、ごめん! でもお前エロすぎるんだよ!」
澪「それはダメだろ! 親友をオカズにするな!」
こんにちは、親友からオカズにされていた女・澪だ。
そして私の隣にいるのは、私をオカズにしていた女・吉乃だ。
来週から中間テストが始まるので、私たちは今、吉乃の家で勉強会をしている。
「私はいつまで吉乃係をやらなきゃいけないんだ」
「ずっと面倒見てくれよな、澪」
「え~だる~」
私は、これまで全ての中間・期末で学年一位を取ってきた環境トップだ。そのため、毎回吉乃の勉強を見てあげている。
が、今日の吉乃はモチベーションがなさそうだった。まだテストまで数日あるので、そこまで切迫してはいないのだ。
「なんかモチベがあればやる気出るんだけどな」
「たとえば?」
「私が学年一位取ったら澪の
私は自分の体を守るように抱いて、吉乃から距離を取る。
「お前の頭、マジで性欲しかないな」
「健全な女子高生なら誰でもそうだろ」
「まあそうだけども」
「で、学年一位になったら触らせてくれる?」
「え~なんでだよ」
「負けるのが怖いのか?」
「全教科赤点ギリギリの奴が学年一位に勝てるわけないだろ。寝言は寝てから言えよ、普通科高校の劣等生が」
「なんだと!!!!!」
「まあ、本当にお前が学年一位になったらおっぱい触らせてやるよ(笑) ムリだろうけど(笑)」
「おうやってやろうじゃねえか!!!!!」
吉乃はシャーペンを握って机に向かい、熱心に勉強し始めた。
動機はともかく、やる気になってくれてよかった。赤点を取ると追試になってしまい、一緒に遊べなくなる。私だって吉乃と遊べなくなるのは嫌なのだ。
だから、ちょっとでも勉強をやる気になってくれるなら、その方がいい。
「澪、一応言っとくけど、触らせてもらうのは男の時のおっぱいだからな。女の時じゃなくて」
「分かってるって」
*
そして、中間テスト当日。吉乃は朝のホームルームが終わると、私のところへやってきた。
「いよいよ明日が中間テスト本番ですよ! むっちゃドキドキしてきた……。澪さん、今日くらい勉強は休んで明日に備えますよね?」
「今日と明日と明後日だよ。期末こそはがんばってよ」
「もうだめぽですか?????」
共テに変わって久しいというのに、吉乃は古の『センター試験忘れコピペ』でふざけている。ずいぶんと余裕そうだった。
「なあ、今回はお前の勉強手伝ってないけど、ほんとに大丈夫か?」
「心配すんなよ」
「酢酸と酢酸ナトリウムの混合液が代表的な、少量の酸や塩基を加えてもpHが変化しない水溶液は?」
「
「『やにわに』と『やおらに』の意味は?」
「『やにわに』は即座に。『やおらに』はゆっくりと」
「
「大宝律令」
「うおすっご!!!!!」
吉乃は腕を組んでドヤ顔をしている。
私は思わず感動して立ち上がる。吉乃がこんなに勉強してくるなんて初めてだ。
「がんばったな吉乃。なんか今すごい嬉しい」
「澪、分かってるよな? 約束覚えてるよな?」
「ああ、うん。覚えてるよ。お前が学年一位になったらな」
「よし、絶対勝つ!!!!!」
確かに、吉乃は頑張って勉強してきたようだ。
とはいえ、不動の学年一位である私に勝てるはずもない。
見せてやるよ、
*
数日後の昼休み。教室裏の黒板に、成績上位者の表が貼り出された。
第一位 茨城吉乃 935点。
第二位 琴澪 934点。
――私は崩れ落ち、床に膝をついた。
「ま、負けた……? この私が……?」
「いぃやっほぉおおおぅうッ! やったぜ! 見たか澪!」
吉乃は喜びのあまり跳ね回っている。
私は床に膝をついたまま頭を抱える。
「ちくしょうッ……!!!」
「残念だったなあ澪!!!!!」
吉乃はドヤ顔で私を見下ろしてくる。
この私が、吉乃より劣った存在?
ありえない。こんなこと、受け入れられない。
屈辱だ。こんなエロ猿に私が負けるなんて。私が吉乃以下の存在になるなんて。
「ほら立てよ、澪」
私は吉乃に腕を掴んで起こされた。彼女はいやらしい笑みを浮かべて私を見ている。
「放課後が楽しみだなあ、澪?」
「くっ……! ぐうっ……!!!」
*
放課後。私と吉乃は、河川敷沿いの道を歩いていた。
夕陽がオレンジ色に燃えている。川の水面が眩しかった。
私はテストの回答用紙を握り締めながら、川に向かって叫ぶ。
「私の実力はこんなもんじゃねえええええッ!」
「うおどうした急に」
「これからは! 予習一日三時間! 復習一日六時間やる! 予定だあああッ!」
「Z会のCM?」
「ほあぁあああああああああああッ!」
と、私は叫びながら走り出す。――が、その瞬間吉乃に腕を掴まれた。
「逃げられると思うのか?」
「……」
「約束だよな?」
「ほ、ほんとに触る気なのかよ?」
「当たり前だろ。そのために死ぬ気で勉強したんだから」
**1
そして、私は家に澪を連れ込み、一緒に自室へと移動した。
ラグに座り、澪と膝を突き合わせるようにして向かい合う。彼は珍しく緊張していた。
「じゃあ、約束通りおっぱいを触らせてもらおうか」
「くっ……!!!」
澪の表情が嫌そうに歪む。
「澪、脱いで」
「うっ……うぅッ……!」
澪はブレザーを脱いだ。そして、ワイシャツのボタンを上からひとつずつ外していく。
生脱ぎエッッッッロぉ……! エロすぎでしょこれ……!
だらしなく鼻の下が伸びてしまう。やばい。男子の脱衣、最高のエンターテインメントすぎ。
そして、澪はワイシャツを脱いだ。残るは、黒のインナーだけ。
気が強そうな、切れ長の瞳。氷像のように美しく、冷たい圧のある顔。強く気高い容貌が、今は屈辱に歪んでいる。
「くっそ……!!! この変態っ……!!!」
彼はインナーをめくり上げ、がばっと脱ぎ捨てた。
露わになる――おっぱい。
男子のおっぱい。
男性らしい平らかな胸板と、桜色の綺麗な乳首。
エッロ!!!!!!!!!!!!!
男のおっぱいエッロ!!!!!!!
「うひょおおおおおおおおおッ!!!」
「うるさっ……! あんま見んなっ……!」
「おっぱい! 男のおっぱいだああああッ!」
私は感激し、澪のおっぱいを凝視する。
ほんのわずかな曲線を描く、平面的な胸。女では味わえない、男性らしい体の輪郭。
そして、綺麗なピンク色の乳首。
人生で初めて、男のおっぱいを見ている。私が、こんな美少年のおっぱいを見れている。
「じゃあ、触るよ……澪……!」
「お前っ、鼻息荒っ……!」
私は澪のおっぱいを覆うように、優しく触れた。
そして、揉み込むように撫でる。
うおおおッ……! これが男子のおっぱい!
「こんのッ……陥没処女がッ……!」
「誰が陥没だって……?」
ピキリと額の血管が動いたのが、自分でも分かった。
私は澪の乳首を摘まみ、ぎゅっと抓った。
「んあっ……!♡」
「!?!?!?」
澪は慌てて自分の口元を抑えた。
え、なに今の声、すっごい可愛かった……。
元々地声がASMRみたいなしっとりした声だからか、余計に喘ぎ声が淫靡だった。
「んっ……!♡ んんっ……!♡」
「お前エッロ……!」
澪は顔を真っ赤にして、快楽に耐え、必死に声を押し殺している。
嗜虐心に火が付く。
澪を、いじめたい。啼かせたい。顔を真っ赤にして屈辱に震える姿を見たい。
私は彼の肩を掴んで押し倒した。
「え、ちょっ、んっ……!♡」
彼の乳首を、ダイヤルのように素早く抓り倒す。
「んうッ……!♡ あっ……!♡ んんぅッ……!♡」
乳首をいじってやる度、澪の喉から甘い嬌声が漏れ聞こえる。彼は海老反りになり、びくびくと腰を跳ねさせながら、気持ちよさそうに悶えていた。
「澪エッロ……!」
「やめっ……! ばかっ……! んあっ……!♡」
「お前乳首よわっ!!!!!」
「よわくないっ!!!!!!」
澪は顔を真っ赤にして、潤んだ瞳で私を睨みつける。屈辱に表情が歪み――煽情的だった。
「こらっ……! んっ……!♡ あっ……!♡」
ラグに澪を組み敷いたまま、彼の乳首を責める。澪は淫乱に啼きながら、抵抗して藻掻いている。
ああ、だめだ。もうこんなの、ガマンできない。
私は、澪に顔を近づけ――。
「このケダモノがっ!!!!!」
「ぐへえっ!!!!!!!!!」
ビンタされた。身体がふらつく。
澪は私の下から脱出して、体勢を整える。
「お前いま絶対キスしようとしただろ!」
「え、うん」
「そこまで許してないだろ!」
「ごめん、もう限界だった」
「コイツ……」
澪は呆れた目で私を見下ろしている。
私は彼を見上げて頼み込む。
「じゃあ変なことしないから、もうちょっとおっぱい触らせて」
「もうダメ」
「頼む!!!!!」
「ダメなものはダメ! もうおしまい!」
澪はそう言いながらインナーを着始める。
ああ……そんなあ……。
あっという間に、澪はシャツとブレザーまで着込んでしまった。そして彼は立ち上がり、荷物を持って部屋を出ていく。
「今日は帰る。私のことオカズにするなよ」
「コメントは控えさせていただきます」
「おいふざけんな!!!!! 絶対するなよ!」
**2
私は自室のベッドへ横たわり、さっきの出来事を振り返る。
ついにおっぱいを触られてしまった。
アイツ、私があのまま受け入れてたら最後までするつもりだった。
いつか、流されそうで怖い。
というか……男の体でするセックスって気持ちいいのかな?
……。
……。
いや、なんで相手を吉乃で想像してるんだ。
あ~~~~~も~~~~~~!!!
吉乃のアホ~~~~~~~~!!!