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今回は繋ぎ回。2年くらい前に書いたヤツに加筆してるから文章がとっ散らかってるなぁ……気が向いたら修正しよう。
深雪さんが生徒会に、お兄様が風紀委員に入ってから少し日が経った。
学校の方は部活動の新入生勧誘期間に入り……いや、想像していた以上にカオスだったわ。
原作で渡辺先輩が「今年もあの馬鹿騒ぎの時期が来た!」とか言ってたけど、3年生にもなればアレを馬鹿騒ぎって言えるくらい色々と慣れたというか諦めたのだろう。
致死性の魔法は流石に飛び交ってなかったけど、時々威力こそ低いが攻撃性のある魔法が普通に使われてるのを目撃したし……あれ、絶対に馬鹿騒ぎ扱いで終わっていい内容ではないでしょうに。
すげぇ速度で渡辺先輩から逃げる謎のボード乗りの2人組が光井さんと雫を抱えてる光景をたまたま目撃したけど、人を抱えたままあの速度で何かにぶつかったりしてたら普通に誰か死んでてもおかしくはなかったし。
今まで誰も死んでないから「大丈夫だ、問題ない」扱いが継続されてんだろうなぁ。
後日、雫に話を聞いたら謎の2人組は昨年卒業したバイアスロン部のOGで、突然誘拐されたのは怖かったけどちょっと楽しかったからそのままバイアスロン部に入部したとか意味不明な事を言ってた。
いや、学校側も簡単にOGの不法侵入を許すなよ。一応この学校って研究機関でもあるはずだから機密とかあるだろうに。
さて、そんな俺も一応成績優秀者の一人なので上級生に見つかってればもみくちゃにされたと思うけど見つからなければ問題ない。
授業が終わったら速攻で預けたCADを取りに行き、そのまま見つかり辛いルートで校門へ向かって校門が見えてきたらバレない程度に魔法を使って学校の外に逃げきれば俺の勝ちですわ。
魔法の不正利用になるって?いや、勧誘期間は魔法が飛び交ってるから俺が魔法を使ってるって特定出来てないっぽいんだよね。実際、七草先輩とか風紀委員から怒られてないからバレてないと思う。
部活に入る気はないのかって?原作鋼はマーシャル・マジック・アーツっていう魔法と軍隊格闘術を融合させたような格闘技系の部活に入っていたが、俺は部活には入る気はない。
転生者が出て来る物語でたまに見かける身体に精神が引っ張られて年相応な振る舞いになってしまう時もあるのだが、前世が学生とかだったならともかく、枯れかけてた社会人だった自分にはキラキラした若者について行くのが正直しんどいのよね。
あと原作の鋼と俺は戦い方が違うのでマーシャル・マジック・アーツに入部する意味合いは薄く、個人的に興した会社が忙しいので部活に入っても毎日通えるか曖昧なので帰宅部でいいかなと思ったり。
本当、ノリと勢いで会社を興したけど、起業した当時はここまで大変になるとは思ってなかったわ。
俺が興した会社の業務内容としては……あー、簡単に言ってしまうとメイジアン・カンパニーと似たような感じになるのかね?
魔法科高校の劣等生の原作終了後に、間を置かずに出版された続編のメイジアン・カンパニーとキグナスの乙女たち。
前世で読んだ気はするのだけど、正直どんな内容だったかあんまり覚えてないんだよなぁ……まぁ、前世の記憶を思い出してから10年以上経つから仕方ないのかも知れないが。
覚えている範囲だとキグナスの乙女たちは、十文字家の前当主である十文字先輩の父親が過去にハニトラに引っかかっていて、北海道の片田舎にロシア人とのハーフである金髪美少女の隠し子がいたのが発覚。
十文字家の抱える魔法資質の問題もあって金髪美少女は十文字家に引き取られ、お兄様と愉快な仲間たちが卒業した1年後に北海道から上京して来た幼馴染と一緒に一高に入学して青春を過ごすって感じ。
ちなみに、中学生の時に北海道へ旅行した際それっぽい娘さんたちと知り合いになったが、彼女たちがキグナスの乙女たちの主人公と幼馴染だったのかな?
何故か妙に懐かれたけど……特に何かした覚えもないのにどうしてあんなにも懐かれたんだろう?まぁ、可愛い女の子に懐かれたのは嬉しかったけどさ。
んで、もう一つの続編がメイジアン・カンパニー。
大学3年生になった魔王お兄様と女王深雪さんが会社を設立したよ、会社設立したのに相変わらずよくわからねぇ理由でどっかの誰かと敵対したりしてるよ、みたいな話。
こっちも正直あんまり細かい内容などは覚えていない。酔いどれリーナがエロ可愛かった事だけは覚えているが。
お兄様が設立した会社の業務内容としては、戦闘向けじゃない魔法師に職業訓練と就職斡旋をする感じだったかな。
設立したばかりの先行きが不明な会社に七草先輩と藤林さんがいるのは完全に人員の無駄遣いじゃない?って正直思ったが……タヌキ親父の四葉家に対する執着は本当にやべぇよね。
あと、十の研究所の系譜はハニトラに引っかからないとならないってお約束でもあるのだろうか……。
お兄様としては兵器以外の平和な日常での生き方を魔法師に……みたいな考えで会社を設立したのだろうけど、世界中の国々を
まぁ、そんな不確定な未来の話はともかくとして。
俺が中学時代にじぃさん(推定元老院のハゲ)に相談して親のコネやら何やらを使い設立した会社も、ある意味で似たような事をやっている。
魔法科高校の二科生にも引っかからない程度の魔法力を持つ人だったり、就職活動に失敗した魔法師。何らかの原因で魔法力が低下しちゃった元エリートやBS魔法師みたいな人など、多種多様な事情を持つ人たちを雇って魔法を使ったエンターテインメント関係の会社を立ち上げたのですよ。
原作夏休み編で鋼がバイトしてた遊園地とか、他にも様々なイベント会場で大道芸のようなパフォーマンスを魔法を使って披露したり、動画配信サイトに魔法の使い方や使用する上での注意点などを解説した動画を投稿するなど色々な活動をしている。
ちなみに、エイミィことアメリア゠英美゠明智゠ゴールディとのフラグを建ててたあの遊園地。親が関係者とか言ってたけど、実際は親がオーナーだったと知った時にはかなり驚いたよ。
パフォーマンスというかエンタメ関係となると未来の
お兄様がトーラス・シルバー名義で働いてるあそこの会社の株は原作知識から上がるのがわかりきってたので結構買ってあるから、株主特権で優先的に飛行用CADを買わせてくれないかなぁ。
あと、社員からの強い要望で魔法の家庭教師と相談相手みたいな事業もやっている。
両親が非魔法師なのに子供が魔法力を持って生まれて来た家庭だと、親御さんが魔法師に対する偏見を持ってる場合もあり……結果的に親子仲や家庭環境が拗れてしまうなんてケースが多いのよ。
うちの社員にも似たような感じで親子仲が拗れてしまった人もいて、自分のようになって欲しくないという気持ちから家庭教師だけでなく魔法について相談出来る相手が欲しいと提案されたので、事業として取り入れた。
数字付きの家とかなら魔法専属の家庭教師を雇い幼い頃から魔法を習う事が出来るけど、一般家庭だと魔法専属の家庭教師とか雇えるコネなんてないからね……お値打ち価格でやらせていただいてます。
魔法を教える専門の塾みたいのが無い訳じゃないのだけど、そういった塾は正しい魔法の使い方は教えても魔法や魔法師との向き合い方みたいなのを教える訳ではないからなぁ。
まぁ、塾の講師に家庭環境や親子仲まで気にして指導しろって求める方がおかしいか。
さて、俺がそんな会社を設立した理由としては……色々と気に入らなかったから。
俺自身が魔法師として欠陥品だったからか、魔法師として扱われなかった人の末路とかを何度か聞く機会があったのよ。
将来的にクソチートお兄様が魔法師の為に会社を興すのは原作知識から知ってはいたけど、正直妹以外はどうでもいいって考えのお兄様ってそこまで信頼出来ないのよね。
辿り着くかも不確かな未来まで待つくらいなら、俺がやってやるって感じでやっちゃった。
なんというか、魔法師って驚くくらい犯罪者に堕ちやすいのよ。特に魔法力はあっても魔法師としては落第で、魔法師としての就職先がないって人たちは、いとも簡単に社会からドロップアウトする。
未だに世間では魔法師は理解出来ない不思議な力で簡単に人を傷付ける事が出来るって認識が強かったりするので、魔法師に対する風当たりって結構厳しいものがある。
原作で魔法師と全く関係がない一般人が(事件に巻き込まれた被害者以外で)そうそう出てこなかったから、この辺りは転生してから初めて知ったのだけど……マジで魔法師に対する一般人の偏見ってのは強い。
なので魔法師としての実力が足らず魔法師社会で働けない人は、魔法師であることを隠して一般社会に混ざって働くことになるのだが、何かの拍子に魔法師バレしてしまうと不当な理由で解雇されたり、その後の再就職は絶望的ですとかザラにある。
で、そうなったら生きていく金を手に入れる為には犯罪に走るしかない訳で。暴力系自営業や、半グレの用心棒ポジになんちゃって魔法師が就職しちゃうわけです。
そうしない為にはどうすればいいか?す〇ざ〇まいを参考にしましたよ。
命の危険が少なくて、働いた分の金がちゃんと手に入る。
そんな普通の生活が出来る場所があれば、犯罪をわざわざ犯す奴なんて少ないんですわ。
だから、働ける場所を用意して、住む場所も用意して、働くのに必要な知識や道具も与えて……そんなことを繰り返していたら、気付けば魔法師と非魔法師を合わせて100人以上の社員を抱える会社となっていた。
まだ、会社設立してから3年経ってないんだけど?両親に土下座して色々と会社経営やら資産運用が出来る人材を派遣して貰えなかったら本当にきつかったなぁ。
見通しが甘すぎたよ。予想してた以上に魔法師の環境って厳しかったみたい。
うちの会社に就職したグレーな生活を送っていた社員さんがかつての仲間を誘ったり、口コミで広まったりしてて気付くとポンポン入社希望の人が増えていったのよね。
流石にマジモノの犯罪者はそのまま警察に引き取って貰ったけどさ。
千葉家の長男と知り合いになったのも、犯罪者の引き取りに対応してくれたのが千葉家の長男とその部下さんだったからだし。
そんなノリと勢いだけで拡大しているうちの会社の名前は『
魔法師同士だけじゃなくて、魔法師と非魔法師にある面倒くさい
北海道で小学生の女の子に懐かれた理由は「男の子だと気付かれなかったから」です。
女の子たちは普通にボーイッシュな服装の男みたいな名前のお姉さんだと思って遊んでました。
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