逆転なんて許さない   作:続(ツヅ)

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遅刻だーーーーー!!!!!!


第9話『バトルフェイズに入る』

 

 とある日のラビリンスからの帰り道、メアをおぶって近所の安いスーパーへ寄り道をする。

 今日はユウナへの襲撃はなかったらしいので、ラビリンスに遊びに来たらしい。

 遊びに来ると言ってもファイトスペースの端で閉店するまで居眠りしかしていない。

 

「わざわざカドショに来て居眠りするだけだったが楽しいのか?もっと他の人たちと対戦するとかあっただろ」

 

「ねぇ知ってるサカイ…人は気分転換にいつもとは違う場所でお昼寝をするんだよ」

 

 憐みの目を向けながら俺に諭すように言ってるが、公共の場で長時間も居眠りすんじゃねぇ。

 

「じゃあ普段はどこでお昼寝してるんだ?アジトの屋上か?そこら辺の公園か?」

 

「今まではマクマを抱いてベッド…だったんだけど、マクマが改造されて無くなったから最近はお気に入りのお昼寝スポットを探し直してるの…」

 

 その言い草だとマクマが改造されてなきゃ部屋から一歩も出ないってことじゃないか。

 そのことを考えると色んな場所を散歩するようになってむしろ良かったかもしんねぇな。今日の晩飯はセツナの好きな物にするか。

 

「…今よからぬひらめきしなかった?」

「いや、今日の晩飯はセツナのリクエストにしようかな~って」

 

「なんか…セツナの要望が通るの多くない?総督は少ないけど時々リクエスト通るのに、なんで私のリクエストは通らないの?」

 

「まぁ、俺がお前の世話してる分と差し引きしてるせいかな」

 

「ひどい」

 

 メアは不貞腐れながら頭をポカポカ叩く。

 メアは普段から運動しないんだから、せめてこんな暇な日ぐらいは軽く運動すればいいのになどと思ってしまう。

 

 

「……」

 

 急に頭を叩くのを止め、メアは遠くの方を見つめる。

 メアが見つめる先を俺も見るが、何もないただの道である。

 暗い夜道を街灯が照らしている。

 

「どうしたんだ?」

 

「…」

 

 答えは返ってこない。

 目を細めじっと見つめている。

 

「夢を見た…」

 

「夢?」

 

「この先に闇のカードがある」

 

 メアがこちらを一瞥して告げる。

 

「行くよサカイ…闇のカードを獲りに」

 

 目を閉じて息を整える。

 

「よし、行くか」

 

 

 

 

 

 一つだけ隠したことがある。

 

 確かに私は夢を見た…けど結末だけ話さなかった。

 

 私に勝ったサカイなら…変えられる気がしたから。

 

 

 マクマを装着しているサカイに聞こえないほど、小さくつぶやく。

 

「負けないよね…サカイ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 マクマを装着してメアの案内の元たどり着いた場所は、人影のない廃工場。

 

 あからさまに中で何かが起こってますよ〜みたいな廃工場。

 メアを背負いながら中の様子をうかがうと、4人の人影が見える。

 

「警察官と…黒服?」

 

 警察官の男共は気持ち悪い笑い声を上げながらファイトをしている。

 黒服の女性達の方は追い詰められているのか苦しそうな顔をしながらファイトをしている。こっちはダメージを追っていない警察と違って、服がボロボロになり傷を負っている。

 

 警察官は、まるで相手をいたぶるようにファイトを繰り広げている。

 

「…本当にあれが警察か?格好だけ真似たカスにしか見えねぇな」

 

「そっちの世界じゃどうだったかは知らないけど…あれはちゃんと警察だよ」

 

 メアは続けて警察のことについて話し始める。

 

 いわく警察とは表向き犯罪者を取り締まったり、事件を解決するヒーローとして振舞っているが、裏の顔は非合法な手段に手を染め、悪事の限りを尽くす外道集団。

 自分たちで事件をでっち上げカードを巻き上げ、不都合なことは民衆の声と国家権力で握りつぶし好き勝手する。

 ファイトで対抗しようにも、闇のカードの力を使うせいで雑魚でも強いうえに数が多いせいで逃げるしか手段がない。

 治安維持組織とは名ばかりで、逆に治安を乱す悪の集団。それに対抗するために非法的組織は警察に変わり自分たち周りの治安を守るため警察と敵対している。

 

 

「あっちの黒服は宝龍会の組員…大方悪さしてる警察を見て止めに入ったんだろうけど…」

 

 黒服の女性たちがダイレクトアタックを受けて吹き飛ばされる。

 

「まぁ何というか予想通りというか、負けたな」

 

 途中からファイトを見ていたが、あの状況から打開する手段なんてほとんどないだろう。

 恐らく闇のカードと思われるカード…テキストが元のカードとは違った。

 

 メアが背中から降りて横に立つ。

 

「それじゃあ…行こうか」

 

 俺もサイドデッキを戻して準備を終わらせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヒヒャヒャヒャァ!あー面白れぇぐらいぼっこぼこだったなてめぇら」

「本当それなw、まじこれが宝龍会とか笑えるんだけどwこれじゃあお遊戯会レベルだなぁw」

 

 目の前のゲス共は私たちを見て罵詈雑言を浴びせる。

 

 何か一言でも言い返してやりたいが、そんな力すらこの身体には残っていない。

 こんなゲス共に負けるなんて宝龍会に顔が立たない。

 

 隣で私と同じように倒れている相棒も同じ気持ちだろう、拳を強く握りしめることしかできない。

 

「威勢が良かったのは最初だけかよ。あーあこれだから弱いやつは、サンドバッグすらできないからつまんねぇんだよな」

「まぁ、だんだんてめぇらが絶望の表情に変わってく瞬間は楽しかったぜぇ~、「まさかこんなはずでは」「いったい…どうすれば…」なんて表情しだして可愛いかったぜぇ~」

 

 どれだけ言われようとも今の私たちには唇を噛み締めることしかできない。

 

 ゲスは私の髪を引っ張って顔を覗かせる。

 

「なんだぁてめぇ、まだそんな目ェしやがるならよぉ!!」

「グゥッ」

 

 腹を蹴られ床を転がる。

 蹴られた拍子に口の端から血が垂れる。

 

 ゲスは闇のカードを構えて力を使う。

 辺りから鎖が私に向かって巻きつき、強制的に立たされるように拘束される。

 

「さぁて…これからどう調理してやろうかなぁ~。記憶でも弄って人形にするのもいいし、適当に使いつぶすのもいいし、意識だけ残して操るってのもいいよなぁ~。てめぇはどれがいいww」

 

 ゲスは闇のカードを眺めながら、ゆっくりと遊ぶかのように近づく。

 

 

 目の前のことから逃げるように目を閉じる。

 

──あの学生たちは無事に逃げられただろうか。

──もしも次があればこんな場所には近づかないよう注意しなきゃな。

──<進竜 ジヴァンス>すまぬな、こんな不甲斐ない使い手で。コタツ様やはり私にこの方は荷が重かったようです。

──あぁ…申し訳ございません組長、コタツ様。この私の力不足を許さないでください。

 

 

……

 

 

 

 

「なんだぁてめぇら…いきなり邪魔しやがって」

 

 気づかぬうちに気配が2つ増えている。

 

 目を開ければ目の前にはパーカーを被った子どもと2mはあるであろう灰色のクマの着ぐるみがいた。

 

 

 あの後ろ姿には見覚えがある…あれは確か

 

 

「はぁ……仕方ない…マクマ、名乗るよ」

 

 

「我ら影を統べる皇たる組織『シャドウリヴォルト』」

 

「メア」

 

「マクマ.」

 

「今ここに…『シャドウリヴォルト』参上」

 

 風が吹きパーカーのフードが外れ紺色の髪が舞う。

 

 少女…メアは闇のカードを指して告げる。

 

「そのカード…獲りに来た」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほーん俺らの闇のカードが目的か…」

「だが負けたらどうなるか解ってんだろうなぁガキ」

 

 二人はニヤニヤしながら闇のカードを掲げる。

 

 

「「ソウルファイト強制執行!」」

 

 

 

 マクマと私の間を闇の壁が阻む。

 

 ここまでは予定通り…あとはファイトで勝つだけ。

 

「今さらやめたはなしだぜ嬢ちゃ~ん」

 

「元よりそんなつもりはない…けど、」

 

「けど、なんだ?」

 

 警察(ゲス)を睨んで告げる。

 

「いつも通り警察はゲス野郎で安心したよ…遠慮なく倒せるからね」

 

 

「デッキセット」

 

 デッキをボードにセットする

 

「ファイトボード起動」

 

 起動と同時にデッキがシャッフルされてる。

 

「マナカードセット」

 

 マナ(命の源)がデッキから10枚束となってセットされる。

 

 

 

 

「「対戦開始(イグニッションスタート)」」

 

 

 

 先攻は…こちら。

 手札は…うん、良い感じ。

 

「エナジー2の<跳ねる大波>をセット…ターンエンド」

 

 

「へっ、最初からエナジー2とは運が良かったが使えるカードがないんじゃどうしようもないなぁw俺のターン!」

 

「イグニッションフェイズ時に水2コストでフィールド<堕ちる太陽>を展開」

「何だと?!」

 

「<堕ちる太陽>は各イグニッションフェイズにしか使用できず、相手イグニッションフェイズに発動する場合はコストを2下げることができる」

 

 太陽が沈み、夜の冷たさが辺りを支配する。

 

「<堕ちる太陽>の【瞬発】…手札からコスト2以下のキャラを出す。その後、このフィールドに『(ドリーム)カウンター』を2つ乗せる」

「私は手札から<夢の追走者 エリン>を出し、<堕ちる太陽>に『(ドリーム)カウンター』を2つ乗せる。…この時<夢の追走者 エリン>の効果でエリンにも『(ドリーム)カウンター』を同じ数だけ乗せる…処理は終了だよ」

 

 薄暗い盤上にいつの間にか学生服の少女が現れると同時に、辺りの空間に二つの青白く光る玉(夢カウンター)が漂い始める。

 そして、少女…エリンが手を夢カウンターに向けるとエリンの周りにも二つ現れる。

 

「へへへ…脅かしやがって結局何もしてねぇじゃねぇか。ドローしてメインフェイズ!<泥沼の盃>をセットしてエンドフェイズ。フィニッシュドローしてターンエンドォ!」

 

 

 セットしたのは汎用の木属性トラップ…それだったらまだ動かないね。

 

「私のターン…イグニッション、ドロー、メインフェイズ」

 

 さすがに闇のエナジー2は引けないか…。

 

「<夢でも見てたのか?>をセット…闇エナジー1とエナジー2の2枚で2コストのマジック<小さな夢(リトルドリーム)>を発動。余剰1エナジー分でマナが1枚墓地へ送られる」

「<小さな夢>の前に、カードが墓地へ置かれたことで<堕ちる太陽>の【オーラ】発動、自身のキャラ1体…つまり<夢の追走者 エリン>とこのフィールドに『夢カウンター』を1つ乗せる。エリンは<堕ちる太陽>に乗せた『夢カウンター』と同じ数更に乗せる」

「<小さな夢>の効果、山札の上から2枚を見て…ドリームカードを表向きにしてすべて手札に加えるか、2枚のうち1枚を手札に加える。その後私の場のカード1枚に『夢カウンター』を1つ乗せる。私はドリームカードの<始まる憧憬>と<上る三日月>を回収して、<堕ちる太陽>に『夢カウンター』を1つ乗せる。<夢の追走者 エリン>の自身の効果で同じ数乗せる」

 

 <小さな夢>の効果処理が終了し()()()()()()()

 

「カードが墓地へ置かれたため、<堕ちる太陽>の【オーラ】が再度発動。対象と処理は先ほどと同じだから省略…」

 

 これで夢カウンターは3と6…後はあの子を引くのみ。

 多分…引ける気がする。

 

「バトルとセカンドフェイズは飛ばしてエンドフェイズ…フィニッシュドロー」

 

 メアの勘の通り、その手には切り札の<星詠みの夢 ポラリス>があった。

 

「リヴォルトセットしてターンエンド」

 

 

「チッ、2ターン目なのにチンタラチンタラしやがって…ブっ殺す!」

 

「俺のターン!イグニッション、ドロー!ハハハッ来やがったぜ!これは完璧な手札すぎんぜぇ!!」

 

 …デッキからカードを引くとき嫌な気配がした。

 

 けど、もう問題ない。

 

「メインフェイズ!光のエナジーをセットして、木光2コスト!<『獄』封鎖魔獣(ビーストチェーン) フウラ>を召喚!」

 

 置かれたカードから、真っ黒な煙を放ちながら体中に鎖を撒きつけたゴリラが這い出てくる。

 

「闇のカードの力を見せてやる!<『獄』封鎖魔獣(ビーストチェーン) フウラ>の【瞬発】発動!てめーのキャラ全てはこのカード以外をアタックできず、このカードをブロックできなくなり、コール、リリースもできなくなる!」

 

 <『獄』封鎖魔獣(ビーストチェーン) フウラ>の投げた鎖が<夢の追走者 エリン>を拘束する。

 

「そしてぇ!エナジー、手札、墓地から合計エナジー以下のコストの封鎖魔獣キャラを1体出してもよい。俺は手札から<『獄』封鎖魔獣(ビーストチェーン) フウラ>を出す!」

 

 この感じ…まだ後ろに控えてる。

 

「今出たフウラの【瞬発】発動!更にもう1体!!!そしてぇ…おまけにもう1体!!!!!!」

 

 盤面には<『獄』封鎖魔獣(ビーストチェーン) フウラ>が4体並ぶ。

 

「さぁ命乞いの準備は済んだかガキィ!」

 

 

 

「命乞いするのは()()()だよ」

 

 メアの目が妖しく光る。

 

 

 

「それは誰かの夢の果て、それは一人の少女が願った夢、いつか届く宇宙の星々(叶う憧憬の夢)

 

 

 

リヴォルトオープン

 

 

 

「夢を叶えるよ<星詠みの夢 ポラリス>」

 

 

 

「<星詠みの夢 ポラリス>は『夢カウンター』を6つ取り除くことでオープンできる。そして…リヴォルト効果で山札の上から6枚見て2枚手札に加える。私は<深淵の誘い>と<夢見る少女 リール>を回収」

 

「まだ終わらないよ…手札を2枚捨てることでコストを支払わずにスピードマジック<深淵の誘い>を発動。場のカード1枚…<『獄』封鎖魔獣(ビーストチェーン) フウラ>を墓地に送るよ」

「墓地にカードが置かれたことで<堕ちる太陽>の【オーラ】発動。墓地へ落ちたのは計4枚、<堕ちる太陽>と<星詠みの夢 ポラリス>にそれぞれ『夢カウンター』を4つ乗せる。<夢の追走者 エリン>の【オーラ】発動。同じ数の『夢カウンター』をエリンに乗せる。エリンに乗せられる数は合計8」

 

 封鎖魔獣が深淵に飲まれ、暗闇の夜空に夢カウンターがいくつも浮かぶ。

 

「何…だと?」

 

 

「安心して…全て眠らせてあげる」

 

 エリンから夢カウンターを3つ受け取り…使う。

 

「エリンの夢カウンターを3つ取り除くことで<星詠みの夢 ポラリス>の【対応起動】発動。私の墓地から<夢の追走者 エリン>を出す」

 

「もう一度エリンの夢カウンターを3つ取り除くことで<星詠みの夢 ポラリス>の【対応起動】発動。<『獄』封鎖魔獣(ビーストチェーン) フウラ>1体破壊」

「墓地にカードが置かれたことで<堕ちる太陽>の【オーラ】発動。<堕ちる太陽>と<星詠みの夢 ポラリス>にそれぞれ『夢カウンター』を1つ乗せる。2人の<夢の追走者 エリン>の【オーラ】発動。同じ数の『夢カウンター』をエリン達に乗せる。エリンに乗せられる数はそれぞれ2つ」

 

「更にもう一度エリンの夢カウンターを3つ取り除くことで<星詠みの夢 ポラリス>の【対応起動】発動。<『獄』封鎖魔獣(ビーストチェーン) フウラ>1体破壊」

「墓地にカードが置かれたことで<堕ちる太陽>の【オーラ】発動。対象は変わらないため省略」

 

「更にもう一度エリンの夢カウンターを3つ取り除くことで<星詠みの夢 ポラリス>の【対応起動】発動。最後の<『獄』封鎖魔獣(ビーストチェーン) フウラ>を破壊」

「墓地にカードが置かれたことで<堕ちる太陽>の【オーラ】発動。対象は変わらないため省略」

 

 

「嘘だろ…」

 

 先ほどまで場を支配していた魔獣は完全に姿を消した。

 

「次はお前だよ」

「は?」

 

 メアは声色一つ変えずに告げる。

 

「お前の手札は残り3枚…」

 

「エリンの夢カウンターを3つ取り除くことで<星詠みの夢 ポラリス>の【対応起動】発動。お前の手札を1枚見ないで捨てさせる」「墓地にカードが置かれたことで<堕ちる太陽>の【オーラ】発動。対象は変わらないため省略」「エリンの夢カウンターを3つ取り除くことで<星詠みの夢 ポラリス>の【対応起動】発動。お前の手札を1枚見ないで捨てさせる」「墓地にカードが置かれたことで<堕ちる太陽>の【オーラ】発動。対象は変わらないため省略」「エリンの夢カウンターを3つ取り除くことで<星詠みの夢 ポラリス>の【対応起動】発動。お前の手札を1枚見ないで捨てさせる」「墓地にカードが置かれたことで<堕ちる太陽>の【オーラ】発動。対象は変わらないため省略」

 

「さぁ、処理は終了だよ…」

 

 男は茫然自失となって膝をつく。

 

「…何もしないならさっさとターンエンドして」

 

「…エンドフェイズ、フィニッシュドロー…ターンエンド」

 

 気力がないのだろう、先ほどまでの態度は鳴りを潜めただただ処理を進める。

 

 

「私のターン…イグニッション、ドロー」

 

「メインフェイズ、エナジーをセット…エリンの夢カウンターを3つ取り除くことで<星詠みの夢 ポラリス>の【対応起動】発動。お前の手札を1枚見ないで捨てさせる」「墓地にカードが置かれたことで<堕ちる太陽>の【オーラ】発動。対象は変わらないため省略」

 

「…引いたのは全体破壊のカードか。リヴォルトセットでもすればよかったのに…。まぁそれでも関係ないけど」

 

「4コスト<夢見る少女リール>を召喚」

 

 エリンと同じ学生服の少女が現れる。その少女は辺りの夢カウンターを取り込み始める。

 

「<夢見る少女リール>の【起動】発動…『夢カウンター』を2つ取り除き、このキャラのスタッツを+0/2または+2/0、またはこのキャラに次の自分イグニッションフェイズまでキーワード能力を1つ与える」

「私はリールの【起動】を15回発動してスタッツを+8/8、【速動】【位相】【魔葬】【ガッツ】【破壊無効】【二回行動】を2つ与える」

 

 リールの手に光が集まる。

 

「バトルフェイズ、<夢見る少女 リール>でアタック」

 

 <夢見る少女 リール>から放たれた光は警察官のマナを全て消滅させる。

 

「【二回行動】のため追加行動…<夢見る少女 リール>でダイレクトアタック」

 

 

 

「お前には闇のカードを持つ資格なんてない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




過剰な税、過剰な法、過剰な圧制
これらもすべてお前らのためなのだ

──慈愛の圧政者
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