転生先の世界滅んだんやけど?まあどうにかなるか!   作:黙々睦模目

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4  鉄屑が逆らうな!

 

『速報、七神リン連邦生徒会長代行を解任…!』

 

『後任は不知火カヤ室長がなるとのことで…』

 

『そして…昨夜未明…

 ヴァルキューレ警察学校生徒達が

 暴行された件ですが…犯人はなんと…

 先日のキヴォトスを震撼させた

 一派の残党…連邦生徒会からの情報ですと…

 "風来坊"…"戒人"と名乗る"男性"との事です』

 

「うるせぇな〜…そっちじゃねぇよ…!」

 

『この"風来坊"を巡って…

 様々な組織が動いているとの事です

 先生を始めとした"シャーレ"

 そして"カイザー"グループが彼を狙って…

 日々熱烈な争いが繰り広げられているとか…!』

 

『しかもこの風来坊…!

 なんと奥さま?彼女?伴侶?婚約者?

 がいると話題だ〜!果たしてどういう事だ〜?』

 

『何股してるんだ〜?風来坊は!?』

 

「はぁぁぁぁ?」

 

『町中で風来坊を見た方からの情報だと…

 水色のペンダントを慌てて探していたとか…!』

 

『風来坊の探す…!水色のペンダントには…!

 一体なにが隠されているんだ〜!?』

 

『続報をお待ちくださ…!』

 

「ふん!」

 

 バキンッ!

 

 俺は電化製品店のテレビを拳で粉砕した

 当然だ…俺に伴侶どころか彼女すらいない!

 なのに…!なもいるのが当たり前ですよ?

 みたいな風吹かしやがって…!

 あんの…!マスゴミがぁぁぁ…!

 

「あぁ〜!!!あんた!

 なにテレビ破壊してんだ!弁償しろ!」

 

「黙れ!俺は今イラついてんだよ!パンチ!」

 

「グェッ!理不尽…」

 

「黙れ!俺がルールだ!」

 

 墓参りの帰りにウキウキで

 テレビのニュース聞いて

 面白くなりそうだったのに…

 面白くなってきやがったってのに…!

 なんで俺に彼女いるとかいないとかでさぁ!?

 なんで俺が連邦生徒会とかより

 目立って報道されてんだよ!おかしいだろ!

 馬鹿げた事してんじゃなぇよ!マスゴミがよぉ!

 

「チッ…!もっと魑魅魍魎な闘争を起こせよ!

 なんで俺やねん!!!もっと闘争を求めろよ!

 なんや?俺の存在しない記憶だってのか!?

 あぁ〜?おぉん?

 俺は彼女いない暦イコール年齢だぞ!

 いい加減にしろ!このマスゴミはなんだ!」

 

「わ…私に言われても〜…」

 

「黙れ!俺がルールなんだよ!ゴラァ!」

 

「ヒェ…」

 

 クソぉ…こうなったら情報だ

 さっさと黒服に連絡してこのマスゴミ潰すか?

 どうしてやろうか…マスゴミィ…

 

「ぐぬぬぬぬ…!!!」

 

「痛い!痛い!痛い!」

 

「あ!忘れてたわ!すまんな!ガハハハ!」

 

 俺は握っていた店員を離して

 壊したテレビの方に投げ飛ばして

 壊れたテレビに2つ目の風穴を開ける

 

「よし!隠蔽完了!ガハハハ!

 じゃあな〜弁償はしねぇ!

 請求するんならマスゴミに請求しなぁ!!!」

 

「ひ…酷い…」

 

 「俺はお前より強い…つまり俺がルールだ!」

 

 そして俺は電化製品店から去った

 取りあえず…Teacher側につくのは無しだ!

 Teacher側に強い奴固まってるからな〜…

 ほとんど鴨打で終わるからな〜

 つまらんどうせなら…

 強いと思い込んでる奴を潰す方がおもろい…!

 元々Teacher(プレナパテス)側に

 味方してたのだって

 強い奴いなくなっちまったから

 カイザー共と仲良くするくらいなら

 Teacherのがよかっただけだしな…

 クソガキの面倒も見てもらってたしな…

 でもこの世界には俺いねぇからな!

 俺は責任なんてねぇもんな!

 

「はてさて…どうしますか〜…!」

 

 今からでも楽しみだぁ〜…!!!

 カイザー共の雑兵は良い鳴き声するし…

 Teacher側は強者揃いどっちとも揉めてもいい!

 だが!やっぱ強者よ!強者!

 強者との血湧き肉躍る戦いもいい!

 勉学は嫌いだったが…!

 なんだかんだ前世では闘争といえば

 椅子に座って書類仕事を捌いて…

 人間関係が大事だった

 だがな〜…!あんなんで俺は満足できねぇ!

 くっっっ…そ!退屈な日々だった!

 あれはしょ〜もねぇ!

 ほんとここみてぇに暴力で全て解決!

 こそ相応しい…!

 

「先生側についたらぜってぇ…書類仕事メインだ!」

 

 そうである…前の時間軸の世界では

 先生側になった時はいつも

 一緒に書類を捌く…毎日!!!

 嫌だ!!!俺は絶対に戻らないぞ!!!

 

「週7出勤のサビ残当たり前の毎日は嫌だぁぁあ〜!!!」

 

 俺は絶対に!!!あの毎日に!!!戻らん!!!

 

「あの日々には…!!!あの日々にはぁぁぁ〜!

 ぐあああああぁぁぁぁ〜!!!」

 

 あの日々が嫌過ぎて…

 また某戦闘民族になる所だったぜ…

 

「冷静になれ…俺はもう自由なんだから

 問題起こすクソガキもいないし…

 銀行強盗するクソガキもいないし…

 俺の物をすぐ盗むクソガキもいない…

 …最高の日々じゃないか!!!

 待ってろよ…!!!俺の闘争の日々!!!」

 

 フハハハ!残念だったな!Teacher!!!

 俺はこの時間軸ではな!

 絶対に社畜にらならんぞ!

 やりがいが全てなんてゴミだ!!!

 あんなに働いてもあの程度の給料じゃな〜!!!

 割に合わねぇんだよ!!!

 

「あばよ!Teacher!

 ぜってぇに俺は社畜に戻らん!」

 

 そして俺はスマホを取り出して

 カイザーへ電話を掛ける

 

「…あ!もしもし〜?カイザーですか〜?

 どもども〜風来坊です〜

 おたくの〜オーナー?取締役〜?

 に用があるんですけど〜?

 いませんかね〜?…なにぃ〜!?出れない?

 あ〜!そんな事言っちゃうだ〜!

 いいのかな〜?そんな事言っちゃってさ〜!

 そうか!よろしい!ならば戦争だ!

 今更後悔しても遅いわ!あばよ!鉄屑!」

 

 俺は電話を切った…

 

「生意気な事言いやがって…!

 もう許さん…!許さんぞぉぉぉ〜!!!」

 

 あの雑魚共が!

 何故あんなにゴミに指図されなぁあかんねん!

 調子に乗りやがって…

 手始めにカイザーの子会社何個か潰すか…

 

「へへへ…!鴨打と行きますか〜…!」

 

 俺は手始めに手榴弾を取り出す

 取りあえず10つでいいか!

 1つのピンを抜き…

 カイザーの子会社に向かって…

 フルスイングした

 

「ストラ〜イク〜!!!バッターアウト!」

 

 ドカ~ンッ!

 

「気張ってこ〜!!!ほらほら〜!」

 

 見てください!あの慌てよう!

 吹き飛ばされたカイザーの社員達が

 慌てて建物の中から出てきております!

 そして爆発に巻き込まれたボロボロの

 機械人?達に駆け寄っております!

 

「全く〜!機械なんだから死なないだろうに〜!

 羨ましい限りだ!ほら!まだ9つもあるぞ!」

 

 カチンッ!

 

 

 2つ目の手榴弾を取り出し…

 安全ピンを抜き取り…

 まだなにが起きてるかわかってない

 カイザーの鉄屑共に向け投げ飛ばす

 

 ………

 

「いや〜!わざわざありがとね〜?

 いや〜こんなに歓迎してくれるなんてな〜!

 あは!あははは〜!!!

 もっと早くさ〜?俺が連絡して上げたのにさ〜?」

 

「……」

 

「君の部下はなんて言ったと思う?

 寝言は寝て言えだってさ〜?

 ほんっとさ!失礼じゃないかな?

 もうね〜!俺ってさ〜?短気で有名なんだよ!

 だからさ〜?過去の事はさ?

 とりあえず水に流してさ?

 仲良くしようじゃないか!」

 

 バァンッ!!!

 

「馬鹿にするのもいい加減にしろ!!!

 風来坊…!お前ぇぇぇ…!!!

 一体いくつの子会社を潰したと思ってるんだ!?」

 

「ざっと〜?10くらい?かな?」

 

 バァンッ!!!

 

「巫山戯るな!!!ざっと?だと!?

 お前は我が社所属の会社を29社潰したんだぞ!」

 

「え?29?肉じゃ〜ん!肉食べたくな〜い?」

 

「巫山戯るなと言っているだろう!!!」

 

 今俺の前でブチギレてるのはカイザーグループの

 えぇ…と〜…代表取締役?の人なはずだ…

 全く〜俺は短気って自信はあるけどさ〜?

 あんたも短気だね〜?

 ほんと困っちゃうよ〜

 

「あ!タバコ吸っていい?」

 

「だから巫山戯るなと言っているだろ!?」

 

「またまた〜そう言わずにさ〜?」

 

「俺を挑発するのもいい加減にしろ!」

 

「安心してよ〜…ほらこれカイザー製だろ?

 電子タバコだよ〜?僕は顧客だよ?顧客」

 

「お前のような顧客なんぞ要らんわ!」

 

「まぁ!なんて酷いこと!

 まだ爆破したりないの!?」

 

「巫山戯るなぁぁぁ〜!!!」

 

 バァンッ!!!バキィッ!!!

 

 可哀想な机君…真っ二つになっちゃった

 もっと労ってやれよ!可哀想!

 なんで両手で何度も叩きつけるんだよ!

 少しは感情を抑えろ!ボケカス!鉄屑!

 

「机君が可哀想だ!真っ二つじゃないか!」

 

「誰のせいだと思っている!?貴様!!!」

 

「全く〜!誰のせいだって〜!?」

 

「ぐぬぬぬの…!!!」

 

 そうだ!もっと歯ぎしりしろ!

 もっと苦しめ!俺の舐めた罰だ!ガハハハ!

 

「まぁ…冗談はこれくらいにしようか…

 "仕事の時間"だ…プレジデント取引しよう」

 

「……何だと?」

 

「取引しようと言ったんだ…

 俺は勝ち戦には興味ないからね〜

 だからお前らに味方してやるって言ったんだ」

 

「なにィ…?お前どういう事だ!」

 

「お前じゃTeacherに勝てねぇっつたんだよ

 お前らの言う自慢の精鋭はTeacherにボコボコ…

 壊滅したばかりじゃないか?えぇ?」

 

「…何故それを知っている」

 

「だって見てたからな〜!特等席でな!

 お前が指揮官だっけ?」

 

 俺は取締役の後ろで待機していた

 たしか〜…ジェネラル?を指差す

 

「お前のあの…慌てようときたら…

 最っ高に…!…面白かったぜ〜?

 いい酒のつまみになったわ〜…」

 

「くっッ…!」

 

「…それで風来坊。取引とはなんだ?

 俺達を誂う為だけにここに来たのか?」

 

「そんな訳ねぇだろうがよ〜!!!

 俺はなぁ〜"闘争"がしたくて来たんだよ!」

 

「"闘争"?」

 

「あぁ!そうとも!

 ある者は自身の野望の為に世界を敵に回し!

 またある者は自分達の信じる…

 神の為に全てを捨てた!

 ある者は正義を掲げ!人々に迫害を行った!

 だが結果は全て力があるものが勝ってきた!

 どんな崇高な理想であろうと力の前には無力!

 そして強者こそ正しい!

 そして今回俺がお前達に取引を持ち出したのは…

 お前達が負けるからだ…!」

 

「……ッ!?何だと…!」

 

「人間とはいつも闘い!争い競っているのだ!

 何故だと思う?何故人々は闘い…争い続ける?」

 

「…さぁな知らん

 お前のような狂人に言われてもわかるか…」

 

「そうだ!わからない!

 人々は口ではいつも平和を求める!

 だが!実際には平和を自ら壊しているのだ!

 自分達の野望…闘争の為に!

 自身のエゴで平和を破壊するのだ!

 例え…それにより平和な世が訪れたとしても!

 またその体制が崩れれば平和は崩壊する!

 平和などありえない!またある者は言った!

 "世界は舞台だ"と…!

 "舞台では誰もが役を演じなければならない"

 とね!ならば俺は狂人を演じよう!

 世界に闘争の壁に推し進めよう!

 闘争こそ!人々の感情が爆発し!

 本性を曝け出し!醜く藻掻くのだ!

 ある者は口角を上げ!ある者は口を歪める!

 いいじゃないか!最高じゃないか!

 世界平和?そんなの理想が実現するわけがない!

 いつだって強者が正しい当然だ…!

 さぁ!取引だ!プレジデント!

 誰であろうと欲望を抑えられない!

 さぁ…!俺にお前の汚い…汚い…!

 欲望を見せてみろ!俺を楽しませろ!」

 

 俺は契約書とボールペンを放り投げる

 するとプレジデントはそれを受け取る

 

「悪魔と契約する準備は…如何かな?」

 

「いいだろう…お前と契約してやろう」

 

 するとプレジデント書類を確認する

 

「…ん?何故この土地がほしい?

 周囲は山に囲まれていて交通の便も悪い

 おまけに周囲には山しかない

 少し進めば海があるくらいの土地だぞ?」

 

 するとプレジデントは書類のとある箇所を指差す

 そこはなんの変哲もないただの一軒家しかない

 郊外の外れにある土地の権利を

 戒人に譲渡すること…と書かれていた

 

「あぁ〜それはな俺の恩人の墓を置くんだよ

 近くにいい景色が見える場所が合ってな?

 それで近くに家でもあったらな〜…

 と思ってただけだ…その恩人ってのもな〜?

 いい"闘争"を見せてくれた…

 自己犠牲…そして選択…決断…全てが綺麗だった」

 

「……そうか」

 

 そしてジェネラルは書類にサインした

 

「じゃあ君達がやろうとしてる…

 闘争に俺の手を貸してやろう…

 安心してくれ…報酬は前払いで受け取ったからね

 俺を売り渡すってんなら売り渡せばいい…

 でも報復には気をつけねぇとな…?」

 

「…お前を裏切った方が後が怖い

 するわけがないだろう…」

 

「あぁ…仲良くしようじゃないか…!」

 

 ……

 

 こんな偶然もあるんだな〜

 俺はカイザーから貰った土地に来ていた

 ここは俺の家族が暮らしてた家だ

 元々ここから見える海岸線が綺麗だった

 だからカイザーが所有している土地と知って

 直ぐ様取引の内容に埋め込んだ

 そして俺はショルダーバックから鍵を取り出す

 

「たしか〜…この鍵だったな…

 お?開いた開いた〜」

 

 開いた扉から俺は中に入る

 中を見ると全てが埃に包まれていた

 

「早速掃除からかな〜」

 

 マスクとゴーグルを

 ショルダーバックから取り出し…

 箒と埃払いを取り出して清掃を始める

 

「にしても…金目の物ばっかなのに…

 なんで回収しなかったんだ?」

 

 そう何故このままの状態で放置されていたのか

 中には確かに金目の物はある

 なのになぜ…こんなに家具が放置されているのか

 まあ当然かここはド田舎の郊外だし

 コンビ二も車で3時間いかないとない!

 費用と割に合わないからな〜

 

「考えても仕方ねぇか…お?まじか!?」

 

 俺は母さんの部屋の掃除に入った際に

 黒い小さな箱を見つけた!

 

「まさかの〜!?まさかの〜!?ほいっ!あ?」

 

 俺は箱の中を確認すると水色ではなく…

 黄色のネックレスが入っていた…

 

「ふ〜む…イエローダイヤモンドか?」

 

 なんでだ?俺が持ってたのは…

 水色だったのに…

 女物の綺麗な青いダイアだったのに…

 男物のしかも黄色…

 …ッ!?しかもこれ埃被ってねぇ!

 トラップか!?

 

 俺は慌ててネックレスから距離をとる

 しかし…なにも起きない

 

「…なんでやね〜ん!

 誰だよ!これ置いたの!

 意味わかんねぇ!!!」

 

 クソが…!

 まぁ?金目の物な訳だから?

 …貰っておこう

 

「拝借〜拝借〜…」

 

 そうして俺は入ってた箱から

 ペンダントを取り出して

 先ほど掃除中に見つけた鏡の前に立つ

 

「お?あれこれ…俺の同じ瞳の色だな」

 

 そうして俺はゴーグルを外し鏡を覗き込む

 鏡には俺の瞳の色である黄色い目が映り

 イエローダイヤモンドと同じ輝きを見せていた

 

「う〜ん偶々か?まあ売らずに取っておくか」

 

 俺はとりあえず懐に仕舞う

 

「さて…ちゃっちゃと掃除終わらせますか…」

 

 ……

 

「やっと終わったぜ…」

 

 辺りを見渡せば埃1つない!

 我ながら完璧な清掃!

 ここに土足で入ってくる奴がいたら

 フルボッコだどん!だぜ!

 

「…さて、後やる事は1つだ」

 

 俺はシャベルを取り出して

 外へ駆け出す…

 10分ほどして…

 俺は掘った穴に"骨壺"を入れて

 掘った穴を塞いでいく

 そして…最後に墓石を立てる

 

「よっし!Teacher!どうだ?いい景色だろ?」

 

 ちなみに遺体は俺がこの時間軸の

 Teacherを助けて…去っていってから

 遺体と遺品だけ回収して

 俺の方で火葬して骨壺に入れてきた!

 墓石にはTeacherを書いておいた!

 俺が目を向けた先には山々の間に

 鮮やかな海と夕日が見える

 Teacherが拝めなかった…

 "あまねく奇跡の始発点"…

 そう言っていたのは聞いた事がある

 だが俺にはその始発点?ってのは知らん!

 だってよくわかんないんだもん!

 そもそもなんで奇跡だどうとか言うねん!

 そんなもんあらへん!あらへん!

 力が全て!力こそPower!

 力がないからなにも救えない!

 ただそれだけだ!

 

「…っま!奇跡に縋りたかったのもわかるぜ?

 Teacher…あんたは上手くやったよ

 俺からも褒めてやんよ!」

 

 戒人はそう言いながら

 墓石の名前の掘られていない面を叩く

 

「あんたは先生だったよ…最後までな!

 俺が"何言ってんだよ!"って話かもけどな!

 お前の書類仕事は手伝ってやったんだから!

 この時間軸のお前の仕事は手伝わないからな!

 絶対手伝わないぞ!?いいな!?

 はぁ〜…ちょいと一杯飲ませて貰うぜ

 あんたの分も置いてやるから怒らないでくれ〜!」

 

 すると戒人はバックから…

 キンキンに冷えた缶ビールを2缶取り出し

 1缶はそのまま墓石の前に置く

 

「では…!缶ビールで乾杯!いただきま〜す!

 ング…!ッング…!ッング…!っぷはぁぁぁ〜〜!!!

 …美味いぜTeacherでもよ〜!

 あんたがいないんじゃな〜…

 ちょっと酒がしょっぱくなっちまったな

 これじゃツマミ要らずだぜ?

 それに俺ここでずっとさ?

 独り言喋ってる痛い奴だよ〜!

 全く〜!困っちまうよ!」

 

 そう言い戒人は沈みゆく夕日に目を向ける

 空はもう暗く染まっている

 

「後はあんたの言ってた頼むだな?

 安心しろ!Teacher!

 俺は闘い…争い続ける事!

 あんたの願いは生徒達の幸せ!

 なら!答えは1つだ!

 

俺が生徒の敵諸共ぶっ潰されてやるよ!

 

 俺が敵諸共吹き飛べば…

 後はあんたの生徒達の幸せな未来だぜ?

 そうなったら一緒にここでよ…

 肩並べて酒のツマミに話し明かそうぜ…Teacher」

 

 そう言い戒人は深く被っていた

 カウボーイハットを脱ぎ…

 墓石の上に固定する…

 そして戒人の黄色に輝く目と黒髪が姿を現す

 

「このハットはお前がプレナパ?テス?

 になる直前から使ってた奴だ…

 あらがたく受け取れよ…?

 ここの光は眩しいだろうからな!

 俺はnew!ハットがあるからな!ガハハハ!」

 

 そう言い戒人はバックからハットを取り出し…

 また深く被る…目元が見えないほど

 

「じゃあな!また来るぜ!Teacher!

 俺のあげたハット無くすなよ!

 俺はあんたの最後の願いを叶える

 一仕事をしてくるよ…

 さらばだ!兄弟!今度はあんたの夢を叶えた後!

 お前に土産話を持って会いに来るぜ!」

 

 そう言い戒人はバックから

 "バイク"を取り出した

 そして鍵穴に鍵を差し込み

 エンジン音を吹き鳴らす

 

「あばよ!しばらくその景色を独占してな〜!!!」

 

 そして戒人の姿はバイクと共に消えていった…

 

 すると…一軒家の影から頭から生えた犬耳が

 隠れきれていない…

 

 「ん!戒人は受け取った!つまり!承諾!」

 

 そう言うと犬耳の生えた彼女は

 そのまま姿を消した。

 

 

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