空の上から見たら、一体何が見えるのだろう   作:ユミルの民

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部活に絶縁した(理由は秘密♡)元友達がいて視線が怖いぜ…タスケテクレメンス。先輩は好き。


地下街を駆ける少女

 

3ヶ月ほど経ち、ついにリヴァイ達が立体起動装置を2つ盗ってきてくれた。まだファーラン反対しているけど、リヴァイは何故かノリ気だ。顔はいつもどおり、しかめっ面だけど。

 

 

「まず筋肉が無いと立体起動装置なんか重くて付けれないだろ!こんなヒョロッちいリリアには無理だって…」

 

「まぁ見てろ」

 

 

ヒョロッちいとは失敬な。事実だから仕方がないけど。

反対してるファーランをおいて、リヴァイは私とお姉ちゃんに立体起動装置の付け方を教えてくれた。

 

 

「結構重いんだな~!」

 

「当たり前だ。何せ鉄の塊だからな」

 

 

大人でも重いんだぞ、とファーランが言う。

お姉ちゃんが付け終わったのを見てから、私も教わったとおりに付ける。足に一気に負担がかかる。が、そこまで苦ではなかった。

 

 

「どうだリリア、重いか?」

 

「ううん、そこまで重くないよ」

 

「はぁ!?めちゃくちゃ重いだろ!オレでも重いぞ!?」

 

「付けたらバランス崩して倒れちまうかと思ったのに…!?」

 

 

びっくりしてるお姉ちゃんとファーランに、リヴァイが言った。

 

 

「まぁコイツ、1人で勝手に筋トレしてたしな」

 

「!!、リヴァイ気付いてたの?」

 

「あぁ、少しずつだが動きが良くなってた」

 

 

どうやらリヴァイにはバレていたらしい。

私はリヴァイ達に助けてもらってここに来てから、1人になったら筋トレ、1人になったら筋トレ…をこっそりと繰り返していたのだ。立体起動装置を使えるぐらい強くなるために。

そもそもの話、立体起動装置は大人用、しかも筋力必須な扱いの難しい物なのだ。足りない身長の分、筋力はもっと必要なので、毎日こつこつと頑張ってきたというわけだ。

 

…腹筋はどれだけ頑張ってもできなかったけど。

 

 

まだ吃驚仰天して固まってる2人を引っ張り、外へ出る。付けれたところで使えなかったら意味がないので、今日は練習だ。

 

 

「うぉっ………っと!ムズー!」

 

「もうちょっと重心を変えずにやってみな」

 

「フムフム…」

 

 

お姉ちゃんはファーランに、私はリヴァイに教えてもらう。壁にアンカーを刺すと、体がグイッと引っ張られる。まだ不安定だけど、できそうだ。

 

 

「お前は俺と同じで直感でできるタイプだろ。一回飛んでみるか?」

 

「うん!」

 

 

少し高めの建物にアンカーを刺し、飛ぶ。初めてなのに、次にしたらいい動作が手に取るようにわかった。

そのまま次の建物へ飛び移ったり、長い距離をブランコのように飛んでみたり。

しばらくすると、お姉ちゃんも横に並んできた。

 

 

「リリアすげぇな!もう使いこなしてるじゃねえか!!」

 

「ふふ、お姉ちゃんもでしょ」

 

「まぁな!俺に出来ないことはないぜ!」

 

「こらお前ら、ちゃんと前見ろよ!」

 

「は~い」「おう!」

 

 

それから暫くして、仕事を手伝いたいとお願いしたら許可がおり、私達は4人で動くようになった。

 

 

 

地下街では結構有名な「4人組」だ。




6歳の少女が立体起動装置を扱うという奇妙な図の完成ですね。
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