※"自由の翼の来訪"を少し改変し、リリアはフードをかぶっているということになってます。
リヴァイ達が別れたところを建物と建物の間を走りながら見ていたとき、後ろから人の気配がした。
私にとっては好都合。リヴァイ達に向かう戦力を1人削れてるし、何より調査兵団がどれ程の腕前で、私でも勝てるのか。それが試してみたかったから。
私はわざと人気のまったくないところまで走り、後ろを振り向く。私が止まったことに気付き、追っ手も止まった。ブレードを構えて。
「初めまして。貴方も調査兵団なの?」
「あぁ、やっぱり気づいていたのかい?」
「うん。だって憲兵とは身のこなしが違うもの」
「それは嬉しいね」
お姉さん(?)は私が話し掛けたてきた事に驚いたのか、少し固まってから答えてきた。憲兵とは違う、優しくて芯の通った声で。
「私はナナバ。お嬢さんは?」
ナナバさんはそう言いながらフードを取る。わざわざあいさつしてくれたの私も答えるべきだろう。そう思い、フードを外して名乗る。
「リリア・マグノリア」
ナナバさんの動きが止まった。私の顔をじぃっと見ている。
「ねぇ、止まってていいの?逃げちゃうよ」
「………!」
「驚いた、またかこんなに小さい子が立体起動装置を使いこなしているとは…」
「小さくないし!」
「えぇ…じゃあ君、何歳なんだい?」
「はち」
「小さいじゃないか」
「小さくないもん…」
絶対この人8歳にしてもちっさいって思ったでしょ。コンプレックスなのに………。
✧⋆.˚──(ナナバ視点)
「初めまして。貴方も調査兵団なの?」
追っていたフードをかぶった小柄な人が振り返り、止まった。まさか話し掛けてくるとは思っていなかったため反応が少し遅れる。声からして少女だ。大分幼いだろう。
「あぁ、やっぱり気づいていたのかい?」
「うん。だって憲兵とは身のこなしが違うもの」
「それは嬉しいね」
本来ならば話なんてしてないでとっとと捕まえてエルヴィン達に合流したいところだが、私はこの少女に興味を抱いてしまった。追いかけられているというのに、全く恐怖の色が見えない。声色も楽しんでいるように聞こえた。
「私はナナバ。お嬢さんは?」
「…リリア・マグノリア」
少女は名乗りながら深くかぶっていたフードを取った。その瞬間、思考が止まる。
艶のかかった漆黒の髪に空のようにキラキラと輝く青い瞳。整った顔つきに、柔らかい表情。
とても同じ人間とは思えないほどの美貌だった。
しかも、リリアという少女は私が思っていたよりも随分幼く小さかった。
そんな少女が大人でも難しい立体起動装置をつかって憲兵よりも速く飛び回っているというのか。
「ねぇ、止まってていいの?逃げちゃうよ」
「………!」
少女の言葉にハッと意識が戻る。相手が巨人なら間違いなく死んでいただろう。それほどの時間、私は止まってしまっていた。
「驚いた、またかこんなに小さい子が立体起動装置を使いこなしているとは…」
「小さくないし!」
「えぇ…じゃあ君、何歳なんだい?」
「はち」
「小さいじゃないか」
「小さくないもん…」
年相応の可愛らしい反応をした。どうやら小さい自覚はあるが認めたくないらしい。
「さて、雑談はここまでにして…大人しく捕まってくれるかな?」
「えー捕まるのは困っちゃうな」
「だよね。じゃ、遠慮なくやらせてもらうよ」
そう言って私はブレードを構え直し、リリアに飛びかかった。
※リリアがいるので調査兵団側にナナバ足してます
今日カヌレつくんねん。(女子力アピール)
どちらが良いでしょうか?
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