世界に魔法をばらすまで   作:チーズグレープ饅

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【番外】 お茶会うろうろ

  ◆ 千雨の誤算

 

 乾杯が終わると、自己紹介もなしでいきなり立食パーティーへと突入したお茶会は、早くも混沌とした様相を呈してきている。

 広場に出されたテーブルの上に、所狭しと並べられている飲み物とお菓子。そこまでは千雨の想定内だったが、試運転という言葉どおりに屋台から料理が出てきたのには驚いた。本当に会費は五百円で良かったのだろうか。

 おおっ、というどよめきの上がった方を向いてみれば、色黒の少女が中身の入ったペットボトルでジャグリングを披露していた。三つくらいならともかく、五つまでいくと、かくし芸の範囲を超えているような気がしないでもない。

 高校生か大学生にしか見えない奴とか、反対に小学校の低学年にしか見えないちんまい双子とか、なぜかお茶会に竹刀袋を持ち込んでる奴とか、突っ込みどころが多すぎる。

 乾杯から十五分も経っていないのに、千雨はげっそりと気疲れしていた。常識って奴はとことん自分を嫌っているらしい。

 その気疲れを共有できる貴重な友人はと言えば、「知った顔が多いから挨拶してくる」と言って、喧騒の中へ分け入っていった。

 視線を巡らせて姿を探してみると、乾杯の音頭を取っていた雪広とかいう女子のところで談笑しているのを発見した。

 千雨は小さく笑いを漏らす。

「いい顔してるじゃねーか」

 社交的な割に、いつもどこか一歩引いたところのある友人のことを、千雨はそれとなく気にかけていた。最近はそうでもなくなったけれど、一時期は自分と葉加瀬くらいしか友人がいないんじゃないかと心配したこともある。けれど、先ほど自室で見せた笑顔や、今の表情を見た感じ、それも杞憂だったようだ。

 坂本春香に対して他に思うところがあるとすれば、自分の顔にコンプレックスでも持っているんじゃないか、ということだろうか。

 春香は昔から、鏡や写真を避けるようなそぶりを見せることの多い奴だった。そこに自分が写りこむのを見たくない、とでもいう風に。

 千雨の目から見ると、春香の容姿は十分に整っていると言える。少なくとも、平凡な顔の自分よりもかわいいと評価している。

 しっかりと着飾らせて、いろんな人に褒められれば、そんなコンプレックスも無くなるんじゃないかと考えたこともある。本来、データを自分が持っておいて「ばらしたらばら撒く」とでも言っておけばいいだけの彼女のコスプレ写真を、わざわざサイトに公開したのは、そういう思惑が絡んでいた。

 掲示板でもなかなか評判が良かったので、この作戦は継続する予定だ。既に衣装も何着か用意してある。そのうち、即売会のコスプレ会場にも連れて行こうとか思っている千雨である。

 もちろん、春香が一緒なら二人で一組のキャラをやりやすくなるな、という打算も入ってはいるが。

 まあ、それらはこれから先の話だ。今は千雨自身もお茶会を楽しもうと思う。

「さって、いろいろ声かけて回ってみるかな」

 部屋割り表の名前を見る限り、知り合いはまき絵と春香だけのようだった。今日はとりあえず、どんな奴がいるのかを見て回ろうと、千雨は歩き出した。

 今しがた屋台から出てきた肉まんに群がっている集団へでも声をかけてみようか、と考えて顔を向ける。すると、ちょうど横の方から歩いてきた眼鏡の少女と目があった。

 こんなところで会うはずがない人物の登場に、千雨は思わず口を開いた。

「げっ、パル!」

 しまった、と思ったが、口走ってしまった言葉は戻らない。

 眼鏡の少女は、首をかしげ、それから何かに思い当たったというように顔を輝かせた。

「あーっ、誰かと思ったらちうちゃ……」

 みなまで言わせず、千雨は駆け寄って少女の口をふさいだ。顔をぐいっと近づけて、少女にだけ聞こえるように声を出す。

「ここでその呼び方するんじゃねえ。本名は長谷川千雨だ。いいな?」

 相手がこくこくと頷いたのを見て、千雨は口をふさいでいた手を離した。少女もまた、千雨にだけ聞こえる声で返答する。

「千雨ちゃん、『隠れ』だったんだ。眼鏡かけてるから一瞬わかんなかったよ。あ、私もパルはペンネーム。ハルナって呼んでちょーだい。早乙女ハルナ」

 パル……いや、早乙女ハルナと出会ったのは、千雨が隣の市で行われた即売会に遠征したときの話だ。

「こんなことにならないように、わざわざ遠くの会場まで行ったってのに……」

「縁があったもんは仕方ないねえ」

 ハルナはけらけらと笑う。千雨と違いダメージが薄そうなのは、隠れではなくオープンなおたくだからだろう。

「あ、あのー、ハルナちゃん……」

「おおっと。ごめん、のどか。忘れてた」

 出会うなり顔をつき合わせて内緒話を始めた二人の隣で、おろおろとしていた前髪の長い少女が、ハルナに声をかけた。というか、千雨はその存在に今の今まで気がついていなかった。

「えーと、こちらは即ば……痛っ。じゃないや、えー、本屋さんで知り合った友達」

 即売会とか口走りかけたハルナに、千雨は肘鉄で突っ込みをいれた。隠れだって言ってるだろうが。

「長谷川千雨だ。よろしくな」

「み、宮崎のどかです。あのっ、長谷川さんも、本が好きなんですか?」

 引っ込み思案そうな外見に反して、宮崎のどかは積極的に話題を振ってきた。

「ああ、割と何でも読むぞ。推理ものでもSFでも」

 ライトノベルと言わなかったのは、隠れおたくの矜持と言ったところである。実際、千雨はライトノベルばかりを読んでいるわけではないので、嘘をついてはいない。

 その返答で、ぱっとのどかの雰囲気が明るくなった。前髪に隠れて分かりづらいが、口元にも笑みが浮かんでいる。

「それじゃあ、今度の新入生向け説明会、一緒に図書館探検部へ行きませんか? 中、高、大の合同クラブで、図書館島の本をたくさん読めるみたいですよ」

 図書館探検部、という言葉に、千雨の笑顔がぴくりと引きつる。それはその昔、千雨が「得体の知れない」と評した部活である。

「い、いや、私は面倒くさいから部活に入るつもりはあんまり……」

 あいまいに断ろうとする千雨の態度に、ハルナの目がぎゅぴーんと光った。

「えー、いーじゃん。一緒に行こうよー。ね、ちうちゃ……おっとと、千雨ちゃん。部活入らないよりも入った方が楽しいって」

 千雨の前にとんでもなくあくどい笑みを浮かべた悪魔が現れた。名前はパル。

「てめー、ろくな死に方しねえぞ」

 握られてはいけない人間に弱みを握られてしまったことを、千雨ははっきりと理解した。この女は締め切りに間に合わないとかいう事態に追い込まれたら、この件をちらつかせてベタ塗り、トーン張りといったアシ要員として千雨を呼び出すに違いない。

 おたくの仁義くらいはわきまえているだろうから、本当にばらすことはしないと信じたいが、こういうものは「ばらされるかもしれない」と千雨に思わせた時点で勝ちなのである。

「……分かった、見学にはついていくよ」

 意地でも入部はするものか、と思う千雨だったが、ハルナと千雨の間に交わされた心理戦に全く気づいていない、のどかの純粋な喜びようを見て、早くも意思が揺らぐのを感じる。

 年齢の割にしっかりしているつもりの千雨だが、自分は意外と押しに弱いのかもしれないと、自己評価を改めざるを得なかった。

 

 

  ◆ 主従ふたり

 

 閑静な森林に佇むログハウスの中、絡繰茶々丸は主の読書の邪魔にならぬよう控えていた。主はと言えば、長椅子へ優雅に腰掛けて、分厚い本へと目を落としている。

 まるでそこに居ないものであるかのように、気配を放たずに立っていた茶々丸の目が、すっと細まる。

「マスター」

「どうした?」

 茶々丸の呼びかけに対し、エヴァンジェリンは本から目を離さずに答えてくる。

「ハカセ達から連絡が入っています。入学おめでとうパーティーというものを行うそうですが、参加されますか?」

 エヴァンジェリンはふむとひとつ頷いて、大儀そうに本から視線を上げた。

「行かん。どうせ明日になれば顔をあわせる。じじいとの契約は問題が起こった際のフォローだ。仲良しこよしは性に合わんし、するつもりもない」

「わかりました。断りの連絡をいれておきます」

 再び本に目を落とそうとしたエヴァンジェリンは、思い出したように顔を上げた。

「ああ、茶々丸は行きたければ行ってもいいぞ? 確か超鈴音とは屋台を手伝うと契約しているんだろう」

 自由にして良いという主の許可に、茶々丸は短く沈黙した。

「……いえ、人手は足りているようですので、こちらにいます」

「そうか、好きにしろ」

 その短いやり取りだけで、お茶会の話題から興味を失ったのか、エヴァンジェリンは再び本に視線を戻した。

 茶々丸もまた、つい数分前と同じように、主の後ろで静かに佇む。意識させること無く側に控え、必要とあれば即座に応えられる状態を保つこと。茶々丸は自身が計算してはじき出した行動の優先順位に、忠実に従った。

 

 

  ◆ 近寄り難い雰囲気

 

 龍宮真名は、自分達の立つ一角が、周りの喧騒から隔離されていることを自覚していた。その原因がすぐ隣に立っている少女だということも分かっていたので、声をかける。

「桜咲、そうぴりぴりとするな。付近に不審な気配がないことくらい、お前なら分かるだろう」

 そう言って、手近にあったワッフルを手にとって口にする。ほう、これはなかなかうまい、などと思っていると、結構な間を置いて返答があった。

「……分かってはいる」

 その硬い口調に、龍宮は肩をすくめた。つい先日、学園長室で引き合わされたばかりの少女の姿を眺める。

 腕が立つことは、その立ち居振る舞いを見るだけで分かる。接近戦でなら、確実に桜咲の方に分があるだろう。もちろん、接近戦に持ち込ませず、接近されたとしても距離を取り直して制圧する術を、龍宮はいくらでも持っている。実際にどちらが勝つかはやってみなければ分からない、といったところだが、そもそも役割を同じくする者なので戦う必要などない。彼女が信頼に足るほど強いということだけ分かっていれば十分だ。

 しかし、その態度はいただけない。

 いくら強くとも、気負いすぎては初動が遅れる。四六時中気を張っていては、いざというときに集中力が持たない。その程度のことが分からない実力ではないはずなのに、桜咲は今もぴりぴりとした気配を発し続けている。

 その視線を追った先には、長い黒髪の少女。学園長の孫である近衛木乃香だ。

 学園に雇われている形になる龍宮と違い、桜咲はあの少女の個人的な護衛、ということらしい。学園の仕事も手伝うという話だが、それも間接的にあの少女を護ることに繋がるから、なのだろう。

 私情の入った護衛は、扱いにくい。

 時折、近衛がこちらに視線をよこしてくるが、その気配を察知すると桜咲はふいっと別のところへ顔を向ける。そして近衛は少しばかり寂しそうな顔をして、また視線を外す。そうすると、桜咲はまた近衛を目で追いはじめる。

「処置なし、だな」

 個人の護衛をするなら、本来なら側にいた方が護りやすいはずだ。あえて非効率を選ぶのは、護衛対象に通常の学園生活を送らせつつも護りきる自信があるからか、それとも単純に近寄りづらい事情があるからなのか……。

 まあ、桜咲レベルの使い手ともなれば「体が勝手に動く」範囲であっても想定される程度の脅威は撃退できるだろうと龍宮は判断する。それに、麻帆良で生活していれば、こちらの流儀も少しずつ分かってくるはずだ。ちょうどいい力の入れ具合を、じき見つけ出すに違いない。

「私は他のところを回ってくる。ここにいては友人を作ることもできなさそうだ」

 冗談めかして言ってみたが、桜咲からは小さくうなずきが返ってきただけだった。

 再び小さく肩をすくめた後、龍宮は頭を切り替えて、学園側から渡されたA組生徒達のプロフィールを思い浮かべる。そうだな、長瀬楓というのを探してみるかと考えて、龍宮は喧騒の続く会場を歩き出した。

 世界の表裏を問わず戦場に出続けた龍宮だが、さすがに忍者というものにはお目にかかったことがない。どのような人物なのか、少々興味があった。

 龍宮がわずかなりとも抱いていた忍者に対する幻想が、完膚なきまでに打ち砕かれるのは、もう二分ほど先の話である。

 

 

  ◆ 巨頭そろい踏み

 

 まったくもうと、雪広あやかは大きくため息をついた。その視線の先には、手を振りながら大河内アキラという少女のもとへ走っていく小さな背中がある。あやかよりも二回りは低い身長の癖に、妙に大人びた雰囲気を持つその女の子は、あやかの友人の一人である。

「春香さん、なんですって?」

 背後から問われ、あやかは振り向く。このお茶会の買出しを手伝ってくれた那波千鶴が立っていた。

「相変わらずですわ。『足が出てるみたいだったら私も少し出そうか?』なんて言ってきましたから、レシートを突きつけてやりましたわ」

 ふん、と鼻を鳴らしたあやかに、千鶴はあらあらと微笑む。

 一年A組三十二人中、参加者二十六名。集まった会費は一万三千円。そして生協で用意してきたものの総額は、超包子へ提供した材料類も含めて一万三千と十六円だ。委員会の予算と違って来期への繰越などは存在しないので、十六円程度は誤差のうちだ。もしも春香が八円出すとか言っていたらぶん投げていたところである。いや、もちろん本当に投げるつもりはないけれど。

「あの子はたまに、私がお金持ちだということを忘れているんじゃないかと思いますわ」

「ふふふ、春香さんらしいわね」

 まあ、実際のところ、あやかはちゃんと分かっている。坂本春香は「雪広あやかがお金持ちだと知っている」からこそ、こういう時にあやかがお金を出してしまうことを好まないのだ。春香は以前から、そういう面倒くさいところを気にする少女だった。

 いつだったか「雪広さんじゃなきゃ出来ないことなら遠慮せずに頼むよ?」などと嘯いていたが、今のところ頼まれたのはプリントを教室まで運ぶのを手伝って欲しいとか、検算が合わないから雪広さんもやってみて欲しいとか、それこそ誰にでもできそうなことばかりだ。

 春香とは五年生、六年生と、千鶴ともどもクラス委員会で額をつき合わせてきた仲だ。たまに、同じ年とは思えないほどしっかりしていると感じることがあるけれど、普段の行動を見ていると実は抜けているところも多い、というのがあやかの評価である。

「まあ今回の場合、ガス代を含めた光熱費なんかは超さんが負担することになってしまいましたけれど……」

「それは別に気にする事ではないヨ。この人数相手に屋台が問題なく回ることを確認できたしネ」

 噂をすれば影と言ったところか、あやかの呟きに答えたのは、お茶会のスペース確保に尽力してくれた超鈴音である。

「超さん。場所の提供だけでなく、美味しいお料理までいただけて、感謝していますわ」

「本当に、今度レシピを教えて欲しいくらい」

「フフフ、その点について礼を言われるべきは五月ダヨ。料理の腕では全然敵わないネ」

 超は穏やかに微笑む。

「那波サンも、レシピが欲しいなら五月に頼めば良いネ。たぶん喜んで教えてくれると思うヨ」

 そう言って超が視線を送った先では、調理服を着た四葉五月が、屋台の炊事場から出てくるところだった。何人かのクラスメイトに囲まれて、「お嫁にきてー」などと言われている。

「とりあえず、用意してもらた食材については、全部調理が終わたヨ。点心を主にして作たつもりだが……夕飯は食べられないかもしれないネ?」

 あやか達の視線の向こう、A組のみんなは思い思いに飲んだり食べたりしている。どうやら会費の五百円以外にも、自腹を切ってサンドイッチやおにぎりを持ち込んできた人がいるらしく、買出し時には用意していなかった食料までが溢れている。

 なるほどその手があったかとあやかは感心する。きっちり会費を徴収した上で、「自分が食べたいもの」を好意で持ち込む分には、ありだ。今度こういう会をするときは、自分も真似しようと心に決めたあやかである。

 日の光がちょうど顔にあたっているのか、眩しそうに目を細めていた超が、小さく笑った。

「こんなにも能天気で子どもみたいな人達ばかりだと、調子が狂てしまうヨ。本当に明日から中学生になると分かているのカ?」

「能天気ということは否定しませんわ。でも、子どもみたいなのは仕方ないですわよ? 何しろほんのニ、三週間前までは、みなさんランドセルを背負っていらしたのですから」

 あやかが答えると、超が胡乱な表情をする。

「フム、ランドセルを……ネ。それはそれで信じられないモノがあるネ」

 その視線の先にあるのは那波千鶴、の主に胸。

「ああ、確かにそうですわね」

 あやかも超に倣って千鶴を見る。一五七センチという、小学生にしてはかなり高身長のあやかと比べても、千鶴の身長はさらに十センチ以上高い。

「私に何か言いたいことでもあるのかしら」

「い、イヤ、なんでもナイヨ?」

「そうそう、なんでもありませんわ」

 千鶴の問いかけで、同時に目を逸らす超とあやか。笑っているのに物凄い威圧感だ。

「暗くなる前にはお開きにしないといけませんから、片付けは五時ごろからはじめますわ。それまでは特にやることもありませんし、私達もお茶会を楽しみましょうか」

 誤魔化すように早口でまくしたてるあやかに、超があわせた。

「了解したネ。古が何か面白そうなコトをやているから、そちらを見てくるとするヨ」

 いたずらっぽく笑うと、超は会場の中心の方へと歩いていった。そちらでは古菲という留学生と、長瀬楓という少女が組み手らしきものをしているところだった。武道の心得があるあやかの目から見ても、組み手のレベルは恐ろしく高い。

 超の後ろ姿を見送って、あやかはふと気づく。体よく生贄にされてしまった形である。恐る恐る振り向くと、そこには笑顔のままの那波千鶴が立っていた。

「さ、あやか。私に何か言いたいことがあるのよね?」

 助けを求めて周囲に視線を投げる。髪の短いシスター服の少女(確か春日美空という名前だったはずだ)と目が合った。が、するっと視線を逸らされた。

 あやかの目の前が、絶望とかそんな感じのもので真っ暗になった。

 後日、春日美空が雪広あやかに「あのときは見捨ててごめん」と謝っている姿が見られたという話である。


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