ペロロジラ? うるせえ、バルガでぶっ叩くぞ!   作:るりから

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エミュに自信がない……


M17 工業地帯奪還作戦

「エンジニア部より派遣された派遣された派遣社員、嵐山ハジメだ」

 

 うわーーん! なんでC&Cに囲まれてるんだー! こんな深夜にー!

 

 

 

 

「は? 支援任務?」

「そうです先輩。お願いします」

「……別に構わんが、そりゃまたどうして。C&Cは強いだろう?」「敵の規模が大きいんです。工業地帯一体を占拠していて……空爆を使えば広範囲を吹き飛ばせるでしょう?」

「そうだな……。まあ、いけるが……施設は全て吹き飛ばすぞ? それでいいならな」

「ええ。それより場所を返してもらう方が重要です」

「了解した」

 

 

 

「というわけだ。おーけー? どぅーゆーあんだすたん?」

「わかったよ」

「じゃあ、まあ自己紹介を。私は嵐山ハジメ、エンジニア部兼トレーニング部の一般生徒だ……今回の作戦では、支援は空爆とビークルで行う。接近戦には期待するな」

「コールサイン00。武器はサブマシンガン」

「コールサイン01! 武器はアサルトライフルだよ!」

「コールサイン02、使用火器は対物スナイパーライフル」

「コールサイン03、ハンドガンと拳銃を」

「……コールサインを徹底する感じか。ならば私の事もメイル1と」

 

 作戦エリア間近のビルの上で作戦会議を始める。

 

 

 

 

 

「今回の作戦目標は()()()奪還だ。つまり、建物を全て壊していいということだ。作戦開始と同時に、03が事前に設置した爆薬を起動する。爆薬が設置されているのは南側のみだから、そちら側におそらく状況確認のために人が集中する。ということで、そちらに人が集まったタイミングで爆撃機フォボスを飛ばす」

「なるほど」

 

 00——つまりは美甘が納得した様子で頷く。

 

「その後、私は重戦車タイタンM2で戦線に参加する。02はここで狙撃を頼む」

 

 バックパックは射撃カプセル、まあ使うものでもない。俺は前には出ないし。

 

 

 

 

『空爆の用意が完了した。03、爆破タイミングを連絡しろ』

「3、2、1、発破します」

 

 爆音が響く。

 

「ふふふっ」

「敵襲ーっ! 敵襲ーっ! 南部より三人組です!」

「うわーっ! すごい数!」

「ざっと……ダメだ。数えらんねえ」

 

『目標確認。突入開始』

 

 嵐山ハジメ——メイル1からの無線で爆撃が宣告される。

 

『アタック!』

 

 闇夜に紛れた重爆撃機から火の玉が落とされる。

 

「く、空爆だ! 助けてくれっ!」

「戦車が壊れたぞ!」

「装甲車両がやられた! 援軍をくれ!」

 

『フォボスの恐ろしさがわかったか!』

 

「あの数の敵が一気にやられるのかよ……!」

 

『こちらメイル1。爆撃は成功したか?』

「ああ」

『次の爆撃機が向かう。一旦下がっていろ』

 

『全機、攻撃せよ!』

 

「敵爆撃機を確認! 空爆、また来ます!」

「またか! 助けてくれぇ!」

「何かの後ろに隠れろ!」

「無理だ! 遮蔽物がないぞ!」

 

『ファイア!』

 

 再度空から爆薬が降ってくる。

 

「うわーっ!」

「助けてくれーっ!」

 

『突入には危険が伴う。気安く呼ぶんじゃないぞ』

 

 

 

『敵勢力の大半を鎮圧した。残りは重戦車として戦闘する』

 

 

「なんで特殊部隊が戦車を持ってんだよ!」

「主砲を打つ気配もないぞ! 私達は機関砲だけで十分だってか!」

 

 黄色の巨大な戦車が左方からキャタピラを回してやってくる。

 

『こちらメイル1、作戦エリアに突入した。相手は四つ足でも怪生物でもない。レクイエム砲で吹き飛ばしてやる』

「メイル1、それがタイタンか?」

『そうだ。重戦車の力、見せてやるぜ』

 

 

 それぞれが強大な戦力を持っているため、集約する事も愚策。それぞれ別の場所で戦いを始める。

 

 

 

 

「遊撃兵だ! 危険な奴が来るぞ!」

「弾が、弾を避けてる!」

「ふふっ! 全然当たらないよ!」

 

 コールサイン01が片っ端からビルを制圧する。勘でタイミングを測り、アサルトライフルを射撃しながら次の遮蔽物に移動する。

 

「ふふっ、さあ次、次!」

 

 

 

 

「ターゲット、確認」

 

「C&Cの狙撃兵がいるぞ! さっさと排除しろ!」

「クソっ! 俺のアサルトライフルじゃ届かない!」

「ジョージがやられた!」

 

 切れたマガジンを交換して、次の敵に照準を向ける。風向、風力共に良好。ゼロイン調整済み。

 

「任務……開始」

 

「うわーっ!」

 

 

 

 

「重戦車の力、見せてやるぜぇ!」

 

 タイタンからゴリアテに向かってレクイエム砲が直撃する。粉微塵——は誇張したが、十分行動不能に追い込めた。

 

「俺を倒したければ、エルギヌス級でも持ってこい!」

「バカみたいにデカい戦車がいるぞ!」

「奴のマシンガンは強力だ、突破できる術はない。撤退するぞ!」

 

 

 

「はははは! 戦う相手を間違えたな!」

 

 コールサイン00は近づく兵士達を蹴り飛ばして、頭蓋にサブマシンガンの連射を喰らわせる。

 

「ああっ? ぶっ殺すぞ!」

「化け物だ、チビのくせに、やばいぞ!」

「……誰がチビだぁ!」

 

 

 

「ふふふっ、掃除を始めましょうか……」

 

 コールサイン03がそう呟くとともに、地面から白い光が放たれる——否、地面からではない。そこに設置されたC4爆弾からである。

 

「丁寧にお願いいたしますね、さようなら」

 

 絶叫する暇もなく、兵士たちが失神する。

 

 

 

『コールサイン02、ゴリアテの編隊を確認した。数およそ三十、私だけでは排除できない』

「コールサイン03、爆薬庫を発見。破壊します」

「コールサイン01、敵工廠に潜入したよ!」

『メイル1、新型のゴリアテを確認した。機動力が高い、不利な相手だ』

「コールサイン00、囲まれた。流石にこの人数差はキツい」

   

  

  

『こちらメイル1、コールサイン02、座標を教えろ。相手を交換する。新型ゴリアテの狙撃能力は高くない、一方的に狙撃しろ』

『コールサイン02、了解』

「待て、あたしの相手は?」

『フォボスに連絡した。二秒後に爆撃が来る。気をつけろよ』

「————は?」

 

『空爆、開始!』

 

 

 

 

「あっぶねぇな! 当たったらどうすんだよ!」

 

『フォボスの恐ろしさがわかったか!』

 

「わかってんだよ!」

 

『全機、突入!』

 

「またかよぉ!」

 

『アタック!』

 

「あっぶねえ!」

 

『フォボスの恐ろしさがわかったか!』

 

「違うこと言え!」

 

 

 

 

 

「ゴリアテがこの数か……。怪物程度ならタイタンは無敵だ」

 

 レクイエム砲を発射して、ゴリアテを消し飛ばす。

 

「まずいぞ! あの主砲はまずい!」

「マシンガンは気にするな! 主砲を必ず避けろ!」

「避けられません! うわーーっ!」

「よくも戦友を!」

「レクイエム砲の火力を見せてやるぞ!」

 

 しかし、いくら強いとはいえ、相手は三十ものゴリアテ。

 

 

「タイタン、戦闘不能!」

 

『全機、突入!』

『確認した。突入開始』

『全機、攻撃せよ!』

 

「発煙筒投げて……。あ、カプセル使おう」

 

『降下座標を確認』

 

 ローリングをして相手の攻撃を避けながら、射撃カプセルを使う。

 

「ゴリアテ、破損! バカな! たかがドローン相手に!」

「輸送機が来たぞ! 輸送機を破壊しろ!」

「ダメだ! 壊れない!」

 

『コンテナ、投下!』

 

 コンテナが開き、そこから現れたタイタン(二代目(二台目))に乗る。

 

「なんであのサイズのコンテナからこんなモンが現れんだよ!」

「レクイエム砲、発射!」

 

『アタック!』

 

 レクイエム砲が直撃するのと同時に、空爆が降り注ぐ。まるで激突する平原。

 

「こんな兵器を人間に使うのかよ!」

「これはナパーム弾だ! 熱い! 熱い!」

「ナパーム弾かよ! こいつ、無駄を楽しむ心の余裕がない!」

 

『爆撃完了。再攻撃の準備に入る』

 

「ははははっ! 火力がまだまだ足りないねぇ!」

 

『こちら、爆撃機フォボス。攻撃を再開する』

 

「ははははははははっ! はははっ! 悶え苦しめ!」

 

『こちらコールサイン02、メイル1、幻覚を受けたか?』

「こちらメイル1! 至って正常だ! フォボス、追加爆撃だ! ははははははっ!」

『メイル1! 正常か⁉︎』

「繰り返す! こちらメイル1! 至って正常だ! あっこら! レクイエム砲を喰らえ!」

『こちらコールサイン02! メイル1の精神状態が正常じゃない! 繰り返す! メイル1の精神状態が正常じゃない!』

 

 

「ゴリアテ、全員倒れたか……。ちぇっ、もっと爆破したかったのに」

 

 

 

 

 

『こちらコールサイン00、一帯の掃除を完了した』

『コールサイン01、工廠の奪還に成功したよ!』

『コールサイン02、ゴリアテの破壊に成功』

『コールサイン03、弾薬庫を破壊しました』

『メイル1、周囲の殲滅を完了。一時、ポイント2-8まで後退する』

 

 

 

 

「先輩、9割破損は流石にやりすぎです。建物は破壊していいと言いましたが……」

「え、何割破壊した?」

「03が3割、先輩が5割」




主人公の使うコールサインは全部EDFから取ってきてます
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