lost daysの周回……汚染地帯後編してると思うんですよ。
青クモってゴミだなって。
あといつにも増してキャラ崩壊が激しい気がします。
『勝ち続ける男たち。だが、戦士には休息が必要だ……オトコならクロだろ。男の缶コーヒー』
テレビから流れるコーヒーのCMを流し聞きして、インスタントコーヒーを淹れる。外に出た時はよくカエサルコーヒーを飲んでいるが、わざわざ家で飲むほどではない。
なんで地球防衛軍世界のコーヒーがあるのか、それはわからないが美味いからよし。
「未来の話にはなるが、光の剣:スーパーノヴァ、あれ多分パワードスケルトンなら持てるんだよな……。アリスの為にも残しておきたいし、予めそれより高火力の手持ち武器作っておかなきゃ……宇宙戦艦の主砲より高火力……?」
プラネット・キャノン以上なのでは?
「まあ、まあ。黒服に頼めば……」
プラネット・キャノンは実弾、ワンチャン俺の担当か……? 流石に強すぎる。黒服に作らせる。これはマイ確定情報だ。
紙コップを持って作業室に行こうとしたところにチャイムが鳴る。
「はーい。ええと、今日は来客の予定はなかったはずだが……」
『ええ、私が押しかけてきたんですから』
何奴だかガチのマジでわからないので、スローターE2TTSとM4レイヴンをガンラックから取り出して、警戒しながら外を出る。
「はじめまして、つい貴方のことに興味が出たので会いに来てしまいました」
鈴蘭のように綺麗な髪色、美白という言葉がまるで似合う肌、クンツァイトのような美しい瞳、デカいケツ、まるでウェヌスのような整った顔。あと車椅子。
「明星ヒマリです」
「はじめまして、嵐山ハジメだ。俺のことに興味があるとは……?」
「ええ、暇だったのでD.U.の監視カメラをハッキングしていたのですが、黒い渦とともに貴方が現れたので……」
「ああ、あれな。私にもよくわからん。え、そもそんな渦あったの? 聞いてないな」
「へえ、貴方はどこから来たのですか?」
「うーん……。外」
「そうなんですか」
「長くなるだろう? 立ち話もなんだ。家に入れ」
「バリアフリーですか?」
「な訳ないだろう。まあ、一階には段差はない。幅もそれなりにあるし、恐らく車椅子でも少しなら不便はないだろう……もし必要なら私を呼べ。お姫様抱っこで運んでやる」
明星をお姫様抱っこでリビングのソファまで運び、車椅子のタイヤを軽く拭いて中に入れる。
「ありがとうございます」
明星を車椅子に乗せようとしたところで制止され、降ろさせられる。
「どうした?」
「このソファものすごく座り心地がいいので」
「あいつ、そんな良いもん買ってたのか……。貰い物でな」
「へえ」
「というか、この家そのものが貰い物でな」
「へえ?」
「もう一つ、アビドスに家があるんだが……そちらでこの家をくれたやつと同居しててな」
「……まさか、援zy」
「待て待て待て! だからなんで俺はコンプラ違反してる奴だと思われんだよ! そんな見た目してるゥ⁉︎ ただのスーパーウルトラハイパーミラクル美少女だろォ⁉︎」
「別に見た目は怪しくないですよ。ただ見た目不相応な経済事情が怪しいっていうだけで」
「パトロンだよ。私の知識と私の体を対価に金と技術を貰ってる」
「やっぱりスケベチックな秘め事してるんじゃないですか!」
「体……違えよ! 遺伝子データの方だよ! 毛髪だとか、皮膚片だとかの方だよ!」
「ああ、なんですか。それならそうと言ってくださいよ」
「言ったよ!」
白石と言い、明星と言い、なぜ俺をそんな生命にしたがるのか。ああ、いや、確かに絵面だけを考えれば、そんなことをしているように見えるが、その実俺は男だ。あー、いや、男だったの方が正しいのか? もう相棒と別れてしばらく経つわけだし。
「まあ、まあ。良いじゃないか。そこまで追求するようなことでもない。とってもとっても下世話な話だ」
「始めたのは……私ですね」
「そうだ」
コーヒーを机に置いて、明星の隣に座る。
「というか、超天才清楚系病弱美少女ハッカーがそんな話始めるなよ。まったく……」
「あれ、私貴方にその名乗りしましたっけ」
「し……た。うん、した」
「したんですか」
「したよ。した」
「自己紹介と一緒にしようと思ってたんですけど」
「うん、自己紹介はまだだけどした」
「本当ですか?」
「本当本当」
「目が泳いでますけど」
「気のせいだよ」
「本当は?」
「ウソ」
「やはりそうでしたか……」
別に深くは追求しなかった明星が部屋を眺める。だったら真か偽かの判別いらなかっただろ。
「武器多くありません?」
「ん、そうか?」
「ええ、もしかして日用品マニアですか?」
「いいや、違う……別にガンマニアでもない。ただの火力厨だ」
「へえ……。え、火力厨とは?」
「うむ……あそこの砲あるだろ?」
「ああ、あの明らかに人の持つ物ではないもの」
「あれは30ミリ ガリア重キャノン砲M3と言ってな」
「へえ」
「ビル程度なら壊せる」
「ん……?」
「まあ、その分パワードスケルトン——まだ未完成なんだが——がないと使えないから」
「け、携行兵器のソレじゃないでしょう」
「いや、あそこのロケットランチャーだってビルくらいなら壊せるし」
「くらいってなんですかくらいって」
「いや、携行兵器で壊せるのはくらいだろ」
「おかしいんですよ。その携行兵器が」
「だが、これはあれだ。パトロンにこの話をして数日でくれたぞ」
「だとしたらおかしいのはそのパトロンですよ」
明星が怪訝な顔をしている。なぜだ、いくら黒服とは言え、そんな数日で馬鹿みたいな兵器を作れるわけないだろう。だから、きっとそこまでなのだ。うん、そうだ。
「……女の子っぽさのカケラもないですね」
「何を見ていった。積まれたコーヒー缶か?」
「部屋全体です。なんか、無骨というか……油臭いと言うか」
「それはただの掃除不足だ。昨日ギアオイルを溢してな」
「うん? あちらに作業室ありません?」
「いや、テレビ見たくって」
「バカですか?」
「バカだぞ……まあ、その甲斐あってパワードスケルトンの残りは上半身と下半身の接続だけになったんだ」
「へえ……」
「これでトラックも持ち上げられるね☆」
「へ、へえ……軽トラなら……800キロぐらいですか……」
「ん、いや。二トントラック」
「二トンっ?」
「そりゃそうだろ。せっかくのパワードスーツだぞ」
「なんなんですか、それは……」
「二刀装甲兵、フェンサー。同時に四つの武装を使える、まさに歩兵版の重戦車ってところだ。まあ、あくまで歩兵だから、AFVだとかコンバットフレームには不利だが」
「わかりませんよ」
「……ああ、コンバットフレーム。ベガルタのような物だ」
「ベガルタってなんですか」
「ベガルタ仙台を知らないか? 仙台の野球チームなんだが……」
「知りませんけどそのベガルタとは別でしょう!」
なぜバレた。
「ちなみに、不利と言ってもフェンサーでコンバットフレームを倒せないわけではない。現に死神部隊グリムリーパーが先の紛争でコンバットフレームを三機撃破しているし……」
「わからないものにわからないものを重ねてわからないものの解説をしようとしないでください!」
「いやー、ねえ。あ、そうだ。コンバットフレームといえば今第五世代型コンバットフレームのニクス型がそろそろ完成間近だぞ」
「知らない兵器の知らない型の話しないでください!」
「あー。歩行システム作るの疲れたなぁ」
「歩行……まさか二足歩行人型ロボットですか?」
「ああ、うん。よくわかったな」
「ゴリアテとはどこが……」
「あんなカイザーのクソダサい兵器と一緒にしないでほしい。機動力火力グラビスなら機動力の代わりに防御力あらゆる面があれより上だ」
「……それ、グラビス以外は防御力下で、グラビスは機動力が下なんじゃありません?」
「グラビスは実際そうだが、ニクスとエイレンは検証していないだけだ。——そもそも、エイレンはまだ設計図の段階だ」
「……なるほど」
「グラビスはそろそろ一機エンジニア部に輸送される。そうするとバレ……んん、ベース235に十五機配備されているのと合わせて十六機だな」
「ベース235⁉︎ どれだけ基地を持ってるんですか!」
「……あー……。いや、適当な数字を当ててるだけだ。ほら、ベース6だと
「何がどういうことです⁉︎」
「まあ、まあ。ほら、私についての質問がしたいんだろ? EDFじゃなくて」
「その、EDFってなんですか! あなたがしょっちゅう叫んでるのが見つかってるんですよ!」
「まったく、病弱なのにそんな叫ぶものじゃないぞ。——EDFな、全地球防衛機構軍Earth Defence Force。略して、EDFだ。キャッチコピーは『休暇はやれない。働け!』だ」
そう言うと、明星は激しく動揺して、私の肩を掴む。
「大丈夫ですか⁉︎ 強制労働ですか?」
「ああ、いや大尉がだな……」
「その大尉という人に働かされてるんですね⁉︎ わかりました、すぐミレニアムに連絡を……!」
「ああ、いや、違うんだ。ほら、EDFはまともな組織だ。ほら、体力テストなしで希望の兵科に入隊できるし……」
「まともな組織じゃないでしょう! それ!」
「ああ、いや……その……ほら、ワークライフバランスとかが……」
「ワークの方は?」
「地球防衛」
「ライフの方は?」
「身体健全、趣味充実、家庭円満、老後安泰、学力向上、気分爽快、金運向上、良縁成就、除災sy……」
「もういいです!」
明星がスマホを取り出そうとするのを手で抑えて、弁解を再開する。
「いや、ほら、待て。吸ってー、吐いてー……。落ち着いたな? 私にとってEDFは理想の職場だ。命の補償は……無いが、だが空軍支援は呼び放題……物によっては、功績ポイントが必要だが。
あと搭乗兵器だってたくさん呼べる。ネグリング自走ミサイルにブラッカー、バリアスにフリージャー、グラビスだって呼べるし、デプスクロウラーに、キャリバン救護車両だって呼べる」
「それがなんだって言うんですか!」
「それに、職場の仲間だって良い」
「それを人はストックホルムシンドロームと呼びます!」
「待て待て、あのだな。ふーっ…………どれだ?」
「弁解する所無くなってるじゃないですか!」
「ああ! ほら、あれがある。軍曹がイケメン」
「無理ですよ」
「グリムリーパーがイケメン」
「コンバットフレーム三機を撃破した?」
「そう、あとスプリガンはかっこいい」
「イケメンじゃないんてすね」
「女だからね……戦略情報部——というか、マリスはゴミ」
「なら脱隊した方がいいと思いますよ!」
やはり携帯端末を取り出そうとする明星の手を押さえる。
「断る(定型文)」
「なぜですか?」
「好きなんだよ。武器が……
サテライトW1、スプライトフォール、テンペストにフォボス、イプシロン自走レールガン、プラネット・ブレイザーにプラネット・スーパーカノンとバスターショット、ライジンαにファランクスZAT、MONSTERにギャラクティック・セイバー、ローン・リバイアサンに電刃刀・八閃、超重粉砕迫撃砲にプラネットバスター・カノン……ああ、想像しただけでも愉しいねえ」
「うわっ」
「うわってなんだ」
なんだそのどん引いた目は。
「やばい人に接近してしまったな、と」
「いつもはそこまでじゃない。お前が俺の欲望を刺激したからだ」
「私が禁断生物を解き放ってしまったんですか……」
「ああ、エルギヌス級じゃ済まないぞ」
「……あと、普通に貴方のことは取り調べさせてください。色々と気になるんですよね」
「ひぃん……パトロンと契約してる情報とかあるから出せないのあるぞ……」
重要な情報は隠すことができた。男だっただとか、異世界人だとか、ブルアカをゲームとしてやってただとか、N6だとか。セーフ!
EDFのPVネタは好き。本編の会話を入れ込むのも好き。
感想ください。頼んだぞ(定型文)