第5話
体育祭本番まで、残りわずかとなった。
放課後のグラウンドには、普段よりも多くの生徒が集まっていた。
走る者。
声を出す者。
作戦を確認する者。
不満を漏らす者。
赤と白に分かれる前から、すでに空気は熱を帯びている。
その中で、BクラスとCクラスは合同練習を行うことになった。
同じ陣営として戦う以上、最低限の連携は必要になる。
一之瀬はそう考えていた。
龍園は、使えるものを確認するためだと言った。
そして上代影は、ただ静かにその場を見ていた。
BクラスとCクラス。
同じ場所に並ぶと、二つのクラスの違いはよりはっきりした。
Bクラスは明るい。
誰かが失敗すれば、すぐに励ましの声が飛ぶ。
一之瀬が中心となり、神崎が全体を整理し、柴田が場の空気を軽くする。
一方でCクラスは重い。
龍園の視線を気にする者が多く、石崎や小宮たちは指示を待つように動いていた。
伊吹は面倒くさそうにしながらも、練習自体は真面目にこなしている。
影は、その温度差を面白そうに眺めていた。
「上代さん」
声をかけてきたのは、一之瀬だった。
「はい」
「今日はよろしくね。BクラスとCクラスで、まずはリレーと団体競技の確認をしたいんだ」
「承知いたしました」
影は丁寧に頭を下げる。
一之瀬は少し笑った。
「そんなにかしこまらなくても大丈夫だよ。同じチームなんだし」
「では、少しだけ気を抜くよう努力いたします」
「努力なんだ」
一之瀬はおかしそうに笑った。
その自然な笑顔を見て、影は目を細める。
明るい。
柔らかい。
人を安心させる笑顔。
けれど影には、それが少し眩しすぎるものに見えた。
「一之瀬さんは、こういう場をまとめるのがお上手ですね」
「そうかな?」
「はい。皆さん、あなたを見ると安心しているように見えます」
「だとしたら嬉しいな」
一之瀬はグラウンドの方を見る。
「でも、Cクラスの人たちはまだ少し距離があるね」
「そうですね」
影はあっさり頷いた。
「Cクラスは、安心よりも警戒で動く方が慣れていますので」
「……そっか」
一之瀬は少しだけ寂しそうに笑った。
「でも、同じチームなんだから、少しずつでも近づけたらいいな」
「一之瀬さんらしい考えです」
「褒めてる?」
「はい。とても」
影は微笑んだ。
「甘くて、温かくて、危ういです」
「最後が怖いなぁ」
一之瀬は苦笑した。
⸻
最初に行われたのは、リレーのバトン練習だった。
Bクラスからは柴田を中心に、運動が得意な生徒たちが集まっている。
Cクラスからは伊吹、石崎、小宮、そして数人が参加していた。
神崎が簡単に説明する。
「まずは走順の相性を見る。個人の速さだけでなく、バトンの受け渡しも確認したい」
龍園は少し離れた場所で腕を組み、黙って見ていた。
「面倒くせぇな」
石崎が小さく呟く。
それを聞いた柴田が笑った。
「まあまあ。バトンミスで負けるのも馬鹿らしいだろ?」
「そりゃそうだけどよ」
「じゃあ、やるしかないって」
柴田は軽い調子で石崎の肩を叩いた。
石崎は一瞬むっとした顔をしたが、相手に悪気がないと分かると、それ以上は言い返さなかった。
影はそのやり取りを見ていた。
柴田は、人との距離の詰め方が自然だ。
相手がCクラスでも、必要以上に構えない。
かといって、無理に踏み込みすぎるわけでもない。
「柴田さんは、良い緩衝材ですね」
影が呟くと、隣にいた伊吹が眉をひそめた。
「何それ」
「BクラスとCクラスの間にある硬さを、少し和らげています」
「そんなこと考えながら見てるの?」
「はい」
「気持ち悪い」
「よく言われます」
影はいつものように答えた。
やがて練習が始まる。
柴田から石崎へ。
石崎から小宮へ。
小宮からBクラスの男子へ。
最初の数回は、タイミングが合わなかった。
「おい、もっと早く出ろよ!」
石崎が声を荒げる。
「いや、合図が遅いんだって」
小宮も言い返す。
Bクラスの生徒が慌てて間に入ろうとした時、柴田が軽く手を叩いた。
「一回落ち着こうぜ。怒って速くなるなら俺も怒るけどさ」
その言葉に、周囲から少し笑いが起きた。
空気がわずかに緩む。
影は小さく頷いた。
「なるほど」
「何が?」
伊吹が聞く。
「怒りを笑いに変えました」
「そんな大げさな話?」
「集団では大切なことです」
影は柴田を見る。
「力のある者だけが、戦場で役に立つわけではありませんね」
伊吹は呆れたように息を吐いた。
「また戦場」
「体育祭ですので」
「普通は体育祭って言うんだよ」
「努力いたします」
「絶対する気ないでしょ」
影は笑った。
⸻
次に、女子の団体競技の確認が始まった。
一之瀬が中心となり、BクラスとCクラスの女子たちをまとめている。
影もそこに加わることになった。
Cクラスの女子たちは、Bクラスの明るい雰囲気に少し戸惑っていた。
真鍋は不満そうに腕を組んでいる。
「こういうの、いちいち声出しとか必要?」
Bクラスの女子が少し困ったように笑う。
その横で、白波が控えめに口を開いた。
「でも、タイミングを合わせるには声を出した方がやりやすいと思う」
真鍋は白波を見る。
「ふーん。まあ、必要ならやるけど」
言い方はきついが、完全に拒否しているわけではない。
影は二人の間に入るように立った。
「では、最初は白波さんの方法で試してみて、合わなければ変えるという形はいかがでしょうか」
白波は少し驚いたように影を見る。
「えっと……うん。私はそれで大丈夫」
真鍋は影を見て、少し警戒した顔をする。
「あんた、仕切るタイプなの?」
「いいえ。私は観察する方が好きです」
「それはそれで怖いんだけど」
「よく言われます」
影はにこりと笑った。
白波は少しだけ戸惑いながらも、影に声をかける。
「上代さんって、Cクラスだよね?」
「はい」
「龍園くんの近くにいるから、ちょっと怖い人なのかと思ってた」
「実際、怖いと言われることは多いです」
「自分で言うんだ……」
白波は苦笑した。
影は穏やかに返す。
「ですが、少なくとも味方を困らせたいとは思っておりません」
「そっか」
白波は少し安心したように笑った。
「じゃあ、今日はよろしく」
「はい。よろしくお願いいたします」
その笑顔は、一之瀬ほど強くはない。
けれど、柔らかく、相手の様子をうかがいながら近づいてくるような笑顔だった。
影はそれを見て、少しだけ興味を持った。
Bクラスには、一之瀬の光に引き寄せられた者たちが多い。
白波もその一人なのだろう。
そう思った。
⸻
練習が始まると、BクラスとCクラスの差はすぐに表れた。
Bクラスは声をかけ合う。
「大丈夫!」
「次いけるよ!」
「タイミング合わせよう!」
一方でCクラスは、失敗するとすぐに空気が硬くなる。
「今の遅くない?」
「そっちが合わせてよ」
「ちゃんと見てた?」
小さな不満が積み重なりそうになった時、一之瀬がすぐに入る。
「一回止めよう。今のは合図のタイミングを変えた方がいいかも」
神崎も離れた場所から声をかける。
「全員で一度確認し直した方がいい」
一之瀬は頷き、全体を集める。
影はその様子を見ながら、白波の隣に立った。
「一之瀬さんは、本当に周囲をよく見ていますね」
「うん。一之瀬さんはすごいよ」
白波の声には、自然な尊敬があった。
「いつもみんなのことを考えてくれるから」
「白波さんは、一之瀬さんを信頼しているのですね」
「もちろん」
白波はすぐに答えた。
その迷いのなさに、影は少しだけ笑った。
「羨ましいですね」
「え?」
「そこまで誰かを信じられることが」
白波は少し困ったように影を見る。
「上代さんは、誰かを信じたりしないの?」
「難しい質問ですね」
影は考えるように視線を落とした。
「信じる、というより、見ることの方が多いです」
「見る?」
「はい。その人が何を選ぶのか。何を捨てるのか。どこまで変わらずにいられるのか」
影は一之瀬の方を見る。
「それを見てから、少しだけ近づきます」
白波はしばらく黙った。
そして、小さく言った。
「なんか、寂しいね」
影は少しだけ目を開いた。
「寂しい、ですか」
「うん。だって、最初から信じてもらえないってことでしょ?」
影は答えなかった。
白波の言葉は、鋭いわけではない。
責めているわけでもない。
ただ、素直にそう感じただけなのだろう。
だからこそ、影には少し響いた。
「そうかもしれませんね」
影は静かに笑った。
「私は、少し寂しい人間なのかもしれません」
白波は慌てたように手を振る。
「あ、ごめん。変な意味じゃなくて」
「大丈夫です」
影は丁寧に頭を下げた。
「貴重なご意見、ありがとうございます」
「意見ってほどじゃないけど……」
白波は困ったように笑った。
その様子を少し離れた場所から見ていた一之瀬が、安心したように微笑んでいた。
⸻
休憩時間。
BクラスとCクラスの生徒たちは、それぞれ水分を取っていた。
Cクラス側では、石崎が地面に座り込んでいる。
「疲れた……」
小宮が隣で言う。
「まだ本番じゃないぞ」
「分かってるけどよ。Bクラスのやつら、ずっと声出してて逆にすげぇわ」
その近くに、柴田が飲み物を持ってやってきた。
「おつかれ。石崎、さっきよりバトン良くなってたぞ」
「お、おう」
石崎は少し戸惑ったように返す。
褒められることに慣れていないのかもしれない。
影はその様子を見ていた。
柴田は自然に褒める。
相手を警戒させにくい。
それはひとつの才能だ。
「柴田さん」
影が声をかける。
「ん? どうした、上代」
「あなたは、人を乗せるのがお上手ですね」
「え、そう?」
柴田は笑う。
「普通に思ったこと言ってるだけだけど」
「それが自然にできるのは、強みだと思います」
「なんか上代に言われると、分析されてる感じするな」
「分析していますので」
「そこは隠さないんだ」
柴田は笑った。
石崎が小声で言う。
「こいつ、だいたいこんな感じっすよ」
「石崎さん、私のことを理解してくださっているのですね」
「してねぇよ。怖いってことしか分かんねぇ」
「十分です」
「十分なのかよ」
そのやり取りに、柴田がまた笑う。
BクラスとCクラス。
最初よりも、ほんの少しだけ距離が縮まっていた。
それは大きな変化ではない。
だが、合同練習としては悪くない成果だった。
⸻
休憩が終わり、最後に混合リレーの確認が行われた。
BクラスとCクラスの生徒を混ぜ、実際の走順に近い形で試す。
影は走者ではなく、バトン位置の確認役として端に立っていた。
龍園は相変わらず少し離れた場所から全体を見ている。
一之瀬は何度も生徒に声をかけ、神崎はタイムを確認していた。
影の近くに、白波がやってくる。
「上代さん、ここで合ってる?」
「はい。次の走者は少し早めに出た方がよいかと」
「分かった」
白波は頷く。
その時、Cクラスの男子が少し強い口調で言った。
「もっと前で受けた方がいいんじゃねぇの?」
白波が一瞬迷う。
影はすぐに口を開いた。
「前に出すぎると、受け渡しの時に詰まる可能性があります。白波さんの位置で問題ないと思います」
「でもよ」
「試してみましょう」
影は穏やかに言った。
「一度走れば、どちらが合うか分かります」
強く否定するわけではない。
だが、譲らない。
その言い方に、相手もそれ以上は言い返さなかった。
白波が小さく言う。
「ありがとう」
「いえ。必要なことを言っただけです」
「それでも助かった」
影は白波を見る。
白波は少し照れたように笑っていた。
その表情に、影は不思議な感覚を覚えた。
自分はただ、配置として正しいと思ったことを言っただけだ。
それでも、相手は助かったと言う。
そういう感情の動きは、影にとってまだ少し分かりにくい。
けれど、嫌ではなかった。
⸻
最後の一本が終わると、一之瀬が全員を集めた。
「今日はありがとう。まだ課題はあるけど、最初よりかなり良くなったと思う」
柴田が明るく言う。
「バトンもだいぶ合ってきたしな」
神崎も頷く。
「細かい修正は必要だが、形にはなってきた」
Cクラス側は、Bクラスほど明るくはなかった。
それでも、最初のような強い警戒は少し薄れていた。
石崎は疲れた顔で言う。
「まあ、やることは分かったな」
小宮も頷いた。
伊吹は面倒くさそうにしながらも、特に文句は言わなかった。
影はその輪の少し外側に立っていた。
一之瀬が影に声をかける。
「上代さんも、今日はありがとう」
「私は大したことはしておりません」
「そんなことないよ。白波さんも助かったって言ってたし」
影は白波の方を見る。
白波は少し照れたように手を振った。
「本当ですか」
「うん」
一之瀬は微笑む。
「上代さん、ちゃんと周り見てくれてるんだね」
影は少しだけ黙った。
周りを見ている。
それは確かにそうだ。
だが、一之瀬の言い方には、影が思っているものとは違う意味が含まれているように感じた。
観察するためではなく、助けるために見ている。
そう言われているようだった。
「私は、ただ見ているだけです」
影は静かに言った。
一之瀬は首を横に振る。
「それでも、誰かが助かることはあるよ」
影は返事をしなかった。
ただ、少しだけ目を細めた。
⸻
練習後。
Cクラスへ戻る途中、伊吹が影に声をかけた。
「今日は珍しく、普通に役に立ってたね」
「珍しく、ですか」
「いつもは見てるだけだから」
「見ることも役に立ちます」
「はいはい」
伊吹は適当に流す。
少し前を、石崎と小宮が歩いていた。
石崎はBクラスの練習を思い出したのか、小さく呟く。
「柴田ってやつ、なんかやりやすかったな」
小宮が頷く。
「Bクラスって、変に突っかかってこないからな」
「まあ、うちとは違うわ」
その言葉を聞いて、影は微笑む。
「良い練習でしたね」
伊吹が横目で見る。
「あんた、Bクラス気に入ったの?」
「興味深いと思いました」
「一之瀬が?」
「一之瀬さんも、白波さんも、柴田さんも」
影は少しだけ空を見る。
「Bクラスは、人を信じることでまとまっています」
「Cクラスは?」
「恐怖と利害です」
「はっきり言うね」
「事実ですので」
伊吹は何も言わなかった。
否定できなかったからだ。
しばらく歩いた後、影は続けた。
「ですが、どちらが正しいかは分かりません」
「Bクラスの方が正しいんじゃないの?」
「そうとは限りません」
影は静かに言う。
「信じることで強くなることもあれば、信じたことで崩れることもあります。恐怖で縛ることで壊れることもあれば、恐怖だからこそ統率されることもあります」
「面倒くさい考え方」
「よく言われます」
伊吹はため息をついた。
「でも、今日のあんたは少しだけ普通だった」
影は伊吹を見る。
「それは、褒め言葉ですか?」
「さあね」
伊吹はそれだけ言って、先に歩いていった。
影はその背中を見て、少しだけ笑った。
⸻
夜。
学生寮の自室で、影はノートを開いた。
今日の合同練習で見たことを、短く書き込んでいく。
Bクラス:信頼を基盤に動く。失敗への反応が柔らかい。
一之瀬:全体の安心感を作る。優しさを捨てない。
神崎:調整役。現実的。
柴田:空気を和らげる。Cクラスとも距離を詰められる。
影はそこで少し手を止めた。
そして、ゆっくりと書き足す。
白波:一之瀬への信頼が強い。素直。人の寂しさに気づく。
その一文を書いて、影はしばらく動きを止めた。
寂しい。
白波に言われた言葉が、まだ少しだけ残っていた。
自分は寂しい人間なのか。
誰かを信じる前に、まず観察する。
近づく前に、相手の形を見ようとする。
それは影にとって当たり前だった。
けれど、白波にはそれが寂しく見えた。
「不思議ですね」
影は小さく呟いた。
人を観察するつもりで近づいたのに、逆に自分の一部を見られた気がした。
影はペンを置き、窓の外を見る。
グラウンドはもう暗い。
昼間の熱が嘘のように、静まり返っている。
その暗闇を見ていると、ふと、遠い記憶がよみがえった。
赤い夕日。
砂埃の舞う道場。
向かい合う、ひとつの影。
炎のように笑う人だった。
勝てば豪快に笑い、負ければ悔しそうに笑った。
怒る時は真正面から怒り、認める時は誰よりも素直に認めた。
影とは正反対だった。
影が静かに相手を見るなら、あの人は真正面からぶつかってきた。
影が距離を置いて本質を探るなら、あの人は力ずくで心の奥を引きずり出してきた。
かつて、影が初めて「勝ちたい」と思った相手。
初めて「負けたくない」と思った相手。
そして初めて、「壊れてほしくない」と思った相手。
名前を思い出しかけて、影は小さく笑った。
まだ、呼ぶ必要はない。
あの人はいつも、影に向かってこう言った。
「お前は神様なんかじゃない。ただの負けず嫌いな人間だろ」
その言葉を思い出し、影は静かに目を伏せる。
「……本当に、失礼な方でしたね」
けれど、その声はどこか柔らかかった。
影は勝利が好きだった。
強者を見るのが好きだった。
人が追い詰められ、本当の形を見せる瞬間が好きだった。
だが、あの人だけは違った。
勝ちたかった。
本気を見たかった。
けれど、壊れてほしくはなかった。
それは影にとって、初めての矛盾だった。
そして今。
白波の何気ない一言が、その矛盾を思い出させた。
「寂しい、ですか」
影は自分の手を見る。
あの人とぶつかり合った日々は、もう遠い。
あの炎のような人が、今どこで何をしているのか。
影は知らない。
いや、知ろうとしていないのかもしれない。
影はノートを閉じた。
まだ、思い出す必要はない。
今は、この学校にいる。
Bクラスの信頼。
Cクラスの恐怖。
龍園の支配。
一之瀬の優しさ。
それらが同じ陣営として混ざり合い、やがて本番でぶつかる。
影は静かに笑った。
「温度が違うもの同士が混ざると、何が生まれるのでしょうね」
その声は、いつものように楽しそうで。
けれど、ほんの少しだけ柔らかかった。
体育祭は近い。
白き影は、戦場の中で初めて、誰かの温度に触れた。
そしてその温度は、かつて隣にいた赤き好敵手の記憶を、静かに揺らしていた。
今回に出てきた赤き好敵手のモデルは武田信玄に似た方にしています。やっぱり上杉謙信には武田信玄がいた方がいいかなーっと思い追加してみました^ ^これからも出番があるかもしれないのでよろしくお願いします‼︎