おはよう世界、早速今日から昨日決めた目標に向けて行動開始だ。まずはゴツメの所に行って依頼を受けたいが、今は午前八時まだ少し早いだろう
午前十時くらいなら大丈夫だろうし、後二時間もう少し目標について考えてみるか。まず私の目標には先生と原作の場面で先生に関わらないこと、そしてバットエンドルートに進んでいないかこまめにチェックすることが必要だ。一つ目に関しては原作で先生が行っていた所に近づかないこと、注目を集めないことで対策できそうだが心配は必要ないだろう。私はそこまで特筆する点もないし。だってヒナみたいにめちゃくちゃな強さしてないだろ、アリスみたいに馬鹿でかい銃を持ってるわけじゃないし、エイミみたいにすごい格好もしてない。………うん?おかしいな?
ブルアカで刀や槍を持っている生徒なんて見たことないし、こんなキメラのような見た目をした生徒も見たことない。もしかして、私って周りから見てだいぶ目立っているんじゃ?………これは早くどうにかしないとな。
というわけで、私は今武器屋さんに来ていた。自衛用に槍は持っているが
刀やラッパはホテルに置いてきたし、ここに来るまでの間に角は麦わら帽子で尻尾はお腹に巻きつけて腹巻きで隠していので、後は槍を銃に変えれば人からの注目を集めずにすむはずなのである。しかし、多い‼︎ぱっと見ただけでもAR、SG、SMG、HGが大量にあるし名前の分からないのも含めるともっと多い。私は銃の知識なんて殆どないし、どれが使いやすいかなんて全く分からない。これは選ぶの大変かもなとそんなことを考えていると、店の奥の方に気になる銃を見つけた。この銃は…よしこれにしよう
私が買った銃はリボルバー、アニメの影響でリボルバーってかっこいいなと思っていたし、どれがいいのか分からないのなら気に入ったやつにすれば良いと思い買うことにした。これで私も今日からガンマンだな。よし気分も良いしこの調子でゴツメに依頼を受けに行くか。なんだかうまくいきそうな気がする。
あれから、私は地図を頼りにゴツゴツヘルメット団本部の前まで来ていた
見た目はただの古い小さな倉庫にしか見えないが、中はきっと色々なものがあったりたくさんの人がいるのだろう。そんな事を思い倉庫の秘密基地のような雰囲気に少しワクワクしながら私は倉庫の中にはいった。
「おや来たのかい。ようこそ本部へ槍の人歓迎するよ」
倉庫の中には様々な銃や爆弾が置いてあり、半分は予想通りだった。しかしもう半分は予想とは大きく外れていた。
「歓迎は嬉しいんですが。…あの他の団員は何処にいるんですか?」
そう、倉庫の中には多種多様な武器達そしてゴツメしかいなかったのだ。なので私は少し苛立ちながらゴツメに尋ねた
「いや、それはそのだね……実は団員は君で二人目なんだ」
「えっじゃあ諸事情でそちらから呼ぶことはないっていうのは」
「団員が君と私しかいないからだね。で、でも嘘は言っていないよ戦力は少しは増えるし依頼が受けやすいのも本当だしね」
なるほど戦力が増える(一人だけ)ってことが。騙されたあんな自信満々に言うものだから最低でも五人くらいいるとばかり。これなら一人でも対して変わらない気がするし、他のヘルメット団に変えたほうがいいか?でも、入れるかどうか分からないしやっぱりここにいたほうが。うーむ
「まってくれ、やめないでくれ詐欺紛いの事をしたのは謝るし、これから団員を増やせるように頑張るからさ。私の目標の為にはヒナさんみたいになる為には君が必要なんだよ。
「ヒナって、ゲヘナの風気委員長さんですか?でも彼女のようになりたいならヘルメット団なんかじゃなくて風気委員会に入れば良いんじゃ」
「それはだな、昔私はかなり弱くてな。よくいじめられてたんだ、そこを助けてくれたのがヒナさんだったんだ。それから私は彼女のようなカリスマのある強い人になりたくて修行して、今こうやって団長をやっているわけだね。だから頼むやめないでくれ、私の目標に力を貸してくれ。頼むこの通りだ。」
そういって、彼女は頭を深々と下げてきた。最初の印象はかなり悪かったが彼女の夢を話す時の瞳は輝いていて、真っ直ぐとしていた。だからこそ戦力の増加はそこまでなく、受けられる依頼も一人の時と変わらなくとも私はゴツメの夢を手伝いたい、夢の先を見てみたいと強く思った。
「わかりました、これからよろしくお願いします。ゴツメさん」
「本当か‼︎これからよろしく頼むよ。えっと…そういば名前聞いてなかったねなんて言う名前なんだい?」
名前か…前世の名前は当然あるがブルアカでは漢字の名前っていなかった気がするし、別の名前の方がいいか。えっと天使の羽に悪魔の尻尾、龍の角を持った生徒。天使といえば楽園それに悪魔にドラゴン、これにするか
「私の名前は天楽アドラ、気軽にアドラと呼んでください」
「そうか、アドラかいい名前だね。改めて宜しく頼みますよアドラ、それと私もゴツメでいいよ」
「はいよろしくお願いします、ゴツメ。それで早速依頼を受けたいのですが。今から受けれる依頼ってありますか?」
「それなら、会社の敷地内に居座って居る生徒をどかしてくれって依頼が来てるよ。場所は結構近めでここだね、行くなら少し待っておくれ。一緒に行くので少し準備するから」
そう言うと、ゴツメは倉庫の中にある大量の銃の山から手榴弾とアサルトライフルを持ってきた。
「アドラはあの槍を使うんだろ、遠距離は任せてくれていいよ」
「いや、出来れば槍は使いたくないんです。今回使うのこのリボルバーだけですね。それにしてもこれだけの銃どうやって手に入れたんですか」
「へえ、槍使わないのかい。ならこのショットガンももっていくかね。
それと、こんな量の銃がある理由はただの趣味だよ。大体の銃なら揃っているんじゃないかな、自慢になるけど銃にはかなり詳しいよ」
「じゃあ、また今度銃のオプションについて教えてもらえますか」
「ああいいよ、せっかく入ってくれたんだし存分にたよってくれ。それじゃあそろそろ行こうか」
「よし、ここだね。今回の依頼は倉庫内に居座っている相手を確保し会社に引き渡す事。相手は五人気をつけて行くよ」
あれから私たちは三十分程移動し、依頼元の会社の倉庫前まできていた。事前に決めた手筈では、まずゴツメが手榴弾を投げそれから私が侵入するそして私が前線で戦っている間にゴツメが後ろから打ちまくる作戦だ。
「それじゃあ、いくよ」
ゴツメが手榴弾を倉庫の中に投げ込み、爆発を確認した後私が突入する中には二人が気絶しており残りの三人はバラけてこちらに銃を向けていた。
「「「いきなり投げ込みやがって、くたばれ‼︎」」」
三人が一斉に銃を撃ってくるのを少しあたりながらも避け一人に接近する
「なっ、だったら直接なぐって」
相手が思い切り振りかぶってなぐりかかってくるのを、一歩下がって避け後ろに回り込み3発打ち込み相手を入口の方にのけぞらせる。その瞬間倉庫の入り口から何発もの銃弾が飛んできて不良生徒が気絶した。すごいな
「ナイス、アドラ」
ゴツメからの賞賛にサムズアップを返しつつ、すぐにもう一人の方に近づいていく。すぐさま半分以上の人数をやられて驚いたのか、相手の動きは一歩遅れていた。その隙に
ダダダンッ
数発銃弾を打ち込み、その後相手を蹴り飛ばし追加でもう1発打ち込もうとしたところで動きを止めた。
「動くな。動いたら打つぞ」
残っていた一人がすぐ後ろに立っており銃口をこちらに向けている。そしてゴツメも捕らえようとゴツメのいた入り口の方を見た。
「お前もすぐに出てこ…(いない何処に行った?) 」 バンッ
「こっちだよ、そらもう1発」
ゴツメが相手に側面からショットガンを打ち込み相手を後ろに吹き飛ばして手榴弾を投げ込む。
「畜生がこれでもくらえー」
「お前の相手は私だ。邪魔はさせない。」
ダンッダンダンダンダンダンッ
最後の一人がゴツメに攻撃するのを銃を蹴り飛ばして防ぎ、至近距離で何発も銃弾を打ち込む。弾が切れたところでちょうど相手は気絶した。そしてゴツメのを見るとあちらもちょうど決着がついたようだった。