プレナパテスにハッピーエンドを‼︎   作:夕亀

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プロローグ
プロローグ


高校の卒業祝いで来ていた旅行先で、土砂崩れに巻き込まれた。

私の人生もここまでか、そんな事を思いながら、薄れゆく意識の中で見たのは色彩豊かな黒い星のようなものだった。

そして、目が覚めると周りには獣人、ロボット、生徒ばかりの場所にいた

 

 ?????????????

 

 あれっ、私事故で死んだはずだよな?何で生きてるんだ?というか此処は何処だ?それに何でいつの間にか槍とラッパと刀なんて持ってるんだ?何で尻尾が生えてるんだ?何で周りを見たら獣人、ロボット、頭上に輪っかのある女性が居るんだ?……まるで意味が分からない。分からない事だらけだ。

 此処は何処?私は誰?昔アニメで腐るほど聞いたセリフが頭をよぎる。……よぎってる場合じゃないな、とりあえず落ちついて周囲の状況を確認しよう。そう思い辺りを一瞥する、するとベンチ二つとブランコだけがある小さな公園が見つけた。あそこだったら落ち着いて考えをまとめられそうだ。

 

 

 どっこらせ。先程の公園のベンチに腰を下ろす。さてもう一度周りを確認してみよう。まず、さっきも確認出来たが周りに獣人、ロボット、頭上に輪っかのある女性がいる。しかも今一度見て分かった事だが女性は銃も所持している。なんか既視感のある光景だな、もし私の既視感通りの場所なら今が時系列的に何処に当たるのか知りたいが……

 

 「皆さんニュースのお時間です。最近連邦生徒会長は表に姿を出しておらず……」

 

 ………、ここはキヴォトスで間違い無さそうだな。時系列は連邦生徒会長が失踪した辺りか。さて、後今の私が出来ることって言ったら持ち物チェックと自分の姿の確認くらいか。姿は…まあ周りに大量にあるビルの壁とかで確認できるだろ。どれどれ?

 ビルの前まで移動して姿を確認する。するとそこには龍の角と天使の翼、悪魔の尻尾を持った十代の女性がいた。

 ……まじかよ、私って男だったよな。いや今はそれはどうでもいい、何だこの姿。ブルアカではゲヘナに悪魔の特徴を持った生徒、トリニティには天使の特徴を持った生徒がいるが両方持ちは見たことが無い。なら私ってどんな生徒だったんだ?相当特殊な状態だったんじゃ?そう思い過去の事を思い出そうとする。

 しかし何も思い出せなかった。自分の学校の事だけでは無い、この身体の過去の事全てだ。前世の記憶はあるんだけどな、まさかこの体でいきなりポンと生まれたのか?

 ……考えてもよく分からんし、一旦この事は後回しにするとしよう。次は持ち物チェックだ。さて俺の持ち物は…

 

   禍々しい刀、槍、ラッパ、以上。

 

 見間違いかも知れないな、もう一度確認しよう

 

   禍々しい刀、槍、ラッパ、以上。

 

 どうしてだよ!?何度確認しても同じだ、これ以外何も持っていない…金も飯も身分証も何にもない、あれこれもしかして餓死?やばいやばいやばいブルアカ世界来て餓死で直ぐ死にましたとかしたく無い。いやブルアカ関係なく死ぬのは嫌だわ!とにかくお金を稼がないと。でも身分証も無ければ学生証もない。こんな状態で誰が雇ってくれる、バイトだって無理だぞ。つまるところ今の状況をまとめると

 

 

・ほぼ確実にここはブルアカ世界

・時系列は連邦生徒会長が失踪した直後

・ラッパと槍、禍々しい刀を持っているが、それ以外何も持っていない

・見た目が女性に髪色が灰色に変わっていてる

・頭には龍の角、背中には天使の羽、お尻には悪魔の尻尾がある

・このままじゃ餓死!!!!!!!

 

 

 やばいね……なんかないか?身分証がなくても働ける所、働ける所…?ブラックマーケットか?あそこなら身分とか他と比べてあんまり気にしなさそうだし、何より短時間じゃそれ以外思いつかん。よし、そうと決まれば早速ブラックマーケットにレッツゴーだ

 

 

 ……いやよく考えてみたら私ブラックマーケットの場所知らないわ。このままだと餓死してしまう。どうすれば…そこら辺の人に場所を聞くか?いやブラックマーケットの場所教えて下さいって言って教えてくれる訳ないよな。言ったら闇市みたいなものだからなあそこ

 ならばどうすればと私が頭を悩ませていたその時、私の目の前をスケバンが通り過ぎていった。その時私に天啓走る、あの生徒を追いかけて行けばブラックマーケットに着くんじゃないかと。だってスケバンって言うのは不良生徒で、原作でもブラックマーケットにスケバンがいた描写が多くある。ならば彼女の目的地がブラックマーケットである可能性も大いにありはずだ。

 

 

 ならば思ったが吉日、スケバンの後をこっそりついて行った。すると段々と隣を通り過ぎていく人のガラが悪くなっていく。そうしてそれから数十分後、私はブラックマーケットに着く事が出来た。いや実際に確証は無いのだが雰囲気からしてそうだと思う。よし、これで仕事が

 

 

 「おい、なについてきてんだおまえ。ぶっ飛ばされたいのか」

 

 スゥー……バレてたのか、因みに今すぐに謝れば許してくれたり

  

      ドドドドドドドドドドッ

 

 「何も答えないってことは、ぶっ飛ばされたいって事で良いよなあ」

 

 はしなさそうですね。そして私の体がそこまで傷ついて無いって事はヘイローがあるのも確定か、ブラックマーケットで稼ぐと決めた以上正直此処は掛けだったから勝てて良かった。

 それにしてもどうするかなこの状況?ここはブラックマーケット、故に助けてくれそうな人もいないし、逃げ切れる自信も無い。ならワンチャンに掛けて戦ってみよう。どうせこれから傭兵の依頼とかも受けるつもりなんだ。幸い痛みはあまりないし敵は一人

 

 「やってやる」

 

 槍をスケバンに向け立ち直す、そして大きく踏み出し相手に接近する。対してスケバンは銃を乱射してきた。

 しかしそれを気にせず私は銃弾を躱しながら進みつづける。だがそんな中一発、二発、銃弾が私の体をかすめる。だけどそれだけだ。痛みも酷く無いし、よろめく程の威力もない。銃弾の事お構いなしに接近し続け、そしてそのままスケバンに槍を振り切った。ズバンと大きな音がしてスケバンの体が吹き飛んだ。まだ立ってこそすれその足はガクガクと震えている。そして

 

 「お、覚えてやがれー」

 

スケバンは捨て台詞を吐き捨ては去って行った。

 

 

 よかったー勝てて、この身体の身体能力とんでもないな。銃弾を避けれるとは思わなかった。前世では武道の経験なんて全くなかったのに。この調子ならブラックマーケットでもお金を稼げそうだな。となると、早速依頼を探したいが、どうやって探そうか?そもそも何処で受けれるんだ?

 分かんない(^-^)、どうしよう…?餓死か、餓死なのか?

 

「なあ、そこのお前さん」

 

 ……紫髪の女の子?知り合いじゃないよな?一体何の用だ?

 

「誰だ、私の知り合いじゃなさそうだけど」

 

「さっきの戦闘見事だった。私はゴツゴツヘルメット団、団長の護頭(ごとう)ゴツメ。あんたをスカウトにきたんだ。うちの団はまだまだ新しくて戦力が少なくてね、是非ともあんたに入って欲しいのさ。

 もちろん、あんたにもメリットがある。ヘルメット団は大きな組織、派閥は分かれているが総数は飛んどもない。その分他の企業から仕事を回してもらいやすい、それに数がいれば一人よりも大きな依頼も受けられる。だから総じて金を得やすいどうだい良い条件だろう。入らないかい?」

 

 …渡りに船とはこのことか。今の自分が欲しい条件の殆どを相手が提示してくれているし、入らない理由がない。これでひとまず生きていけそうだ。

 

 「是非入らせてもらいます。」

 

 嬉々としながらそう答えると、ゴツメはこちらを少しだけ微笑んで見ていたがすぐに表情を戻した。

  

 「フフッそうかい、判断が早いね。ゴツゴツヘルメットはあんたを歓迎するよ。それじゃあスマホを出してくれ、モモトークを交換するから」

 

 「すいません私スマホは持ってなくて」

 

 「え、持ってない…ゴ、ゴホンそ、そうかいそれじゃあこの地図を❌のところが団の本部だから依頼を受けたくなったらそこにおいで」

 

 そう言われゴツメから地図を渡された。正直これはかなりありがたい。今の私は土地勘とか全くないからな。でもこれだと

 

 「そちらから、呼ぶことはないんですか?これだとゴツメさんから私を呼ぶ事が出来ない気がしますが」

 

 「ギク、諸事情でね。近いうちはないから安心していいよ、それとこれ

  入団祝いだとっといてくれ」

 

 ゴツメが紙幣を何枚かこちらに差し出す。

 

 「え、お金もらって良いんですか?ありがたいのはそうなんですが、私団に入っただけですよ」

 

 「良いんだよ。それじゃあね。チョットマイアガリスギタカナ」

 

 ゴツメが去っていく、だんだんとその姿は人混みに紛れていき数十秒後完全に見えなくなった。

 まさか、いきなりお金を貰えるとは思わなかったな。それも一日は過ごす事が出来そうなくらいの。本当に何から何まで運がいい。今日はもう遅いし本部には明日行く事にして今日泊まるホテルを探そう……

 

 十数分後

 

 あった、あった。以外と早く見つけられたな。

 チェックインをして部屋に入る。広々とはしていないがベットと椅子とテレビが一つずつありゆっくり眠れそうだ。

 

 もう寝たいところだけど、二つだけ決めておかないとな。一つ目は原作にどう関わるかだ、私は原作やハッピーエンドが好きなので、対応の仕方は何でも良いが原作登場キャラにはハッピーエンドで終わって欲しい。だが悲しい事に恐らく原作のルートは奇跡のようなルートだ。放っておいてのハッピーエンドは難しいかもしれない。だが私が深く関われば原作が壊れてよりハッピーエンドが難しくなる。となれば原作から外れないようにバレないように監視する、そして原作が壊れてバットエンドになりそうだったら介入する。この辺りが安牌か。よし一つ目決まり。

 二つ目は自分、この身体についてだ。改めてだか私には前世の記憶はあるが改めて思い出そうとしてもこの身体の記憶は思い出せない。何故天使と悪魔の特徴を併せ持つのか、何故龍の角が生えているのか、何故あの場所にいたのかさえもだ…この槍と刀とラッパも関係があるのかね。ラッパと槍、天使と悪魔のイメージにピッタリだし。槍を持ち上げてよく見る。槍だって事以外何も分からないな。これに関しては原作の所まで終わった後先生でも頼ってみるかね。

 ふぁ〜眠い。じゃあ考えたい事も考えたし寝るか、おやすみ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




実績「ブルアカ世界への転生」を入手しました

護頭ゴツメちゃん、皆さんはどう思いますか。

  • もっと多く出して欲しい
  • 今までと同じくらいでいい
  • 余り出さないで欲しい
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