落ち着け、深呼吸だ深呼吸。
すぅーーふぅーー
よし、落ち着いた。まずは状況を整理しよう。まず先生が今やられた。やられた場所はアビドス砂漠だ。昨日ホシノを助けようと話していたから間違いない。となると気になることは二つだ。
・ホシノはどうなったのか
・先生はどうして負けたのか
特にホシノはもし助けられていなければ、最悪…最悪の場合だが死ぬ可能性がある。急いでアビドス砂漠へ向かおう。ホシノを助けないと
着いた、辺りを見渡すとカイザーの兵が戦車が大量に配置されている。そして、その集団の1番奥に一際新しそうな施設が見える。研究室だろう
扉はしっかりと施錠されており、誰かにこじ開けられたような形跡はない
となれば、やはり、ホシノは助けられていないようだ。考えている時間はない、真正面から突破する。
「誰だお前は、ここから先は立ち入り禁止だ即刻立ち去れ!」
ドガーーン
こちらに話しかけてきたカイザー兵を吹き飛ばす。その瞬間一斉に銃を向けられる。そうして戦闘が始まった。放たれた銃弾を避けながら槍を振り回す。敵に攻撃が当たるたびにまとめて十数体吹き飛んで行った。そのまま敵を吹き飛ばしながらぐんぐんと前へ進んでいく。すると戦車がこちらに向けて砲撃してきた。
ドーーーーン、ドーーーーン、ドーーーーン
立て続けに何度も砲撃が飛んでくる。その内の一発に当たってしまった体が大きくぐらつき銃弾が追加で飛んでくる。それをなんとか躱し近くにあるコンテナに身を隠しすぐさまラッパを吹いた。体がみるみる内に回復していく。
少しだけ頭を出して状況を確認する。戦車はこちらを向いて止まっていていつでも砲弾が飛んできそうだ。だったら…
コンテナから大きく飛び出してジグザグに動き砲撃を躱す。そして弾を装填し始めた次の瞬間、大きく振り返り
ズドン
戦車の砲身目掛けて槍を思い切り放り投げた。砲身が大きく曲がりあらぬ方向へと砲弾が飛んでいく。その隙に槍を回収して槍を何度も何度も突き刺した。
ズドン、ズドン、ズドン、ズドン、ズドン…ドガーーン
戦車が壊れたのを確認し、また研究室へと足を進める。その間に何度も銃弾に撃たれ、戦車に道を阻まれたが同じようにして突破した。後もう少し、もう少しだ。
「待ちたまえ、お前はどこの誰だ」
…カイザー理事か、ゴリアテまで持ってきたってことはもう戦力は殆ど残っと無さそうだな。
「私は無所属の一般生徒、あなたに答えるような解答は持ってない」
「答える気はないか、なら倒してからじっくりと聞き出すとしよう」
ゴリアテの両腕が動き出す。銃口がこちらに向けられる。そして、銃弾が乱射された。慌てコンテナに身を隠し回避するが一瞬で穴だらけになってしまった。だが攻撃はかなり重いがその分隙も大きいらしい。その隙に攻撃を叩き込む。ゴリアテが動き出したらまた別のコンテナに身を隠し攻撃するこのループを繰り返せば勝てる。
「ちい、小癪な」
ゴリアテがまた動き始めるのを確認し、すぐにコンテナに身を隠す。ゴリアテの様子を見るに後数回繰り返せば勝てそうだ………なんか遅いな。
さっきまでならもう撃たれていたはずどうなって………
ジュドン
気づいた時には私の身体は吹き飛んでいた。一体どうなってるんだ?体中が痛い。
「決着だな、もう動けまい。なにせこの主砲を当てたのだからな」
「さて、もう一度聞こうか。お前はどこの誰だ?」
体がまともに動かない。まだ止まるわけには、倒れるわけには。後一発攻撃をくらったら立っていられるかどうかもわからない一体どうすれば…
この刀ならどうにかなるんじゃないか、まだ全容が判明していないこいつなら。僅かながらの希望を持ち祈るように刀を握り、思い切り足に力を込める。そしてゴリアテに向かって全速力で駆け出した。
「なっ、まだ動けるか」
ゴリアテの銃口が再びこちらを向き私を撃ち倒そうとする。しかし遅い
その時には私はもう目の前まで迫り、今出せる全力で刀を振り下ろした。
ゴリアテの足に深い傷が切り込まれるが、それ以外には何も起こらなかった。
「フハハハハ、最後の抵抗も無駄だったようだな、これで終いだ」
ゴリアテが音を立てながらこちらを撃とうとする。その瞬間ゴリアテが倒れた。カイザー理事が慌て動かそうとするがびくともしない。刀の効果だろうか?まあいい、やった。勝ったんだ。
バンッ ドサッ
カイザー理事をリボルバーで撃ち抜き気絶させる。後はホシノを助けるだけだ。辺りを見るともう日がかなり沈んでいる。急がないと……………
足がふらつく、頭がくらくらする。でもバットエンドは嫌だから。
ズドン ガチャ
鍵をリボルバーで壊して中に入る。そこはホシノと黒服がいた。
「クックック、貴方は誰ですか?私の知らない人のようですが」
「私は…まあキメラとでも呼んでください。後ホシノを解放しろ」
「何故?私の知る限り貴方はホシノさんと関係はないはずですが」
「夢のため、それに私は彼女より少し長く生きているから」
「ほう、少し長く生きている、ですか。いいでしょうホシノさんはお渡しします。彼女はまだ私の組織の人間ではありませんので」
ホシノへと近づき抱え上げる。息はまだしている、まだ生きている。そのまま帰ろうとすると黒服に声をかけられた。
「待ってください、私はゲマトリア所属黒服と申します。もし良ければその槍やラッパ、刀のこと貴方自身のことを話しにきてください。それ相応の報酬を支払わせていただきます」
「分かりました、それでは早速取引しましょうか。」
「クックック、随分と早い判断ですね。どのような条件ですか」
「私からはこの槍の情報を渡します。なのでホシノの今の状況を教えてください」
「いいでしょう、まず今のホシノさんは神秘がかなり弱っています。そうですね。カイザーの一般兵一人と同程度の強さしか持っていないでしょう。そして恐怖を適応させようとした結果気を失っています。少なからず今日の内は目を覚さないでしょう。こんなものですかね」
「はい、分かりました。その情報で大丈夫です。では私からの情報ですが、この槍はとてつもない威力を誇ります。それこそ並の生徒なら一撃で気絶させることができます。それ以外に能力などはありません」
「なるほどそうですか、またいつかその刀とラッパの事も教えてくれると期待しておきますよ」
「ええ、それでは黒服さん」
「ええ、それではまたキメラさん」
今度こそ研究室を出てアビドス高校へと向かった。辺りはすっかり日が沈み星々が輝いている。
アビドス高校に着いた。校舎には当然もう誰もいない。倉庫からマットを持ってきて教室にひきホシノを寝かせる。後はっと。そこら辺の棚からノートとペンを持ってきて
※ホシノは一般生徒程度まで弱くなっている
と書いて近くに置いておいた。それが終わると屋上へと出て星空を見上げる。ふぅ……これからはもっと頑張らないと、原作はもう壊れた。これからは私がハッピーエンドに導くんだ。最低でも先生が起きるまでは、
パヴァーヌ編にエデン条約編、カルバノグ編、先生がいないだけで崩壊するシナリオばかり、今度は失敗しない。もっと徹底的に頑張るんだ。
このブルーアーカイブにハッピーエンドを
護頭ゴツメちゃん、皆さんはどう思いますか。
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もっと多く出して欲しい
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今までと同じくらいでいい
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余り出さないで欲しい