アウトロー・ア・ライブ! 作:便利屋箱推し先生
今後も不定期ながら更新していきます、たぶん
陸八魔アイが便利屋68の家族になってから数日が過ぎ・・・
便利屋68は今、非常に重大な危機に直面していた。
「困ったわ・・・今月の家賃を払うお金が無いわ!」
「社長、このままだと家賃どころか食費まで無くなるよ」
「わわっ、私は野宿でも構いませんけど・・・アイちゃんに野宿はさせたくないです・・・」
「どうするの~?かなり頑張って稼がないとだよ~?」
「・・・このままだと明後日には食費も足りなくなるかな」
「うぅ、これは由々しき事態よ!依頼をもっと沢山こなさないといけないわ!」
「仕方ないか・・・社長、暫くはそれぞれ分かれて別々に稼ぐしかないね」
「でもアルちゃん、アイちゃんのお世話はどうするの?」
「アイちゃんを一人にするのは少し心配です・・・わわっ、私が護衛を・・・!」
ハルカがそう言って立ち上がった時、休憩室の扉が開いた。
とてとてと、まだまだ幼さを感じさせる動きでアイがやってくる。
「カヨコおねーさん、なんのはなしをしてたの?」
「えーっと・・・今はね、ちょっとお金が無いから仕事を増やさないとって話をしてた」
「そうなのよ、それで手分けして稼ごうと思ったんだけど・・・アイちゃんを一人に出来ないから話し合ってたのよ」
「ママ、アイおるすばんできるよ!」
キラキラ輝く満面の笑みで自信を持って答えるアイ。
まだまだ幼いが、利口な子だ。お留守番も出来るかもしれない。
皆がそう考え、同時に可愛いこの子に何かあったら・・・と不安も感じている。
「アイだってべんりやの子だもん!おるすばんぐらいはへーき!」
「そう・・・かしら。分かったわ、アイちゃんを信じて、お留守番は任せるわよ」
「もしお留守番中に何かあったら、私たちの誰かに連絡しちゃって~」
「アイちゃんを狙う悪い人たちは・・・全部、やっつけちゃいます!」
「外に出る時は必ずスマホを持って行ってね。それがあれば連絡も取れるし、GPSで場所も分かるから」
皆アイちゃんが心配ではあるが、本人が張り切っているので自主性に任せる事とした。
ママの真似をしてふんす!とドヤ顔をしているアイちゃんが可愛かったというのもあるが・・・
こうして、アイにとって初めてのお留守番が決まった。
「それじゃ、行ってくるわね。アイちゃん、外に出る時は知らない人に付いて行っちゃだめよ」
「お昼ご飯は何か事務所にある物か・・・一応お金は渡しておくから、どうしてもって時はそれを使ってね」
「くふふ~、アイちゃん。お留守番、しっかり頼んだよ~」
「さ・・・最近は少し物騒なので・・・何かあったら、直ぐに私たちを呼んでくださいね」
「うん!みんな、いってらっしゃい!」
アイちゃんと離れるのを名残惜しそうにしつつも、便利屋68はそれぞれに依頼を片付けに行った。
今回からアビドス編に入ると言ったな、アレは嘘だ()
それとキッズスマホは2話、皆でお買い物にて描写を追加しました。
購入描写の追加程度なので当該話への影響はありません。
先生の性別、どうしよう・・・
-
やっぱり便利屋先生でしょ!
-
ここはあえて大人のお姉さん先生で・・・