ブサイク得点王だった俺、最強スペックでサッカー人生やり直し〜今度こそ美女も世界一もすべてを奪い取る〜 作:クズ吉
「よしっ、私のお部屋でしよっか」
紗那が帰ったあと、望結ちゃんがそう言って2階の自室に招いてくれた。
望結ちゃんの部屋には本がびっしり詰まった本棚が沢山あった。
「望結ちゃんは本が好きなんだね」
「ねぇ望結って呼び捨てにして♡」
「望結?」
「うん、いいね。大雅君。私は小説ぐらいしか読まないけど本は結構好きだよ」
これからは望結ちゃんのことを呼び捨てにすることになったようだ。
望結は文学少女らしい。
「大雅君はサッカー以外は何が好きなの?」
「望結みたいな可愛い女の子だよ」
「ふふっ、複数人好きだったらあんまり響かないよそれ」
「本当の事だから正直に答えたまでさ」
別に口説こうとかは考えてない。
「他には?好きなことないの?」
「俺の頭の中はサッカーと女の子で一杯だよ。将来のために外国の言語とかは勉強してるけど、別に好きではないかな」
「必要だからやるって感じ?」
「そうそう」
時間は有限だ。
あれもこれもと興味を広げるのもいいが、俺はあえて興味関心の幅を狭めることで知識や技術を究めたいと考えている。
「大雅君ベッド座ろっか」
「うん」
俺達は望結のベッドに腰掛ける。
そして見つめ合う。
「キス…する?」
「うん、したいな望結とキス」
「じゃあ大雅君からして」
望結は俺の方に顔を向けて目を瞑る。
くっ、可愛いな。
この顔にキスしていいのか。最高すぎるぜ。
俺は望結の顔に近づいて…
ちゅっ…
唇にキスをした。
触れ合った柔らかなその感触で、望結という美少女に自分を押し付けたという喜びを感じる。
「大雅君…私初めてのキスだよ。大雅君みたいなカッコイイ男の子が初めてでよかった」
望結はキスのあと目を開いて俺にそう言う。
「俺も望結みたいな最高に可愛い女の子とキス出来て幸せだ」
「大雅君は初めてじゃないんだね」
「う、まあそうだね紗那と…」
「分かってたけど残念だなぁ。大雅君ともっと早く出会いたかった。そうすれば…」
望結はそこで言葉を切る。
「そうすれば…?」
「大雅君を独占出来たかもしれないなって思って」
「そ、そっか。望結はやっぱり俺と二人がいいよね」
「当たり前じゃん」
そう言って望結は、少しだけ寂しそうに微笑んだ。
「望結もう一回キスしよ」
「ねえ誤魔化そうとしてない?」
「バレたか」
「サイッテー。でもいいよ。大雅君とのキスなら何回やっても飽きない気がする」
ちゅっ…
今度は望結が俺に近づいてキスをした。
「はぁ…カッコいい顔だねぇ大雅君」
「ありがと」
俺達はその後も二人の時間を楽しんだ。