ブサイク得点王だった俺、最強スペックでサッカー人生やり直し〜今度こそ美女も世界一もすべてを奪い取る〜   作:クズ吉

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第25話 幼なじみの妹とデート

 2013年3月

 

 「茉那小学校卒業おめでとう」 

 

 「ありがとうお兄ちゃん!」

 

 待ち合わせの駅で俺達は笑い合う。

 

 今日は茉那とのデート。

 

 春休みにオフの日があったので、小学校を卒業して暇な茉那を連れて名古屋に遊びに行く。

 

 電車賃や食事代等は俺が支払うつもりでいる。

 

 こんな時のために、今世の俺は昔からお小遣いやお年玉を貯め込んできた。

 

 使う時にはパッと使ってしまうのがいいだろう。

 

 今がその時だ。

 

 

 ・・・・・・・

 

 

 電車に揺られ1時間。

 

 水族館に着いた。

 

 茉那と手を繋ぎ、館内を見て回る。

 

 「ねぇ大雅君、イルカショー見たい!」

 

 「いいよ。ショーまでちょっと時間あるから早いけどお昼にしようか」

 

 「うん!」

 

 茉那は俺との初めてのデートが嬉しいのか、はしゃぎっぱなしだ。

 

 電車内でお兄ちゃん呼びをさせていたら、どう見ても兄弟じゃないだろ的な目で見られたので、今日は名前呼びさせている。

 

 これはこれでいいな。

 

 「私ホットドッグ食べたい!」

 

 「いいね。俺は何にしようかな」

 

 

 ・・・・・・・

 

 

 「大雅君もホットドッグ少し食べる?」

 

 ホットドッグを食べていた茉那が期待したような目で俺に言う。

 

 「うん、食べる」

 

 パクっ

 

 俺は茉那が口にしたホットドッグを少しかじった。

 

 茉那は嬉しそうだ。

 

 「間接キスだね茉那」

 

 「うん!あ、ちょっと!なんでもっと食べるの?」

 

 意地悪でホットドッグを一杯口にしたら、悲しそうな目で俺を見る茉那。

 

 どうやら間接キスがしたかっただけのようだ。

 

 「ごめんごめん。俺のラーメンちょっとあげるから」

 

 

 ・・・・・・・

 

 

 「大雅君!これにした!」

 

 「あれ?イルカじゃなくていいの?」

 

 俺達はイルカショーも見終わり、お土産屋さんで買い物をしている。

 

 「だって大雅君ペンギンの方が好きそうだったから…お揃いがいいの!」

 

 「じゃあペンギンとイルカどっちも買えばいいよ」

 

 「ほんと!?ありがとう大雅君!」

 

 その後茉那が持ってきたイルカとペンギンのキーホルダー2組を購入して、水族館を出る。

 

 

 ・・・・・・・

 

 

 「楽しかったね水族館!」

 

 「うん、茉那と来れてよかった」

 

 「ほんと?お姉ちゃんじゃなくてよかったの?」

 

 「茉那がいいんだよ。茉那としか味わえない気分があるんだ」

 

 俺達は水族館の近く、名古屋港の海沿いを歩いている。

 

 俺達の周りにはあまり人はいない。

 

 「ねぇ…やっぱりよくないんじゃないかな。私達付き合うの。お姉ちゃんに悪いし…」

 

 「茉那…」

 

 ちゅっ…

 

 俺は茉那にキスをする。

 

 「俺は茉那の事が大好きだ。絶対に手放さない」

 

 「うん…私も大好きだよ…だけどさ…」

 

 「茉那は俺といるの嫌?」

 

 「そんな事ないよ!私お兄ちゃんともっと一緒にいたい!」

 

 茉那はそれ以降紗那の事は口にしなかった。

 

 結果的に誤魔化すことは出来たが、ちょっと強引だったかな。

 

 帰りの電車では俺に寄りかかって茉那が眠ってしまった。

 

 まだまだ子供だなと思ったが、それもまた茉那の可愛いところだ。

 

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