ブサイク得点王だった俺、最強スペックでサッカー人生やり直し〜今度こそ美女も世界一もすべてを奪い取る〜   作:クズ吉

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第9話 ナショナルトレセン

 2011年5月

 

 5月になってナショナルトレセンU-14に選ばれ、5日間ほど大阪に行ってきた。

 

 ナショナルトレセンというのは日本各地でピックアップされたサッカーの上手いやつからさらに上手いやつ、のさらに上手いやつの頂点にたった奴らだけが選ばれる、

 

 サッカーの日本一上手い奴らの合同サッカー研修会みたいなものだ。

 

 このナショナルトレセンではサッカーの日本一上手い奴らを集めるので将来の日本代表が生まれることもよくある。

 

 というか将来の日本代表を発掘し、育てるのがその目的だ。

 

 なので俺は今かなり日本代表に選ばれやすい環境でサッカーをしている。

 

 日本代表候補の卵と言ってもいいかもしれない。

 

 日本代表と言ってもまずはアンダー世代の日本代表からスタートだろうが、順番に上の世代へと階段を登っていけばA代表入りも可能性が高くなる…と思う。

 

 つまり各世代のナショナルトレセンや代表で実績を積めば、サッカー界の中で注目度が上がることでA代表に選ばれやすくなるはずだ…と思う。

 

 なぜこうも断言できないかというと、ナショナルトレセンに選ばれたからといって各年代の代表監督に選ばれる保証はないから。

 

 そして各年代の代表に選ばれ続けたからといってA代表に選ばれるわけでもないからだ。

 さらに普段のクラブチームでのリーグ戦や大会での成績が「圧倒的」といえる程であったとしても、日本代表監督のお眼鏡にかなわなければ選考されないだろう。

 

 前世でもなんでこの選手はリーグ戦やカップ戦で活躍しているのに日本代表に選ばれないのだろうという事例は沢山見た。

 

 そう、どれだけ日本代表に選ばれやすい環境にいて成績を残しても、結局最後は「運」や「縁」そういったものに頼らざるを得ない。

 

 それが日本代表の選考なのだ。

 

 

 

 

 

 

 …俺は前世でも日本代表に選ばれたことないから予想でしかないけど。

 

 まぁそこまで的外れでもないはずだ。

 

 実際にナショナルトレセンに参加してみると、前世で日本代表だった同学年のやつを見つけて、絶対に負けてたまるかとモチベーションが上がったりする。

 

 さらにトレーニングも皆レベルが凄まじく高くてさすが日本一上手い奴らの集まりだと感心するばかりだ。

 

 ゲーム形式での練習ではいつも通り点を取りまくったので、コーチ陣へのアピールはかなりできたと思う。

 

 俺の目指すサッカー日本代表、道のりはまだ見えてこないが、このナショナルトレセンで少しでも近づいたと信じよう。

 

 人事を尽くして天命を待つ。

 

 今与えられた環境で最大限の力を発揮するしかないんだ。

 

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