ブサイク得点王だった俺、最強スペックでサッカー人生やり直し〜今度こそ美女も世界一もすべてを奪い取る〜 作:クズ吉
ピーッ!
Nリーグ第26節
名古屋アハトVSスワンキング新潟
KICK OFF!
新潟ボールで試合が始まる。
今日も名古屋アハトは4-3-3フォーメーションでスタート。
俺は右WGだ。
・・・・・・・・
前半5分頃
ボールの奪い合いが落ち着いて、現在は新潟のビルドアップ。
新潟のフォーメーションは4-4-2だろうか。
左SH高間にボールが入ると、左FWの釜山と連携して名古屋陣内左サイド深くまで進入。
高間は切り返して左ボランチのレコ・シウダにパスを出した。
レコ・シウダは中央にいる新潟の右FWにボールをつける。
右FWは細かなタッチのドリブルで名古屋守備陣を翻弄する!
その後右FWが右SHにスルーパスを送り、右SHはダイレクトで低いクロスを放つ!
ボンッ!
中央に速度の速いボールが供給され…
体を投げ出してスライディング気味にクロスに合わせたのは左FW釜山だ!
ボンッ!
ボールを足先に当て…
パサッ!
ゴール左隅に突き刺す!
GOAL!
名古屋0-1新潟
キャァァァ! アアアァ…
試合開始間もないホームチームの失点に落胆する名古屋サポーター。
ウオオオオ!
一方でアウェイ新潟サポーターは喜びを表す!
釜山選手はアシストした右SHに指を差して近づき、ハイタッチをする!
オフサイドは…
俺は副審の方を見る。
「うーん、ないか」
早速釜山選手に実力を見せつけられてしまった。
これで今節もクリーンシートはなしか。
鹿島戦の時もチームに伝えたが、当たり前のように失点するのは良くないと思うんだよな。
そのうち足をすくわれる気がしてならない。
・・・・・・・・
前半15分頃
名古屋の攻撃。右IH八尾からボールを貰った俺は右サイドから中央に切り込むドリブルをする!
しかしその先に待ち受けていたのは新潟ボランチ、レコ・シウダ!
ずざぁ!
「ぐっ!」
レコ・シウダは激しいタックルでボールを俺から奪う!
それからレコ・シウダは名古屋DMFダミスコムのチェックを躱し、そのままゴール前までボールを運ぶ!
そしてラストパスをFW釜山に送った!
釜山はボールをトラップしてゴール右隅へシュートを放つ!
ボンッ!
パサッ!
再び名古屋ゴールにボールが突き刺さった。
GOAL!
名古屋0-2新潟
キャァァァ! アァァ!
イェェーイ! ウオオオオ!
観客たちの声が遠くから聞こえる。
俺のボールロストからの失点だ…
少し攻め急ぎすぎた。
俺は頭を抱える。すると…
「気にすんな大雅!」
「顔上げろ!すぐ追いつくぞ!」
「まだ時間はあるから落ち着け!失点はいつものことだ!」
チームメイトが口々に俺を励ましてくれる。
そう、確かに失点はいつものことだ。
そしてここから勝利することもいつものことだ!
絶対に点を取って逆転してやる!
・・・でも失点がいつものことなのは良くないんだけどね、ケリー。
・・・・・・・・
前半30分頃
新潟の攻撃。左SH高間の積極的なドリブルの仕掛けからオーバーラップした左SBにスルーパス。
新潟左SBのクロス!
ボンッ!
ボンッ!
このボールは左CB高尾キャプテンがヘディングで跳ね返す!
跳ね返したボールを左IH立木が回収、ドリブルで中央を駆け上がる!
立木はハーフウェイライン辺りでケリーにパスを出す!
ケリーはトラップしてすぐ右サイドにボールを展開!
そこにいるのは右サイドを全速力で走る俺だ!
スピードに乗った俺は一気にペナルティエリアまで進入!
新潟GKが飛び出して来る姿勢を見せたので、横にパスをする!
ボンッ!
そのパスに合わせたのは左WGハヤブサ成田だ!
しっかりボールを押さえつけたシュートを放つ!
パサッ!
GOAL!
名古屋1-2新潟
キャァァァ! ワアアアア! ウオオオオ!
待望のホームチームの得点に名古屋サポーターは歓喜する!
「大雅ナイスパス!」
「成田さんも落ち着いてましたね!」
俺と成田選手はハイタッチしてすぐさまセンターサークルに戻る!
「よくやった2人とも!」
「ケリーもね!」
「皆ナイスだー!まだまだ点とるぞ!」
ケリーと立木選手、他の選手とも喜びあって試合再開。
しかし名古屋は前半のうちに新潟に追いつくことはできなかった。