今日も世話を焼く   作:ディアーリーズ

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読者募集ネタです。
ゲーム実況が二つリクエストで来たので、一つは配信外とさせていただきました。


Ex.いろかぐヤチジュンのエアライダー

 

配信外で普通に遊んでる四人。

 

「よーし、ドラグーン作るぞ~」

 

ヤチヨが開幕宣言した。

 

「まだ一個も拾ってないのに?」

「出るかもわかんないのに~」

 

彩葉が呆れ、かぐやが笑いながらツッコむ。

 

「夢を語るのは自由だも~ん」

「その夢、毎回言ってる気がするけど」

 

隼斗は黙々と青箱を割っていた。

この男、割と堅実にファームするタイプである。

 

「お、ルインズあった。乗り換えよ」

「はっや」

「もう見つけたの!?」

「乗りたいマシンがあるかは運だし」

 

一方その頃。

 

「うおらぁぁぁぁ!!」

 

マルクでデビルスターに乗ったかぐやが爆走していた。

 

「隼斗ーーー!!」

「なんだ」

「勝負ーーー!!」

「嫌だ」

「なんでぇ!?」

「まだ始まって一分だぞ。旨味がねえ」

「関係ない!」

「あるだろ」

 

開始二分。

かぐやが隼斗のルインズスターに突撃した。

 

「うおおおおお!!」

「喧嘩売ってくるんなら買うけどよ」

 

ルインズスターに乗ったマホロア。

かぐやのデビルスターが正面からツッコんでくるタイミングで、クイックスピンを合わせた。

 

ドゴォン!!!

 

「ぎゃあああああ!!」

 

デビルスターが一発で破壊。

吹っ飛ぶマルク。

 

「返り討ちじゃん」

 

彩葉が笑う。

 

「マルクのデビルスターで正面からくんなよ」

「行けると思ったんだもん!」

「思うなよ」

 

ダイナブレイド襲来。

警報が鳴った。

 

「来た!」

「行くの?」

「行く!」

 

運よくその辺りにあったワープスターに乗り込んだかぐやが即参加。

ヤチヨも続く。

 

「報酬美味しいし~」

「食べ物みたいに言うな」

 

彩葉は遠くから眺めていた。

 

「私はいいかな……」

「壊れるから~?」

「うん」

 

隼斗もスルー。

 

「俺も良いや、今はファームの方が大事」

「夢がないな~」

「そんな気概じゃドラグーン作れないぞ~」

「お前はまず一個拾え」

「あ~!ヤッチョにダイナブレイドとられたぁ!!!」

「ごち~♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中盤。

ヤチヨ

ドラグーンパーツ……1個

 

かぐや

ドラグーンパーツ……0個

 

「なんでぇ!?」

「日頃の行い~」

「ヤッチョずるい!」

「努力の結果」

「どこが!?」

 

ショートレース開催。

 

「来たぁぁぁ!!」

 

かぐやが即参加。

続いてヤチヨも参加。

 

「……レースなら行けるかな」

 

彩葉も珍しく参加する。

 

「行くか」

 

隼斗も参加した。

 

結果。

1位 彩葉。

 

「えっ」

「えっ」

「えっ!?」

「彩葉つっよ」

 

本人が一番驚いていた。

 

「取れちゃった」

「取れちゃったじゃないんだよ」

 

終盤。

残り二分。

 

「ドラグーンあと一個!!」

 

ヤチヨが叫んだ。

 

「マジ?」

「マジ!」

「どこだどこだどこだぁ!」

「はよ見つけねえと」

 

全員が探し始める。

 

「みんなさぁ!」

「友情!」

「友情だよ」

「絶対違うぅ!」

 

ラスト三十秒。

ドラグーンの最後のパーツが出現した。

ヤチヨはもう目の前だ。

 

「ヤッターーー!!」

 

ヤチヨが取ろうとした、その瞬間。

 

「悪いな」

 

隼斗が横からかっさらった。

そのままタイムアップ。

 

「…………」

「…………」

「…………」

「隼斗」

「なんだ」

「お前を殺す」デデン

「お前毎回言ってるな」

「もう殺すしかなくなっちゃったよ」

 

かぐやが爆笑した。

 

「ぎゃははははは!!」

「ヤッチョまたドラグーン作れなかったぁ!」

「笑い事じゃないでしょ。……まあ作られると困るから、助かったけど」

「感謝しろ」

「押しつけがましいな」

 

スタジアム。

種目はシングルレース、コースはダグウォータ。

 

ヤチヨ ロケットスター。ファームはそこそこ。ヒコウ多め。

 

彩葉  ホップスター。ファームバッチリ。サイコウソクが多い。

 

隼斗  ルインズスター。ファームバッチリ。彩葉に続いてサイコウソクが多い。

 

かぐや ウィリースクーター。ファームボロカス。辛うじてタイリョクが多い。

 

 

 

 

 

 

スタート。

五秒後。

 

「ぎゃあああああ!!」

「何があった」

「海水にツッコんだ!」

「いつもの」

 

彩葉が小さく笑った。

 

 

 

 

結果。

1位 彩葉

2位 隼斗

3位 ヤチヨ

4位 かぐや

 

「また彩葉じゃん~」

「なんでそんな安定してるの~」

「普通に走ってるだけだよ?」

「それが一番強いんだよなぁ」

「納得いかない!」

「お前はまず人に喧嘩売るのやめろ」

「やだ!」

「知ってた」

「エアライダーはそういうゲームだってリスナーが言ってた」

「間違っちゃいないのがな~」

 

 

 

 

 

 

 

 

二戦目。

 

「よし!今度こそ伝説作るぞ~!」

「さっきも聞いた」

「さっきは練習!今回は本番!」

 

スタート。

 

「ヴァンパイアスターにしたんだな」

「デビルスターは返り討ちにされたから!!」

「学習してる」

「一応」

 

序盤はそれぞれ自分のファームに集中していた。

 

「あ、デビル出た。乗り換えようかな」

「学習してねえじゃねえか」

「今度は行ける気がする!」

 

イベント発生:レールの上がアイテムだらけに!

 

「あ、イベントだ」

 

レールの上にアイテムが大量に出現した。

 

「うわ多っ」

「これは取りに行くしかないでしょ!!」

 

かぐやがレール上に突っ込む。

アイテムを取りながら爆走。

 

「うおおおお!!たくさんある!!」

「突っ込みすぎ」

 

一方彩葉もレールへ。

しっかりアイテムを回収しながら、安定した走り。

レール上が混雑してくる。

 

「あ」

「あ」

 

カーブの先。

かぐやと彩葉が正面から向かってきた。

 

「まずまずまずまず!!」

「っ、無理───」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガッシャァァン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぎゃあ!!!」

 

かぐやのデビルスターが大破した。

彩葉のホップスターはギリギリ持ちこたえた。

 

「あー……」

「……ごめん」

「彩葉のせいじゃないんだけどぉ!」

「死んだんじゃないのぉ~?∩∩」

「死んでるよぉ!」

 

隼斗が遠くから見ていた。

 

「だからレール上は混むって言っただろ」

「うるさいなぁ!!」

 

がっくりしながらかぐやがマシンを探す。

 

中盤。

イベント発生:コンテナの中身が偏った!

 

「!!」

「このイベントか」

「中身なんだろうね~」

「バフなら良いんだけど、デバフとか食べ物になることあるからね」

「かぐや一番乗り!うぉおおおおお!!」

 

かぐやが手近にあったコンテナを破壊する。

出てきたアイテムは。

 

「うわ、コウゲキだ!」

 

全員が同時に反応した。

 

「これ、地獄になるぞ」

「コウゲキだらけじゃん!」

「当たりじゃん!!」

「当たりかなぁ」

 

コンテナを割るたびにコウゲキが出てくる。

 

「うわマジで全部コウゲキだ」

「こんなに出てくる」

 

かぐやが目を輝かせた。

 

「これ全部取って良い!?」

「取って良いっていうか、それしかないだろ」

「やったぁ!!」

「……物騒になるな、これ」

 

隼斗がぼそっと言う。

コースが戦場になっていた。

かぐやがコピーパネルを踏み、ボムを投げながら爆走する。

 

「うおおおお!!!行けぇ!!!」

「それ自分の爆風に当たらん?」

「ぎゃあ!!」

 

かぐや本人が自分で投げたボムの爆風に突っ込んだ。

 

「なんで自分で当たってんの」

「制御利かんかった!!」

「知らんけど」

 

彩葉がプラズマの最大チャージ、プラズマはどうだんを隼斗に向かって放とうとしている。

 

「……彩葉、それ俺狙ってねえ?」

「コントロール難しくてぇ」

「嘘吐け、チャージしながら狙ってんの分かってんだわ」

「あ~もうチャージ限界~」

「「彩葉♡撃っちゃえ♡」」

「ステレオで煽るな!」

「当たったらゴメンね」

「しっかり狙いながら言うことじゃねえ!(いっっっって)え!!」

「うわ、ミリで生き残ってる」

「しぶと~」

「酷くね?」

「いまなら隼斗狩れるんじゃない?」

「死んだんじゃないの~?∩∩」

「雑カワサキやめろ。しゃーない乗り換えるか」

 

終盤。

イベント発生:深い霧が辺りを包み込む…!

フィールドが白く霞んでいく。

視界が悪くなる。

 

「うわ見えない」

「霧は嫌いなんだよな~」

「あの辺にパーツがある気がする」

 

各自が霧の中を走る。

かぐやがハイドラのパーツを一つ拾った。

 

「あった!!」

 

ヤチヨがハイドラのパーツを二つ持っていた。

霧の中で二人が接近する。

 

「あの辺もう一個ありそう……」

「ヤッチョ~どこにいる~?」

「こっちだよ~」

「こっちってどっち……あっ」

 

かぐやが霧の中で何かにぶつかった。

 

「「あ」」

 

かぐやとヤチヨが衝突した。

かぐやのパーツが一個こぼれる。

ヤチヨがそれを拾った。

 

 

 

 

 

 

 

ハイドラ完成!

 

 

 

 

 

 

 

 

「……できたあ!!」

「あーーー!!!ヤッチョに渡ったぁ!!」

「ありがとう、かぐや」

「礼を言うな!!」

「……で」

 

ここでタイムアップ。

伝説マシンを完成させてホクホクのヤチヨがスタジアムの種目を確認した。

 

「あ」

 

かぐやも確認した。

 

「あ」

 

 

 

 

 

 

 

レールパニック

 

 

 

 

 

 

 

 

「……」

「……」

「あんだけコウゲキ出といてデスマッチでもボスバトルでも無いのぉ!?」

「せっかく完成させたのにハイドラダメなやつじゃん!!」

 

二人の絶叫が重なった。

 

「「うわーーーー!!」」

 

「……まあ、仕方ないな」

 

隼斗が淡々と言った。

 

「仕方ないで済まさないで!!」

「ゲームってそういうもんだ」

「そういうゲーム嫌ぁ!!ハッピーエンドが良~い~!!!」

「対戦ゲームのハッピーエンドってなに?」

 

かぐやが抗議するが、時間は戻らない。

 

「せっかくハイドラ作れたのにぃ……」

 

ヤチヨが遠い目をした。

 

結果。

1位 隼斗

 

2位 彩葉

 

3位 かぐや

 

4位 ヤチヨ

 

「今回は俺の勝ち~」

「さっきの借りを返せてない~」

「何の借りだよ」

「ドラグーン」

「お前な~」

 

かぐやもまだ立ち直れていなかった。

 

「コウゲキだらけだったのに~……」

「使いこなせなかったのはお前が自爆したからだろ」

「ボムが悪い!!」

「自分で投げたんだろ」

「ボムが悪い!!」

「話聞け」

「……同じこと二回言ったね」

 

彩葉が静かに指摘した。

 

「それくらいショックなの!!」

 

 

 

 




プロヴィデンス吉村さん、陸神さん、キイカさん、評価いただきありがとうございます。

ROSOさん、かけはしさん、感想いただきありがとうございます。

お気に入り登録いただいた方々もありがとうございます。
とても励みになります。

活動報告の方でネタの募集も始めておりますので、ご一読いただければと思います。
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