8/32の画像よく見たらYachi8000一般視聴者にもバレとるやないかい!
店内へ入ると、壁一面に色鮮やかな浴衣が吊るされ、その奥には帯や巾着、下駄などの和装小物が整然と並んでいた。
マネキンには、夏らしい柄を合わせたコーディネートが何種類も飾られている。
白。
紫。
赤。
深緑。
朝顔、金魚、撫子、桔梗。
見ているだけで夏祭りの空気を感じさせる。
「うわぁ……」
かぐやの目が一瞬で輝く。
「いっぱいある!」
「どれも着てみたい!」
「全部は無理だ」
隼斗が苦笑する。
「一人一着」
「えぇー!せめて二着!」
「ダメ」
彩葉が笑う。
店員も思わず笑みをこぼした。
「皆さんで花火大会ですか?」
「そうなんです」
ヤチヨが微笑みながら答える。
「それならこちらのコーナーがおすすめですよ」
案内された先には、落ち着いた色味から華やかな柄まで幅広く並んでいた。
「よーし!」
かぐやは拳を握る。
「今日はみんなで選びっこだからね!」
「自分で選ばせてくれねえの?」
隼斗が呆れる。
「もちろんダメ!今日は隼斗も着せ替え人形!」
「俺に人権は?」
「ありません!」
「即答かよ」
やりとりに彩葉が吹き出す。
「……まあ、前もそんな感じだったよね」
その一言で四人は顔を見合わせる。
十年前。
浴衣を選んで笑い合った記憶。
十年前にはいなかったヤチヨが、今は当たり前のように隣で笑っている。
それだけで、不思議なくらい胸が温かくなった。
「では、まずはどなたから選びますか?」
店員がにこやかに尋ねる。
その瞬間。
「もちろん隼斗!」
かぐやが迷いなく指を差した。
「なんで俺なんだよ」
「だって一番難しそうだもん」
「どういう意味だ、それは」
四人が笑っていると、店員が数枚の浴衣を抱えて戻ってきた。
「男性でしたら、この辺りが人気ですね」
濃紺。
深緑。
墨色。
白地に藍の縞。
どれも落ち着いた色合いだ。
「おぉ……」
隼斗が思わず声を漏らす。
「こうして見ると全然違うな」
「じゃあ、まずはこれ!」
かぐやが真っ先に手に取ったのは、白地に濃紺の流水模様。
「爽やか!」
「いや俺そんな爽やかなイメージじゃねえだろ」
「見た目だけでも!」
「さらっと理由が酷ぇな」
彩葉は笑いながら、今度は深緑の一着を手に取る。
「私はこれかな」
落ち着いた深緑に、細かな麻の葉文様。
派手さはないが、上品な印象だった。
「RX-8と同じ色」
隼斗が思わず笑う。
「それで選んだわけじゃないけどね。隼斗、深い緑色は好きでしょ」
彩葉も照れ笑いを浮かべる。
「でも、確かに似合いそう」
ヤチヨは墨色の浴衣を手に取り、隼斗の肩へ軽く当ててみる。
「これもいいね。落ち着いて見える」
「もう十分落ち着いてるだろ」
「そういう意味じゃなくて、大人っぽい」
「今でも十分大人だろ」
「見た目じゃなくて雰囲気」
「余計分からん」
三人が次々に違う浴衣を当てては首を傾げる。
隼斗は完全に着せ替え人形状態だった。
「俺の意見は?」
「聞くだけ聞くよ!」
「あ~はいはい。実質参考外ね、
隼斗は肩を落とす。
店員も微笑ましそうに四人を見守っていた。
「次これ!」
「まだあるのか」
「もちろん!」
「何着試着させる気だ」
「全部!」
「全部!?店閉まるぞ。お前らのも選ぶんだぞこの後」
「その前に決めるもん!」
彩葉が別の一着を手に取る。
「これは?」
淡い灰色に藍色の縞。
「……あ、これ良いな」
隼斗が初めて素直に反応した。
「え」
三人が同時に振り返る。
「今、自分で選んだ?」
「いや、良いって言っただけ」
「採用!」
「早ぇよ」
ヤチヨが首を傾げる。
「でも、私は彩葉が選んだ深緑も好きだな」
「私も!RX-8みたい!」
「結局そこなのか」
すると店員が一歩前へ出る。
「よろしければ、一度試着されますか?」
「「「お願いします!」」」
三人が同時に返事をした。
「俺の返事は?」
「聞いてない!」
「やっぱりかぁ……」
店員に案内され、隼斗は半ば押し込まれるように試着室へ入っていった。
「逃がさないよぉ」
カーテンを閉めながら、かぐやがにやりと笑う。
「逃げねぇよ」
「怪しいなぁ~~~???」
「信用ねぇなぁ……逃げようねえだろ」
隼斗が苦笑しながら浴衣へ袖を通していく。
慣れない帯を締め終え、鏡の前で軽く身なりを整える。
「……こんなもんだろ」
カーテンを開ける。
「お待たせ」
その瞬間。
「…………」
三人の時間が止まった。
「……え?なに、この空気」
隼斗が首を傾げる。
最初に口を開いたのは、彩葉だった。
「……似合う」
ぽつりと漏れたその一言に、かぐやも大きく頷く。
「思ってたよりずっと似合う!」
「思ってたよりってなんだよ」
「もっと地味になると思ってた!」
「褒めてる?」
「褒めてる!」
ヤチヨも満足そうに微笑んだ。
「落ち着いてるのに華があるね。ロータリーエンジンみたい」
「その例えはおかしいだろ」
「静かなのに存在感があるって意味」
隼斗が笑う。
店員も頷いた。
「深緑もお似合いですが、こちらの灰色もすごく雰囲気に合っています」
鏡に映る自分を見る。
確かに悪くない。
「……これなら着てもいいかな」
「決定!」
「まだ決めるには早いよ」
かぐやをヤチヨが止めた。
それもそうだと思い直したかぐやが、次の浴衣を手渡す。
「次!」
「まだ着替えるの?」
「もちろん!」
「まだ三着残ってるよ?」
ヤチヨがさらりと言う。
「……俺、今日何回着替えるんだ?」
「「「全部終わるまで!」」」
三人の声がぴたりと揃った。
隼斗は観念したように肩を落とす。
「はいはい……今日は俺が主役じゃなくて、着せ替え人形なんだな」
「ようやく理解したかぁ!」
かぐやが満足そうに笑い、彩葉とヤチヨも顔を見合わせて笑い合う。
店内には、穏やかな笑い声が響いていた。
隼斗が着替えのため再び試着室へ戻ると、かぐやはすぐに彩葉の腕を掴んだ。
「はい次は彩葉ぁ!」
「え、もう?」
「もちろん!」
「私は自分で選べるから……」
「ダメ!」
即答だった。
「今日はみんなで選ぶ日なの!」
「隼斗だけじゃ不公平でしょ~?」
ヤチヨも笑顔で頷く。
「公平に着せ替えてもらおうね~」
「その『公平』って絶対意味違うよね……」
彩葉は苦笑しながら肩を落とした。
すると、かぐやは迷わず一着の浴衣を引き抜く。
「これ!」
かぐやが手に取ったのは、
生地には細かな和柄が織り込まれ、差し色の鮮やかな水色が全体を引き締めている。
華やかすぎず、それでいて祭りらしい明るさもある浴衣だった。
「えっ、私には少し華やか過ぎない?」
「そんなことないよ!お祭りなんだから!」
かぐやが胸を張る。
「もっと可愛くなっていい!」
その言葉に彩葉は思わず照れてしまう。
「可愛いって歳でもないよ」
「「ある!」」
かぐやとヤチヨの声がぴたりと重なった。
彩葉は困ったように笑う。
その様子を、試着室のカーテン越しに伺っていた隼斗が思わず吹き出した。
「今度は彩葉が着せ替え人形か」
「隼斗、助けて」
「悪い」
隼斗は笑いながら肩をすくめる。
「今、俺も同じ目に遭っててな。諦めてくれ」
「そんなぁ」
「俺は仲間が増えて嬉しいぞ」
「そんな連帯感いらない!」
店内にまた笑い声が響いた。
隼斗が深緑の浴衣を着たまま試着室から出てきた。
入れ違いに、彩葉は少し照れくさそうに試着室へ入っていく。
「そんなに期待しないでね?」
カーテンを閉める直前、困ったように笑う。
「期待しかしないよぉ!」
かぐやは満面の笑みで答えた。
「彩葉なら何着ても似合うからね~」
ヤチヨも穏やかに続ける。
「ハードル上げてやんなよ」
隼斗が苦笑いで二人に釘を刺す。
「ホントにね」
彩葉の苦笑混じりの声がカーテンの向こうから聞こえた。
数分後。
「……お待たせ」
遠慮がちな声と共に、カーテンがゆっくり開く。
そこに立っていたのは、浴衣を纏った彩葉だった。
裾から胸元にかけて水色の花や流水の柄が涼しげに広がっている。
白い帯が全体を引き締め、明るい色合いでありながら派手すぎず、普段より少しだけ柔らかく見える。
「…………」
今度は隼斗の時間が止まる。
「……え?」
彩葉は恥ずかしそうに裾をつまんだ。
「そんなに変かな?」
「いや」
隼斗は素直に首を振る。
「……似合ってる」
飾らない一言だった。
その言葉に彩葉は一瞬目を丸くし、
「……ありがと」
照れたように笑う。
その横で、かぐやがにやぁっと笑みを浮かべた。
「隼斗ぉ?」
「ん?」
「今、見惚れてた?」
「……は?」
「止まってたよねぇ?」
「三秒くらい」
ヤチヨまで追撃する。
「いやいや」
隼斗は慌てて否定する。
「普通に似合ってると思っただけだ」
「へぇ~~?」
かぐやが顔を近付ける。
「普通に?」
「普通に」
「本当に?」
「本当に」
「目、逸らしてるけど?」
「うるせぇ」
思わず笑ってしまうかぐやとヤチヨ。
彩葉も堪えきれず吹き出した。
「ふふっ」
その笑顔を見て、かぐやは満足そうに頷く。
「よし!この浴衣、候補一位!」
「まだ決めるには早いよ」
ヤチヨが苦笑する。
「他にも着てみよう?」
「えぇ~」
彩葉が少し困ったように笑う。
「これ、結構気に入ったんだけど」
「それでも!」
かぐやはびしっと指を立てた。
「もっと似合うのがあるかもしれない!」
「完全に店員さんより熱心だね」
店員も思わず笑う。
「皆さん、本当に仲が良いですね」
「はい!」
かぐやが元気よく返事をする。
「家族みたいなものだから!」
その言葉に、一瞬だけ空気が柔らかくなる。
「今さら、『みたい』でもねぇだろ」
隼斗が少しだけ訂正した。
かぐやが目を瞬く。
そのすぐ後、にかっと笑顔を咲かせた。
店員は微笑みながら頷く。
「こちらもおすすめですよ」
店員が次に持ってきたのは、淡い藤色を基調に、桔梗が散りばめられた浴衣だった。
「わぁ……」
彩葉は思わず声を漏らす。
「これも綺麗」
「着てみて!」
「お願い!」
「試してみりゃ良いんじゃねえの」
三方向からお願いされ、
「……はいはい」
彩葉は苦笑しながら、再び試着室へ入っていく。
数分後、再びカーテンが開いた。
藤色の浴衣も上品で美しかったが、三人はしばらく彩葉を見たあと、顔を見合わせて頷いた。
「……やっぱり、最初の水色のが良いかも」
彩葉がぽつりと言うと、かぐやとヤチヨが同時に頷く。
「私もそう思う!水色の柄、彩葉に似合いすぎる」
「派手すぎず、でも印象に残る色合いだよね」
彩葉は少し照れくさそうに笑った。
「じゃあ、こっちに決める」
「決定ぃ!」
かぐやが両手を挙げて喜んだ。
彩葉は
その姿を見送ると、かぐやはくるりと振り返った。
今度はヤチヨへ人差し指を向ける。
「その間に!次はヤチヨ!」
「私も逃げられないんだねぇ」
ヤチヨは小さく笑った。
「もちろん!」
「今日は全員着せ替え人形だから!公平に!」
「その『公平』って便利な言葉だね」
ヤチヨは肩をすくめる。
そのやり取りを見ながら、隼斗は小さく笑う。
「……なんだかんだ言ってこういう休日、悪くねぇな」
かぐやがにっと笑う。
「でしょ?思い出、どんどん増えてるもん!」
その言葉に、隼斗は三人を見回した。
十年前、花火大会へ向かう前に浴衣を選んだ時は三人だった。
今は四人で、
同じように笑って、
同じように騒いで、
同じように「似合う」と言い合える。
それだけであの日ともまた違う、悪くない景色になっていた。
「じゃあ次はヤチヨ!」
かぐやが勢いよく一着の浴衣を掲げる。
「これはどう?」
かぐやが掲げたのは、紫を基調にした浴衣だった。
夜空を思わせる深い色合いに、金色の意匠が控えめに星のように散っている。
帯は白く、大きなリボンのような結び方になっていた。
「わぁ……綺麗」
ヤチヨは浴衣を両手で受け取り、小さく微笑む。
「少し上品すぎないかな?」
「そんなことない!」
かぐやは首をぶんぶん振る。
「ヤチヨはねぇ、こういう綺麗なの絶対似合う!」
「私もそう思う」
いつの間にか試着室から出てきている彩葉も頷く。
「ヤチヨって落ち着いた雰囲気だから」
「そうだな」
隼斗も自然に口を開く。
「紫って、ヤチヨのイメージそのままだろ」
「……ありがと」
少しだけ照れたように笑って、ヤチヨは試着室へ入っていった。
数分後。
カーテンが静かに開く。
「お待たせ」
そこに立っていた瞬間。
「…………」
今度は三人とも言葉を失った。
紫の浴衣が、ヤチヨの銀髪を美しく引き立てていた。
白い帯飾りが胸元で大きなリボンのように結ばれ、全体を優しくまとめている。
落ち着いた配色の中にも上品な華やかさがあり、まるで夏祭りの夜景に溶け込むような美しさだった。
「綺麗……」
彩葉が思わず呟く。
「……うん」
隼斗も静かに頷いた。
「似合うな」
短い一言。
けれど飾らないその言葉に、ヤチヨは嬉しそうに目を細める。
「ありがとう」
その横で、かぐやだけは腕を組んで首を傾げていた。
「むぅ……」
「どうしたの?」
彩葉が尋ねる。
「なんか悔しい」
「え?」
「ヤチヨだけ美人すぎる」
店内が一瞬静まり返ったあと、
「ふふっ」
ヤチヨが吹き出し、
彩葉も笑い、
隼斗も堪えきれず肩を震わせる。
「褒めてるの?」
「もちろん!」
かぐやは胸を張った。
「でも悔しい!」
「なんでだよ」
隼斗が笑う。
「だって私も可愛くなりたいもん!」
「十分だろ」
隼斗が何気なく返す。
「んぐ…………ん?」
今度は、
かぐやの時間が止まった。
「……え?」
「ん?」
「今なんて言った?」
「いや?」
「言ったよね?」
「言った」
彩葉が笑いを堪えながら頷く。
「隼斗、『十分可愛い』って」
「…………」
隼斗は数秒固まり、
「あ」
とだけ呟いた。
「聞いたぁぁぁぁ!!」
かぐやは満面の笑みで飛び跳ねる。
「いや待て、『可愛い』までは言ってねえだろ。……言ってねえよな?声に出てた?」
「言ってないけど」
ヤチヨが浴衣の袖で口を隠しながら、上品に笑う。
「今ので言ったようなものだよね」
「録音したかった!」
「すんな」
「今のは永久保存版!」
「勝手に保存すんな」
「ヤッチョの方でメモリにあるよ~」
「言い値で買おう!」
「取引すんなよ」
店内には、また四人の笑い声が広がった。
「さて」
ヤチヨが袖を整えながら笑う。
「残るは一人だね」
三人の視線が、一斉にかぐやへ集まる。
「……え?」
かぐやが一歩後ろへ下がる。
「え、なに?」
「次はかぐやでしょ」
彩葉がにっこり笑う。
「うん」
ヤチヨも頷く。
「もちろん。公平だもんね?」
「うえぇぇぇ!?」
かぐやは両手をぶんぶん振った。
「私は最後でいいの!」
「もう最後だからだろ」
隼斗が笑う。
「ほら」
棚から一着の浴衣を手に取る。
赤を基調に、大きな白いリボンの帯飾りが胸元で目を引く浴衣。
金色の文様が夜空の花火のように散り、元気いっぱいの印象を与えていた。
「……これ」
隼斗が静かに差し出す。
「え?」
かぐやは目を丸くする。
「俺はこれがいいと思う」
かぐやの目が一瞬で輝いた。
「かわいい!」
「うん」
ヤチヨも頷く。
「かぐやらしいね。元気で明るくて、見てるだけで楽しくなる感じ」
隼斗も浴衣を見つめながら笑う。
「派手だけど、かぐやなら着られる」
「それ褒めてる?」
「褒めてる」
「やったぁ!」
かぐやは浴衣を抱き締める。
「じゃあ着てくる!」
勢いよく試着室へ飛び込んでいった。
「相変わらず早いな」
隼斗が苦笑する。
その隣で彩葉は、ふと十年前のことを思い出していた。
あの頃も、こんなふうに浴衣を選んで笑っていた。
違うのは、今は隣にヤチヨもいること。
そして、もう「別れ」を心配しながら笑う必要がないことだった。
彩葉は静かに微笑んだ。
「……本当に。思い出、増えたね」
かぐやが試着室から飛び出してくる。
「どう!?どう!?」
くるり、と一回転。
赤と白の浴衣がふわりと広がる。
大きな白いリボンの帯飾りが揺れ、満面の笑みを浮かべたかぐやは、
まるで祭りそのもののように明るかった。
「……」
三人は一瞬だけ言葉を失う。
「似合ってる」
最初に口を開いたのは隼斗だった。
「やったぁ!」
かぐやはその場でぴょん、と跳ねる。
「これにする!」
「うん」
彩葉も頷く。
「かぐやらしい」
ヤチヨも微笑む。
「見てるだけで元気になれるね」
店員も嬉しそうに笑う。
「皆さん、本当にお似合いですよ。もしよろしければ、四名様並んで鏡をご覧になりますか?」
案内された大型鏡の前へ四人が並ぶ。
左から
ヤチヨ。
かぐや。
彩葉。
そして隼斗。
紫のヤチヨ、赤のかぐや、
浴衣姿の四人が並ぶ。
十年前には存在しなかった景色。
誰も欠けていない。
誰も泣いていない。
ただ、笑っている。
鏡を見つめながら、かぐやが小さく呟いた。
「……うん。今年は、ちゃんと楽しい花火大会になりそう」
彩葉は隣のかぐやの手をそっと握る。
「なるよ」
隼斗も笑う。
「今度は最後まで笑って帰ろうぜ」
「「「うん」」」
三人の返事が綺麗に重なった。
彩葉、かぐや、ヤチヨの浴衣は『ファナティック・オマツリ・ガール』の浴衣verをイメージしていただければと思います。
ktkrさん、評価いただきありがとうございます。
ROSOさん、感想いただきありがとうございます。
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とても励みになります。
活動報告の方でネタの募集も始めておりますので、ご一読いただければと思います。