悪魔の手も借りたい暗殺教室   作:北凍武人

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試験の時間

3年E組は暗殺教室。ペンを武器に、紙の上での暗殺を決行中。

 

ここでの問題はまさに「問スター」と呼ぶべき異形のバケモノと化していた。

 

「うわあああ!?」

 

「この問4、難しいよ!?」

 

E組生徒達は「問4」の名を持つモンスターに襲われていた。最も近くにいた矢田を噛み砕こうと迫るが、刃覇が駆けつけ、問4の噛みつきをいなすと、魔剣バイスをふるい、鮮やかに三枚おろしにして見せた。

 

「刃覇くん!」

 

「お前らの刃はみっちり研いできた筈だぜ?」

 

「そうだね!.....あっ!」

 

「そうか!あの解き方!」

 

刃覇の参戦で生徒達も殺る気を取り戻し問4を仕留め、他の門スターも仕留めていく。

 

**********

 

「次!」

 

「次だ!」

 

「次は…うわあ!?」

 

順調に解いていた生徒たちがいつの間にかいなくなっていた。

 

「あれ?みんなは?」

 

「そーいやいないな。....っ!矢田さん!危ないっ!」

 

音もなく現れた「問11」から矢田を庇い、刃覇は.......

 

**************

 

「にゅやぁ....甘く見ていました......まさか出題範囲を大幅に変えてくるとは」

 

 

 

E組の殆どは50位以内に届かないでいた。しかし…

 

「オレは50位以内に入れたよ」

 

「俺もだ。まあ、ギリギリだったけどな」

 

赤羽業と魏武刃覇である。業は総合4位、刃覇は総合50位になっていた。

 

「でもさー、数学だけべらぼうに低いんだよ」

 

と、答案用紙を他の生徒達に見せる。

 

「でもそれ以外は高得点じゃないか!」

 

「55点ってそこまで低い点じゃないわ」

 

「俺、数学苦手でさ。前の学校では毎回赤点だったんだよね。ひどい時は4点とか取ってて」

 

「マジか!?」

 

「それが50点も上がっている。それだけ殺せんせーの教え方が上手なんだ。基礎はすでに作ってくれてる。あとは俺たちの努力次第でどうとでもなるんじゃないか?」

 

刃覇の言葉に生徒達は納得した様子でいた。

 

「確かに、刃覇の言う通りだ」

 

「少し暗殺に甘えてたのかも」

 

「暗殺が終わった後も、胸を張って生きていけるようにせんせーは教えてくれてたんだ」

 

「みなさん.......」

 

「ところでさー、せんせー?全員50位以内に入れなかったけどさ、ここから尻尾巻いて逃げちゃうの?」

 

カルマが不意に殺せんせーに挑発を入れた。

 

「やっぱ殺されるの怖いんだー」

 

察した倉橋が声を上げる。

 

「逃げることしか能のないタコにはそれが限界だもんねぇ」

 

業はさらに追撃する。

 

「そ、そんなことありません!次の試験で奴らにリベンジです!」

 

「そうだぜ。やられたらやり返す、倍返しだ!本校舎のクソ共め、見ていやがれ」

 

刃覇と殺せんせーはいつの間にか某銀行員のコスプレをしていた。

 

「いつの間に着替えた!?」

 

「殺せんせーは兎も角として、尊は早脱ぎが出来るなら早着替えもできるのか」

 

三村のツッコミに千葉がなるほど、と言った口調で返答した。

 

「どんな理屈!?」

 

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