オラリオにゲームみたいなダンジョンがあるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

14 / 15
ベル・クラネルと獅子王の旅 その2

ギルドを訪れた翌日、ベルは【巨塔ダンジョン】の2階層に訪れていた。

 

昆虫密林

様々な昆虫が跋扈する密林、肉食虫・毒虫よりどりみどり

噂によるとエリアの何処かに全ての虫の母がいると言われている

 

「名前の通り虫系のモンスターが多い、と言うかそれしか居ない」

 

『【名は体を表す】と言うがこれは些か表し過ぎだな、ベル、虫共の強みを知っているか?』

 

「え?えっと…………数が多いこと?」

 

『その通りだ、しかし奴らはその数に反して1匹ずつは脆く弱い、我が牙を存分に使え』

 

スカーフェイスの言葉に首肯しながらベルはスカーフェイスの牙短剣を構え向かって来る虫系モンスターを振りかざす。

 

「え?」

 

一切の抵抗無く振り抜かれたスカーフェイスの牙短剣は群がって来る虫系モンスターを両断する。

 

モスキ糸を倒しました

 

アイアンローチ*1を倒しました

 

虹色バタフライ*2を倒しました

 

「…………………………………………」

 

『どうした?』

 

「いえ、あの、全然抵抗感とかが無くて凄い物を手に入れてしまったなと…………」

 

『当然だ、我が無敗だった所以の物が使われているのだ、本来は羽虫如きに使う事すら過剰だ』

 

スカーフェイスの言葉にベルも心の中で同意しながらモンスターを倒していく。

 

探索を終えるまでにレベルが2つ上がり幾つかのスキルも獲得した。

 

毒耐性Lv.1

毒に対する耐性、今はまだ弱い毒しか無効化出来ない

毒に対する判定の成功率に補正が入る

 

虫殺しLv.1

虫系モンスターを多く殺した、しかしまだ素人に毛が生えた程度

虫系モンスターを相手にする時、攻撃力+5

 

名前:ベル・クラネル Lv12

職業:無し

HP1200  MP70

攻撃力:10+25  防御力:10+25+1

速さ:15   賢さ:10


ステータスポイント:2


武器:スカーフェイスの牙短剣×2

頭装備:キャットマンイヤー

上半身装備:スカーフェイスの革鎧

下半身装備:初心者のズボン

腕装備:無し

靴装備:無し

アクセサリー装備:無し

アクセサリー装備:無し


スキル:インベントリ 双剣術Lv.1 獣殺しLv.1 格上殺しLv.1 虫殺しLv.1 毒耐性Lv.1

魔法:無し

 

「何か、敵が弱い?」

 

『いや、お主が強すぎるのだ』

 

「え?」

 

『考えても見ろ、私との死闘、更に私の肉体を使った革鎧に牙を使った短剣、羽虫如きに遅れを取る方が難しかろう』

 

スカーフェイスの言葉を受けてベルは確かにと納得しながら先へと進んだ。

*1
外羽が鉄で出来ているゴキブリ、その為長距離の飛行は出来ないが地を這うスピードは早い、外羽は防具の素材になる

*2
虹色の鱗粉を振り撒く蝶、鱗粉には麻痺毒があり動けなくなった獲物の体液を吸う

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。