オラリオにゲームみたいなダンジョンがあるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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アイズ・ヴァレンシュタインの激走 その3

「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ」

 

ペチララの死体の側で息を切らせたアイズは呼吸を整える為にゆっくりと深呼吸をする。

 

呼吸が整った所でアイズは手に入れた物を調べていく。

 

ユニークアイテム

ユニークモンスターが落とすドロップアイテム

他のアイテムとは一線を画す能力を持っている

 

ユニーク装備

ユニークモンスターから取れる装備

他の装備とは一線を画す性能の他成長する事でその真価を発揮する事が出来る

 

母蟲の装甲鎧

全ての虫の母ペチララの外殻で作られた鎧、虫の母を守っていた外殻は金属鎧以上の防御力を持ちながら動きを一切阻害せずペチララのスキルを宿している。

防御力+30

装着時スキル:蠱毒の息を使用出来る

 

母蟲の毒袋

ペチララが体内で生み出した毒を溜めておく器官、毒物を入れる入れ物としてかなり役立つ

然るべき者に渡せば何かに使えるかも知れない

 

説明を受けたアイズは速攻で鎧を付けかけ動きに支障がないかを確認する。

 

説明にあった通り全く動きを阻害する事無くアイズは満足する。

 

次に鎧に付いているスキルを確認する為その場でスキルを発動する。

 

スキル:蠱毒の息を使用します

 

そんな表示と共にアイズの体、と言うよりは鎧からペチララが吐き出していた虹色の気体が溢れ周囲に散っていく。

 

「……………………良し」

 

良い物を手に入れたとアイズは意気揚々と3階層へ登った。

 

万死神殿

幾つもの罠が設置された巨大な神殿、ここにモンスターは居らず無数の罠が開拓者の精神を削る

嘗てどんな智者にも解除出来ない絶死の罠があった場所

 

「………………………………」

 

モンスターが居ないと言う説明にアイズは目に見えてガッカリしさっさと先へ進もうと足を踏み入れる。

 

すると何歩か進んだ所でガコンと言う音と踏んだ地面が陥没する感覚に襲われる。

 

「ッ!!」

 

同時に丸鋸の刃が天井から降り注ぎアイズは走ってそれらを回避する。

 

当然罠が一つ発動したからと言って全ての罠が止まるわけもなく出口まで半分という所で再びガコンと言う音と地面の陥没を感じる。

 

次に飛び出したのは両壁から噴射されるいかにも毒らしい霧

 

状態異常:判定成功

 

状態異常:判定成功

 

貴方は状態異常に掛からなかった

 

状態異常耐性のお陰で状態異常を受けなかったアイズは跳躍し万死神殿を抜ける。

 

罠を発動させたにも関わらず影響を受けませんでした

 

罠強制発動Lv.1を獲得しました

 

罠強制発動Lv.1

罠を発動させたにも関わらず影響を受け無かった、罠に使う事で発動条件を満たさなくても罠が発動する

まだ簡単な罠しか発動させられない

 

新しいスキルを得たアイズは確認を済ませるとそのまま次の階層に登って行った。

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