オラリオにゲームみたいなダンジョンがあるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

21 / 24
アイズ・ヴァレンシュタインの激走 その5

状態異常無効により地形の影響を受けなくなったアイズはズンズンと先に進んで行きマグマ地帯らしいモンスターと戦っていた。

 

熱体魚*1を倒しました

 

灼熱鶴*2を倒しました

 

燃え尽きた鱗を手に入れました

 

燃え尽きた羽根を手に入れました

 

地形を活かした攻撃をして来るモンスターだったがアイズの前には通用せず剣の錆となった。

 

(ここにはセーフポイントは…………あるわけないか)

 

アイズはセーフポイントを探そうと一瞬考えるが周囲の環境を考えて無いだろうと考えモンスターを倒しながら先へ進む。

 

「ん?あれは…………」

 

数分ほど先へ進んでいるとマグマが流れる側で岩を拾い集めている岩人間を見つける。

 

NPC:岩石族のクレイ

 

「あの……」

 

「うわっ!?何だ!?あ…………」

 

アイズは岩を拾っているNPCに声を掛けるとクレイと表示されたNPCは驚いたのかアタフタとし誤ってマグマの川に落ちそうになる。

 

そこを間一髪、アイズが引っ張り上げる事で難を逃れる。

 

「済まない助かった、いや、この場合は後ろから声を掛けるなと叱るべきか?全くここは唯でさえ人間等殆ど来んと言うのにお前さんと来た……ら………………………………人間!?」

 

クレイはアイズの登場に再び驚きアイズの体に触れると驚きの声を上げる。

 

「こりゃあ驚いた、炎耐性もまともにない人間がここに来るとは、お主相当な火傷耐性と熱中症耐性だな、儂の見立てではLv.6、いや7はある」

 

「ありません」

 

「何じゃと?ではまさか8か!?」

 

「いえ、火傷耐性と熱中症耐性じゃありません」

 

その言葉を聞いたクレイは青い顔をしアイズに尋ねる。

 

「ま、まさか伝説に聞く状態異常耐性か?」

 

クレイの言葉にアイズは首を振り自分が無事な正体を教える。

 

「状態異常無効です」

 

「無効…じゃと?つまり火傷と熱中症以外にも毒も麻痺も衰弱もお主には効かぬと言うことか?」

 

「はい」

 

その言葉を聞いたクレイは目から油の涙を流す。

 

「これは地神様のお導きだ、人間、名を聞いていなかったな、儂は岩石族のクレイ」

 

「アイズ・ヴァレンシュタイン、アイズで良いです」

 

「アイズ、どうか我ら岩石族を救ってくれ」

 

クエスト:岩石族の救世主

岩石族は貴方の助けを求めています。彼らを救ってあげましょう

成果に応じて岩石族から贈られる

ステータスポイント+10

 

クエストを受けますか?

YES/NO

 

「分かりました」

 

「そうか!!引き受けてくれるか!!だが準備が必要だろう、儂らの集落に案内する。付いてこい」

 

アイズの返答にクレイは気分を良くしたのかそう言い岩を入れは籠を担いで先頭を歩き始めた。

*1:
マグマを泳ぐ魚、マグマで熱せられた体で体当たりして来る。素手で触れればただでは済まない

*2:
身体が燃えている鶴、羽ばたく度に燃えた羽根が舞い獲物の動きを制限した所で燃え盛る鋭い嘴で突っついてくる

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。