オラリオにゲームみたいなダンジョンがあるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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猛者オッタルの戦い その2

白晶雪原を歩き始めたオッタルは雪を踏みしめながら前に進む。

 

如何に【環境影響無効】によって状態異常を受けないとは言えそれで吹き荒れる吹雪の中で視界が確保される訳では無い。

 

一寸先は闇ならぬ一寸先は雪の中何時現れるかも分からないモンスターを警戒しながら歩いていると自分の影に重なる様に一回り大きな影が重なりオッタルは背後を見る。

 

「グルルルルルルルル」

 

そこには唸り声を上げる白毛のゴリラが拳を振り上げておりオッタルはその拳を横っ飛びに回避する。

 

シルバーバック

雪山や雪原に生息するゴリラ型モンスター、その力は地面に振り下ろせば雪崩を起こし直撃すればどんなに頑強な盾も無事では済まないと言われている

因みに雪男に良く間違えられる

 

オッタルは背中の大剣を抜くとシルバーバックに向き直り大剣を構える。

 

「グオオオオオオオオオオ!!」

 

シルバーバックも威嚇の咆哮を行いその拳を振り下ろすと戦闘が始まる。

 

最初に先手を動いたのはシルバーバック、その剛腕でオッタルを押し潰そうとするがオッタルはそれを最低限の動きだけで回避し逆に振り下ろされた手に大剣を振り下ろしシルバーバックから両腕を奪う。

 

「グオオオオオオオオオオ!?」

 

痛みに絶叫を上げるシルバーバックに対してオッタルは振り下ろした大剣を素早く斜め横方向にスライドさせシルバーバックの首を跳ねる。

 

シルバーバックを倒しました

 

白い剛毛を手に入れました

 

その後も少しずつ前に進み時々現れるシルバーバックを倒しながら前に進む。

 

最早雪で右も左も分からない中進んでいると洞窟らしき物を見つけ中に入る。

 

如何に環境影響を受けないとは言えこれだけ吹雪の中を歩いていれば嫌でも体温を失ってしまう。

 

一刻も速く火で温まりたいと思ったオッタルは洞窟の中腹辺りで適当な木の枝で火を起こした。

 

(何か腹に入れておくべきか…………)

 

そう考えたオッタルはインベントリから【生肉】を取り出すと木の枝に突き刺し火に当て始めた。

 

それから暫くくるくると肉を回していると肉が焼ける。

 

アイテム:生肉がアイテム:焼肉に変わりました

 

料理Lv.1を習得しました

 

料理Lv.1

食材を料理に変えるスキル、上手く料理すれば追加効果や特別な効果を齎す事が出来る。

まだ効果の無い基礎的な料理しか作れない

 

(料理など興味も無いが、追加効果や特別な効果が手に入るのは面白い)

 

肉を喰らいながら料理スキルを確認していたオッタルは内心そんな事を思いながら最後の肉を喰らい終わり洞窟の奥に何が無いかと探しに行った。

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