オラリオにゲームみたいなダンジョンがあるのは間違っているだろうか? 作:寝心地
「ほ、本当にあの【宝石喰らい】を倒していただけたのですか」
『スカーフェイスの名に誓って奴は死んだ、ここにいるベル・クラネルの手によってな』
「ああ、ありがとう御座いますありがとう御座います!!これで店を続ける事が出来ます。此方はお礼の品です」
そう言ってエメルは何かの道具とピッケルを渡して来る。
研磨・錬金道具 岩の民が宝石を磨くのに使う道具、他にも錬金術にも使うことが出来る |
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ピッケル 鉱物を採掘するのに使う道具、武器には使えない、岩の民にとってピッケルを持つ者は採掘権を持つのと同様で大変名誉ある事、その為ピッケルを持つ者の邪魔をする事は重罪とされている |
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「ピッケルは分かるけど研磨と錬金の道具?」
「ええ、研磨は宝石等を磨く事ですが錬金は素材を組み合わせる事ですね、最も岩石共は【合成】と言う【錬金術】の下位スキルしか持っていないので使えませんけど」
『錬金術か、噂では【賢者の石】だの【万病に効く薬】だのを造れると言う話だが【合成】との違いは何だ?』
「まずは完成する品の質と成功率ですね、先程も申し上げた通り【合成】は【錬金術】の下位スキルなので同じ品を作っても【錬金術】より質の悪い物しか作れませんし失敗も多いんです、【合成】の最高位レベルよりも【錬金術】の1レベルの方が質が良い位ですから」
『……………………………………』
「そんな良い物を、ありがとう御座います」
「いえいえ、お礼を言うのは此方ですから、本当に【宝石喰らい】を倒して頂いてありがとう御座いました」
エメルはそう言って礼をするとベルは街を出た。
『どうやら宝石街の岩の民共は知らん様だな』
宝石街からかなり離れた所でスカーフェイスがそう言いベルは足をとめる。
「知らない?何を?」
『【合成】スキルは確かに出来る品の質が悪いがスキル同士を組み合わせる事が出来ると言う破格の力を持っているのだ』
「え?でもスカーフェイス【錬金術】については知らないって…………」
『【錬金術】についてはな、【合成】ならば知っているが、岩石の岩の民達はどうやらそれを奴らに隠している様だな、更なる迫害を受ける事を恐れたか、或いは反逆の切り札に使いたがったか……兎も角此方には関係の無い話だな』
スカーフェイスはそう言い切りベルとの旅を続ける。
途中ベルは新たに手に入れた道具や素材を使い新たな罠を作り始める。
破裂骨 衝撃を与えると破裂する骨、相手に多少ダメージを与えられる、時々相手の視界を塞ぐ。 相手に1〜5のダメージを与える 低確率で相手の攻撃命中率を下げる |
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煙玉 衝撃を与えると破裂し周囲に煙を吐く玉、相手の視界を奪えるが同時に自分の視界も潰してしまう 半径10mを環境影響:濃霧にする |
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その他にも多数に罠を作ったベルは満足し頷くと時間を確認し幾つかの罠の具合を確かめる程度に留めオラリオに戻った。