オラリオにゲームみたいなダンジョンがあるのは間違っているだろうか? 作:寝心地
鍛冶師と別れた後、ベルは順調に階層を降りていき一気に10階層まで辿り着く。
「ここまでゴブリンとボブゴブリンばっかり、チュートリアルと違って特定の階層までは同じエリアが続くのか、強さは違うけど」
『良く気がついたなその通りだ、チュートリアル領域はダンジョン攻略に必要最低限の力を得る為に環境が目まぐるしく変わるが本番からは主に戦闘力を見られる。そして各階層の締め括りに現れるのが』
スカーフェイスはそこで言葉を切るとベルに前を見る様に促す。そこには頭に王冠を被ったゴブリンがいた。
| ボス:ゴブリン王子 ツツララガ |
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| 王殺しLv1が発動 |
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『奴の様なボスと言う訳だ』
「偉大なる無敗の獅子王、スカーフェイスとその初めてにして最後の勝者にお会い出来て光栄の至り」
ゴブリン王子はボロボロのナタを2本持ち立ち上がるとスカーフェイスにそう挨拶する。
『中々話が分かる男の様だ』
「お褒めに預かり光栄です。そして我が先代王ハーゲストを討ち取った強者には我など赤子も同然かと思うが全力で相手をさせて頂く」
ツツララガがナタを構えた事でベルも牙短剣を構え合図も無く同時に飛び出しぶつかり合う。
しかし力の差は圧倒的で物の数分でベルが勝利する。
| ゴブリン王子 ツツララガに勝利しました |
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| 11〜15階層が解放されます |
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| 10階層のワープポイントが解放されます |
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| ボス討伐報酬:劣悪品質指定能力値上昇ポーション |
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劣悪品質指定能力値上昇ポーション 最低品質の能力値上昇ポーション、攻撃力・防御力・速さ・賢さを選択した場合1、HPを選択した場合100、MPを選択した場合10能力値を上昇させる |
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「色々出たな」
『劣悪品質とは言えまた能力値上昇ポーションを手にするとは、お前は本当に運が良いな、普通なら奴が使っていたナタが出てくるはずなんだが』
「そうなの?じゃあ後で使うとして、このワープっていうのは?」
ワープポイント 各ポイントから1階層入口に転移する事が出来る。また1階層から各ワープポイントに転移する事が出来る。 但し1階層以外から1階層以外のポイントには転移出来ない |
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『それを使えば早くオラリオに戻る事が出来る。最も帰る時と来る時以外に使えるものではないがな』
「でも十分凄いよ、これで探索が楽になるし、さて、それじゃあ能力値上昇ポーションを…………」
上昇させる能力値を指定して下さい バリア HP MP 攻撃力 防御力 速さ 賢さ |
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「あれ?説明にはHPとMPしか無かったのにバリアがある」
『バリアを持つのがお前だけだからだろう。おそらくHP同様100増えるのだろうな』
「う〜ん、バリアで半分になってたからHPにするよ」
そう言ってベルはHPを選択した。
| 粗悪品質指定能力値上昇ポーションを使用しました |
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| HPが選択されました。HPが100上昇します |
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「良し、今日はもう帰ろうかな」
『それが良い、ここまで順調に行き過ぎている程に順調に行っている。引き際も肝心だ』
スカーフェイスも賛同しベルは出来たばかりのワープポイントを使ってダンジョンから脱出した。