オラリオにゲームみたいなダンジョンがあるのは間違っているだろうか? 作:寝心地
テントの中に入るとそこにはかなり高齢のジャガラ族の女性が座っていた。
「此方は冒険者ベル・クラネル殿、何でもあのモンスター跋扈する百獣草原を抜けて来たそうです」
「おやおや、それはそれはご苦労さまです」
「あ、ありがとう御座います」
「ベル、此方の方は我々の里長にして呪術師長を務めるジェカ様だ。ジェカ様、ベルは自身の狩った獲物の素材を使いたいそうで、狩師殿は今何処に?」
「あやつなら今は自室に居るだろう」
「ありがとう御座います。行こうベル」
「はい!!ありがとう御座いました!!」
ジュウの案内に従いベルは再びあるテントに入る。そこはまさに工房と言った感じで様々な未完成の武具が並んでいた。
「テンナ!!お前に客だ」
ジュウはそう言いながら周りを見回す。すると突如天井からドサリと音が響きジュウより細身の青年が現れる。
「ジュウ兄、俺に客って?」
「ああ、紹介しよう。冒険者のベル・クラネルだ」
「冒険者?ドラクルの事か?そんな奴が俺に何のようだ?」
「実は、モンスターを倒したんですが素材の使い道が分からなくて」
「成る程、大体わかった、じゃあ俺が作ってやるよ」
「え!?良いんですか!?」
「その変わり頼みがある。ここから西に真っすぐ行った所に大きめの池があるんだ、そこは俺らの生活水の水源にもなっているんだが最近何処かから流れてきた恐ろしく強い獣が縄張りにしてしまってな、ソイツを倒してきて欲しい」
| クエスト:池の主を倒せ |
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| 報酬:新しい武具 ステータスポイント+5 |
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「分かりました。行ってきます」
ベルはそう言うと素材を残しテンナが言った池に向かう。
それから程なくして池に着くとそこにはかなり大きな鹿が眠っていた。
「アレがクエストの対象?」
その声に反応したのか鹿は立ち上がりベルを見る。
「カアアアアアアアアアアア!!」
| クエストモンスター:デスヘラジカのマカズ |
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ベルは双短剣を抜きマカズに突進する。マカズも反撃の為角を振り回したり足で蹴ったりするがベルのスピードにはついて行けず次第に動きが鈍っていく。
「ハァアアアアアアアア!!」
最後にマカズの首を跳ね特に苦戦することも無く倒し終える。
| デスヘラジカのマカズを倒しました |
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| レベルアップしました |
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| レベルアップしました |
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| デスヘラジカの角✕2を手に入れました |
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| デスヘラジカの皮を手に入れました |
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デスヘラジカの角 デスヘラジカが稀に落とすドロップアイテム、その角は固く並の肉食獣モンスターでは歯が立たない |
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デスヘラジカの皮 デスヘラジカが容易に落とすドロップアイテム、これは洋服に使えそうだ |
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「ふぅ、ん?」
デスヘラジカを倒しさぁ帰ろうと思ったベルは不意に後ろを向く、そこにあるのは大きめの池だけだが何か気になり更に目を凝らす。すると池の反対側、そこに洞窟の様な場所があるのを発見した。
「う~ん、遠いし一端装備を整えてから行った方が良いよね?」
ベルはそう決め1度ジャガラ族の里に戻る事にした。
「おっ!!帰ってきたか、良くやってくれたな」
「いえ、これくらいは、そうだ、これ拾ったんですけど?」
ベルはそう言うとインベントリからデスヘラジカの角と皮を見せる。
「おお!!デスヘラジカの角と皮!!これがあれば更に特別な防具が作れる!!少し待っていろ!!すぐに済む!!」
テンナは興奮気味にそう言うとデスヘラジカの素材を持って奥に消え5分もしない内に戻ってくる。
「待たせたな、これがお礼の武具だ」
| クエスト完了!! |
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| 報酬を表示します |
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キャットマンイヤー キャットマンの耳を素材にした装備、何故か夜目が効くようになる
防御力+1 装備中 スキル:【夜目】が発現 |
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チータートルの盾 チータートルの甲羅を素材にした装備、硬いは硬いが安心できる程の物ではない
防御力+3 速さ+1 |
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デスヘラジカの革鎧 デスヘラジカの皮を使った装備、歴戦の猛者たるデスヘラジカのマカズの素材を使っており並の鉄鎧よりも硬い
防御力+5 |
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マカズの角短剣 デスヘラジカの角を削って作った短剣、歴戦の猛者たるデスヘラジカのマカズの素材を使っており鋭さはそこまでないが並の鉄剣にも負けない硬さを持つ 両手にマカズの角短剣を装備している時 スキル:【突進】使用可能 攻撃力+5 |
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| ステータスポイント+5 |
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「こんなに良い物を…………ありがとう御座います!!」
ベルは装備を着込むとテンナに頭を下げ礼を言い件の池の対岸にある洞窟を目指した。