俺はフリーレン達の前に立った。
...まぁ、そのフリーレン達にはむちゃくちゃ警戒されてるけど。
アーク「久しぶりだな、フリーレン。お前はまだまだ元気そうでよかったぜ」
フリーレン「私はエルフだからね。それで、今日は何しに来たの?」
シュタルク「な、なぁ、フリーレン。もしかして、こいつが...」
フリーレン「そう。さっき話してた魔族。『悪意』のアークだよ」
アーク「よろしくな。えっと...」
シュタルク「シュ、シュタルクだ」
フェルン「フェルンです」
フリーレン「私の今のパーティってところかな」
アーク「ほぉ。てっきり、一人旅をずっとしてるもんかと思ってたぜ」
俺は少し驚くと同時に以前言ってたことを思い出す。
アーク「さて、俺はフリーレン。お前と戦いに来たんだよ」
その言葉に三人は気を引き締める。
いいね、その緊張感。
でも...
アーク「だが、フリーレンの仲間であるお前たちの実力も気になった。そこでよ、お前ら、俺と戦おうか」
その言葉に、三人(特にシュタルクとフェルンだが、)は驚く。
...そんな青ざめた顔するなよ。
アーク「フリーレン。お前、こいつらになんか言った?」
俺はフリーレンの方を向くが、フリーレンは目を逸らす。
...顔すら合わせねぇな。
フリーレン「ナニモ、イッテナイヨ...」
アーク「...嘘つけ」
俺はため息をつき、
アーク「まぁ、安心しろ。殺しはしねぇよ。あ、ちなみに拒否権はないから」
2人は全力で首を振るが、ま、なんとかなるだろ。
少し、場所を変えて開けた場所にやってきた。
そして、覚悟を決めたのか。2人から恐怖の感情が少なくなった。
...少しだけど。
アーク「じゃ、始めるか」
《フォースライザー...》
俺は腰に『フォースライザー』を巻く。
そして、『ディスティングスコーピオンプログライズキー』を起動する。
《poison...》
そして、『フォースライザー』にセット...しようとしたところで
シュタルク「おらぁ!」
アーク「おっと!」
シュタルクが斧を振るってきた。俺は体を後ろにそらし、斧を回避する。
アーク「あぶねぇなぁ」
シュタルク「フリーレンから聞いたぜ。お前、変な鎧みたいなやつを一瞬で纏えるんだろ?なら、その前に倒す!」
シュタルクはさっきよりも、早い速度で斧を振り回す。
キィンッ
俺は刀を抜き、斧を防ぐ。
アーク「なるほどな。だが、生身でも俺は強いぜ?そして、確かに速くはなってるが、それじゃ俺は殺せないっぜ!」
俺はシュタルクの斧を弾く。シュタルクは弾かれた衝撃で、後ろに引く。
シュタルク「俺1人なら、な。やれ!」
その言葉の直後、俺の周りに魔法陣が展開される。
フェルン「『一般攻撃魔法(ゾルトラーク)』」
アーク「さすがだな!」
ドゴォォォン
辺りに土煙が立ち込める。
シュタルク「やったか!?」
アーク「その言葉はいろんな意味で言っちゃダメでしょ」
俺は無傷で、土煙が起こった場所に立っていた。
フェルン「な!?当たったはずなのに...」
アーク「悪いなフェルン。間一髪、『ラーニング』できたぜ」
シュタルク「あ?何言って...」
アーク「シュタルク、俺と距離取っていいのか?」
シュタルク「っ!」
シュタルクは距離を詰めてきたが、遅い。
俺は『フォースライザー』に『ディスティングスコーピオンプログライズキー』を装着...すると同時にシュタルクは斧を振るう。
パシッ
俺はそれを左手の親指と人差し指で止める。
シュタルク「なっ!?」
アーク「悪いな。よく見てりゃこんなこともできる。そして、変身」
《force rise》
俺は右手で、『フォースライザー』の引き金を引く。
すると、サソリのライダモデルがシュタルクを後ろに吹き飛ばす。
シュタルク「くっ!」
フェルン「シュタルク様!」
フェルンはシュタルクに近づく。その間に、俺の変身は完了する。
《stingscorpion》
いやぁ、ちょっと危なかったかな。
まぁ、まだあいつらはやれるだろうけど。
アーク「さてと、まだやれるよな?」
2人は苦しい顔をするが、降参しないようだ。
...それでこそ、フリーレンの仲間だ。
その後、まぁ案の定、俺は2人をボコボコにした。
2人ともポ○モンみたく、目ぇ回してら。
俺は変身をとき2人に近づいて、手を差し出す。
アーク「筋は悪くねぇ。これからも精進しな」
2人は俺の手を掴み、起き上がる。
フリーレン「終わった...みたいだね」
アーク「まぁな。さて、フリーレン、次はお前だ。って言いたかったんだがなぁ...」
フリーレンは身構えていたが、俺の言葉に困惑する。
フェルンとシュタルクもだ。
アーク「なぁ、フリーレン。俺に協力してくれねぇか?」
フリーレン「は?どういうこと?」
アーク「これはあくまで俺が聞いた話から予測した結果なんだがな。ここから1番近い街に、七崩賢"断頭台のアウラ"が現れそうなんだよ」
俺の言葉に三人は驚く。
そりゃそうだよな。普通こんな話されたら、びっくりするわな。
アーク「そいつを潰す為に協力してくれねぇか?」
俺は笑いながら、そう頼む。
フリーレン「そうだね。アウラを殺し損ねたのは私だし、それを精算できるなら、協力するよ」
フェルン「いいのですか?フリーレン様」
シュタルク「そうだぜ!不安しかねぇよ...」
アーク「安心しろ。俺は協力者を殺させるようなヘマなんかしねぇ」
ただ、と俺は続ける。
アーク「何もなしに協力してもらえねぇと思ってたからな。俺に協力してくれたなら、俺にまつわる物語を見せてやるよ。『仮面ライダーゼロワン』の話を」
勇者パーティの時と戦い方を微妙に変えた理由は次のお話で明かされます。
...きっと