葬送と悪意   作:ark ZERO

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episode 05 戦闘訓練

俺はフリーレン達の前に立った。

...まぁ、そのフリーレン達にはむちゃくちゃ警戒されてるけど。

 

アーク「久しぶりだな、フリーレン。お前はまだまだ元気そうでよかったぜ」

 

フリーレン「私はエルフだからね。それで、今日は何しに来たの?」

 

シュタルク「な、なぁ、フリーレン。もしかして、こいつが...」

 

フリーレン「そう。さっき話してた魔族。『悪意』のアークだよ」

 

アーク「よろしくな。えっと...」

 

シュタルク「シュ、シュタルクだ」

 

フェルン「フェルンです」

 

フリーレン「私の今のパーティってところかな」

 

アーク「ほぉ。てっきり、一人旅をずっとしてるもんかと思ってたぜ」

 

俺は少し驚くと同時に以前言ってたことを思い出す。

 

アーク「さて、俺はフリーレン。お前と戦いに来たんだよ」

 

その言葉に三人は気を引き締める。

いいね、その緊張感。

でも...

 

アーク「だが、フリーレンの仲間であるお前たちの実力も気になった。そこでよ、お前ら、俺と戦おうか」

 

その言葉に、三人(特にシュタルクとフェルンだが、)は驚く。

...そんな青ざめた顔するなよ。

 

アーク「フリーレン。お前、こいつらになんか言った?」

 

俺はフリーレンの方を向くが、フリーレンは目を逸らす。

...顔すら合わせねぇな。

 

フリーレン「ナニモ、イッテナイヨ...」

 

アーク「...嘘つけ」

 

俺はため息をつき、

 

アーク「まぁ、安心しろ。殺しはしねぇよ。あ、ちなみに拒否権はないから」

 

2人は全力で首を振るが、ま、なんとかなるだろ。

 

 

 

 

 

 

少し、場所を変えて開けた場所にやってきた。

そして、覚悟を決めたのか。2人から恐怖の感情が少なくなった。

...少しだけど。

 

アーク「じゃ、始めるか」

 

《フォースライザー...》

 

俺は腰に『フォースライザー』を巻く。

そして、『ディスティングスコーピオンプログライズキー』を起動する。

 

《poison...》

 

そして、『フォースライザー』にセット...しようとしたところで

 

シュタルク「おらぁ!」

 

アーク「おっと!」

 

シュタルクが斧を振るってきた。俺は体を後ろにそらし、斧を回避する。

 

アーク「あぶねぇなぁ」

 

シュタルク「フリーレンから聞いたぜ。お前、変な鎧みたいなやつを一瞬で纏えるんだろ?なら、その前に倒す!」

 

シュタルクはさっきよりも、早い速度で斧を振り回す。

 

キィンッ

 

俺は刀を抜き、斧を防ぐ。

 

アーク「なるほどな。だが、生身でも俺は強いぜ?そして、確かに速くはなってるが、それじゃ俺は殺せないっぜ!」

 

俺はシュタルクの斧を弾く。シュタルクは弾かれた衝撃で、後ろに引く。

 

シュタルク「俺1人なら、な。やれ!」

 

その言葉の直後、俺の周りに魔法陣が展開される。

 

フェルン「『一般攻撃魔法(ゾルトラーク)』」

 

アーク「さすがだな!」

 

ドゴォォォン

 

辺りに土煙が立ち込める。

 

シュタルク「やったか!?」

 

アーク「その言葉はいろんな意味で言っちゃダメでしょ」

 

俺は無傷で、土煙が起こった場所に立っていた。

 

フェルン「な!?当たったはずなのに...」

 

アーク「悪いなフェルン。間一髪、『ラーニング』できたぜ」

 

シュタルク「あ?何言って...」

 

アーク「シュタルク、俺と距離取っていいのか?」

 

シュタルク「っ!」

 

シュタルクは距離を詰めてきたが、遅い。

俺は『フォースライザー』に『ディスティングスコーピオンプログライズキー』を装着...すると同時にシュタルクは斧を振るう。

 

パシッ

 

俺はそれを左手の親指と人差し指で止める。

 

シュタルク「なっ!?」

 

アーク「悪いな。よく見てりゃこんなこともできる。そして、変身」

《force rise》

俺は右手で、『フォースライザー』の引き金を引く。

すると、サソリのライダモデルがシュタルクを後ろに吹き飛ばす。

 

シュタルク「くっ!」

 

フェルン「シュタルク様!」

 

フェルンはシュタルクに近づく。その間に、俺の変身は完了する。

 

《stingscorpion》

 

いやぁ、ちょっと危なかったかな。

まぁ、まだあいつらはやれるだろうけど。

 

アーク「さてと、まだやれるよな?」

 

2人は苦しい顔をするが、降参しないようだ。

...それでこそ、フリーレンの仲間だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、まぁ案の定、俺は2人をボコボコにした。

2人ともポ○モンみたく、目ぇ回してら。

俺は変身をとき2人に近づいて、手を差し出す。

 

アーク「筋は悪くねぇ。これからも精進しな」

 

2人は俺の手を掴み、起き上がる。

 

フリーレン「終わった...みたいだね」

 

アーク「まぁな。さて、フリーレン、次はお前だ。って言いたかったんだがなぁ...」

 

フリーレンは身構えていたが、俺の言葉に困惑する。

フェルンとシュタルクもだ。

 

アーク「なぁ、フリーレン。俺に協力してくれねぇか?」

 

フリーレン「は?どういうこと?」

 

アーク「これはあくまで俺が聞いた話から予測した結果なんだがな。ここから1番近い街に、七崩賢"断頭台のアウラ"が現れそうなんだよ」

 

俺の言葉に三人は驚く。

そりゃそうだよな。普通こんな話されたら、びっくりするわな。

 

アーク「そいつを潰す為に協力してくれねぇか?」

 

俺は笑いながら、そう頼む。

 

フリーレン「そうだね。アウラを殺し損ねたのは私だし、それを精算できるなら、協力するよ」

 

フェルン「いいのですか?フリーレン様」

 

シュタルク「そうだぜ!不安しかねぇよ...」

 

アーク「安心しろ。俺は協力者を殺させるようなヘマなんかしねぇ」

 

ただ、と俺は続ける。

 

アーク「何もなしに協力してもらえねぇと思ってたからな。俺に協力してくれたなら、俺にまつわる物語を見せてやるよ。『仮面ライダーゼロワン』の話を」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




勇者パーティの時と戦い方を微妙に変えた理由は次のお話で明かされます。
...きっと
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