ひぐらしのなく頃に~神楽舞   作:晃晃

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第29話 ビフィズス菌摂ってるぅ?

北条鉄平。

 

私の血の繋がらない叔父、書類上では父ということになっているこの男を見ていて思う。

 

暴力で食べていくことに適性というものがあるとするならば、それは初撃、先制攻撃でどれだけ容赦というものを捨てられるかにかかっているのではないか。

 

相手の苦痛に対する思いやり、自分の身体への反動によるダメージ、適用されるべき刑罰、社会的立場の失墜、事の正義がどちらにあるか、相手とその背景による短期的・長期的な反撃、暴力という手段で物事を解決することへの躊躇、その他諸々……普通の人間ならばその手が緩む理由など山ほど思いつくけれど、稀に先天的なものか後天的に会得したものか、その一切の理由を捨てて全力で先制攻撃を放つことができる人間というのが存在する。

 

それは目の前の男のように暴力以外の解決手段というものをほぼ持ち合わせていない人間の屑か、レナさんのように躊躇すべき時とそうできない時を自分の意志で切り換えられる度し難い程の勇気の持ち主のどちらかだ。

 

そして、彼女の容赦のない先制攻撃を喰らったにも関わらず、この男がレナさんに対しては一定の手加減をしていたことが今になってみればよくわかる。手加減といってもせいぜい女の子だから顔に後を引くような怪我をさせたら親が警察に駆け込みかねないとか、その程度の配慮だろうけど。

 

「クソガキがあッ!」

 

出会い頭の鉄拳で、圭一さんは何が起きたかを気づく暇さえ与えられずに地面へと叩きつけられていた。

 

「なぁんウチのガキ勝手に連れ回しとるんね、こんダラぁ!」

 

そして間髪入れず、倒れた身体に蹴りを入れる。何発も何発も。

 

「やめてください、やめて……ッ!」

 

「沙都子ぉ、どかんかいッ!」

 

つかみかかって止めようとするのだけれど、強烈な平手が私の頬を叩き、簡単に地面に転がされてしまう。力のない自分が恨めしい。そしてその苦痛と衝撃には、私の手足を立ち上がれないほどにがくがくと震わせるのに十分すぎるほどの圧力があった。

 

「あぅ、やめるのです!」

 

私を殴った一瞬の隙に、羽入さんが圭一さんを庇うようにその身を投げていた。

 

「しゃあらしぃわッ!」

 

この無知無学な男ときたら、羽入さんがこの雛見沢でどんな存在であるかについての知識もないらしい。羽入さんの身体にまで、二度三度と蹴りを叩きつけた。

 

「ぅ、ぐぅっ……!」

 

「……け、圭一!?」

 

朦朧としていた圭一さんが、渾身の力を振り絞って羽入さんと自分の身体を入れ換え、覆い被さってしまう。羽入さんはじたばたと圭一さんの下から出ようともがくけれど、圭一さんはしっかりと掴まえたまま、無防備な背中や脇腹を叔父の執拗な攻撃へと晒し続けた。

 

この男にかなわなくとも、せめて自分を庇おうとしてくれた羽入さんの身だけは守ろうという、圭一さんの最後の意志だった。

 

「けえっ!」

 

ぐしゃり、と。叔父の靴底が後頭部へと振り下ろされ、圭一さんの顔面が地面へと叩きつけられる。

 

「け、圭一、けいいちぃっ!」

 

羽入さんの悲痛な叫びも届かない。圭一さんはそれで意識を失ったのか、ぐったりと動かなくなる。

 

「……へっ、近頃のガキゃあ根性が足らんねぇ」

 

唾を吐き捨てながらの台詞に、私の頭の芯でざわめき出すものがある。

 

お前なんかにわかるものか。

 

圭一さんは自分を殺しかねなかった私を、命も惜しまずに救い出してくれた。

 

暴力に訴える以外に能のないお前なんかが根性だなどと口にするな、汚らわしい。本当に根性というものに価値があるなら、誰かのために身を投げ出せる強さを持った圭一さんや羽入さんにこそ相応しい言葉じゃないか。

 

お前みたいなこの世に生きている価値さえない屑が、私の尊敬する大切な友人を侮辱するな……!

 

ぼろぼろと涙が溢れ出す。守れなかった、私のために命懸けで戦ってくれた人を、私は守れなかった。それが情けない、狂おしいまでに弱い自分を呪うしかない。

 

「オラぁ、とっとと立たんかい、ボケが!」

 

叔父が私の髪を引っ張って無理矢理立ち上がらせる。その痛みは絶大で、本能的に私の身体はそれに従ってしまう。……屈辱的だ。

 

「煙草も買えんで、ふらふら遊んどるようなしゃぁもねぇダラズにゃ、自分の立場ってモンを思い知らせてやらんとのぉ!」

 

ざわりと背中に氷を入れられたかのような感覚。

 

これから自分にどんな手ひどい仕打ちが待っているのか。過去に受けた、ありとあらゆる虐待が頭の中を駆けめぐる。……でも、どんなに痛くても苦しくても切なくても、たったいま目の前で友人を貶められたよりも残酷なことはないのかもしれない。

 

それくらいに、私は、いま……こいつを、殺してやりたい。

 

「……待てよ」

 

よろめきながら引きずられる私の背後から、そんな声が聞こえた。

 

「あァ?」

 

叔父が私の髪を離して振り返る。

 

信じられない。

 

そこには顔面を血に染め、傷めつけられた片腕をだらりと下げながらも、圭一さんが立っていた。その鮮やかな紅の中でも、ぎらついた瞳だけは輝きを失っていない。

 

「俺の仲間を、沙都子を……返せ!」

 

さっき確かに限界を超えたはずなのに、もう立ち上がってくる義務などないはずなのに、彼はそこに立っていた。堅く拳を握りしめて、仲間と呼んだ私のために、自らの無力を認めることなくその場に再び立っていたのだ。

 

……もう、いいから。

 

もうそれで十分だから、あなたの心の強さを、この男の粗末な暴力がくじけなかったことは誰が見たって明らかだから、だから、もう……やめて。

 

誇り高いあなたが、限界を超えてまで私のために立ち上がってくれた、それだけでどんな仕打ちにも耐えてみせるから。

 

だからもう、これ以上……私のために傷つかないで。

 

「返せえぇぇえッ……!」

 

絶叫とともに、大地を蹴る。

 

どんなに祈っても、どんなに願っても、現実は無情で。

 

「クソダラぁッ!」

 

どれほどに強固な意志で固められた覚悟の拳も、届かなければ意味がない。

 

突進してくる圭一さんの腹へ叔父の強烈な蹴りが突き刺さり、とっくに意識を失いかけていた彼の瞳が焦点を失う。

 

そして、膝から地面へと崩れ落ちていった。

 

仲間のために振り上げた気高い意志だけは手放すまいとするかのように、その拳を強く握りしめたままで……落ちていった。

 

「いやぁぁぁあぁぁぁぁあぁああぁ!」

 

泣いた。

 

泣き叫んだ。

 

罵られても、殴られても、いま泣きやむわけにはいかなかった。

 

この上、圭一さんのために流す涙まで奪われたくなかった。

 

「圭一ッ、圭一、しっかり……圭一、お願いですから!」

 

羽入さんの、必死で圭一さんを呼ぶ声を背後に聞きながら……私は、叔父の手でその場から引っ立てられた。そのまま家の玄関をくぐり、土間に投げ出される。

 

ばしゃん、と玄関が閉まる音が響く。

 

それはまるで、拷問室の扉が閉ざされる音だった。それが閉められた瞬間から、この空間はこいつらの支配する牢獄となる。私がどんなに悲鳴をあげても、誰にも届かない絶望的な檻の中。

 

救いがあるとすれば私を探してくれていると聞いたにーにーが戻ってくることだけ。それまではたった一人、こいつとあの女の責め苦に耐えなければならない。

 

「いつまで泣いとるんね、じゃっかぁしい!」

 

叔父は靴を脱ぐと、私の足から靴をもぎ取ってゴミのように投げ捨て、そのまま私の足首を掴んで廊下を引きずっていく。

 

「い、嫌ぁあぁああ、いや、いやぁあ!」

 

居間に放り捨てられた私を、叔父が見下ろしていた。

 

「黙れっちゅうとるんね! 泣けばええと思っとるんかぃ、こんダラズ!」

 

腹に、重い蹴りが突き刺さって転がる。呻きながら、部屋の隅へ逃げ込んで身体を丸めたところへさらに背中を数回蹴られた。そのうちの一発は後頭部を叩いた。

 

生存本能が、いまさらわかりきった危険信号をひっきりなしに鳴らしている。

 

逃げろ、逃げろ、殺される。

 

そう言われようとも、この牢獄には逃げ場がない。逃げることなど許されない。

 

だから私にできる最大限の努力は、両手で頭を抱えてできるかぎり身体を縮め、背中や手足に増えていく痣の数さえも知らないふりをすることだけだった。

 

そんな悪夢のような時間は数分だったのか数時間だったのかわからないままに過ぎて、気が済んだのかそれとも蹴り続けるのに疲れただけか、叔父は舌打ちしながら離れていく。

 

「煙草ぉ買ってくるんね! ええかげんこのメスガキ、きっちり躾けとけやぁ!」

 

おそるおそる顔を上げると、機嫌の悪そうな声を奥にかけながらその巨大な背中が部屋の出口へ向かっているところだった。

 

そこへ、ばたばたと廊下を駆ける音がして、扉が開くとにーにーが立っていた。

 

縮こまって息を荒げている私に視線をやり、次に目の前の叔父の顔を見る。

 

すぐにわかった。

 

いつものにーにーとは、目の色が違う。……多分鷹野さんあたりから、私の危機を圭一さんたちが救ってくれたと聞いて、安堵しながら帰ってきたのだろう。それで家の近くまで来てみれば、ぼろぼろにされた圭一さんと泣きじゃくる羽入さんがいて、慌てて家に帰ればいつも以上に惨い仕打ちを受けて身動きもできない私の姿。

 

……それで怒りを覚えないようなにーにーではなかった。

 

「悟史ィ……、お前が甘やかすから、こんガキがつけ上がるんね!」

 

叔父はわけのわからないことを言いながら、制裁とばかりににーにーの腹を拳でえぐり、よろめいたところへ後頭部を上からの拳で叩き落として床に這わせる。

 

「ぐ……、うぅ」

 

倒れながらも、にーにーは視線にありったけの気力をこめて叔父を睨む。

 

「親に向かってなぁんくっそ生意気な目をしとるん、誰のおかげでメシ食ってるんか、わかっとらんのぉ、悟史!」

 

あとはもう、にーにーの背中をめった打ちにするだけだった。

 

それも飽きると、さっさと家を出て、スクーターで出掛けてしまった。煙草がどうとか言っていたが、このぶんだと腹立ち紛れにまた興宮の愛人のところに行って何日かは帰ってこない流れだろう。

 

「……まぁた出ていきよったんね、あの宿六! この子みたいな役立たずに買い物なんかさせるほうが悪いんよ、釣り銭でも誤魔化すんがオチやんねぇ」

 

嵐が過ぎ去ってから台所から出てきた叔母が、嫌味ったらしく言う。

 

「いつまでぼさっと寝とるんね、お手伝いする気もないんかぃ、相っ変わらずいらん子やなぁ、あんたはもぅ!」

 

こっちが蹴りをさんざん受けて、立ち上がれないのをいいことに言いたい放題だ。

 

「ふぅう、ぃ、ぎぃ……うぅぅぅ……」

 

辛辣な罵声と、身じろぎするたびに骨が軋む痛みに涙があふれていくのを抑えきれない。

 

「叔母さん……、僕が、やるから。沙都子は、熱があるから休ませるようにって、診療所の鷹野さんに言われてるんだ」

 

自分も背中を蹴られたのに、にーにーは顔をしかめて起き上がりながらそう言った。

 

「あら、そうなんね。どうせまだ大げさ言うとるんに、あの人も付き合いがえぇんねぇ。くっさい香水ききすぎて、頭わやぁなっとるんちゃうかねぇ」

 

げらげらと品のない声で笑う。

 

鷹野さんのいい匂いのする香水なんかより、おまえの口のほうがよっぽどくさい。

 

「熱あるんならしゃあもないん、沙都子奥に寝かせてきぃ。どうせ食欲もないやろ、そのまんまぐうたら寝とったらえぇわ。悟史、あんたはさっさと戻ってきてご飯食べな、片付かんね。あぁあぁ、この家で苦労すんのは、いっつもあたしばかりやんねぇ」

 

うるさい、黙れ。

 

これ以上私を苛立たせるな、あんたの作ったまずいご飯なんか誰が食べたいもんか。

 

「ふぇぇえ、うぅ……」

 

くそっ、くそ……どうして、涙が止まらないんだ。

 

こんなくだらない、生かしておく価値もない奴の言葉で削られる心がもったいない。

 

「沙都子、行こう……痛かっただろう、ごめんね。すぐに来てあげられなくてごめん」

 

にーにーが私を抱き上げて、私たちの部屋まで運んでくれる。

 

「うぇぇ、うぁ、うぅぅ……にーにー、にーにー……!」

 

その服の裾にしがみついて泣くことしかできない自分が心の底から嫌になる。これじゃ奴らと一緒ににーにーを苛めているようなものだと知っているのに、悲しくて切なくて痛くて苦しくて、泣き止むことができない。

 

「ごめん沙都子、ほんとうにごめん……助けてあげられなくて、ごめんね……」

 

にーにーは薄っぺらで気持ちの悪い、粗末な布団の上に、私を優しく横たえてくれる。

 

私を力づけたくて微笑もうとするのに、その両目から涙が零れ落ちていた。

 

「……片づけが終わったら、ヨーグルトを持ってきてあげるから、だから、だからもう、泣かないで、沙都子。ヨーグルト、好きだよね。すこしだけ、ひとりで我慢できるね?」

 

こくこくと頷きながらも、本能的ににーにーの服の裾を掴んだまま離せない。

 

「ひとりぼっちで怖かったよね……痛かったよね、沙都子。僕は、僕は……うぅう……!」

 

にーにーがすすり泣く声が痛くて、服の裾を離した。

 

「ありがとう沙都子、すこしだけ、すこしだけ我慢してね……」

 

私の手をいたわるように握り締めて、もういっぽうの手でふわふわと撫でてくれる。

 

もう大丈夫、というように私が目を閉じると、にーにーはあの女の早くしろという怒声に急き立てられるように泣きながら部屋を出て行った。

 

もう……だめだ。

 

私たちの日々は、もうとっくに崩れてしまっている。どんなに耐えても耐えても、終わりが来ない絶望。もう壊れかけの私だけならまだしも、にーにーにまでこれ以上の負担をかけ続けるなんてできない。レナさんや圭一さんや羽入さんまでがあの男の理不尽な暴力に晒され、私たちを助けようとした魅音さんも北条家を憎む役員会の決定で、村での地位を追われたらしい。こんなにも皆が犠牲を払っても、結局誰も私たちを助けられない。

 

圭一さんとお友達になってから、せっかくにーにーが以前よりも笑ってくれるようになったのに。梨花や羽入さんも、前よりもっともっと優しくなったのに。私のせいで、私があいつらを野放しにしているから。いつまでも生かしているから、だからみんなが苦しまなくてはならないんだ。

 

そうだ、……殺そう。

 

みんなのために、私のためにも。あいつらは生きていちゃいけない人間だ。これはここまで私を追い詰めたあいつらの罪、あいつらが私を苛めなければ、誰も傷つかずにすんだ、泣かずにすんだ。あいつらの存在が、あいつらに責められて泣き続けるしかできないこの私の存在が、まわりの人間を不幸へと追い立てる。それはまさに呪い、オヤシロ様の祟りは私を狙っている。大好きだったときもあるお母さんも、おかしくなって私を殺そうとした。大嫌いだったけどお父さんも、祟りに取り憑かれていただけでもしかしたらいい人だったのかもしれないのに私を殺そうとした。梨花が私と仲良くしてくれたから、梨花の両親まで去年祟られてしまった。怒ると怖いけど梨花のお父さんは北条の私を気遣ってなでてくれた。きみたちの力になれなくてすまないねって言ってくれた。梨花には厳しかったけど梨花のお母さんは遊びに行くと北条の私にもちゃんとおやつを出してくれた。私は北条の子なのに、羽入や梨花と仲良くしてあげてねって笑ってくれた。私に優しくしてくれたから、祟られてしまったんだ。やっぱり駄目だ、私のせいなんだ。だから今度は私が殺さないと駄目なんだ。オヤシロ様だって、祟るなら真っ先にあいつらを祟るべきなんだ。あいつらはどうしようもない人間、祟りなんかなくても人間の屑なんだ。だけど誰も殺さない、だったら私が殺すしかないんだ。殺そう。殺そう。殺そう。私や私の大事な人たちにもう二度と悪さができないように、完璧に息の根を止めてしまおう。

 

どうやって殺そう。あいつらを殺すトラップなんて何十通りも思いつくけれどトラップはまずい、私が趣味でトラップを作っていることは村のほとんどの人が知っている。おかしな子だと思われていることも知っている。あいつらがトラップで死んでいたら私がやったと警察に教えるようなものじゃないか。だからトラップは使えない、使うならほんのささやかにひとつだけ。非力な私が人を殺す方法ならほかにもある。毒殺だ。普段見過ごされているだけで、世の中には人体に有毒な物質なんてありふれている。さっきあの男が欲しがっていた煙草だってそうだ。そんなに欲しいならくれてやる、水に溶かせばさぞや素敵な味になるだろう。洗剤だって農薬だってその気になれば手の届くところにある。しかし待て、飲み物や食べ物に混ぜればやはり私が疑われるだろう。毒殺では駄目だ。事故死か自殺に見えるような死に方がいい。死体の残らないような死に方もいい。そうだ、四年目のオヤシロ様の祟りに見えるような無残で惨たらしい死体になるのが理想的だ。だから殺すのは綿流しの夜でなければいけない。私はオヤシロ様に呪われた子だから、私が殺せばそれはオヤシロ様の祟りなんだ。ざまあみろ、オヤシロ様。いままでさんざん私を苦しめてきたお前の鼻を明かしてやる。今年の祟りは私が決める。さぁ、みじめに死ね。足掻きながら死ね。私をここまで追い詰めてしまった自分を悔やみながら死ね。その手にこびりついた罪の深さを呪いながら無様に苦しんで死んでいけ。最後の最後に私とにーにーと仲間たちの受けた傷と痛みを味わわせてやるから命乞いをしながらみっともなく死んでしまえ。

 

絶対に絶対に、コ ロ シ テ ヤ ル……!!

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