『綿流し祭』と丁寧に印刷されたのぼりが立ち並び、吊り下げられた提灯の明かりと、スピーカーから響く祭囃子。
「にぎやかだね、沙都子」
「……そう、ですわね」
まるで魂が抜けたように虚ろな目をして俯くばかりの沙都子の手を引いて、お祭りの人たちでごったがえす神社の石段を登りきると、魅音がこっちを振り向いて声をあげた。
「お、やっとこれで揃ったね!」
その傍らにはレナ、それに巫女装束の羽入ちゃんと梨花ちゃんが笑顔で立っていた。
「……遅れてごめん。圭一は?」
あの後監督の車で診療所に運ばれたという圭一は、ここ2日ほど学校も休んでいた。
診療所か防災倉庫で寝ているのだとしても、なんの不思議もない。
「圭一は、診療所で検査中です。入江の許可が出たら合流すると言ってましたのです」
羽入ちゃんはこの前の泣き顔が嘘だったみたいに、ほわっとした笑顔をみせてくれる。まるで彼女の大好物のシュークリームみたいに、やわらかくてあまい笑顔。
「いまごろ入江にすべすべお肌を弄ばれてにゃーにゃーなのです、にぱ~☆」
妹の梨花ちゃんも、笑顔はそっくりなんだけど……シュークリームの生地をめくってみたらキムチが入ってましたとか、どこか裏がありそうな可愛さが特徴だ。
「あはは、いいないいな~。レナも圭一くんのお肌、すりすりしたい~☆」
愉快そうに笑いながらくるくる回るレナも、なんだか今日は楽しそうだった。
お祭りの熱気と活気にあてられているのかもしれない。
僕もできるかぎり、普段どおりの笑顔を浮かべられるように努力した。
「さ~てそれじゃ、圭ちゃんが最初からいなかったのを悔しがるくらいに大盛り上がりしようかね。沙都子~、気合い入れていくよ~?」
魅音は笑いながら、ふわりと自然に沙都子の手をとった。
「えぇ……。魅音さん、今日は、負けませんわよ」
まるで楽しかった頃の思い出を再生する機械みたいだ。沙都子は自動的に空っぽの笑顔を作ると、魅音についてすこしぎこちない足取りで歩き出す。僕やレナ、羽入ちゃんや梨花ちゃんは、やりきれない気持ちでそのちっぽけでみじめな背中を見つめて……気持ちを切り換えると、二人の後ろについた。
「すこし見ない間に、ずいぶん大きなお祭りになったんだね」
僕は不自然にならないように話題を見つけて、屋台が並ぶ境内を見回す。
もっと小さな頃は、綿流しというのは古手神社だけの単なる季節の行事で、手伝いに出掛けた町会の大人たちが酒盛りをするくらいの、ごくささやかな集まりだった。
でも、今はどうだろう。母が北条の父と再婚した頃に一度だけ家族で行った興宮の夏祭りみたいに盛大で、とてもここが雛見沢だとは信じられないくらいの賑やかさだった。
「うん、村興しの一環もあるんだよ。ほら、この時期ってあんまりお祭りとかないでしょ。季節はずれだから、すこしは観光客とかも呼べるんじゃないかってね」
町会が綿流しに力を入れている理由を、魅音がわかりやすく説明してくれる。
「時期が時期だけに、浴衣の人はあんまりいないんだね」
レナも、彼女のいた頃にはなかったお祭りだけに物珍しげな様子だった。
「あぅ……浴衣だと、すこし涼しいかもしれませんです。ただでさえ梅雨時ですから、いつ降り出すかわかりませんのです」
言われて空を見ると、確かにあまりいい天気とはいえなかった。風もあるのだろう、境内の木々がざわめきながら枝葉を震わせている。
……こんな夜は、なにかが起きるのではないか。そんな胸騒ぎを覚えた自分に内心で苦笑してしまう。そのなにか、今年の祟りを起こすのは僕の役目だというのに。
それからは魅音の宣言どおり、とまではいかないもののそれなりの盛り上がりだった。
金魚すくいや輪投げ、型抜きに風船釣り。
縁日のフォーマットともいえる夜店の数々に、片っ端から挑戦しては撃破していく僕たちは、それなりに周囲の注目を浴びていた。……これって、夜店荒らしって言わないだろうか?
沙都子の反応がやや上滑りだったり、それを心配しているみんなの表情にはときおり影が落ちるものの、お互いにそれに気づかないふりをしながら、僕たちは夢中になっていく。
「やぁやぁ、皆さん。楽しまれているようですねぇ~」
そんな中、にこやかな声が投げられて僕らは振り向いた。
立っていたのはちょっと恰幅のいい紳士で、人懐っこそうな笑みを浮かべている。
「あらら、大石さん。本日は警備ですか、ご苦労様ですね~」
魅音が、すこしだけ刺を含んだ口調でみんなを庇うみたいに前に出る。
「あれぇ? 町会のほうには、連絡いってませんか? 大きなお祭りになってきたってんで、ウチも応援に駆り出されましてね。いや~、ご盛況で結構結構、なっはっは!」
警備や応援という言葉から、ようやく記憶を掘り起こす。
確か……2年前、両親の事故を訝しんで沙都子から事情聴取しようと診療所に通っていた刑事さんだ。僕に直接話を聞きにきたのは別の人だったけど、この大石さんっていう人が特にしつこく通い詰めてるって話を、監督に聞いた覚えがある。
警察がお祭りの警備に出てくるのは不思議ではないけど、いくら人手が足りないからって刑事さんまで来るだろうか?……いや、そんなのは明白な答えだ。もう3年もの間、雛見沢の内外で続いている殺人や事故死、その全ては今日と同じ、綿流しの晩に起きている。
今年もなんらかの事件があるのではないかと警戒して、殺人を担当する部署の刑事さんが網を張っていてもおかしくはなかった。
……くそっ、僕の家は雛見沢でもトップで祟りに遭う可能性が高いとみなされている。
あからさまな監視こそなくても、家の周囲にはある程度警官が張り込んでいてもおかしくないだろう……一応の手は打ってあるが、土壇場で予定変更が必要かもしれない。
「大石さんならご存知でしょうに、まぁた意地の悪いことですね~」
魅音が大仰に肩をすくめてやり返している。
そう、魅音は僕たちを助けるために町会と対立し、役員から下ろされてしまった。
「あ、そうでしたそうでした。こりゃ失礼しました、んっふっふ。それじゃ園崎さんは、今回は純粋にお友達とお祭りに来てるだけってわけですなぁ」
この刑事さんはいままでの祟りの規模、特に去年は御三家の一角が被害にあったことも考えて、村ぐるみの犯行も視野に入れているのかもしれない。僕だってそれを考えなかったわけじゃない。魅音を疑ったことはないけれど、園崎家が主導して祟りを起こし、……僕らの両親を殺したのかもしれないと思ったことはある。
でも、いまとなってはどうでもいい。
今年は誰が選ばれるのか、なんて怯える必要はもうない。今夜祟られる人間はもう決まっている。ほかならぬこの僕が決めたのだ、誰が死んで誰が消えるのかを。
「そういうことです。私を嗅ぎまわったって、何もでてきやしませんよ」
「なっはっは、どうもそのようで。でもま、今年は何もないかもしれませんねぇ」
と言って、大石刑事は空を仰いだ。
「どうも、台風が進路を変えてこっちに近付いてるって話ですよ。実行委員会のテントじゃあ、早めにお祭りを切り上げようかって打ち合わせをしてましたんで、はい。……今年は、オヤシロ様も雨に降られてオコモリ様になっちゃうかもしれませんねぇ」
含みのありそうな笑い方をする。
「雨になっちゃうと、羽入ちゃんの奉納演舞も中止なのかな、かな?」
レナが尋ねると、羽入ちゃんがうなずく。
「僕の演舞だけなら、明日でも明後日でもできるのです。人の都合で日曜日にお祭りをしているだけで、オヤシロ様は一日や二日ずれたところでなんとも思わないのですよ」
巫女であり、いまや古手家頭首でもある羽入ちゃんだからこそ許される物言いだった。
「みぃ……でも、お祭りが中止になってしまうのは残念なのです」
梨花ちゃんが肩を落として言うと、大石刑事は笑いながら僕らから一歩離れる。
「なっはっは! お祭りでしたら、来年も再来年もありますよ。なにごともなく平穏無事に、……とびっきり平和な奴がね」
その言葉が、今年で祟りを終わらせてやるという挑戦状のように聞こえたのは、僕の自意識過剰というものだろうか。
そしてそのまま背中を向けようとして、皆がすこしだけ気を緩めた瞬間に振り向いた。
「あぁ、そういえば前原さんはどうされたんです。前原圭一さん。この場にいらっしゃらないなんて、変じゃありません?……もしかして、お友達じゃなかったのかなぁ!」
ざくり、と言葉が刃のように僕の胸をえぐる。
友達じゃないなんてとんでもない。まだ出会ってから2ヶ月も経ってはいないけど、僕にとっては圭一ほど近しく思える友人は他にいない。
でも、圭一のほうはどうだろうか?
沙都子のためにプレゼントを買おうと一ヶ月もバイトに付き合って、いなくなった沙都子を探すために奔走してくれて、その礼が叔父によるあの理不尽な暴力だったのだ。
常人の感覚なら、もう僕たちに関わりたくないと避けられても不思議ではないだろう。
圭一ならそんなことはないと信じたいけれど、前と同じように接してくれるかどうかは正直不安で……、この場に圭一が現れなかったことに、すこしだけ安堵もしていたのだ。
「圭一はちょっと遅れているだけなのです、すぐに来ますのです。にぱ~☆」
梨花ちゃんの言葉に、大石刑事は目を細める。
「そうでしたか、失敬失敬。中止になる前に合流できるといいんですがね。……それでは皆さん、よいお年を」
肩をすくめながら、彼はその場を立ち去っていった。
……僕には、すこし焦りがあった。
お祭りが中止になりそうだというのが、いかにもまずい。
タイミングを逸して、沙都子と一緒に帰ることになってしまったら、犯行を断念せざるを得ないのだ。
「……あのさ、魅音。叔父さんに頼まれごとがあるんだよ。悪いんだけど、しばらく沙都子を見てあげてくれないかな」
魅音には事前に話を通してある。
「あ、そんなこと言ってたね。いいよ、いっといで。……あんまり戻ってくるのが遅いと不戦敗の山で、圭ちゃんと一緒に罰ゲーム確定しちゃうかもしれないけどね~!」
意地悪く笑ってみせる魅音の態度に、みんながどっと笑い声をあげる。
さすが魅音、たった一言で自然な流れを作ってしまった。
「あはは、そうならないようにすぐ戻るよ。……沙都子、すぐ戻ってくるからね」
「えぇ……いってらっしゃいませ、ですわ」
沙都子は魅音の手につかまったまま、薄く笑ってみせる。
……目が笑っていないせいだろうか、その笑顔に不気味なものを感じてしまった。
僕はみんなに手を振ると、神社の境内を後にする。急いで家に戻って、叔母と叔父を殺害しなくては。すれ違う人々をよけながら足早に階段を駆け下りて、臨時駐車場になっている空き地に停めておいた自転車に飛び乗り、自宅への進路をとる。
祭りの警備をしていたパトカーがついてこないことを確かめるようにすこし大回りをしてから、僕はポケットに入れておいた小さなビニール入りのライターを取り出した。
ハンドルから両手を離して、片手で風に対する覆いを作りながらライターを着火する。
そして手首に巻いていた太めの輪ゴムで蓋を開いた状態に固定、通り過ぎざまに道の脇の林の中に隠しておいたドラム缶の中へと投げ込んだ。僕の手の中には、ライターを覆っていたビニールだけが残り、それをポケットへと押し込んだ。
「よし……」
あのドラム缶の中には、燃えやすいものと燃えにくいものを何層か重ねて入れてあり、ゆっくりと下に燃え進みながら最後には底のほうにためてある廃油に着火する仕組みになっている。正確な時間こそ予想できないが、簡単な時限式発火装置になっているのだ。
しばらく経てばあのドラム缶は黒々とした煙を吐き出して、周囲に張っているであろう警官の注意をひきつけてくれる。祟りを警戒している彼らだからこそ、このあからさまな異常事態をきちんと確認するまでは放置できない……!
ライターもドラム缶も凶器と同じくダム現場から持ち出してきたもので、運ぶところは誰にも目撃されていないし、僕の指紋も残さないように気を遣った。あの囮から僕につながるものは何も出ないはずだ。
大丈夫、きっとうまくいく。
そう願いながら、僕は強い向かい風の中自転車を走らせて、家へと続く道を走りぬける。
……もう僕たちが幸せになるためのこの捨て身の戦いを、邪魔する者などいないはず。
沙都子、もうすこしだ。
もうすこしだけ……僕が、彼らを抹殺するまで、それまで待っていて。
どこまでいっても終わりのみえない暗い回廊を、僕らは歩き続けるしかなかった。
鉄格子の向こうから投げつけられる無慈悲な視線、嘲笑や侮蔑に耐えながら、文句も言わずに歩き続けるしかなかった。
耐えろ、という声に反論しよう。僕らはいつまで耐えればよかったのか?
僕が大人になって、あの家を出られるまで耐えろと?
沙都子の心はたったの2年で粉々に砕かれてしまったのに?
助けて、という声は僕らを助けてくれる何者かにはついに届かなかった。
ともに戦ってくれた誇るべき友人たちは目の前で傷つき倒れていった。
僕たちは、僕たちの限りある力を尽くして戦ったのだ。
その最後の最後に、僕らを閉じ込める回廊の壁そのものを打ち崩そうとする無謀をどうぞ笑えばいい。愚かさの代償として破滅が待っているとしても、このまま暗闇の中で朽ち果てるよりはずっとマシだと思えただけなのだから。
「……え」
思わずブレーキをかけて、自転車を停めてしまっていた。
粗大ゴミ置き場の前、これから血にまみれるはずだったその場所に、人が立っていた。
闇の中に、まばゆく鮮やかな白を纏って立っていた。
ワイシャツの白、腕に巻かれた包帯の白、額をまるで鉢巻のように覆う包帯の白。
学校のロッカーにあるはずの見慣れた僕のバットを肩にかついで、男は不敵に笑う。
その瞳には、やはり見慣れた不屈の炎。
「圭一……、どうして、ここに」
転校生、前原圭一だった。
驚いている僕の顔を見てしてやったりとばかりに唇を歪めてから、圭一は口を開いた。
「考えた。……診療所のベッドじゃ、ほかにやることもなかったからな」
かついでいたバットをぶんと振るって、風を切る。
「沙都子がどれだけの苦しみを背負い、悟史がそこから妹をどう救い出そうとするか。考えて考えて考え抜いた末に、お前がどんな結論を出して、どんな方法でそれを実行するか……そして、どうすればそれを止められるのか、ずっと考えた」
『止める』……その言葉をさらりと口にしたことにこそ、驚いた。
僕はまだ何割くらいか、圭一が協力を申し出てくれることを予想していたらしい。
「お前は今夜、綿流しの晩に起きるはずの祟りを利用する。叔父と叔母を撲殺して、沙都子の心を取り戻すことを思いついた。……そうだろ?」
確認するまでもなく、答えは知っているという顔だ。
そこまでわかっていて、何故『止める』なんてことを口にできるのか、不思議でならない。
「別にそれが悪いとか、間違ってるなんてことは言わねぇよ。叔母のほうは知らねぇが、あの叔父の野郎には俺も心底ムカついてるし、全部が全部まっとうなやり方で世の中の不条理を打ち破るには時間も人手も必要で、俺たちにはそれが絶望的に足りない」
その言い草で、圭一が本気で僕と同じ考えに至っていたことを知る。
でも、圭一が最終的に導いた結論は僕と違った。
「でも、駄目だな。全然駄目だ」
むしろ、正反対だった。
それがわからない。そして、それを知りたくてうずうずしてしまうこの好奇心はなんだ。
圭一が魔法のような解決手段を持ち出してくることを期待してるわけじゃない。
そんなんじゃなくてもいい、ただ圭一の結論を聞いてみたい。
それはきっと、いや間違いなく、スカッとするような答えに違いないから。
僕が聞き入っているのを感じて、圭一の笑みが深くなる。
「そのやりかたじゃ、祟りで鬼隠しに遭うか、警察にしょっぴかれるかは知らないが、とにかくお前がいなくなる。沙都子の心を本気で取り戻したいなら、お前はいなくなっちゃいけない。それは俺自身の我が儘でもあるんだ……この雛見沢にやってきてできた北条悟史っていう親友をそんな形で失うのは、絶対に御免だ」
圭一はバットの先を、まっすぐに僕に向けた。
「だから俺は否定する。お前が沙都子のために本気で悩み抜いて出したその正論を、全力で否定する。……それが嫌ならかかって来い、悟史ッ!」
邪魔をされているのに。
どうしてだろう、僕は自分の顔に笑みが広がっていくのを抑えきれなかった。
目の前のこの男は、本当に大馬鹿野郎だ。
考えて考えて考え抜いたと言ってるくせに、辿り着くのはこんなシンプルな答え。
「圭一……、それがどういう意味か、わかってるよね」
僕は自転車をその場に投げ出すと、茂みの中に隠しておいたバットを取り出して構えた。
「おう、ばっちりわかってるぜ!」
そう、予想どおりのスカッとするようなその結論。
僕が僕の正論を押し通したければ、圭一を打ち倒していくしかない。
圭一は圭一の我が儘を通すために、僕を決してこの先へ行かせない。
ちっくしょう。
どうしても笑みを消すことができない。
圭一は年下で、怪我人で、得意ではないけど僕のほうが運動はしている。
武器も互角、僕に不利な要素なんかどこにもない。なのに圭一は知らぬげに、白い歯を見せて笑う。
「へっへ、嵐の夜ってのは血が騒ぐよなぁ、悟史!」
吹きすさぶ雨の匂いを帯びた風の中で、白を纏った男が笑う。
「そうだね、同感だ」
互いにバットを両手で構えて、距離をはかりながら前に出る。
怯みや迷いは見当たらない、さっきまでの陰鬱な殺意とは違う何かをこめて。
……どうして、僕は、
「そろそろおっ始めようぜ……!」
このどこまでもぶっ飛んだ大馬鹿野郎が、好きで好きでたまらないのか……!
「ああ……今宵限り、僕たちの!」
振り下ろしたバットが、二人の真ん中で激突して火花を散らす。
その火花に照らし出されるのは、笑顔と笑顔。
あまりにも景気のいいゴングで始まるそれは、断じて殺し合いなんかじゃない。
「「とびっきりの、お祭りをッ!」」
荒れ狂う風の中で、二人の男が笑いながら対峙する。
四方八方、一歩も引かず、花火のように乱れ散る。
互いの意地をぶつけ合う……、最高のお祭りが始まった。