朝6時
ドウデュース 寮部屋
ピピピピッ ピピピピッ
ド「う…うーん …ん?んーん?」
目覚まし時計の音に目を瞑りながら止めようと布団から手を伸ばすが、なかなか見つからない
カチッ
▽▽▽「ドウデュースさん 目覚まし時計はこちらですよ」
床に落ちてしまっていた目覚まし時計を同室のウマ娘が拾い、ドウデュースの手に置く
ド「うぅーん…ありがと
リバちゃん…」
リバティアイランド「いえいえ、お構いなく
! …うふふ、ものすごい寝癖になってますね」
ド「へ?…わぁ!すんごい事になってる!?」
リ「まるでビワハヤヒデさんのようにボン!ですわ」
ド「急いでセットしないとー!」
イクイノックス 寮部屋
◻︎◻︎◻︎「むぅーん…」
イ「ホルダーさん、ホルダーさん 起きてください」
タイトルホルダー「むぅ… おはよう、イク ありがとうね 起こしてくれて」
イ「いえ、ホルダーさんも今日朝早くから練習をすると言っていたので、」
タ「そうそう フォーリアとヴェローチェの三人でね っとそろそろ準備しないと」
イ「それでは、私は行ってきます」
早朝 学園周辺の河川敷
ド「はっ、はっ、はっ」
イ「やはりデュースもいましたか」
ド「あっ!イクちゃん!おはよー」
イ「おはよう、スピカに入って、もう数週間経つのだな。」
ド「ほんとにね、でもトレーナーさんやちーむのみんなのお陰で私たちどんどん強くなれてる気がするよ!」
イ「あぁ、実感するよ。その証拠にデュース デビュー戦にアイビーSをしっかり取れている」
ド「それこそイクちゃんもデビュー戦凄かったよ」
イ「まだまだ…これからさ」
ド「そうだね。ここから!」
二人のウマ娘が決意を固め、河川敷を走っていく
昼 トレセン学園内 食堂にて
ド「やっとお昼だー!」
食堂へ一目散に行き 特大盛りの料理を注文する
ド「うーん!ここの料理本当においっしぃーー!」
ジオグリフ「ドウデュースさん お隣よろしいですか?」
ド「ん? !ジオグリフさん!ちょっとまっててくださいね」
ドウデュースは山盛りになっていた料理をひとつたいらげ、スペースを作った
ジ「ありがとうございます。ドウデュースさん 聞きましたよ。デビュー戦から連勝、おめでとうございます」
ド「!ありがとうございます!ジオグリフさんも確か、デビュー戦から札幌の方で」
ジ「えぇ、私も勝利を重ね、新たな1枚絵を作れました」
ド「…?1枚絵?」
ジ「はい、私絵を描くことが好きなんです。特に自分が走っている時の光景を描くことが」
ド「光景…」
ジ「えぇ、昔から勝っても負けても、レースを走るごとにその中で1番印象に残ったシーンを絵に描くんです」
ド「へぇー 例えばどんな絵を?」
ジ「ではこちらを、実物ではなくそれを撮ったスマホの写真になりますが」
ド「わぁ!すごい綺麗な絵!これは…ゲートの中の光景…ですか?」
ジ「はい。この絵はデビュー戦の時の絵になります。トゥインクルシリーズでの初めての出走、その緊張からこの絵を描こうと」
ド「分かります!初めてのレースってすごく緊張しますもんね!出遅れちゃったらどうしよーとか思ってましたもん」
ジ「…自分が走れば走るほど自分の中での名シーンを絵に残せる、その景色を色んな人に見てもらい、その絵から感じる情景を感情を体験してもらいたいって思うんです」
ド「わぁぁ…」
ジ「そして次の絵を構想しているのです」
ド「次の絵?」
ジ「朝日杯です」
ド「!朝日杯… クラシックレースの皐月賞じゃなくて?」
ジ「えぇ 今私が描きたい光景がきっとそこにあるから」
ド「…」
チームスピカ 部室
ド「…」
トレセン学園内 中庭
ド「朝日杯…」
朝日杯フューチュリティステークス
ジュニア級ウマ娘が挑める唯一のGIレース
ド「…今まで、皐月賞だけに注力していたけど…」
私自身、今の実力をどれだけ通用するのかを試してみたい気持ちがあった
ド「…いや 迷うぐらいなら……」
チームスピカ トレーナー室
ドドドッ
ド「トレーナーさん!」
ト「どわぁ!び、びっくりしたぁ どうした?デュース」
ド「私!朝日杯フューチュリティステークスに出たいです!」
ト「!…理由を聞いてもいいか?」
ド「…今の私の実力を試してみたい。そしてそれを試せる機会あるなら、それを使わないおくのは…もったいないって思っちゃうんです!」
ト「…ちなみに皐月賞は」
ド「もちろん挑戦します!」
ト「今までのローテ以上の練習になるかもしれないが」
ド「覚悟の上です!!」
ト「…わかった!!トレーニングの組み合わせなどは俺に任せろ! デュース!お前はレースに集中しろ!」
ド「!はい!」
トレセン学園内 グラウンド
ド「練習よろしくお願いします!」
スペ「はい!頑張って行きましょーっとその前に 今回特別講師を連れてきました」
ド「講師?」
スペ「朝日杯はチームスピカはまだ誰も取ったことが無いレース ですので経験者からの教えがあったらいいかなぁと思って連れてきました!」
グラスワンダー「よろしくお願いします。ドウデュースさん」
ド「!グラスワンダーさん あの…」
スペ「グラスちゃんと私で練習をしていきます!その都度、走り方やペース 作戦などを考えていきましょう!」
グ「私が力をお貸しできるなら、喜んで」
ド「わかりました!頑張ります!」
グ「朝日杯は1600mとマイル級と短めです。今までの勝ってきた方々を見ると マルゼンスキーさん フジキセキさん サクラチヨノオーさん達など、逃げや先行のウマ娘が勝っている傾向があります」
ド「私は追い込みが得意だからペースによっては前に追いつく前に…って事ですね」
グ「えぇ、しかも今回の出走メンバーを見る限り、レース展開は少し早めな展開になる可能性があります」
ド「なるほど…」
グ 「ですので、仕掛けるタイミングが重要になります」
スペ「仕掛けるタイミング?」
グ「はい、恐らく最終コーナー時点でバ郡は固まってしまい抜け出せなくなる状態が生まれてしまうでしょう それらに埋もれないようにするための動きを覚えましょう」
ド「!はい!」
そうして朝日杯に向けての練習が始まったのだった
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