ウマ娘 プリティーダービー 逆襲の末脚   作:花タフ

4 / 6
第4R カイシン

12月19日 今 新たなる世代の一番星を決めるレースが始まる 朝日杯フューチュリティステークス

 

 

 

 

 

レース待合室

 

 

ド「わぁ…すごいCMが流れてる」

 

 

 

待合室の小さめなテレビに今日のレース朝日杯フューチュリティステークスのCMが流れる

 

ト「さて、デュース 今回がデビューしてから初のGIレースだ。ってことは何が必要だ?」

 

 

ド「!ついにですか!」

 

 

ト「おぅ これがお前の勝負服だ!」

 

 

 

ドウデュースの勝負服 デザインは白と灰色をベースとし、スカートにワンポイントな黒のリボンが付いている

 

 

 

ド「わぁ!すごい!」

 

 

ト「さて。ドウデュース!初GIという大舞台を目いっぱい走ってこい!」

 

 

ド「!はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

観戦場

 

 

スペ「ドウデュースさんも、もうGIレースに出るなんて、すごい躍進ですね」

 

ゴ「よーっしお前ら!後輩の晴れ舞台存分に盛り上げようぜい!」

 

マ「その気持ちはごもっともですが…その手に持っているものはなんです」

 

ゴ「マリモ」

 

テ「…なんでマリモなのさ」

 

ゴ「マリモポンポンで応援すんだよ!」

 

ウ「な、なんだぁそりゃ」

 

ト「何やってんだお前ら…」

 

キ「あっ!トレーナーさん デュースさんどうでした? 」

 

ト「あぁ、初GIとはいえあまり緊張しすぎてる感じでもなかったよ。肝が据わってたぜ」

 

 

イ「…」

 

 

キ「…?イクさん?」

 

イ「…!はい!なんでしょう?」

 

キ「あぁ ごめんね急に なんだか考え込んでたみたいだったから」

 

イ「あぁ…実は、情けない話 緊張してるんです。」

 

キ「え?」

 

イ「友のGIレース、もちろんデュースの実力は知ってます。そしてそれがここでも通用するほどに…それでも少しの不安が脳裏を過ぎるんです」

 

 

キ「なるほど…」

 

イ「すみません。こんな直前にこのような事を言ってしまって」

 

キ「全然!大丈夫だよ!…私もね 同じような事があったよ」

 

イ「えっ…」

 

キ「私も幼なじみのダイヤちゃん…あぁサトノダイヤモンドって子がいるの」

 

イ「えぇ…存じております」

 

キ「ダイヤちゃんは、当時サトノにおけるGI初勝利に向けて頑張ってたんだ。本当に毎日毎日、ダイヤちゃんが言うにサトノのジンクスってやつを壊したかったって」

 

イ「えぇ…そしてその年のクラシックレースで」

 

キ「そう!菊花賞を勝ち取った!…私もダイヤちゃんの今までのクラシックレース全部見に行ったの、あともうちょっとって事もあった、そして応援してる傍ら、もしかしたら…って」

 

イ「…」

 

 

キ「でも!ダイヤちゃんの勝利における気持ちや頑張ってきた努力を見てきたから、そんな気持ちはすぐに晴れたんだ 観客に立ったら、私がする、出来ることは、信じること!」

 

 

イ「!…」

 

キ「イクさんも、ドウデュースさんの頑張ってきた所や勝負への気持ちを1番近くで感じてきたんじゃないかな?」

 

 

イ「…ありがとうございます キタさん 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レース場 廊下

 

カツン カツン と出走メンバー達の蹄鉄の音が空間に響く

 

 

ド「ふぅ…」

 

 

ジオグリフ「ドウデュースさん、こんにちは」

 

ド「! ジオグリフさん」

 

ジ「本日は、よろしくお願いしますね」

 

ド「は、はい!よろしくお願いします」

 

 

ジオグリフさんが私に挨拶をした後レース場に向かっていく

 

 

ただ肌身でわかった この空間での闘争心のバチバチを

 

ド(そうだ。このレースは今までのレースよりもレベルが違うんだ…)

 

 

ド「…!」

 

 

パチン

 

 

私は両手で頬を叩き、気合を入れる

 

 

ド「よし!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レース場

 

 

実況「寒空の中、ここ阪神レース場で世代の一番星が決まるレースが始まろうとしています。」

 

 

実「注目ウマ娘は 1番人気 セリフォス デビュー戦からGII含め三連勝、ここで勝利し、4連勝を刻むのか、そして2番人気、ジオグリフ デビュー戦から連勝が続いており、GIという舞台で花を咲かせられるか、そして 3番人気 ドウデュース こちらもデビュー戦からの連勝、誰が勝つか全く予想できない レースになるのではないでしょうか」

 

 

 

 

 

〜阪神ファンファーレ〜

 

 

 

 

ド「!始まるんだ…」

 

 

ジ「…」

 

 

 

実「各ウマ娘ゲートに入っていきます。」

 

 

イ「…デュース 頑張れ」

 

 

実「さぁ各ウマ娘全員ゲートイン完了

 

さぁ新世代の輝く一番星は誰になるのか

 

朝日杯フューチュリティステークス…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガッシャン!

 

 

 

 

実「スタートしました!」

 

 

 

ト「よし!出遅れてはないな」

 

 

『(ドウ)デュース(さーん)頑張れーーーー!』

 

 

 

実「さぁ 少しバラついたスタートになりました、さぁ誰が逃げるか 最内 1番カジュフェイスが先頭で引っ張っていく展開になりました」

 

 

 

実「そして、1番人気セリフォス 3番手に位置しております そして後方にて、3番人気 ドウデュース 2番人気 ジオグリフがバ郡を、追っていく形になりました」

 

 

 

スペ「上手く自分の得意スペースに入れましたね」

 

ト「あぁ…だが1600mという短さがレース展開を左右する…自分のペースを忘れるな デュース」

 

 

 

実「さぁ 半マイルを過ぎ 45秒台とやや早いペースで展開されてきます」

 

 

 

ド(やっぱり、先行が固まる分 レース展開が早い。グラスさんの言った通りだ。 なら このままのペースで前に追いついていく)

 

 

ジ(やはり、ドウデュースさん 後方からの展開になりましたね なら私はあなたが仕掛けるタイミングを…)

 

 

実「さぁ カーブを曲がりきったら最後の直線に入ります ここで動くか!」

 

 

 

ド(ここカーブの終わりかけのタイミング)「!ここだ!」

 

 

ト「よし!いいタイミングだ!」

 

 

中段から外に飛び出し ドウデュースは仕掛けた

 

ジ「!来ましたね ここからです!」

 

 

 

 

実「さぁ直線 大外からドウデュース ジオグリフが仕掛けに出た!その内 セリフォスが飛んでくる!」

 

 

ジ「ここからもっと…っ!」

 

 

ジオグリフは前のウマ娘の接触を避けるため外に膨らんでしまった

 

 

ジ「っ!まだまだ!! っ!」

 

しかし その僅かな膨らみが 前との差を産んでしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

ド「やぁぁぁあ!」

 

 

実「さぁ!最後の直線 セリフォス!ドウデュースが先頭争いだ! セリフォスか!ドウデュースか!」

 

 

 

 

ト「いけぇーーー!デュース!!」

 

 

 

イ「いけ!デュース!」

 

 

 

ド「やぁぁぁぁあ!」

 

 

実「ドウデュースだ!ドウデュースだ!ドウデュース 1着でゴーーールイン!!」

 

 

 

 

 

 

 

わぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ

 

 

 

実「ドウデュース 初GIを勝ち取り見事三連勝 今。世代の1番星の輝きを放っているのは ドウデュースだー!」

 

 

 

 

 

ド「はぁ…はぁ… っ!やったぁーーーーーー!」

 

 

 

キ「おめでとう!ドウデュースさーん!」

 

 

イ「…さすがだ デュース 私もつづかなくてはな」

 

 

 

 

ジ「はぁ……はぁ……」(…最後の直線 膨らみすぎて 前に追いつくまでに離されてしまった…

いや…それ以上に、ドウデュースさんあなたのその末脚 並大抵のものではなかった)

 

 

 

 

ジ「おめでとうございます ドウデュースさん」

 

 

ド「!ジオグリフさん」

 

 

ジ「…今回は負けてしまいましたが、まだ私は筆を止めることはありません」

 

 

ド「!」

 

 

ジ「皐月賞 そこで必ずあなたにリベンジします」

 

 

ジオグリフはドウデュースに手を伸ばす

 

 

ド「!…もちろん!私も負けないよ!」

 

ドウデュースはその手を取り握手をとる

 

 

ジ「!」(…今日のレースでの1枚絵 まさかこのシーンになるなんて)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジオグリフ 寮部屋

 

 

ジオグリフはスケッチブックに日課の絵を描いている

 

 

△△△「おや?ジオグリフさん 今日も絵を描いているんですか?」

 

ジ「はい 今日のレースは今まで以上に創作意欲を掻き立てられました」

 

 

△△△「…?でも見た感じ 描いてる光景…レース中じゃないんですね」

 

 

ジ「えぇ…今日はこの光景が1番印象深かったんです よし いかがでしょう ズオンさん 会心の出来だと思っています」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スターズオンアース「おぉ!これってやっぱり ドウデュースさんですよね」

 

 

 

そこには握手をした時の笑顔なドウデュースの絵が描かれていた

 

 

ジ「えぇ…そして 今回の題名は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライバル」

 

 

 

 

 

 

 




最後まで読んでくださりありがとうございます!
もしよろしかったら評価、感想などしてくれるとありがたいです
次回も楽しみに

お知らせ
今回や今後のレースでの書き方について、 今後レース展開などの書き方は基本メインや焦点が当たるキャラの描写を中心的に書いていきます 史実実況を参考に実況ゼリフなどは考えています その分今後そこだけにしか名前が出てこない実馬があることをご了承ください。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。