第3話 我流の戦闘術
さて、今俺は今日の勉学を終わらせた後、組織の事務仕事をしているピスコの元に行って、俺に武器の扱いなどを指南してくれる人を紹介してくれないかとお願いしに行ってきたのだが。
「うーん、すまんが普通に無茶な要望だから無理だ、その代わり最低限勉学に励んでくれるなら好きなように自主鍛練に励んでいいから、これについては潔く諦めてくれエレーナよ」
とピスコは少し難しそうな表情を浮かべながら淡々と無理だ諦めてくれとお願い事を却下されてしまったのである。
「えぇ何でダメなんだよ親父殿、武器の扱いとかを指南してくれる人を紹介してくれてもいいじゃないか」
一応ダメもとで一体何でダメなんだよっと俺は不思議そうに首を傾げながら、再び武器の扱いを指南してくれる人を紹介してくれと頼んでみたが、結果はどうあがいてもダメだと言うピスコの拒否だった。
「まぁエレーナよ、何でダメのかについてだが、これはまぁ極々単純すぎる訳が存在する、そもそもお前のが出した要望に叶う水準に届きうる指南者との伝手など、組織は有していないからだ、全く思わず頭を抱えたぞ、至近距離で銃弾を躱せるか切り捨てれるぐらい強いのが良いと言った時は」
とピスコは頭が痛そうに自身の額を手で押さねながら、俺が要望して出した条件に当てはまるほどの実力を有した指南役との伝手が組織には無いから紹介できないと語って来る。
「まぁ組織としての伝手は無いが、まぁ個人的な伝手などを全て使って隈なく探していけば、恐らくエレーナの要望に叶う指南役を探し出せるだろうが、如何せんそういう連中はどこかに所属しているか、気難しい孤高の立場をとっておるし」
「あぁそうだよな、そもそも俺が出した指南役の要望を満たせる奴なんて、それこそどこかの反社会に所属しているのが普通かぁ」
「まぁそれもあるが、そもそも他の幹部連中に要らぬ疑いを持たれる危険を冒したくない」
とピスコから少し疲れを含んだような苦笑いを浮かべながら、そもそもの話だが、下手に個人的な伝手を使って行動していると、組織に所属する他の幹部連中に要らぬ疑いを抱かれる危険を冒したくないと言う、至極まっとうな理由を告げられる。
「そういうことならしかたないかぁ・・・あぁこれからも我流で鍛え続けるしかないのかぁ」
と俺はピスコからそういう危険性などがある為、俺の要望に叶う指南役を用意することは無理だと言うことに納得はしたが、つまりこれからも淡々と一人で試行錯誤をしつつ鍛え続けるしかないことが決まった瞬間でもあった。
確かに要らぬ危険を冒すぐらいなら潔く諦めるしかないだろうけど、今後も我流で試行錯誤を繰り返しながら武器術や格闘術などを鍛え上げて行くしかないのだろう。
と言った感じでピスコに俺のお願いは断られて、武器の扱いとかを指南してくれる人を残念ながら得られなかったので、俺は我流で自身の戦闘スタイルなどを自力で編み出さないと行けなくなった訳だが。
まぁ幸いにもピスコから最低限勉学に励んでくれるなら好きなように自主鍛練に励んで良いと許可をもらえたので、今までよりも多くの時間を筋トレや鍛練に次ぎこめるようになった。
なので、今後の目標としては自身の戦闘スタイルを確立させることを目指して、様々な武器術と格闘術を試し試しに組み合わせながら、一体どれが一番自身の肌に合う戦い方なのかを試行錯誤していく。
時に剣術と槍術を時に鎌術と鎖術を時に棒術と武術を様々に組み合わせを変えながらこの戦い方で極めていきたいと思えるものを探して探して探しながら常に技を身体裁きをどこまでも妥協無く鍛え積み重ね続けて行く。
そしてただ一人で黙々とやっていても空論上でしか成功しない戦い方を編み出しても仕方ないので、組織からの仕事を終えて暇をしていたアイリッシュを捕まえて、俺の稽古相手及び試し相手になってもらったが、何故かアイリッシュから「これが11歳の餓鬼が出来る動きかよ、どこまで強くなる気だ」とドン引きされてしまった。
そんな感じで、色々と試しながら自身の肌に合う戦闘スタイルを探り続け、ピスコにお願いを断られたことで、我流の戦闘スタイルを編み出すことになった日から、2年もの月日が経過した頃にはある程度満足できる程度には自身の戦闘スタイルを編み出すことが出来ていた。
それは東洋に存在する様々な殺人剣術と応用性の高さから鎖術を組み合わせた戦い方である、俺自身が想定する内容としては鋼鉄の重しを取り付けた鎖を自在に操り、相手を拘束及び打撃によって怯ませた隙を突いて近距離まで接近し。
自身が鍛練時に愛用している真剣の太刀を振るって次々と対象を切り捨て行くと言う、銃火器を装備した集団を一人で相手することを想定した俺が考え自身の身体能力を鍛え続けたことで出来上がった我流戦闘術である。
これも時々稽古及び試し相手として協力してくれたアイリッシュのおかげである、まぁ時々威力の加減をミスったせいで、アイリッシュがアニメや漫画のように宙へと舞ったり、組織が運営する訓練場の地面突き刺さっていたけどね、いやぁ毎回ミスった時はアイリッシュから「筋肉女手加減を知らねえのかよ殺す気かぁ」と罵倒が良く周囲に響いていたものである。
だが、これでは何もかにも物足りない、何せ俺的にはようやくスタートラインに立てているだけなので、俺の予測としてはもし現状の実力で石川五ェ門に無謀にも戦いを挑みに行ったとして、そこらの有象無象と同じく一刀にて特に興味を覚えられることもなく雑に切り捨てられて終わるだろうし。
名探偵コナン世界で無手において最強と謳われる京極真と勝負となれば、多少戦いは成立するかもしれないが、最終的には一撃で俺の顔面が潰されて、無様にも敗北すること間違いなしだとそう予測している。
なので今後としてはこの我流の戦闘スタイルを極めていく段階に入っていくだろうが、ただこれまでのようにただ筋トレや武器術の鍛練をするだけでは限界があるし、ここから先はピスコにお願いして殺しの仕事などを廻してもらい、実戦で試していくしかないだろう。
と言ったところでここまでです。
ピスコにお願いしましたが、ダメでした、理由は言われた通りで他の目を気にした結果です、まぁ疑われたり隙があれば撃たれる可能性がある職場だからね、しょうがないね。
そしてオリ主は13歳で、様々な武器術と格闘術を覚え、その中から肌に合うと言うっか得意な剣術と鎖術を組み合わせた我流の戦闘術を修得させました、尊いアイリッシュの犠牲でおかげですw。
あとは組織から来る殺しの仕事などこなして行き、我流の戦闘術を磨かせるだけですね。
次の投稿ですが、まぁ一週間以内には出したい所存です。