書いている内に長くなったので、前半中半後半と言った感じに分けて投稿して行くつもりです。
第5話 首切りの始まり
さて、今俺は引き受けた仕事の標的対象であるマフィア家の一家を皆殺しに為に、彼らの本拠地である屋敷から程近くに存在する山の茂みから屋敷の様子を望遠鏡を使って伺っている最中だ、それと近くに乗ってきた黒ずくめの軽自動車一台と運搬トラック一台が止まっており、そして運転手と後始末要員として、手が空いていた組織の下っ端を10数名ほどここに引き連れて来ている。
ちなみに今着ている服装は顔を隠すためにのっぺらな黒いお面を貼り付け、上半身は黒いノースリーブを着ており、その上から黒いハーフジャケットを着重ね、手に黒い滑り止め付き手袋を着けており。
下半身は動きやすいように黒いショートパンツを履き、靴下は黒いストッキングを履いてある、そして靴は鋼鉄製の板が取り付けられた黒いローファンを履いている。
それと今回俺が持参した武器は玉鋼で鍛えられた太刀と、範囲攻撃用に両方の手首に巻いてある鎖と、投擲用のナイフ30本をハーフジャケットに仕込んでいる。
「ふむ、屋敷の敷地内で巡回している警備人数は数えた感じ大体40人から50人ほどかぁ、つまり交代制で屋敷内で警備している人数と休憩している人数などと合わせれば…だいたい150人ぐらいか情報道理だな」
と俺は望遠鏡から屋敷の敷地内に居る警備の人数を数えつつ、そこから屋敷内にも居るであろう警備人数などを推測しながら情報と齟齬がないかを確認する。
(紙束に書かれていた情報と齟齬は無い感じか、それじゃあ雑魚共は適当に切り捨てにして、あとマフィア家の一家は父親1母親1子供3だから5人か、初めての殺しの仕事だから記念に残る形で始末したいけど、どんな感じが良いだろうか?)
と俺は紙束に記載されていた情報に齟齬がないことを確信したところで、邪魔になりそうなマフィア家の構成員を切り捨てることにし、今回の標的対象であるマフィア家の一家についてはどんな風にして始末しようかと考え悩む。
俺が初めて引き受けた仕事の対象なので、記念に残るように綺麗に始末したいのが大前提だから、うーんそうだなぁ…切り落とした頭をホルマリン漬けにして部屋に飾ろうかな、良いインテリアになるはずだろうし。
「あのぉエレーナさん、全員の武器防具の装着し準備が整いしました、命令があり次第いつでも戦闘を行え得ます」
と連れて来た下っ端の一人が今回連れて来た10数名の武器防具の装着が完了したことと、命令があり次第いつでも戦闘が行えることを報告してくる。
ちなみに今回連れて来た下っ端の見た目だが、黒色の目出し帽を被り、黒色のタートルネックを覆うように黒色の防弾服を着こみ、下は黒色の分厚い長ズボンに、足は灰色の登山用の長靴を履いており、印象的にも中東辺りのテロ組織に似た格好だと言える。
そして彼らが手に持っている武器などはカラシニコフやロケットランチャーにアサルトライフルと統一感無く色々な銃火器類が見られる。
「あぁ全員装備の準備ができたのね、そうじゃとりあえず俺が単独で屋敷の敷地内に連中を始末するから、敷地外に逃げ出た奴が居たらそっちで処理していてくれ」
「はい、承知しましたってうん?えぇ?あのエレーナさん今単独って言いました、武装した50人が巡回しているあの屋敷に僅か一人で向かって行くなんて、そんなの無茶ではないですか!?」
と俺は連れて来た全員装備の準備が終えたと言う報告を受けてたので、とりあえず自身が単独で屋敷の敷地内に居るマフィア家の構成員を始末するから、敷地外に逃げ出した奴を処理していてくれと指示を下す。
すると下っ端は最初は了解しましたと返事をしたが、すぐに俺が言った指示に驚きの声を上げて戸惑いながら一人で武装した50人が巡回する場所に行くのは無茶ではないかと言ってくる。
まぁ確かに下っ端からすれば俺の行動は無茶でしかないだろう、常識的に考えて刀一本で銃火器で武装した50人に挑むとか正気の沙汰ではない、だが俺からすればあの程度の連中を一人で問題なく始末できないような強さでは、この怪物どもが蠢く裏社会を生き抜いていけない。
「あぁー大丈夫大丈夫そんな心配ないって、あの程度の連中なら俺一人で片づけられるし、この程度も出来ないようじゃ話にならないからねぇ…とりあえず掃除終わったら連絡するから、それまで敷地外で待機しててねぇ」
と俺はあの程度の連中なら俺一人で片づけられるからと下っ端を落ち着かせつつ、終わったら連絡するから、それまで指示したとおりに屋敷の敷地外で、待機していてくれと改め命じる。
そして俺は下っ端から少し離れた位置まで移動すると、準備運動とばかりに軽く足腰の柔軟体操をやってから、凡そ数十mもあるであろう木々の頂上にある枝へと目掛けて跳んで着地して、そのまま勢い良く木々の間を飛び移って音もなく移動しながら山を下って行き。
そして標的対象が居る屋敷の敷地を囲っている高さにして15m程はあるであろう石壁の近くまで到着すると同時に、俺は太刀を握りしめながら居合の構えをしてから、凡そ一呼吸にも満たない程の速度で鞘から抜刀して、目の前に聳え立つ高さ15m程の石壁を豆腐様に細切れにして、屋敷の敷地内へと侵入する。
「なっなんだぁおいおい壁が細切れになって、太刀を持った黒い衣服の少女が侵入してきた、誰か襲撃だぁ襲撃がぁぐぇ!?」
「おっとそれ以上は駄目だぞって、あぁまさか侵入してすぐに目撃されるだけでなく、襲撃自体も周囲に知らされてしまっとは運が悪いな」
巡回にて偶然か或いは運悪く石壁を太刀で細切れにして侵入してきた俺を目撃したマフィア家の構成員は驚きの声を上げて侵入者だと周辺に居る構成員へと襟元に取り付けられたマイクへと叫んで知らせているので、俺は咄嗟に太刀を振るって侵入を知らせているマフィア家の構成員の首を切って、頭と胴体をさよならせて、それ以上叫んで知らせることが出来ないようにする。
とりあえず俺の存在を知らせた奴の首切って殺したけど、これが人を切った感触かぁあーこれは中々ちょっと気を引き締めないと、背徳感と高揚感で夢中になりそうだったな、気を付けないと。
と言うか今の知らせで、巡回中だったマフィア家の構成員がここに向かって集まって来るよな。
「速攻で侵入がバレたけど、まぁ別に良いか、どうせ全員殺すんだし、そんじゃ敷地内にいる連中を片づけるか…」
と俺は侵入がバレたことについて特に気にすることでもないかと思い、続々と俺が居る場所へと向かって来ているマフィア家の構成員がざっと15人ほど見えた。
「居たぞ知らせにあった侵入者だ、しかも刀を持った餓鬼が一人だ、蜂の巣にしてやれぇ!!」
「どりゃあ、ここが一体誰の屋敷だと思ってやがる、舐めやがって皮を剥いで吊るしてやる!」
と駆けつけて来たマフィア家の構成員達はマシンガンを構えて射撃してきたので、俺は咄嗟に自身に当たりそうな銃弾などを太刀で弾いたり切り落としたしながら全速力で走り向かって行き、そしてそのまま流れる川のようにゆらりと身体を揺らしつつ太刀を振るって、次々とマフィア家の構成員達を切り捨てながら敷地内を走り廻るのだった。
と言った感じで、ここまでです。
とりあえず襲撃前から襲撃開始までの様子を書きました。
オリ主の恰好などはアウトロー風なストリートファッションをイメージしながら選んだ感じです。
そして連れて来た組織の下っ端の恰好ですが、こういう敵対勢力での襲撃ってどういう格好でするんですかね、とりあえずテロ組織ぽい感じのイメージで恰好を描写しましたが、合っているかどうかは不明です。
まさか、アニメや漫画のように防弾服もなしに黒スーツで襲撃とかじゃないと思うし。
次回より戦闘が始まると思いますが、まぁ内容的には戦国無双みたいな光景になりそうな予定です。
とりあえずオリ主の戦闘スタイルなどを紹介したいので、中半は敷地内にて太刀での戦闘を描写し、後半は室内での鎖振るいで戦闘を描写していくつもりです。