第7話 首切りの室内
「来たぞぉ!!愚かな侵入者だぁ蜂の巣にしてやれ、一斉射撃!撃ち殺せえぇぇ!!」
と偉そうな恰好をした奴が怒号を上げながら大きく腕を振り上げてから振り下ろすと共に、待ち構えていた凡そ数十人のマフィア家の構成員達は巨大な両扉を蹴りで破壊して侵入してきた俺へと目掛けてマシンガンによる一斉射撃を開始する。
(おーやっぱり玄関前で待ち伏せしてたなぁ)
だが俺は屋敷内へと侵入する前から聞こえていた足音などで、既にマフィア家の構成員達が雁首揃えて玄関前で待ち伏せしていることは把握していたので、俺は両手に巻き付けていた鎖を円を描くように振り回し続けることで、自身へと浴びせられ続けている銃弾の雨嵐を全て弾き続ける。
「さて、そろそろ弾切れて銃撃が収まり始める頃かかな、よっとおりゃあ消し飛べぇえ!!」
そしてどんな銃火器であろうと必ず弾切れは起こるので、マシンガンを撃ち続けていたマフィア家の構成員達の射撃が途切れたと同時に、俺は一瞬の間を逃さずに円を描くように振り回していた鎖を力一杯大きく振るいきった瞬間だった。
振るわれた鎖の先端は初速の勢いにて音速の壁を容易に突破し、周囲に凄まじいソニックブームをまき散らしながら、半範囲にして凡そ55m内に有ったすべての物体が、振るわれた鎖によっ木端微塵に破壊されていく。
当然ながら玄関前の近くでマシンガンを構えていたマフィア家の構成員達は、その肉体を消し飛ばされ、周囲に血しぶきと肉片をぶちまけることとなり、それは蹂躙と言うべき光景だった、かつて豪華な装飾品で飾れていた玄関ホールには人間だった物体の肉片がこびりつき、赤黒い血しぶきが豪快に内装を汚し染めていき、綺麗だった石タイルの床には赤黒い水溜まりと赤い肉片が散乱している。
「ひぃいいい、あぁ、あぁ血がぁ肉片が着いて、頭が頭が逃げぇ、うがはぁ!?」
と偉そうな恰好をしていた奴は自身に付着した肉片や、その場に転がる血まみれの頭などを見たことで、悲鳴を上げて泣き叫びながら、その場より逃げようともがいていた、そしてよくよくそいつの顔を見てみるとマフィア家の標的対象である家族の一人だったので、俺は咄嗟に鎖を振るってその偉そうな恰好をしていた奴を頭を潰さぬように胴体を狙って叩き潰して始末する。
「よっとぉ、これで標的対象の内一人を始末完了っと、ちゃんと忘れないようにバツ印を記入しておかないとねぇ」
と俺はそう呟きながら紙束に記載された標的対象の一人に始末完了示すバツ印を記入してから、周囲を見渡してみたところ、どうやら偶然にも倒れ伏したことで生き残ったマフィア家の構成員達の姿が数人ほど有ったので、俺は淡々と容赦なく追撃として鎖を振り下ろして叩き潰して、一人残らずちゃんと始末し終える。
「ふむ、やっぱ多少荒く鎖を振り回して扱っても、比較的に多数からの銃弾を弾きやすいし、隙を見て中距離からの広範囲に攻撃とかができるから雑魚一掃に便利で利点だね、ただある程度広い空間が無いと扱いにくいのが難点かなぁ」
と俺は武器として振るった鎖についての利点と難点に関する感想を呟きながら、鎖に付着した肉片などを軽く落とせるだけ落としてから、解いた鎖を再び腕に巻き直しつつ、無残な死体が散乱する血塗れの玄関ホール内を歩いて進んでいく。
「さて、確か屋敷の見取り図に記載されていた標的対象の部屋は……あぁちょっと屋敷の見取り図表を見るか」
と俺は事前情報に記載されていた屋敷内の見取り図を思い浮かべようとしたが、全然思い出せなかったので、持って来ていた紙束からこの屋敷の見取り図を確認しながら、玄関ホールを抜けて、屋敷の中央廊下へと移動していく。
まず、この屋敷の一階の見取り図は中央に廊下が続いており、右側に台所室と大食堂が存在し、左側には倉庫室と住む込みで働く構成員向けの宿舎室があり、そして中央廊下を真っ直ぐに二階へと続く大階段に隣接する場所あるようだ。
そして今俺が居るのが中央廊下なのだが、そこにもマフィア家の構成員が居たのだが、どうにも服装が先ほど戦っていたマフィア家の構成員の服装だった茶色や黒色のスーツ服ではなく、ヴィクトリア式の使用人服を身にまとっていた。
恐らく、この屋敷での食事及び雑用などの仕事を管理している使用人だろうと思われた、現に敷地内や玄関ホールでは見かけなかったし。
「あれは巡回組から連絡にあった侵入者だ!?」
「何でこんなところに、玄関ホール組は何をしているの!?」
とマフィア家の使用人達は慌てた様子でそう叫びながら、スカートをめくりあげながら脚に取り付けたレッグホルスターからS&WM39だと思われる暗殺用拳銃を取り出して、一切迷いなく発砲してきた。
俺は咄嗟に自身に飛んでくる銃弾を抜いた太刀で弾いたり切ったりして防ぎつつ、マフィア家の使用人達を淡々と切り捨て、その床を赤黒く染め上げていく。
射撃の正確と身体裁きからして戦闘訓練を積んでいるようで、恐らく組織に居る使い捨ての構成員よりも強いことが伺えるが、俺からすればドングリの背比べと同じだったので、特に苦労することもなく中央廊下で出くわしたマフィア家の使用人達全員を始末し終える。
(うーん動きの範囲が制限される廊下内だったけど、特に苦戦せずに終わったな、まぁこんな雑魚に苦戦してたら、魑魅魍魎の裏社会で生きていけないから別に良いのだけど)
と俺は特に手ごたえもなくマフィア家の使用人達を処理し終えたことに、欲求不満を抱くがこの程度の連中に苦戦しない程度には強くなっているんだと内心に言い聞かせながら中央廊下を通って二階へと続く大階段へと到着する。
「これ以上好き勝手にはさせねぇぞこあべばぶがぁ!??」
「おーこいつ重要標的対象じゃん、サクッと容赦なく殺さないとねぇ」
と二丁の拳銃を構え黒い毛皮コートを羽織っている青スーツの男こと略称して二丁持ち青男が二階へと続く大階段の先から強キャラ溢れるポーズをしながら現れた、そしてそいつがこのマフィア家の次期後継者と言う標的対象でも重要人物だと瞬時に判断して本気を出す。
俺は一切容赦なく黒いジャケットに仕込んでいた投げナイフを五本ほど胴体へと目掛けて瞬時に投擲したところ、二丁持ち青男の胴体部へと深々と突き刺さって命中し、そのまま呻き声を上げながら足を踏み外して大階段の上から下の床にまで転がりながら落下し、倒れ伏していた内に太刀を抜いてそのまま頭部を突き立てて止めを刺す。
一切容赦せず瞬殺する結果となったが、別に二丁持ち青男が弱かったわけではない、現れた時の動きの機敏さや、二丁の拳銃を構える速度からして、恐らくアイリッシュよりも強い手練れだっただろう。
あれ?やっぱり弱い奴だったかも、少なくとも俺からしたら、ただの雑魚だし合ってるわ。
「ふーあっさりと倒せたな、これで残りの標的対象は三人かぁ」
と俺は残りの標的対象が三人になったことを呟きつつ、大階段の前の床で倒れ伏している二丁持ち青男の死体を跳び越えて、屋敷の二階へと昇って行くのであった。
と言ったところでここまでです。
室内戦はどうでしたでしょうか、とりあえず現時点での実力で、行えそうなことやらせてみましたが、書いてて思ったのは見た目は派手だけど、無難に考えるなら片手の鎖だけ解いて振り回した方が良かったかもっと思いました。
そんで、今回で標的対象を二人始末したので、残り三人となりました、さっさと片づけたいですね。
あと今回大階段で出会った二丁持ち青男についてですが、オリ主も語ってましたがアイリッシュよりも普通に強かったですし、巧みに扱う二丁拳銃は並の相手では相手にもならない強者と言える存在だったのです。
もし名探偵コナン本編に居れば主力になるほどの人物でしたが、まぁ相手は強者を狩る怪物だったせいで、何もできずに瞬殺されてしまいました。
正直続ける気力無いけど、参考程度にオリ主の今後どんなルートに進んで欲しい教えてください。
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犯罪家業を忠実にこなす:仕事人ルート
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犯罪に快楽を抱いてこなす:殺人鬼ルート
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組織から秩序側に寝返る:裏切りルート
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シンプルに打ち切りで終われ:死亡ルート