産廃レ級   作:Верный510

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 どうしても眠く、ついに倒れたところまでは覚えている。

 だが、そこから目が覚めたであろう景色がおかしい。

 満天の星が瞬く夜である。

 何処だここは?何で若干が揺れているんだ?なんかやけに背中が冷たいのは何故?

 考えれば考えるほど、何かよくわからない。

 とりあえず、寝ることにした。

 もしかしたらこれは夢で、もう一回寝れば直ると思ったからである。





産廃レ級は

 

……

 

 

………

 

 

 

 

 

 

 

「寝てますねこれ」

 

「おーい起きろー」

 

 

 という声がうるさかったので、レ級は目を開ける。

 目を刺す太陽光が痛い。暫くしたら明るさに慣れて、声をかけていた人物をレ級は見た。

 

「…怒ってる?」

 

 チ級と、リ級だった。リ級の方は、何故か短パンを履いている。

 さらに周りを見ると、ル級が2隻、イ級が4隻いる。謎の編成である。

 

「Eliteのチ級とリ級…」

「知ってるんですか!?」

 

 知ってるも何も、レ級の推しの2隻である。正直とても興奮しているが、平常心を保ちながら質問した。

 

「…君達はなんでここに?」 

 

 レ級の問いに、チ級は説明を始めた。

 要約すると、【自分たちは深海棲艦の残党であること、深海棲艦はとてつもなく劣勢であること、人類側は新しい艦娘を次々と生み出していること、そして仲間と合流するために協力してほしい】ということだった。

 

 どうしよう。死ぬ未来しか見えない。

 

「…まぁ、わかった」

 

 その一言で、喜ぶリ級とチ級。ル級達も心なしか表情が柔らかくなっている。

 イ級は…よく分からない。

 

「それで、どっちに行けば良いんだ?」

「わからん」

 

 どうしよう。先が見えないこの艦隊。

 

「多分、戦線より人類側に入り込んでいるんだとは思いますが、詳細な場所はわからないんです」

 

 周りを見渡しても目を背けたり、チ級の声に頷いたりしている。

 

「まぁとりあえず進めば何とかなるだろ」

 

 

ーーーーーーー

 

 

 進み方は簡単だった。普通に歩くようにしたら進めたのだ。また、尻尾も便利で、見ている方向が自分にも見える。

 視野が広がった感覚である。同じ方向を向けば、さらに先がよく見える。

 

「こいつは意思を持ってるんかな?」

 

 尻尾と見つめ合うレ級。何となく自分の姿が見えるので、何とも不思議な感覚だ。

 

『ギャウ』

「おおう!?」

 

 喋った、というより鳴いたの方が正しいか。

 どうやら意志はあるらしい。

 

「なにしてんの?」

 

 後ろでリ級に鼻で笑われた気がする。

 

「そっそれよりこのまま進んで大丈夫なのか?私は陣形とか何も知らないんだけど…」

 

 いくらレ級でも、その辺の知識は無い。だから何分後に向きを変えて進むような動きはせず、ただひたすら直進している。

 

「人類側は超優勢なんだよね。わざわざこんな自陣にまで警戒はしてないだろうよ」

 

 平然と言うリ級。経験に基づくものなのか、それともただの勘か。

 後ろのル級2隻とチ級とイ級達は無言で付いてくる。ただひたすら直進しているにもかかわらず、意見一つ言わない。

 あと夢じゃないことは分かっているが、スルーする。

 

 深海棲艦の反応を見て、レ級は信頼されていると思うことにした。

 

 あまり事態も飲み込めていないが、進む。

 

 何かが起きるまで。




 アニメ版しか知らないので、口調やキャラ崩壊が起きたらすみません!
 あと文章は下手くそです。読みにくかったら申し訳ありません。
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