天笠キヤは親友君を堕としたい 〜異常TS性癖者によるマッチポンプヤンデレ育成計画〜   作:ゆきゆき@TSっ娘

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Ep.2 愛情はドロドロしてる方がへばりついて離れないのでお得、あと利用もしやすい(キヤ談)

 

 こんにちは、天笠キヤです。

 私は今、親友君の家……ではなくデパートにいます。

 

 

「もう、キヤったら……女の子なんだからもっと可愛くしないとでしょ?」

「うぅ……なんでオレがこんなことに……」

「あ! これとかいいんじゃない?」

 

 彼女の名前は絆裂(きずなさき)カナ。私も含め、みんなからはカナと呼ばれている。

 

 彼女は私の予想通り、TSモノのドテンプレみたいな流れで私をデパートに連れてきた。

 

 

 いいね、予想以上にうまくいっている。女子の友達枠をこの子にしておいて良かった……ま、私の友達選択に間違いなどあるわけがないけどね。

 

 そんなことを内心で考えながら、彼女の着せ替え人形となる私である。

 まぁ確かに似合ってるけどさ、この服もう持ってるんだよね……

 

 

 それから2時間程度、私たちは買い物を行なっていた。

 

 

◇◆◇

 

「あっ! これとかどう!?」

「い、いやオレはそんな化粧なんて……」

「しなさい!」

 

◇◆◇

 

「下着も買わなきゃだね!」

「ふえぇ……」

 

◇◆◇

 

 

 ふえぇ……^^

 

 中々楽しかったよ、カナちゃん。

 

 私は親友君を依存させたいとは言っているが、その根本はやはりTSモノから来ている。

 

 なのでこういうイベントができて私は嬉しいのだ。控えめに言って絶頂している。

 

 と、そんな感じの帰り道。

 

 私とカナちゃんが2人で道を歩いていると、コウ君が前の方からやって来ているのを見つけた。

 まぁ私がこの時間帯になるよう2人をそれとなーく誘導したからだけど。

 

 

「えっ……キ、キヤ? それにカナも、どうしたのそのおっきい袋」

「えへへー、キヤ君は女の子初心者だからね、私が買い物に付き合ってあげたのです!」

「う、うぅ……本当にやめて……流石に恥ずかしいから……!」

「お、おう。分かったからあんまり睨まないでくれ」

 

 私がちょっと恥ずかしそうにしてやれば、彼はすぐに目を逸らした。その様子を見てカナちゃんはほんの少し頬を膨らませている。

 

 

「つーか、なんで女になったんだよキヤは。いくらなんでもおかしくね?」

「そういえばそうだね……原因とかって分からないの?」

「分からないんだ。お医者さんに聞いてもダメで……なんなら本人か疑われちゃったんだ、あはは」

 

 ここで微笑しながら少し俯くのがポイントである。

 想定通り、2人とも少し曇ったような表情をしてくれた。イイね!

 

 ちなむとここで話した医者関連の話は全て捏造である。面倒なのでその辺りはまだ行っていない。ニュースにされても困るし。

 

 

「で、でももう大丈夫だから! コウ君もあんまり心配しないでくれて大丈夫。ひとまず治るまではなんとか過ごすからさ、ね?」

「なぁ、それ……本当に治るのか?」

「き、きっと治るよ! ……たぶん」

 

 空の雲が少し増えてきた。うまい!うまい!

 だが味がまだ薄い……もっと欲しい。モットヨコセェッ!!

 

 おっといかんいかん、内なる邪悪さんが目覚めそうになってしまった。

 私は心の中へと邪悪さんを閉じ込めた。私のような愛の化身にそんなモノは不要である。

 

 自慢じゃないが、私の親友君への愛情は誰にも負けないだろう。

 なんかドロドロしているような気もするが、そっちの方がへばりついて離れないのでお得である。

 浮気の心配なんてない。私の心は今も昔も親友君一筋さ!

 

 

「だ、大丈夫かキヤ? やっぱり何日か休んだ方が……」

「いや、だから本当に大丈夫だって。ほら、ね!」

 

 私は輝くような笑みを浮かべる。だが2人はまだ不安そうな表情だった。ふふふ……ケヒッ

 

 

「また明日、学校で会おうね!」

 

 

 

 

 

 

 

◇翌日◇

 

 

 教室のドアを開けて、私は自分の席へと向かった。

 休み明け初日もそうだったが、私への視線はやはり多い。

 

 今日は服装も含めて女の子になっているので、そのせいか少し視線がねばついているようにも感じられた。

 

 だが私の親友君への視線よりは粘度が低いので、こんなのはセクハラに当たらないだろう。

 

 

 補足だが、この高校は服装が自由なタイプのとこだ。なので私は惜しげもなくレディースの服を着ているのである。えへん。

 

 

「よ、よぉキヤ。お前そんな見た目になって大丈夫だったのか……? ほ、ほら、なんか視線がアレとか……ないか?」

「う、うん……大丈夫だよ。心配してくれてありがとう」

 

 強いて言うならキミ(田中君)からの視線が一番私のものに近いんじゃないかな?と私は思ったが口には出さない。

 

 分かるよ……好きな子にはついついそういう視線向けちゃうよね。私もよーく分かる。

 

 

「っはよー! キヤ君そのカッコ似合ってるよー!」

「カナちゃん、おはよう」

 

 カナちゃんは快活な笑顔で私へと挨拶をしてくれた。女の子になった私への配慮かは知らないが、気持ち普段より元気な様子を見せてくれている。

 

 ……しかしその視線にはほんの少し、ほんの少しだけ粘度が混じっていた。

 ふふふ、好感度調整は完璧だ。

 

 

 実のところ、私はTSする前から一応色々と調整はしていたのだ。

 親友君の好感度はその一例だろう。

 

 小学生の頃、私は頑張って周囲をそれとなく扇動して親友君(まだ親友ではない)を孤立させた。

 そして私はそんな親友君(まだ親友ではない)に近づいて取り入った。

 これをきっかけに、私と親友君は晴れて友人になることができたのだ。

 

 もちろん孤立させたことはまだバレていない。当たり前だ。私はリスク管理のできるTSっ娘なのだ。

 あの時はまだTSしていないが、その頃から私の頭脳は完成していた。ちゃんと何人かを経由し、かつ本人たちは無意識に……そういう風に意識してやった。マネーロンダリングみたいなものである。

 もっといい例えがネットワーク関連でありそうにも思えるけど、まぁいいか。

 

 

 話が逸れた。

 

 積まれ何が言いたいかというと、私は親友君を愛しているということである。

 

 そして、実はカナちゃんは私のことを好いているのだ。

 これも同じ手順を使った。

 

 まぁ多少エスカレートして女子グループによるイジメみたいになってしまったが、それをスマートに(親たちにチクる)解決した私を彼女は好きになってくれた。

 

 そして親友君はカナちゃんが好きだ。なんてこった、三角関係が出来上がっている。

 親友君の愛情を独り占めするなんて……カナちゃん許せねぇなぁオイ。

 

 

 だがしかし、私は心の広いTSっ娘である。まぁまぁ、最終的に私の元へ来てくれるのならば構わない。

 

 誰を愛そうがどんなに汚れようがかまわぬ。最後にこの天笠キヤの横におればよい!

 

 ……いややっぱりダメだ。親友君の童貞は私がもらってあげなければならない。そうでなければ吐き気がする。

 

 

 私は処女であり童貞厨であった。逆だと叩かれそうだがTSっ娘なので綺麗に見える。

 

 

 

 





Q.なぜ「親友君」呼びなの?
A.属性でしか見てないから

よかったら評価付与してくれると嬉しいな
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