天笠キヤは親友君を堕としたい 〜異常TS性癖者によるマッチポンプヤンデレ育成計画〜 作:ゆきゆき@TSっ娘
こんにちは、天笠キヤです。
私は今、親友君の家……ではなくデパートにいます。
「もう、キヤったら……女の子なんだからもっと可愛くしないとでしょ?」
「うぅ……なんでオレがこんなことに……」
「あ! これとかいいんじゃない?」
彼女の名前は
彼女は私の予想通り、TSモノのドテンプレみたいな流れで私をデパートに連れてきた。
いいね、予想以上にうまくいっている。女子の友達枠をこの子にしておいて良かった……ま、私の友達選択に間違いなどあるわけがないけどね。
そんなことを内心で考えながら、彼女の着せ替え人形となる私である。
まぁ確かに似合ってるけどさ、この服もう持ってるんだよね……
それから2時間程度、私たちは買い物を行なっていた。
◇◆◇
「あっ! これとかどう!?」
「い、いやオレはそんな化粧なんて……」
「しなさい!」
◇◆◇
「下着も買わなきゃだね!」
「ふえぇ……」
◇◆◇
ふえぇ……^^
中々楽しかったよ、カナちゃん。
私は親友君を依存させたいとは言っているが、その根本はやはりTSモノから来ている。
なのでこういうイベントができて私は嬉しいのだ。控えめに言って絶頂している。
と、そんな感じの帰り道。
私とカナちゃんが2人で道を歩いていると、コウ君が前の方からやって来ているのを見つけた。
まぁ私がこの時間帯になるよう2人をそれとなーく誘導したからだけど。
「えっ……キ、キヤ? それにカナも、どうしたのそのおっきい袋」
「えへへー、キヤ君は女の子初心者だからね、私が買い物に付き合ってあげたのです!」
「う、うぅ……本当にやめて……流石に恥ずかしいから……!」
「お、おう。分かったからあんまり睨まないでくれ」
私がちょっと恥ずかしそうにしてやれば、彼はすぐに目を逸らした。その様子を見てカナちゃんはほんの少し頬を膨らませている。
「つーか、なんで女になったんだよキヤは。いくらなんでもおかしくね?」
「そういえばそうだね……原因とかって分からないの?」
「分からないんだ。お医者さんに聞いてもダメで……なんなら本人か疑われちゃったんだ、あはは」
ここで微笑しながら少し俯くのがポイントである。
想定通り、2人とも少し曇ったような表情をしてくれた。イイね!
ちなむとここで話した医者関連の話は全て捏造である。面倒なのでその辺りはまだ行っていない。ニュースにされても困るし。
「で、でももう大丈夫だから! コウ君もあんまり心配しないでくれて大丈夫。ひとまず治るまではなんとか過ごすからさ、ね?」
「なぁ、それ……本当に治るのか?」
「き、きっと治るよ! ……たぶん」
空の雲が少し増えてきた。うまい!うまい!
だが味がまだ薄い……もっと欲しい。モットヨコセェッ!!
おっといかんいかん、内なる邪悪さんが目覚めそうになってしまった。
私は心の中へと邪悪さんを閉じ込めた。私のような愛の化身にそんなモノは不要である。
自慢じゃないが、私の親友君への愛情は誰にも負けないだろう。
なんかドロドロしているような気もするが、そっちの方がへばりついて離れないのでお得である。
浮気の心配なんてない。私の心は今も昔も親友君一筋さ!
「だ、大丈夫かキヤ? やっぱり何日か休んだ方が……」
「いや、だから本当に大丈夫だって。ほら、ね!」
私は輝くような笑みを浮かべる。だが2人はまだ不安そうな表情だった。ふふふ……ケヒッ
「また明日、学校で会おうね!」
◇翌日◇
教室のドアを開けて、私は自分の席へと向かった。
休み明け初日もそうだったが、私への視線はやはり多い。
今日は服装も含めて女の子になっているので、そのせいか少し視線がねばついているようにも感じられた。
だが私の親友君への視線よりは粘度が低いので、こんなのはセクハラに当たらないだろう。
補足だが、この高校は服装が自由なタイプのとこだ。なので私は惜しげもなくレディースの服を着ているのである。えへん。
「よ、よぉキヤ。お前そんな見た目になって大丈夫だったのか……? ほ、ほら、なんか視線がアレとか……ないか?」
「う、うん……大丈夫だよ。心配してくれてありがとう」
強いて言うなら
分かるよ……好きな子にはついついそういう視線向けちゃうよね。私もよーく分かる。
「っはよー! キヤ君そのカッコ似合ってるよー!」
「カナちゃん、おはよう」
カナちゃんは快活な笑顔で私へと挨拶をしてくれた。女の子になった私への配慮かは知らないが、気持ち普段より元気な様子を見せてくれている。
……しかしその視線にはほんの少し、ほんの少しだけ粘度が混じっていた。
ふふふ、好感度調整は完璧だ。
実のところ、私はTSする前から一応色々と調整はしていたのだ。
親友君の好感度はその一例だろう。
小学生の頃、私は頑張って周囲をそれとなく扇動して親友君(まだ親友ではない)を孤立させた。
そして私はそんな親友君(まだ親友ではない)に近づいて取り入った。
これをきっかけに、私と親友君は晴れて友人になることができたのだ。
もちろん孤立させたことはまだバレていない。当たり前だ。私はリスク管理のできるTSっ娘なのだ。
あの時はまだTSしていないが、その頃から私の頭脳は完成していた。ちゃんと何人かを経由し、かつ本人たちは無意識に……そういう風に意識してやった。マネーロンダリングみたいなものである。
もっといい例えがネットワーク関連でありそうにも思えるけど、まぁいいか。
話が逸れた。
積まれ何が言いたいかというと、私は親友君を愛しているということである。
そして、実はカナちゃんは私のことを好いているのだ。
これも同じ手順を使った。
まぁ多少エスカレートして女子グループによるイジメみたいになってしまったが、それをスマートに(親たちにチクる)解決した私を彼女は好きになってくれた。
そして親友君はカナちゃんが好きだ。なんてこった、三角関係が出来上がっている。
親友君の愛情を独り占めするなんて……カナちゃん許せねぇなぁオイ。
だがしかし、私は心の広いTSっ娘である。まぁまぁ、最終的に私の元へ来てくれるのならば構わない。
誰を愛そうがどんなに汚れようがかまわぬ。最後にこの天笠キヤの横におればよい!
……いややっぱりダメだ。親友君の童貞は私がもらってあげなければならない。そうでなければ吐き気がする。
私は処女であり童貞厨であった。逆だと叩かれそうだがTSっ娘なので綺麗に見える。
Q.なぜ「親友君」呼びなの?
A.属性でしか見てないから
よかったら評価付与してくれると嬉しいな