天笠キヤは親友君を堕としたい 〜異常TS性癖者によるマッチポンプヤンデレ育成計画〜 作:ゆきゆき@TSっ娘
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「式場でするなんてダメだよぉーっ! ……はっ、夢か」
おはようございます、天笠キヤです。
クソが、アレ夢かよ。変な画像生成して遊んでたせいで夢まで侵食されちゃったじゃねーか。どう責任取ってくれるんだよAIさんよぉ。
これが最近話題の『AIは責任が取れない』というやつか。最近か? まぁ最近ということにしておこう。
しかしアレだな、初めて使ったけど中々良いな実写の画像生成。えっちなのを作れないのはアレだが、可能性を感じる。本格的なサイトなら多分できてしまうが、そこまでやるのは本番にとっておく。
多分親友君の写真読み込ませたのは違法だけど、気にしない方針でいこう。きっと親友君なら許してくれるさ……
……しかし、愛している人と結ばれる夢を見るなんてめちゃくちゃヒロインらしくないか?
うんうん、やっぱり私が親友君のヒロインとして相応しいね。サブヒロインなんていらねぇんだよな。な?
私は想像上のサブヒロインに向けて釘を刺した。この天笠キヤに対抗しようとはいい度胸じゃねぇかよ、あぁん!?
……まぁいい、今日は授業が午前で終わる。つまり放課後には親友君との楽しい楽しいデートが待っているんだ。
私はデキるヒロインなのでちゃんと昨日のうちに約束を取り付けた。楽しみだぜ……!
◇◆◇
ここでひとつ、私と親友君との関係について補足しておこう。
親友君と親友になるまでの話はもうしたから、そこは割愛。
私は彼と
——————男と2人でご飯食べに行くの、なんかキモくね?
——————コウ、親友ならそれぐらい普通だよ?
だいたいこんな感じのやり取りを数十回は繰り返して、結果彼と私は一緒に遊ぶことが当たり前という価値観の刷り込みに成功した。側から見たらもはやBLである。私は
と、そんなことを考えながら歩いていれば、待ち合わせている親友君の姿を見つけた。
壁に背をつけてスマホをいじっている親友君、良い……
「お、お待たせっ」
「……っ!? キ、キヤ? その格好はいったい……」
「んぇ? い、いや、違うよ!? そういう意味じゃないから! ほら、カナちゃんがもっと女の子らしくした方が良いとか言ってきて、それで、えっと、色々買わされたり着せられたりしてて、えっと、そ、その、とにかく……そういう意味じゃないからね!!」
どうだろう。70点くらいの演技は出せている気がする。だが私もまだまだだね、
TSしたての言動はエミュレートするのがちょっと難しくて……これじゃ、ある程度関係が進んだ後みたいに見えてしまう。
しかし……あぁ、良いね。周りからの目線。
まるで付き合いたての恋人のように見られているというこのシチュエーション……ッ!
ゾクゾクしちゃうっ!
「と、とりあえず……行こっ?」
「え、あ、うん」
◇◆◇
今回は少し遠い場所へ行く。死ぬことの比喩ではないから勘違いしないように。行間を読むな。文字通り受け取れ。
しかし私としてはやはり行間の読める映画が好きだ。考察をしろ。文字通り受け取るな。
「そ、そういえば、今日って何するんだっけ」
「え? この短期間で忘れちゃったの? しょうがないなぁ……」
今回のデート(主観)でやることは大きく分けて2つ。
1つ目はでっけぇパフェを食うことである。なんか期間限定メニューらしいっすよ奥さん。しかもカップル割があるらしい……これはイベントに期待できるねぇ!
そして2つ目……こっちはせっかく遠出するんだからついでに近くの映画館で映画でも見よう、みたいなノリで私が提案した。
映画をよく観る層ならよく知っているが、そうでない層からの知名度は薄い……みたいな映画だ。ちなみに濡れ場はあるよ(迫真)
しかもTSキャラらしい(歓喜)
こうして私のスーパーデートプランにまんまと嵌められた親友君。
私と親友君とのラブラブ(推定)デートが今、始まる……!
待っていろよ親友君。まだTSして間もないが、手始めにキミの情緒は私がグッチャグチャにしてあげるからねェ……!
◇◆◇
俺はいつものようにキヤに誘われ、少し遠くの店で一緒にパフェを食べることとした。
昔はいくら親友だからってそんなことをするのはキモい、とか言っていたはずなのだが、いつの間にやら当たり前になっていた。
どうやら親友となるとこれくらいは普通らしい。そうキヤが言っていたので、俺もそういうものかと受け入れている。
しかし、流石にそれもキヤが女になってしまったことを考えると少々問題があるが……しかしキヤはその辺気にしていない様子だった。
「ここだよ、今期間限定ででっかいパフェが食べられるらしい……ほら、行こっ」
「お、おう……」
そうして俺たちは入店した。
まず目に入ってきたのは大きなパフェの絵だった。おそらくこのパフェが目的のブツだろう。これイラスト通りのサイズなら2人でも怪しくないか……?
「はい、いらっしゃい。ご注文は?」
こちらへとやってきた、おそらくこの店を経営しているであろうおばあちゃん。
俺とキヤは2人で、メニューの一番前に大きく書かれたそれを指差した。
「スーパーミラクルデンジャラスハートジャンボパフェひとつください」
正気を疑うメニュー名がキヤの口から放たれたが、どうやらこの名前で合っているらしい。
おばあちゃんが伝票に文字を書き込んでいた。
そして、こちらをそれぞれ見つめ……とんでもないことを口にした。
「あんたらカップルだろ? カップル割があるから500円引きだね、あっはっは」
「……!? カ、カカカカップル!?」
「い、いや俺たちはそん……むぐっ」
「あんだい、カップルじゃないのかい?」
「い、いえいえカップルですよ! そう、オレとこいつはカップルです! えぇ!」
俺はあんまりそういうのは良くないんじゃないかと思ったが、キヤはカップルと思われることよりも500円の割引をとるらしい。
……いや、しかしアレだ。なんか、こう言われると今の俺たちってどう考えてもデートなのでは……?
いやいや、これは親友なら当たり前だ。キヤも言ってたんだし。うん。
◇◆◇
わ、わわわ私と親友君がカップルだって!?!?
あわわわわ、あわわわわ、ま、まずい。少し取り乱してしまった。
カップル、カップルかぁ……へへへ……
私はまるで正統派TSっ娘のようなモノローグを展開していた。いや、私が正統派TSっ娘なのは疑いようもない事実なんだけどね?
「お待たせ、スーパーミラクルデンジャラスハートジャンボパフェだよ」
おばちゃんがパフェを運んできてくれた。
「でっっっっっっか」
ん? あ、あれ? なんか想像の倍くらい大きいな……まるで今の私の胸のように!!
今更だが、実はTS後の私の胸は中々に大きい。これで親友君もイチコロだぜ!
挟む練習もしているので、いつ親友君に襲われても問題ナシである。
「……これ、マジで食い切れるのか?」
「ま、まぁまぁまぁ。大丈夫だって。はぁ……しかしカップルかぁ……」
「キヤ?」
「んひゃいっ!?」
結局、1時間くらい掛けて2人でパフェは完食した。おばちゃんからのアシストによって「あーん」イベントが発生したが、その話はまた今度にしよう……
あ、ちなみに私と親友君とは4:6くらいで分担したよ。女の子になったっていうのに、なんだか最近食欲が凄くてね……なんでだろ?
親友君を食べちゃう夢とか見るようになったし……これは関係ないって? そんなことはないだろ!
ラブラブデートすぎるぜ……!
よければぜひ評価付与よろしくね
気を抜くと普通にキヤが親友君を襲い始めるのでよくない。この子性欲旺盛すぎるだろ。
しかしキヤが付き合う前には一度親友君を曇らせなければいけないからねェ……?
キヤも悲しいと思ってるだろうけど、本気で依存させるためには仕方ないんだ。愛が深まるんだ。